更新日:2020/06/24
電気代を節約したい!一人暮らしの節電方法って何をすればいいの?
一人暮らしの光熱費削減は大変ですよね。しかし一人暮らしでも電気代の大幅な節約は可能です。ミニマリストになることとアンペアの見直しは電気使用量削減に欠かせません。冬に必須の暖房も節約術があります。今回は一人暮らしの電気代節約方法を紹介します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
光熱費を削減したい!一人暮らしでも電気代節約できる?
一人暮らしをしていて「光熱費って案外高いな」と思ったことはありませんか?
光熱費は実家で暮らしていると意識することがあまりないかもしれませんが、一人暮らしとなると厄介な出費ですよね。
中でも電気代はついつい浪費しちゃうことがありますよね。
「テレビと電気をつけたままにして寝落ちしちゃった」なんてよくある話です。
そこで今回は電気代が大幅に節約できる節電術を紹介します。
この記事では、「一人暮らしの電気代節約」について
- 一人暮らしの電気代平均額
- 季節ごとの節電方法
- 電気代月1,000円代に抑える方法
- オール電化の節電方法
- エアコンの節電術
を説明します。
どんなに小さなことでもコツコツ節電すれば絶対に電気代を節約できます。
この記事を最後まで読んで電気代を節約しましょう。
一人暮らしでも電気代は節約できる!
一人暮らしでも電気代を節約することは可能です。
でも、そもそも一人暮らしの平均的な電気代って知っていますか?
電気代を節約するために最初にやることは平均的な電気代を知ることです。
まずは一人暮らしの一般的な電気料金を知って、自分の電気代請求書と照らし合わせてみてください。気づかない間に電気代を浪費しているかもしれません。
電気の無駄遣いをやめるだけでも電気代は大幅に削減できます。
ここでは平均的な電気代と誰でもできる節電術を紹介します。
一人暮らしの電気代、一か月の平均は?
一人暮らしの一般的な電気代は平均すると1か月で4,000円です。
平均して4000円なので、冷房や暖房が必須となる夏・冬は月に5,000円を超えることがあったり、逆に冷房や暖房が必要のない春・秋は3,000円以下に抑えられていたりすることもあります。
単純計算で毎月4000円かかるとすると1年に48,000円が電気代としてひかれていることになります。
お手元の電気代請求書と照らし合わせてみてどうですか?
この平均値を目安にこれから紹介する節電術を習得して電気代削減しちゃいましょう。
春・秋は電気代3,000円までに抑えたい!春・秋の節電術とは
春・秋は3,000円に抑えたい!
一人暮らしの電気代は1年に48,000円かかるとして、これを目安に計画を立てましょう。
冷房や暖房を使わない春・秋は電気代節約のチャンスです。
ここで月に4,000円かけてしまったら、年間48,000円に抑えるために夏と冬の期間はいろいろ我慢しなければいけません。
そう考えると春と秋は月3,000円までには抑えたいですよね。
もし春・秋で月3,000円に抑えられたら、出費は半年で18,000円で済み、残った30,000円を夏と冬に回すことができます。
春・秋の節電術
ではここからは春・秋の節電術を紹介します。
家庭電気機器における電気使用量の割合は、電気冷蔵庫、照明機器、テレビ、エアコンの順に多く、この4つが全体の約半分を占めています。
そこで実践したい節電方法は2つあります。
1つは、照明機器の使用量を減らすことです。
春と秋は冬と違い、太陽の出ている時間がそこそこ長いですよね。
明るいうちはできるだけ太陽の自然照明を利用しましょう。
また、電球も白熱電球からLED電球にかえましょう。LEDにかえるだけで消費電力は半分以下になるので節電には持って来いのアイテムです。
さらに、最近は電池式の照明機器も普及しているので、手元にだけ光があればいい時などはこちらを用いることも節電になります。
そして2つ目に紹介するのは、テレビの使用量を減らすことです。
見たいわけでもないのについついテレビをつけっぱなしにしていることってありませんか?この時間にも電気代は発生します。
見る必要のない時はテレビを積極的に消しましょう。
また、スマートフォンやノートパソコンで見れる動画配信サービスを利用するのも一つの手です。
一人暮らしだとテレビのような大画面で映像を見る必要もありませんよね。一人暮らしという点を逆に利用することで電気使用量を節約してみるのはいかがでしょうか。
夏・冬は節約しないと電気代8,000円もする?!夏・冬の節電術とは
夏・冬の電気代
ここでも単純計算をすると、夏・冬の半年間で30,000円に抑えるために月5,000円を目安にしたいですよね。
何も考えずに電力を浪費すると「一人暮らしなのに気付いたら8,000円を超えていた」なんてこともしばしばあるようです。
夏・冬の節電術
夏・冬に電気代がかかるのはエアコンが原因であることが多いです。
ここでは夏・冬に電気代が節約できる節電術を紹介します。
また、エアコンの節電術もあるのでこちらは後程紹介します。
夏・冬におすすめしたい節電術は扇風機とこたつを利用することです。
夏に入る前や夏から秋へと移り変わる時期は涼しい日もありますよね。こういう日は扇風機を利用して、エアコンの使用期間を減らしましょう。
エアコンの消費電力は扇風機の10倍なんです。エアコンの使用を控えて扇風機にかえるだけで、エアコンでかかる電気代を1/10に抑えられます。
そして冬もエアコン使用を控えて極力こたつで暖をとるようにしましょう。
エアコンに比べてこたつは圧倒的にコスパがいいんです。
製品にもよりますが、こたつの電気代は少なくともエアコンの電気代の半分に抑えることができます。
夏・冬はエアコンの使用量を削減して電気代を節約しましょう。
電気代月1,000円代に抑える電気使用量削減術とは?
