カップルの同棲費用はどのくらいかかる?初期費用や生活費を解説!

カップルが同棲をスタートするにはどのくらい費用がかかるの?と疑問に思う人は多いのではないでしょうか。そこで今回は同棲に必要な初期費用、生活費、必要な貯金額を計算しました!気になる節約術や費用の分担方法もまとめているので是非参考にしてみてくださいね!

同棲カップルの初期費用・生活費にはどのくらいお金がかかるの?相場は?

大好きな彼氏・彼女と同棲!考えるだけでウキウキしてきますよね。

しかし、いざ同居となってくると困ってくるのがやはりお金のこと......

費用を考えずに同棲してしまうと、ケンカやトラブルのもとになってしまうこともあります。

同棲を成功させるためにお金事情の把握は必須です!


そこで今回は

  • 同棲初期費用の目安
  • 平均貯金額
  • 初期費用の節約術
  • 月々かかる生活費の目安
  • 生活費の節約術
  • 社会人カップルの同棲費用シミュレーション
  • 大学生カップルの同棲費用シミュレーション

についてまとめました!


他の同棲カップルはどのくらい費用がかかっているのか気になりますよね。

しかし恋愛は当人間の問題です!

自分たちの収入を基に初期費用・生活費を計算した上で同棲をスタートするようにしましょう!

最低30万円?同棲初期費用の相場と同棲カップルの平均貯金額

同棲の初期費用は一人当たり最低30万円です。

しかし、これは家賃が月6万円の場合です。


同棲の初期費用の計算は

1ヵ月の家賃×5=同棲の初期費用

を想定すればよいと言われています。


しかし家賃は東京と田舎で大幅に変動します。

住む地域の家賃相場を調べておくと良いでしょう!


当たり前ですが、初期費用を節約する工夫をしないと

1ヵ月の家賃×5 じゃ足りなかったなんてことも起こりえます!

お金がかかる項目をしっかりと把握し、自分自身のケースでシミュレーションしていくことが大切です!



以下初期費用の内訳を示しました。

賃貸の初期費用

同棲のスタートには2パターンあります。

  •  ①部屋を新たに契約して住む
  •  ②1人暮らしをしているどちらかの家に住む   

②の「部屋を新たに契約して住む」場合は、新たに部屋を借りるよりもかなり費用を抑ええることができます。
初期費用がかからないため、引越し代として引越し会社に払う費用(平均6万円)を見積もれば同棲をスタートできます。
しかし、注意すべき点があります。

それは、二人で住んでも良い物件かどうか、同棲してもよい物件かどうかです。
契約違反にならないようにオーナーに問い合わせてみましょう。

以下、1の場合の初期費用相場です。
項目費用目安
敷金・礼金家賃一ヵ月・家賃一ヵ月
共益費・管理費家賃一ヵ月・日割り料金
家賃先払い家賃一ヵ月・日割り家賃
保険料(火災)約2万円

賃貸は立地条件によってかなり費用が変わってきます。
読み進めたところに都会と田舎の家賃相場を載せているので、引っ越し先の相場と照らし合わせながら計算してみてください!

引っ越し費用

引っ越し費用は4~8万円かかると言われています。

ですが、引っ越し費用は簡単に費用を抑えることができるポイントでもあります。
以下に費用を抑える工夫をまとめました!

  • できるだけ断捨離をして引っ越し荷物を減らす。
  • 運転免許を持っている人は自家用車かレンタカーを使って自力で荷物を運ぶ
  • 運転免許を持っていない場合、家族や友人に引っ越しを手伝ってもらう
  • 引越しの一括見積もりサイトを利用すし、最も安い会社と契約する
  • 引越し料金が比較的安い1月、5月、6月、11月頃の平日に引越す

