学生ローンは借りてはだめ！学生ローンがやばい理由を東大卒FPが解説

学生の皆さんは部活やサークル、飲み会にデートなどお金が必要になることって多々ありますよね。

バイトでは働ける時間が決まっているし、学生ローンなど借金をすることは非常に不安になりますよね。

ではそもそも学生ローンって何？何がやばいの？ということを知っておくのと知らないのでは今後の人生に多く影響します。

この記事では学生ローンについて以下のことを解説していきます。

• そもそもどんな仕組み？
• どんな会社がある？
• やばい/借りてはいけない理由
• おススメ出来ない人の特徴
• 学生ローンではない他の案

まず学生ローンとは何か説明します。

学生ローンとは文字通り学生に対してお金を貸してくれる消費者金融のことです。

よく電車の広告やテレビCMでローンの宣伝を行っているものを見かけることがあると思いますが、カードローンの学生版と考えてください。

簡単に言うと、学生でも借金してお金を借りることが出来る仕組みということですね。

特長としては以下が挙げられます。

1. 利息が他消費者金融よりも安い
2. 比較的審査に通りやすい

学生ローンは学生証、身分証明書、キャッシュカード※1を用意し、希望の消費者金融へローンの申し込みを行うと最短即日で借り入れが可能な消費者金融もあります。

※1 必要書類は各消費者金融によって変わってきます

またここからは余談ですが、日本で学生ローンと言うと消費者金融からの借り入れと認識されますが、海外では奨学金などの政府機関からの融資も学生ローンの対象になります。

低金利の傾向(17%程度)にありますが、他社(18%程度)と大きな差はないです。

ということは社会人の人が借りるような条件で学生の皆さんもお金を借りないといけないということです。

学生は社会人に比べたら稼ぐお金は少ないでしょう。

それなのに、大きな差がないということは学生にとって高い金利であるということが言えると思います。

お金が借りれる限度額は最大50万円までとなっています。 

20歳以下の方は借り入れの限度額が最大10万円までとしているところもあります。

ただ誰でも50万円借りれるかといえばそうではありません。

学生にとっては50万円はかなり大金ですよね。この額を借りれる人は決まっています。

50万円借りれる人は年間150万円以上で稼いでいる人だけです。 

これは法律で決まっています。(年収の3分の1まで)

そのため、90万円を1年で稼ぐ人は最大30万円まで借りることが出来ます。 

自分が借りた額があとあと、月いくら返して、何年で返し終わるのか、払った額がいくらになるのかを考えてみて下さい。

今のことだけを考えるのではなく、あとあとの人生まで含めて借りる額は選ぶようにしましょう。

学生の頃は視野が狭くなっていて、周りが見えなくなりがちです。

”今を楽しむ”ということに重きを置きすぎるとあとあと苦しむ事になり兼ねません。

借りすぎで苦しんでいる人の口コミはネットで探すと山ほど出で来るので、借りる前にもう一度考えてみましょう。

学生ローン返済方法には以下のパターンがあります。

• 店頭支払い　
• 
  銀行振込(ATM) 
• 
  現金書留 

またここで注意が必要なのですが、クレジットカードのように銀行口座からの自動引き落としができない会社が多くあります。 

必ず支払いを忘れないようにスマホのカレンダーに返済日を登録しておきましょう。



万が一返済が遅れた場合は必ず借り入れしている会社に連絡して、すぐに返済をしましょう。 

返済遅れが多かったり、61日以上返済していないとブラックリストに載ります。



ブラックリストに載ると住宅のローン審査やクレジットカード審査に通らなくなります。 

もしお金のこと、返済のことで疑問や不安があれば、無料の相談所やオンラインでお金のプロに相談してみて下さい。 

マネーキャリアではオンラインの相談サービスを行っています。 顧客満足度も高く、無料で何度も相談可能なので人気があり多くの人に利用されています。 

このマネーキャリアではお金のプロのFPへの相談は何回でも無料、スマホ１つあれば予約から相談まで簡単にできるサービスとなっていますので、ぜひお時間あるときに活用して見てください！

ここからはどんな会社があるのか説明していきます。

それぞれ特徴があるので、もし借りる場合は自分にどの会社が一番合っているか見極めてから活用するようにしましょう。

どの会社から借りるかで返すお金の総額が大きく変わる可能性があります。

１．カレッジ

年率は17%で融資は1000円からと少い額からの借りることが出来ます。(限度額は50万円)

また全国のセブン銀行ATMで返済が出来てかつ手数料が無料になっています。また融資は18歳以上から出来ます。

２．イー・キャンパス

年率は14.5%~16.5%で融資は1万円からとなっております。目的別に年利が変わっており、学費、海外渡航の目的では年利15.5%で融資している。

こちらの会社では融資は20歳以上からとなっており、限度額は50万円ですが、社会人の方は80万円まで借りれます。

３．マルイ

年率は15%~17%となっており、1万円から融資が可能です。(限度額は50万円)

