更新日:2022/06/07
【最強】株などでインカムゲイン生活を実現させる方法を解説!
株のインカムゲインだけで生活するのは誰でも一度は憧れますが、一般人では到底無理と考えているあなた。本当に不可能なのでしょうか。インカムゲイン生活を送るための方法や配当がもらえる投資商品、実際にインカムゲイン生活を目指している人々を紹介します。
- インカムゲインとは何か知りたい方
- インカムゲイン生活を達成するにはどのような方法があるのか知りたい方
- 株のインカムゲインについて知りたい方
- これから投資を始めていきたい方
- インカムゲイン生活を目指す投資家の話を見たい方
- インカムゲイン生活とは何か
- どのようにインカムゲイン生活を目指せばいいか
- 配当株による生活を目指しているYouTubeチャンネル・ブログ
- 配当金をもらえる投資商品
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 【最強】インカムゲイン生活とは何か(株など)
- 補足:キャピタルゲインとの違い
- インカムゲイン生活を実現させるためのステップ
- ①投資の方針を明確にする
- ②配当金を受け取る経験をする
- ③投資額を拡大する、積み上げていく
- 株価の上昇も大事だが、インカムゲインを増やすことも大事
- インカムゲイン生活には必要な金額は人それぞれ
- 理由①インカムゲイン生活の定義は人それぞれ
- 理由②目標にする利回りによって必要な額が異なる
- 理由③リスク許容度はその人次第
- 年間配当額早見表を参考にする
- 【最強】インカムゲイン生活を目指しているブログ・YouTubeチャンネルを紹介!
- ①株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ
- 「りりな家計管理と投資をする主婦」さん
- 【最強】インカムゲイン生活を狙える投資商品
- ①株式投資
- ②不動産投資
- ③ETF
- ④投資信託
目次
【最強】インカムゲイン生活とは何か(株など)
インカムゲインとは、簡潔に言うと投資による不労所得のことです。
株式や債券などの資産を保有している間に得られる利益のことを言います。
そしてそのような投資の利益で日々の生活費をまかなうことをインカムゲイン生活と呼ばれています。
例えば株を例に挙げましょう。
株は売り買いで利益を得るイメージがありますが、中には保有し続けると年に1~4回配当金が配られるものもあります。
その配当金で暮らしたり、はたまた家の財政を潤したり…そんな資産を保有しているだけで生活できることを目指す、まさに最強な暮らしといった言葉です。
汗水流して働かなくても暮らしていけるなんて、夢のようですよね。
しかし資産運用のプロでもない一般人が本当にインカムゲイン生活をするのは可能なのでしょうか。
もし可能であれば何から始めたらいいのか、知りたくはありませんか。
そこで今回は、
- インカムゲイン生活を実現させるためのステップ
- インカムゲイン生活に必要な金額
- インカムゲイン生活を目指しているブログ・YouTubeチャンネルの紹介
- インカムゲインを狙える商品
補足:キャピタルゲインとの違い
インカムゲインの他に、キャピタルゲインという言葉もあります。
こちらは保有する資産を売却することで受け取れる利益のこと。
株で例を挙げると、株価100円のもの100株買って130円で全部売ったとします。するとこの時の利益3,000円分がキャピタルゲインです。
反対に赤字になった時はキャピタルロス、インカムロスという言葉を使います。
インカムゲインだけでは高配当をなかなか狙いにくいため、リターンを大きくしたい方や時間に縛られたくない方はキャピタルゲインを狙う人が多いです。
ただしその分リスクも大きいので、知識や経験、日々の調査などが必要になります。
インカムゲイン生活を実現させるためのステップ
インカムゲイン生活を実現するには、何から始めたらいいのでしょうか。
インカムゲインはリスクが低い代わりに入ってくる額も少ないので、利益を出すには長期的な計画を立てる必要があります。
配当金で黒字を出すに当たり、実践する前に押さえておきたいポイントは次の通りです。
- 投資の方針を明確にする
- 配当金を受け取る経験をする
- 投資額を拡大する、積み上げていく
①投資の方針を明確にする
まずは投資の方針を考えます。
決めることは「どの程度の利益を目標にするか」「どこに投資するか」です。
目標を決める
投資先を決める
②配当金を受け取る経験をする
開始からいきなり目標達成することはまずないでしょう。
最初は少額でもいいので配当金を手に入れる経験をして、感覚や雰囲気を掴んでみてください。
実際に投資を始めてから理解できるものが多数あります。
- 「どういう市場が伸びやすくてどういった動きのする会社が危険なのか」「世界の状況と物価の関連性」といった間接的な値動きの情報の見方。
- 「税金で利率からどのくらい減るのか」「リスクとリターンの関係」など、直接的な金銭面の動き方。
- 「リスクを極力減らす投資方法」「損切りをするタイミング」など、投資の運用の仕方。
これらが少しずつ感覚的に掴めてくると思います。
投資は、大切なお金が減る可能性もある資産運用なので、危険を減らすよう日々勉強していくことが大切です。
そして、受け取った配当金を、上の項目で決めた目標と照らし合わせてみましょう。
おそらく目標到達までは長い道のりになっているはずです。