家具家電を買い揃えたときの費用

せっかく恋人と住む部屋だからインテリア・家電にはこだわりたいですよね。

ですが引っ越し当日には用意しないといけないものは多いです。

こだわりたいものは事前に選んでおきましょう。


以下のものは引っ越し初日から必要です。

  • カーテン 
  • ダイニングセット 
  • 冷蔵庫 
  • 炊飯器 
  • 電子レンジ 
  • 調理器具
  • 食器
  • 寝具 
  • サイドテーブル 
  • 洗濯機  
  • 洗濯ハンガー 
  • バスタオル 
  • バスマット 
  • 掃除用具 
  • 時計 
  • 本棚 
  • スリッパ 
  • 収納アイテム 
  • 防災セット 

そしてこれら家具家電の費用目安は以下になります。


項目費用目安
家具5万
家電10万円

その他

このほかに、日用品・雑費、不動産への仲介手数料、鍵交換代金がかかってきます。

見落とし注意です!


項目費用目安
日用品・雑費1万5千円
仲介手数料家賃1か月分
鍵交換代金1万5千円


鍵交換費用とは以前に住んでいた人が使用していた鍵から、新しい入居者用に鍵とシリンダーを取り替えることで発生する費用のことです。

不法侵入や盗難などのリスクを避けることが目的です。

鍵交換費用は退去者が費用を負担する場合と、入居者が負担する場合があります。入居者が負担する場合でもリスクを回避するために交換するようにしましょう。

二人暮らしをスタートするにはどのくらい貯金が必要?

同棲を始めるための初期費用について見てきました。

次に気になるのは結局どのくらい貯金を貯めれば同棲をスタートできるかですよね。

これはカップルによってかなり違いが出てきそうです。

以下のアンケートを参考にしてみてください。



Q.貯金がいくら以上貯まったら同棲しようと思いますか?

0~50万円未満(7.2%)

50万~100万円未満(23.6%)

100万~200万円未満(40.6%)

200万~300万円未満(4.8%) 

300万~400万円未満(7.1%)

400万~500万円未満(2.4%)

500万円以上(14.3%)

[有効回答数200人]


100~200万円未満が40.6%となかなか慎重なカップルが多いようです。

しかし、学生カップルは保護者から援助を受けることもあるのでこの限りではありません!




同棲初期費用の負担軽減方法


同棲の初期費用を抑えたいのであれば以下の方法があります。

  • 家具・日用品は100均でそろえる
  • インターネットは光回線ではなくポケットWiFiをつかう
  • 敷金礼金0物件を選ぶ
  • フリーレント物件を選ぶ

上2つは比較的簡単です。

しかし敷金礼金0とフリーレント物件は引っ越し未経験の人には聞きなれない言葉かもしれません。

費用を抑えるうえで重要なので是非チェックしてください。

敷金礼金0物件

先ほど「賃貸の初期費用」でも出てきた敷金・礼金。しかしこれらが何のためのお金なのか良くわからない人も多いのでは?


  • 敷金 部屋を退去するときの原状回復するための費用。退去時ではなく入居時に払うことになっています。基本的には原状回復にかかった費用が差し引かれたお金が戻ってきます。
  •  礼金 部屋を貸してくれる大家さんに対して、お礼の意味として支払います。敷金と違い、退去時に返金されません。

実は敷金礼金がかからない物件があるんです!

約2か月分の家賃が浮くのは嬉しいですよね。

敷金礼金0物件は増えてきているようなので不動産で探してみてください!

フリーレント賃貸物件

フリーレント物件とは最初の1~3ヵ月の家賃を無料にしてくれる物件のこと!

中には6カ月もの家賃を無料にしてくれる物件もあるそうです。


でもなんで家賃を免除してくれるの?なにか裏があるの?と不安に思った人は安心してください。

フリーレント物件は大家さんが物件の競争力をつけて借りてもらいやすくするために家賃を数カ月免除しているんです。今は、家賃や広さ、駅からの徒歩分数などで探すと同じような条件のお部屋がたくさんあります。そこで、『フリーレント付き』にして、選んでもらいやすくしています。

大家さん側も、家賃収入の見通しが立てられるフリーレント物件は安心なんです


月々の同棲にかかる生活費の目安は?