４．キャンパス

年率は14.4%~16.8%で対象者別に年利が変わります。(限度額は50万円)

例えば20歳～34歳までの女学生専用のローンがあったり、20歳～34歳の新卒の社会人向けのローンがあったります。

まとめは以下の通りとなります。

それぞれの会社の特徴を調べたうえでもしお金が必要になった場合は自分に合った会社を見つけましょう。

ここまで学生ローンについて学んできましたが、ここからは学生ローンがやばい理由を説明していきます。

やばい理由は大きく以下２点です。

※他にもやばい理由はありますが今回は重要な２点のみ説明します。

他のやばい理由が気になる方はリンク”学生ローンがやばい理由”から確認して下さい。

• 学生には金利が高すぎる
• 遅延損害金が高く、借金が膨れ上がる

まず第一に学生ローンの金利は学生にとって高すぎるという問題点があります。

先ほど説明した通り、学生でもローンが借りれる会社はたくさんありますが、どの会社も金利が14.4%~17%と高金利となっております。

学生ローンのホームページにはよく”低金利”という言葉が載っていると思います。確かに大手消費者金融の金利が約18~20%と比較すると安くは感じますがそれでも非常に大きな数字です。

もし皆さんが学生ローンを借りたとしても、返済遅れだけは必ず避けてください。

なぜかというと…返済が遅れるとペナルティーがあるからです。そのペナルティーを遅延損害金と呼びます。

なんと返済が遅れると遅延損害金として年率20％の罰則金が取られます。しかも、ローンの利息とは別に取られます。

先ほど説明した通り、支払い遅延が起こると罰則金が追加で取られます。

支払い遅延が発生するたびに罰則金が追加で発生するので、返済してもしても借金が減らないことがおこります。

もしくは雪だるま方式で借金が膨らんでいくという話もよく聞きますので皆さんは気を付けましょう。

万が一、支払い遅延が起こりそう、起こしてしまったという場合は、一人で悩まず周りの人に相談してください。

もし身近に相談出来る相手がいなければ、以下リンク先のマネーキャリアで相談してください。オンラインで無料相談が可能なので、ぜひ活用してください。

ここまで学生ローンを借りるリスクを説明してきました。

いろいろなリスクがありますが、実際に学生ローンを借りた人の口コミを見てみましょう。学生ローンを借りて後悔している人は少なくないようです。

学生ローンを借りたことある人の意見、口コミを見て、今借りようとしている学生の方は本当に借りるべきかもう一度考えてみましょう。

この口コミには様々な評判がありますが、学生ローンを借りた人は少なからず後悔している人がいます。

そして共通して陥っていることは高金利で返済額が膨れあがって返済がしんどくなるということです。

あとあとの人生で苦しまないように、もし学生のときにお金が必要な状況となれば、まず自分で稼ぐ力をつける。それでも難しければ親に相談などして、本当に借りるべきか考えましょう。

学生ローンがやばい理由はしっかり把握しておきましょう。

ここまで学生ローンのリスクと後悔している人の口コミを見てきましたが、今から当てはまる人は学生ローンを借りることはおすすめしません。

学生ローンを借りてしまうと、今後の人生がやばい状況になる可能性がありますよ。

• 収入がない、安定しない人
• ギャンブル好きな人
• マルチ商法に巻き込まれている人
• 借入先が１社以上の人

まず学生ローンとはお金を借りること＝借金ということになります。ということは必ず返済しなければなりません。

収入がない人は借金を返せませんし、収入が安定しない人は滞納を起こして、遅延損害金によってさらに借金が膨れ上がりることになりかねません。

収入がない人はお金を借りようとする前に、自ら稼げるようにアルバイトを始める、収入が安定しない人は必ずシフトに入れてもらえるアルバイトに転職するなど、まず安定した収入を得れるようにしましょう。

学生ローンでは意外と収入がない/安定していない人にもお金を貸してくれる会社もあります。このような方はお金を借りた後で必ず後悔することになります。

学生の方はまず下記の関連記事から自分の収入と支出が相場とどの程度合致しているのか、かけ離れているのか確認してみましょう。

もちろん個人差はありますが、一つの目安として自分の現在地を図れる良い機会だと思います。

学生ローンを借りる人の目的がギャンブル・マルチ商法などの人は学生ローン＝借金をすることは絶対にやめたほうがいいと思います。

ギャンブルをする人はいつか大当たり(大儲け)出来ると思って、お金を借り続けて中毒になる人もいます。

次こそは勝てる、次こそは勝てると信じて、お金をつぎ込むために借金をして…という繰り返しで気づいたら、借金の火だるまになっているということは往々にあると思います。

マルチ商法(別名ネズミ商法)のために学生ローンで借金をする人もやばいです。

これに当てはまる人は一時は儲けがあるので、儲け続けられると思ってお金を借りようとしますが、いつかはお金が尽きたり、人に裏切られたりと、自分が損をすることは多々あると思います。

