学資保険は共済と民間保険どちらが良い?共済の学資保険について解説

学資保険は共済と民間保険どちらが良い?


子どもが生まれると将来の学費なども考えておかなければなりません。多くの方が検討するのが学資保険ではないでしょうか?


取り扱っている会社が多数あるため、民間保険にするか、共済にするかで悩む方もいらっしゃると思います。


共済にはどのようなものがあるのか知りたいですよね?そもそも、学資保険は本当に必要なのかも知っておきたいポイントです。


ここでは共済の学資保険について、

  • 本当は必要ない?
  • 加入率はどれくらい?
  • 共済だとどんなものがある?

についてご紹介します。


この記事をお読みいただければ、共済の学資保険について詳しくおわかりになるかと思います。ぜひ最後までお読みください。

そもそも学資保険は必要ない!

学資保険と言うと、子どもの大学進学時などに合わせて満期になるようになっており、さらに、払い込んだ保険料よりも多く返戻金を受け取れる、というイメージがあると思います。


確かに、払い込んだ分よりも多く戻ってくるのはありがたいですが、返戻率は一昔前に比べるとかなり下がってしまっているのが現状です。


さらに、途中でより良い利率の商品が出たとします。加入している学資保険を解約して、利率の高い商品に乗り換えようとすると、解約返戻金は元本割れを起こしてしまう事がほとんどです。


乗り換えようとすると損をしてしまうのです。


何が目的で学資保険への加入を考えているのか、をまずはじっくりと考えてみましょう。教育資金を効率よく貯めておきたい、というのであれば、学資保険に限定せず、他の金融商品で代用できないのかなども検討してみてください。


普通の会社員ではなく、公務員の場合はどうなのかも気になりますよね。公務員の学資保険の必要性については、以下の記事も参考にしてください。

学資保険の加入率は高くない

加入率がどれくらいなのかも気になりますよね。子どもが生まれると必ず加入しておかなくてはいけないのか、と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。


ある会社が調査した結果、加入率は31.2%だったそうです。思っていたよりも加入率が高くないと感じた方は多いと思います。


では、加入している方は子供が何歳の時に加入しているのでしょうか?

  • 出生前:7.4%
  • 0歳:50.6%

と、0歳までには半数以上の方が加入していることがわかりました。


また、加入の際にチェックしているポイントとしては、

  1. 返戻率:42.5%
  2. もしものときの保障:17.5%
  3. 祝い金の受け取りタイミングが選べる:13.3%

となっており、4割以上の方が返戻率をもっとも気にしていることがわかります。


加入率はそれほど高くはありませんが、加入の際にはしっかりと返戻率をチェックしておくことがポイントです。

各共済の学資保険についてそれぞれ解説

学資保険への加入率がそれほど高くないことはわかりましたが、やはり子どものためにしっかりと教育資金を溜めておきたい、と考える方は多いと思います。


共済と言ってもJA共済やこくみん共済、コープ共済などがありますよね。ここでは、

  • JA共済のこども共済
  • こくみん共済のこども保障

をご紹介したいと思います。


特徴や保険料について、ご紹介していきます。

①JA共済のこども共済

まずはこども共済学資応援隊の紹介です。

特徴
加入可能年齢(子ども)0~12歳
契約可能年齢(親族)18~75歳
払込終了年齢11~18歳
プラン大学プラン
高校プラン
中学校
タイプ学資金型
祝い金型
共済金額100~1,000万円
契約者の年齢が75歳と範囲が広くなっているため、祖父母でも契約することができるのが特徴です。孫への贈り物として活用することができます。

保険料は共済金額や払込終了年齢などにより違いますが、

  • 子ども:0歳
  • 契約者:30歳
  • 払込終了年齢:18歳
  • タイプ:学資金タイプ
  • 保険料払込免除:あり
  • 共済金額:300万円

の場合の保険料をご紹介します。

月払い年払い
保険料14,127円162,441円
返戻率98.3%102.6%
同じ条件なのに返戻率がかなり違うことに気付いた方もいらっしゃると思います。月払いでは100%を下回ってしまう事が多くなります。

ただし、年払いを選ぶことで大きく上がり、12歳満了とした場合は105.7%となるなど、高くすることも可能なのが特徴です。

そのため、加入する場合は保険料の年払いがおすすめです。

②こくみん共済のこども保障

次にご紹介するのは、こども保障満期金付タイプです。学資保険では保険料をおさえつつ、返戻率は高くしたい、という考えを持つ方もいらっしゃるかと思います。しかし、こちらは入院などの保障がメインで、学資保険はあくまでこども保障に付帯する形になります。
特徴
加入可能年齢(子ども)0~14歳
コース

中学準備コース

高校準備コース

大学準備コース

満期金50万円タイプ
100万円タイプ
保険料払込免除なし
保険料は子供の年齢などで違いますが、0歳、満期金100万円の場合は以下のようになっています。
保険料
満期金付タイプ4,550円
こども保障1,200円
合計5,750円
こども保障への加入が付帯条件となるため、両方の合計金額を支払う必要があります。保障部分で大きく保険料を支払っているため、返戻率は低いです。

学資保険部分だけを見れば、支払額は982,800円で100万円が満期金となるため、返戻率は101.7%です。保障が必要かどうかはよく考えてから加入しましょう。

【参考】学資保険は年末調整で生命保険料控除の対象


学資保険も控除の対象になるのか気になるところですね。


学資保険も保険料控除の対象です。契約者が控除の申請を出来ると思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、申請ができるのは保険料を負担している人になります。


対象となることはわかりましたが、注意しておきたいポイントもいくつかあります。

  • 保険期間5年以上
  • 他の生命保険料控除を受けているか
  • 保険金受取人と保険料支払い者の続柄

などです。


申請できる保険期間が決まっていることに注意が必要です。5年以上とされています。


加入が遅くなってしまい、満期まで5年も無いということもあるかもしれません。このような場合は対象外となります。


控除される金額は決まっており、所得税の場合は支払額80,001円以上で一律4万円の控除です。他の生命保険へ加入している場合、上限金額となっている可能性もあるのです。


保険金受取人が誰であろうと控除の対象になると思っている方は多いのではないでしょうか?決まりがあり、受取人が支払者の親族・配偶者である必要があります。


もし離婚などで受取人と支払人の関係に変化があった場合、控除を受けられるかどうかにも影響があります。

共済の学資保険についてのまとめ


いかがでしたか?ここでは共済の学資保険について、詳しくご紹介しました。


この記事では、

  • 学資保険はあまり必要ない
  • 学資保険への加入率は3割ほどとあまり高くない
  • 共済の学資保険はJA共済こども共済の「学資応援隊」、こくみん共済こども保障「満期金付タイプ」
  • 学資保険も保険料控除の対象

についてご紹介しました。


子どもの教育資金の準備というと、真っ先に学資保険が浮かんでくると思います。共済は安心感もあり、保険料の払い方によっては返戻率が100%を超えるため、学資保険を利用したい方にはおすすめです。


しかし、最近では金利もあまり良くないため、学資保険へ加入しておいても、それほど返戻率が高くないものが多くなってきています。


教育資金を貯めるためですが、学資保険に限定せずに、その他の金融商品も検討することをおすすめします。


ほけんROOMでは他にも保険に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

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