その体験を基に、投資先を何度も見直して調整していくことが重要なのです。
③投資額を拡大する、積み上げていく
▼ドルコスト平均法については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
株価の上昇も大事だが、インカムゲインを増やすことも大事
投資を始めたての方でありがちなのが、物価が上がると嬉しくなってすぐに売ろうとすることです。
長期的な投資でインカムゲインを狙う場合、物価の上昇よりも配当の受け取りが大切だということを頭に入れておいてください。
配当金をもらうことでお金が増えた実感を持つ、それを基本スタンスとしましょう。
株価というのは、いつ上がるかを完璧に予想するのは難しいですし、仮に上がったとしても、売るタイミングの判断はさらに難しいもの。
株価によるキャピタルゲインを狙うには多くの知識と経験が必要ですが、インカムゲインを狙うなら誰もが最強になりうる、ということです。
配当金でお金を増やすなら長期保有が基本なので、株価が上がっても売るわけではありません。
つまり、株価が上がっても収入が変わるわけではない、ということです。
生活が変わるのは収入が増えたときです。
株価の上がり下がりで一喜一憂してもしょうがないので、あまり気にする必要はありません。
インカムゲイン生活には必要な金額は人それぞれ
株のインカムゲインで生活をするには、一体どのくらいの投資額を用意する必要があるのでしょうか。
はっきり言ってしまうと、必要な金額は人により違います。
あやふやな物言いで申し訳ないのですが、それは以下の3つの理由があるからです。
- インカムゲイン生活の定義は人それぞれだから
- 目標にする利回りによって必要な額が異なるから
- リスク許容度はその人次第だから
理由①インカムゲイン生活の定義は人それぞれ
どこまで稼ぐことができればインカムゲイン生活と呼べるのかは、人それぞれです。
配当金だけで生活することがインカムゲイン生活という人もいれば、家賃などを配当金でまかなうことができればそれでいいという人もいます。
言葉の定義や考え方がそれぞれ違うので、必要な金額も人によって変わってくるのです。
例えば、ひとり暮らしの生活費すべてを配当金で稼ぎたい場合を考えてみましょう。
総務省の統計調査によると、ひとり暮らしに使う生活費の平均額は月155,046円と出ています。
1年では1,860,552円になる計算です。
これをすべて配当金でまかなうとなると、単純計算で大体4千万~9千万円ほど必要になります。
家賃分の7万円さえ入ってくれば生活できるという人の場合はどうでしょうか。
年間84万円なので、2千万~5千万円を投資に使えばいいことになります。
ちなみに、必要な額になぜここまで幅があるかというのは、次の理由②で説明します。
理由②目標にする利回りによって必要な額が異なる
購入する株式によって配当金の利回りは違います。
東証1部上場株式の平均利回りは2%弱ですが、ものによっては5%超えもあり、千差万別です。
あなたが最初に決めた、利回り何%の銘柄を買っていくかの目標によって、投資に必要な額が大きく異なります。
下に挙げている年間の配当額早見表を見ると、2%~5%の間では大きく違ってきているのがわかるでしょう。
生活に必要な額のほかに、利回り率によっても投資額が変わってくるので、はっきりとした金額を提示するのが難しいのです。
もし目標利回りを決めることができたら、生活に必要な金額と利回りを掛け算すれば簡単に大体の投資金額を求められるので、下の表をもとに計算してみてください。
理由③リスク許容度はその人次第
高リスクな銘柄の例を挙げてみましょう。
先ほども書きましたが、日本の平均利回りは2%なので、4~5%以上は結構な高配当だと言えます。
高配当な理由は業績が良いだけとは限りません。
株価が低いもしくは成長が見込めないので配当金を配って購入を促進しているなど、その要因は多種多様です。
また、急に配当額を落としたり、配当自体を停止することもあるかもしれません。
つまり高配当ばかりを狙うにもリスクがあるのです。
無理せず自分にあった金額をかけた方がいいので、投資に必要な金額は人により変わります。
年間配当額早見表を参考にする
利回り(税引き前)▶ ▼投資額 | 2.0% (2.5%) | 3.0% (3.8%) |
---|---|---|
1,000 | 20 | 30 |
2,000 | 40 | 60 |
3,000 | 60 | 90 |
4,000 | 80 | 120 |
5,000 | 100 | 150 |
6,000 | 120 | 180 |
7,000 | 140 | 210 |
8,000 | 160 | 240 |
9,000 | 180 | 270 |
10,000 | 200 | 300 |
利回り(税引き前)▶ ▼投資額 | 4.0% (5.0%) | 5.0% (6.3%) |
---|---|---|
1,000 | 40 | 50 |
2,000 | 80 | 100 |
3,000 | 120 | 150 |
4,000 | 160 | 200 |
5,000 | 200 | 250 |
6,000 | 240 | 300 |
7,000 | 280 | 350 |
8,000 | 320 | 400 |
9,000 | 360 | 450 |
10,000 | 400 | 500 |
【最強】インカムゲイン生活を目指しているブログ・YouTubeチャンネルを紹介!