ギャンブルやマルチ商法には手を染めず、少しの金額でも稼げるようなアルバイトなどを探して、まっとうな人生を歩んでも悪くないのではないでしょうか。

借金の借り入れが複数の会社からある人もこれ以上、借り入れをしないほうがよいです。

複数の会社から借り入れをしている人は”借金を返すために借金をする”という負の連鎖に巻き込まれる可能性があります。

借金を返すためにお金を借りていると一生は減りません。

借金をするということは必ず利子が発生します。借金を返すためにお金を借りていると利子が雪だるまのように増えていき、気づいたときにはとんでもない額になっていることがあります。

例えば、もともと10万円の借金があった人が返済しなければいけない日に間に合わないからといって、他の会社からお金を借りるということを複数回したときに、もともとの借金10万円が100万円程度にまで膨れ上がったという話があったります。

複数の会社からお金を借りている人はまず、１社でも借金返済出来るところがないか確認してみて下さい。

１社でも借金返済が終われば、利子が発生する分が少なくなります。

複数から借り入れがある場合はまず一つ一つ返せるように計画を立てていきましょう。

また学生の方は下のリンクから、自分の今の稼ぎがどの位置にいるのか確認してみて下さい。自分が平均より稼げているのに、借金をしようとしている人はお金の使い方を見直してみるとよいでしょう。

今はスマホの格安SIMやネット回線の無料期間など、固定費の見直しが簡単に出来ます。

この機会にいろいろなお金の見直しをしてみましょう。

ここまで学生ローンがやばいということをいろいろ説明してきましたが、では本当にお金が必要な人(大学に通うためにお金が必要)な人がお金を借りれる場所はないのでしょうか？

経済的な理由で修学が出来ない優秀な学生には日本学生支援機構の奨学金があります。

例えば、家庭の事情で大学に行きたいけど、行くための資金がどうしても捻出できないという人は学生ローンの前に、奨学金の制度を確認してみましょう。

日本学生支援機構(JASSO)の制度は大きく二つに分けることが出来ます。

• 給付型奨学金(返済なし)
• 貸与型奨学金(返済あり)

ここまで学生ローンがやばい理由を解説してきましたが、実際お金が必要だけど学生ローンやばいと記事に書いているしどうすればよいかわからない人も多いのではないでしょうか？

マネーキャリアでは無料のオンライン相談をしていますし、何度相談しても無料となっています。

また直接話をして相談したい人には無料の相談エリアがあります。(47都道府県対応)

相談満足度も93%となっているので、一度相談してみる価値はあるかと思います。

以下リンク先からホームページに行けますのでぜひご確認してみて下さい。

ここまで学生ローンについてお話してきましたが、実はよりやばい会社があります。

それは闇金です。



闇金は異常に高い金利でお金を貸し出します。

例えば5万円借りたとしても、少し時間が経てば100万円を返さないといけないことになっています。

ではどうやって見分ければよいのでしょうか？

１．貸金業者登録をしているか調べてみましょう

貸金業者登録とは金融庁がこの会社はお金を貸しても良い会社ですと認めてくれるということです。(国のお墨付きということですね)

どの会社が貸金業者登録に登録されているかは金融庁のホームページで確認できます。

もし学生ローンの会社からお金を借りようとしている人がいれば、まず貸金業者登録がされているか確認しましょう。

２．信頼できる会社は登録番号を確認

貸金業者の登録番号は以下のようになっています。

・××県知事(△)第〇〇号



ここで注目ポイントが(△)の数字です。

この(△)の数字はその会社が何回貸金業者として登録更新したかという数字を表しています。

つまり数字が大きければ大きいほど信頼されているということです。

３．口コミで評判確認

口コミでの評判を確認するなどして、どのような会社でお金を借りるか、やばい会社を見極めましょう。

口コミは実体験を書いてるので、他の人がどの部分で罠にはまったのかわかると思います。

闇金からは絶対借りてはいけないです。ここに手を出すと人生が終わったといっても過言ではありません。

この記事では学生ローンを借りてはいけない理由、やばい理由を説明しました。

今回の記事のポイントは以下の通りです。

• 学生ローンは学生にとって高金利
• 返済遅延で借金は雪だるま方式で増える 
• 学生ローンはおススメしない
• お金を借りるならまずは奨学金制度