まずはアンペアの見直しが重要!
契約アンペアというのはご存じですか?
電力の使用量は契約によって決められます。
これを契約アンペアといって、もし電力を消費しすぎて契約アンペアの数を超えてしまったらブレーカーが落ちてしまいます。
契約アンペア数が低ければ低いほど、基本料金が安くなります。
また、同時に電力使用量の最大数も低く制限されるので、電気使用量を強制的に削減することができます。
まずは契約アンペアと家にある電気機器のアンペア数を確認してみましょう。
もしかしたら今の生活には適さない余分に大きな契約アンペア数で基本料金を払っているかもしれません。
契約アンペアを見直して、さらに家電のアンペア数を意識して生活すると、電気代を大幅に節約することができます。
ミニマリストになろう!
ミニマリストという言葉を最近よく耳にしますよね。
ミニマリストって何か知ってますか?
ミニマリストは必要最低限の持ち物で生活する人のことを言います。
電気代月1,000円に抑えるためには要らない家電を断捨離しなければなりません。
電気代を大幅に節約したい方はミニマリストになりましょう。
例えば、テレビや電子レンジなどはなくても生活できます。テレビを見なくても生きていけるし、電子レンジがなくてもご飯は食べられます。
その他にも、炊飯器、掃除機、洗濯機などは代替がききます。
炊飯器がなくても土鍋でご飯を炊くことができますし、掃除機がなくてもほうきや粘着クリーナーで掃除はできますし、洗濯機がなくても服は手洗いができます。
自分の家の中を見渡して、なくても困らない家電や電気を使わない方法で代替の利く家電は思い切って捨てましょう。
一人暮らしだと1日のうちで全く使わないという家電もあるのではないでしょうか。
家電を断捨離することで電気代月1,000円代は可能になります。
オール電化の場合はどうする?オール電化の電気代節約方法
一人暮らしであっても、光熱費を少しでも削減するためにオール電化住宅を選択するという人が増えているのではないでしょうか。
オール電化の電気代を節約する方法があること、知っていますか?
オール電化の場合、電気の単価が「安い時間帯」と「高い時間帯」があります。
電気の単価は夜間が安く、昼間が高いという電気料金プランが一般的です。
例えば、東京電力のオール電化プラン「電化上手」では、電気料金は10時から17時の間が一番高く、23時から翌朝の7時までが一番安くなっています。その差は約3倍です。
オール電化で電気代を節約するためには、電気料金が一番高くなる時間帯を避けて電気を使用することや、電気が必要な家事はできるだけ夜間に行うことがおすすめです。
暖房や冷房はないと生きられない!エアコンの節電術
冬には暖房、夏には冷房がないと、厳しい寒さと暑さを乗り越えて生活することってできませんよね。
実はエアコンにも節電術があることをご存じですか?
そこで、知っておくと便利なエアコンの節電術を紹介したいと思います。
エアコンは1℃設定を変えるだけで10%も節電できます。
夏の冷房で1℃でも高く温度設定することと、冬の暖房で1℃でも低く温度設定することは、電気使用量を大きく削減することにつながります。
こまめに温度調整をしましょう。
また、エアコンは運転を開始するときに一番電力を消費します。
温度が高すぎて暑いと感じたり低すぎて寒いと感じたりするときは、電源の入り切りを繰り返すのではなく、設定温度の調整を試みましょう。
まとめ:一人暮らしでも電気代は大幅に節約できる!
今回は一人暮らしにおける電気代節約方法について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事のポイントは
- 電気代平均48,000円/年を目安に電気使用量の計画を立てる
- 契約アンペアを見直す
- 使わない家電は断捨離してミニマリストを目指す
- オール電化住宅やエアコンはそれぞれに特化した節電方法がある
でした。
以上のことを踏まえて今の暮らしを見直し、工夫してみてはいかがでしょうか。
少し工夫するだけでも電気代は節約できます。
コツコツ節電して電気代を節約することで光熱費を削減しましょう。
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