同棲の初期費用が把握できたら次は月々の生活費を計算しましょう!

同棲生活のは一人暮らしと比べて、二人分の生活費を折半するので生活費を安くすることができます。

目安は
  • 大学生カップル16万円
  • 社会人カップル20万円
になります。

家賃

一般に、家賃は手取り収入の30%くらいが目安といわれています。

同棲の場合は二人の手取り月収の合計額で検討しましょう。

収入家賃
20万6万
25万7.5万
30万9万
35万1.5万



また部屋の広さによっても家賃は変わってきます。

同棲におすすめの間取りは1LDK2DKです


1LDKは付き合いが長いカップルや、一人の時間がなくても大丈夫なタイプにおすすめです。 

2DKのメリットはダイニングキッチンのほかに2つの部屋があるので、片方をリビング、片方を居室として使用できる点です。他にも互いの居住空間を分けたり部屋をフレキシブルに使えます。

【注意】田舎と都会では家賃相場が違う!

田舎と都会では驚くほど家賃相場が変わってきます。

田舎から上京して同棲を考えているカップルは要注意です。


田舎の二人暮らし家賃相場は4~7万円

東京では家賃が2倍かかると考えてよいでしょう。


2倍の家賃を払っても田舎の物件よりも狭い部屋しかなかったなんてこともあるので覚悟が必要です。




共益費

管理費・修繕積立金は、マンションの共用部分(エレベーター、給排水管、ポンプ等)の維持管理、光熱費、管理会社の費用、将来の大規模修繕の原資となる積立金に充てられています。

 つまり、住んでいる人みんなで使う部分を皆で費用負担するためのお金です。


共益費の相場は家賃の5~10%と考えてよいでしょう。 


 もしも管理費・修繕積立金を長期間にわたり滞納する人が出ると、設備の維持管理・修繕に支障をきたし、マンションの住人全体が困ってしまい、管理組合も対処せざるをえなくなります。

必ず払うようにしましょう!

光熱費

光熱費は家にどのくらいいるかや季節によっても左右されます。

多めに見積もって2万円くらいです。


項目費用
電気1万
ガス5千
水道5千


夏と冬は冷房暖房費で高くなってしまいますが、

あまりに光熱費がかかっている場合は生活を見直したほうがいいかもしれせん。

生活用品(雑貨・日用品)

生活用品の相場は

  • 大学生カップルは1万円
  • 社会人カップルは2万円

*ここには娯楽費は含まれません。

その他

その他にもかかってくるのが

  • 通信費 2万3千円
  • 食費  7万円
  • 交通費 1万円
  • 娯楽費・交際費 6万円


これらは目安なので節約することも可能です!

同棲の生活費を節約するには?

自炊をしよう

同棲カップルには自炊がおすすめです!

自炊は健康にも良いですし、二人でご飯をつくれば絆も深まるでしょう。


とはいえ、周りのカップルがどのくらい真面目に自炊をしているか気になりますよね。

パートナーと同棲している100人に、同棲中の食費についてアンケートを取ってみました。

  • ほぼ毎日   12人
  • 15~20日 32人
  • 10~14日 25人
  • ほぼしない  21人
以外に自炊をしないカップルも多いようですね。

ですが自炊をするとぐっと生活費を抑えることができます。
栄養があり安い食品をまとめましたので、自炊にチャレンジしてみてください。
  • 鳥のもも肉
  • おから
  • 豆腐
  • うどん
  • もやし
  • わかめ
  • トマト缶

大学生は交際費に気を付けて

同棲で気を付けたいのが交際費です。

一人暮らしのときはお金を自由に使えていましたが、同棲するとなるとそうはいきません。交際費を抑えるためには

  • 遊びや人と会う予定をコントロールする
  • 飲みや食事を家でする
  • 先輩・社会人におごってもらう
等の方法がありますが、遊びの回数を減らすことがやはり必要です。

二人の将来に向けて貯金をしなくてはいけませんし、交際費は同棲前に上限を決めておくのがよいでしょう。

家具家電は買い揃えるのではなく使いまわそう

一人暮らしをしていた人は家具家電を使いまわすことをおすすめします!

