二人暮らしで電気代4000円は可能?3000円や2000円は?

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二人暮らしで電気代を節約したい人の中には、どこまで安くできるか気になる人もいるでしょう。この記事では、電気代の節約をしたい人に対して4000円以下や3000円、2000円と安い金額を達成できるのか解説します。大変役立つ記事なので、ぜひ最後までご覧ください。

▼この記事を読んでわかること
  • 二人暮らしで電気代月4000円は可能
  • 月3000円や2000円の電気代は不可能ではないがかなり厳しい
  • 電気代を節約する方法は電力会社の乗り換えが効果的
  • エアコンなどの暖房、テレビのつけっぱなしは電気代が増えるので避ける

二人暮らしで電気代4000円は可能?

総務省統計局の「家計調査報告」によれば、2021年の2人以上世帯は電気代を平均9854円支出しています。二人暮らしで電気代を4000円以下に抑えようとすれば、徹底した節約意識が求められます。


金額から換算すると、電気の使用量を半分以下にしなければ4000円以下に到達しません。特に二人暮らしだと、部屋が一人暮らしよりも広くエアコンなど家電の出力も求められるため、電気代が増えがちです。


電気使用量は世帯人数に比例するので、電気代を節約するには一人一人の意識が大事です。二人暮らしであれば、お互いの協力で4000円を目指しましょう。詳しい節約方法は後で解説するのでご確認ください。

二人暮らしで電気代3000円や2000円は可能?

二人暮らしでさらに節約を進め、3000円まで電気代を抑えることは可能です。ただし、後で解説する節約方法の徹底が前提となります。最近は共働き世帯がおおく、平日の日中は電気を使っていないケースも多いです。条件がそろった世帯であれば、月3000円以下の電気代は現実的な目標と言えます。


一方で、電気代を二人暮らしで2,000円まで抑えるのは難しいでしょう。電気は生活に必要なインフラの1つです。過剰な節約は生活に負担をかけ、ライフクオリティを落とす原因につながります。2,000円以下に電気代を抑えるのは、現実的な目標とは言えません。


電気代の節約は二人で相談して、現実的な目標を立てましょう。生活水準を無理に落とす節約は、ストレスの原因になります。電気代の現実的な目標は、4,000円が妥当です。

二人暮らしで電気代を安く抑える方法

月4000円以下の電気代を二人暮らしで達成するのに現実的な方法は以下の通りです。

  • 電力会社の乗り換え
  • 日中の照明を節約する
  • 暖房の使用を控えて日光を活用する
  • テレビのつけっぱなしを避ける

二人暮らしで月4000円以下の電気代を達成する場合、小さな節約を積み重ねるだけでは不十分です。たとえば、小まめに電気を消すなどの工夫は年間でも数百円程度の節約効果しかないことがあります。電気をつけっぱなしにするのも良くないですが、平均で数千円の支出を抑えるには、大胆な節約が必要です。


大胆な節約には、電力会社の乗り換えなどの方法があげられます。上記で紹介する別の方法と合わせて実行すれば、月4000円以下の電気代を達成可能です。二人暮らしで月の電気代を4000円以内にする際の参考にしてみてください。

電力会社の乗り換えを検討してみる

電気代の節約をするうえで、電力会社の乗り換えは効果的な方法です。電力は現在自由化されており、自分に合った電力会社と契約できます。各地方の大手電力会社と比較して、5~10%ほど安くなる会社もあります。


特に基本料金は固定費なので、節約効果が大きいです。仮に東京電力の40Aで契約を結んでいた場合、1144円の基本料金が発生します。目標金額が4000円以下であることを考えると、1144円の基本料金は減らしたいものです。


電力会社の中には、基本料金が0円の会社もあります。東京電力から乗り換えすると、1000円以上あった基本料金を0円にできるので、節約効果は大きいです。


従量料金も、kWあたりの料金が安いことが多く、ケースによっては数千円の節約につながります。電気代4,000円を目指すのであれば、まずは最安の電力会社と契約しましょう。

お昼はカーテンを開けて照明を使わない

リビングや寝室を明るくするための照明器具は、家庭に占める電力使用量の多い項目です。

エネルギー庁の「エネルギー白書2020」によれば、全体の3分の1ほどが照明・動力による電力消費となっています。


電力消費量と電気代は比例関係にあるので、単純計算して3分の1程度が照明によって支払われる料金です。二人暮らしをしていると、どちらかが家にいることも多く、別々の部屋にいた場合は2つの部屋で照明を使っています。照明器具を複数の部屋で使っていると、電力消費量も増えるのです。


照明による電気代を節約するには、昼間の使用を控えるのがおすすめです。部屋に差し込む日光でも、十分な明るさを確保できます。物件選びで日当たりのよい物件を選べれば、より大きな節約効果を期待できるでしょう。


4000円以下の電気代を達成するのに、照明による電気代の節約は有効な方法と言えます。夜間であっても同じ部屋で過ごすようにするなど、照明の使用を減らす努力をすると、さらに4000円の目標に近づけます。

暖房はエアコンではなく電気毛布やこたつを使う

暖房は「エネルギー白書2020」によると、家庭で電力消費をする要因の4位が暖房です。部屋全体を温める暖房は、範囲が広いために使用する電力も多くなります。エアコンよりも電気毛布やこたつの方が安い場合が多いです。


電気代を比較すると、以下の通りとなっています。

種類1時間あたりの平均的な電気代
エアコン23円
電気毛布1.2円
こたつ5円

1時間続けて上記の暖房を利用した場合、かなりの差がでます。エアコンは部屋全体を温めますが、二人暮らしの場合、自分たちが温まる目的に沿わない場合も多いです。


エアコンを選ぶにしても、1時間あたりにかかる電気代を調べ、できるだけ安いものを選びましょう。最も安い電気毛布であれば、エアコンより節約効果が大きいです。2人で1つの毛布を利用できます。

テレビをつけっぱなしにしない、なんとなくテレビをつけるのをやめる

電気使用量の3位がテレビです。テレビは何となくつけている人や見ていないのにつけっぱなしにしている人もいるでしょう。テレビは1時間つけていると、平均1.8円の電気代が発生します。仮に1日3時間テレビをつけっぱなしにしていると、約150円が無駄な電気代となるのです。


金額としては小さく感じるかもしれませんが、4000円の電気代を目指すのであれば、1円も無駄にできません。わずかな金額だからと油断せず、4000円目指して節約しましょう。


具体的な対策として、観ると決めている番組以外の時間帯はテレビを消しましょう。同じことはPCにも言えます。Yotubeなどで無駄に動画視聴をしていると、それだけ電気代が増えてしまいます。二人暮らしの際はPCを共用にするなど、電気代を減らす工夫をしてください。

まとめ:二人暮らしで電気代4000円は可能?3000円や2000円は?

二人暮らしで月4000円の電気代の達成は可能です。4000円まで抑えるには、電力会社の乗り換えによる大きな節約と、照明の無駄遣いを避けるなど小さな節約の組み合わせが求められます。二人暮らしで共同生活を送る人は、協力しあって4000円以下を目指しましょう。


一方、二人暮らしでさらに電気代を抑え、3000円や2000円を目指すのは現実的ではありません。3000円以下の電気代では、二人暮らしで十分な電気使用量に達しないので、生活に負担を与える可能性があります。節約は無理のない範囲で行いましょう。二人暮らしで電気代の節約を目指す現実的な金額は4000円です。


電気代の節約は貯金などで将来に大きな差を生みます。いきなり4000円を目指すのではなく、徐々に目標額まで近づけていけば達成できるので、今からでも電気代の節約にチャレンジしてみてください。

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