最強のインカムゲイン生活を目指し日々格闘しているブログとYouTubeチャンネルを紹介します。
今回紹介するのは、次の2つです。
- 株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ
- 「りりな家計管理と投資をする主婦」さん
①株主優待と高配当株を買い続ける株式投資ブログ
きびなごさんが運営している投資情報を綴ったインカムゲイン生活ブログです。
きびなごさんは2022年6月の時点でTwitterのフォロワー数が2.2万人と、有名なブロガーさんです。
おすすめの株式銘柄をデータとともに公開していたり、高配当株の狙い目や投資の考え方など、初心者に留まらず誰でも参考になる内容となっています。
また、長期保有株主の特権、株主優待の嬉しい情報や体験談などが書かれているのも特徴です。
「りりな家計管理と投資をする主婦」さん
【最強】インカムゲイン生活を狙える投資商品
最後に、インカムゲイン生活を狙える投資商品を紹介します。
基本的に利率が大きくなるほどリスクは上昇しやすいです。
しかし低配当のものばかり狙っていては、インカムゲイン生活は夢のまた夢。
せっかく投資を続けていても、結果が出なければモチベーションは下がってしまいます。
それでは高配当が期待できる投資はどれなのでしょうか。
インカムゲインが最強に高い狙い目商品は以下4つです。
- 株式投資
- 不動産投資
- ETF
- 投資信託
①株式投資
まずは、今まで話題の中心だった株式投資です。
株式の中から配当金があるものを選び、保有し続けることによって毎年数回インカムゲインを受け取ることができます。
日本の年平均利回りは約2%ですが、中には12%といった高配当銘柄もあります。
ただし、高配当になるほど急に配当を切られたり株価が下がり続けるなど、危険も含んでいます。
5%以上の高い利率を目標にする場合、ポートフォリオを組む必要があるでしょう。
ポートフォリオとは、保有する投資の割合を事前に設定すること。手持ち株価が上下した時に、設定割合に合わせて定期的に購入数の調整をすること(リバランス)によってリスクを保ちます。
株式投資は配当金だけでなく、商品券など株主優待を受けられるのも嬉しいですね。
②不動産投資
不動産投資とは、簡単にいうと「管理を別会社にまかせた大家さん」です。
マンションなどを買い、入居者を住まわせて家賃を受け取ることによって収入を得ます。
もし入居者が安定して見込めるのであれば、毎月安定した収入を受け取ることができるでしょう。
インカムゲイン生活を狙うなら、一番現実的で最強の投資かもしれません。
不動産投資の難しいところは、初期投資が多額になることと、入居者が途切れない土地や建物を選ぶ必要があることです。
人気のある土地はすぐに取られてしまい、マンションの値段も高くなります。地方の物件は安いことが多いですが、都会に比べると人の入りがまちまちになりがちです。
入居者がいなければ赤字になってしまうので、この辺りを見極める能力を養わなくてはいけません。
③ETF
ETFは、数十から数百といった多くの株式が一個になったパックのようなものです。多額の資金がなくても広く分散させて買うことができます。
株式市場の銘柄を広く買うことで平均化ができるので、市場全体の株価指数の動きを見れば大体の値動きがわかる仕組みになっています。
また、投資先の会社をよく知らなくても投資ができるのも便利なところ。購入した銘柄のうちいくつかが目減りしても、他が補ってくれるという考え方です。
インカムゲインの話に戻しますと、高配当のETFであれば4%ほどの配当を期待できます。
債権を含んだETFを選んでポートフォリオに入れることにより、リスクを低くすることもできるので、投資の幅が広がるでしょう。
④投資信託
投資信託は、投資のプロに向けたクラウドファンディング。多くの人からお金を集めて他の投資家に運用してもらう仕組みの投資商品です。
手数料は高いところもありますが、近所の銀行などで手軽に投資を始められる利点があります。
自動積立制度もあるので、ドルコスト平均法を行うにも好都合です。
インカムゲインを狙うには、毎月配分型のファンドを選択しましょう。
分配金には普通分配金と特別分配金があります。
特別分配金は元本から切り崩したお金(投資額を戻すだけ)で、資産が目減りする可能性があるので注意が必要です。