使いまわすことでかなりの節約になります。(家具家電は捨てるのにもお金がかかります)


しかしお金をかけるべき家具もあります。

・マットレス

睡眠は1日の疲れを取る時間。寝具が低クオリティなのはよくありません。しっかりこだわって、費用よりも質重視で選びましょう。

特に、マットレスは睡眠の質に大きく影響します。ベッドフレームや掛け布団、シーツ、まくらカバーは安いものでもなんとかなりますがマットレスはお金をかけて、睡眠の質向上を目指しましょう。

年代別のカップル同棲費用の比較!

結局、同棲にはいくらお金がかかるの?と思ったあなた!

大学生カップル・社会人カップルの同棲費用相場とその内訳を以下にまとめたので参考にしてみてください。

大学生カップルの場合の費用相場と内訳

大学生の二人暮らし生活費モデルと内訳 


家賃 60,000円 

共益費 3,000円

食費(外食費含む) 30000円 

水道代 2,500円 

電気代 3,000円 

ガス代 3,000円 

交際費・娯楽費 20,000円 

通信費 24,000円 

その他
(雑費・日用品費など) 10,000円 

合計 155,500円


大学生は二人合わせて180,000円の収入と仕送りがあれば余裕をもって生活できるでしょう。

社会人カップルの場合の費用相場と内訳

社会人の二人暮らし生活費モデルと内訳


家賃 80,000円 

共益費 4,000円

食費(外食費含む) 48,000円 

水道代 4,000円 

電気代 3,000円 

ガス代 4,500円 

交際費・娯楽費 15,000円 

通信費 24,000円 

その他
(雑費・日用品費など) 20,000円 

合計 202,500円


二人合わせた手取り収入は最低240,000円必要です!

同棲費用の分担は?彼女持ち・彼氏持ちの全額負担のケースも?

ここで悩むのが同棲費用の分担です。

いくつかのカップルに分担事情を教えていただきました。



・初期費用と家具家電は全額彼氏が負担するパターン 

彼氏が社会人で収入が多く彼女がまた学生の場合などは、初期費用と家具家電は全額彼氏が負担するケースが多いようです。


 ・使った金額は全て折半するパターン

 彼氏や彼女が二人とも社会人で収入が同じぐらいなら、同棲にかかる費用は全て折半するパターンもあります。

お互い費用に関しては平等なので、スムーズに同棲生活がはじめられそうですね。 


・家賃と生活費は彼氏、食費は彼女など項目を決めて分担するパターン 

家賃や生活費など費用が大きいものを彼氏が、食費など毎日かかる少額の費用を彼女が負担するパターンもありました。

項目を決めて費用を分担する時は、それぞれの支出などを考えて納得できるよう分けるとよいでしょう。 


分担に関しては、同棲前にしっかり決めておくのが良いでしょう。

なかには全額彼氏持ちor彼女持ちにしているカップルもいるようです。



お互いの収入ベースで考えるようにしましょう!

同棲スタート前に保険ROOMでライフプランの見直しを!

同棲というステップはパートナーとの将来を真剣に考えるきっかけになります。

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同棲カップルの初期費用・生活費のまとめ

いかがでしたか?
ここでは同棲の初期費用、平均貯金額、生活費の相場ついてご紹介しました。 

ここでご紹介したことは 
  • 同棲初期費用は最低30万円(住む地域によって大幅に変動します)
  •  平均貯金額は100万円~200万円
  •  社会人カップルの生活費相場は約16万
  •  大学生カップルの生活費相場は約20万円

になります。


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