妊活がつらい。妊活に疲れた時や精神的に辛い時の対処法やエピソード

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「妊活や不妊治療をしているのに赤ちゃんができない。つらい。もう疲れた」と子供ができない焦りを感じる方も多いでしょう。今回、妊活がつらいと落ち込む方におすすめの対処法や、リセット(生理がきたこと)字の過ごし方、精神的に辛い時に読んでほしい妊活ブログも紹介します。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

妊活がつらい・イライラする時の対処法やリセット時の過ごし方


妊活は「大変だ」というイメージが少なからずある中で、実際に妊活を行っている方にとっそれはとても現実的な問題です。


周囲の人の悪意のない言葉にもイライラしてしまうくらい妊活がつらく感じ、友だちにも相談できず一人で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。


そこでこの記事では、

  • 妊活や不妊治療がつらいと思う原因とは?
  • 妊活がつらいと思えるときに効果的な対処法とは?
  • 実際に妊活をした人はどのような経験をしたか?
  • リセット後の期間はどのように過ごせば良い?
  • 不妊治療中の女性におすすめの医療保険とは?
主に以上のポイントを紹介していきます。

具体的な対処法や、同じ境遇の人が抱える悩みや経験を共有することで、これから妊活を始める方や、すでに妊活でつらい時期を迎えている方にとって励みになるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

妊活や不妊治療がつらいと思う原因を分析

妊活や不妊治療がつらいと思う方は多いですが、ただ「妊娠ができないから」という理由だけではなく、副次的な理由がある場合が多いです。


では、具体的にどのような点が、妊活や不妊治療において「つらい」と思ってしまう原因となるのでしょうか。


いくつかの、「妊活がつらいと感じる」原因となっている点を分析していきましょう。

【妊活がつらい】なんで私だけ赤ちゃんができないの?


妊活を続けていくうちに、妊娠できない焦りから自暴自棄になってしまった人がいます。


その人は妊娠しやすい体にするために、できることは何でもしたようです。


妊活に良いとされる食べ物や飲み物をとるようにし、お風呂の入り方に気をつけ、子宝に恵まれるよう旦那さんと神社にも行っていました。


さらに排卵検査薬を使い妊娠しやすい日を予測して行為をしてみたりしましたが、なかなか効果が出なかったといいます。


そのうち友人の妊娠報告による心のダメージや旦那さんへの申し訳なさから精神的に追い込まれてしまい、自分自身を傷つけるようになってしまいました。


周囲からの励ましの言葉にも腹を立ててしまうようになり、どんどん自分が嫌いになってしまったようです。

【妊活がつらい】旦那が不妊治療に非協力的

妊活は妻だけではなく、夫も協力して行っていく必要があります。


しかし、中には夫が不妊治療に非協力的であると感じ、妻が「自分だけが頑張っている」と思ってしまうことがあります。


妊娠にかかわる女性の感覚を男性に共有するのは簡単ではありませんから、その感覚のズレや認識の食い違いがイライラの原因になってしまうこともあります。


そして最悪の場合、離婚につながったという事例もあります。


夫にとっては「焦らなくても良い」というような励ましているつもりの言葉が、妻にとっては真面目に考えてくれていない、と思えることもあるようです。


やはり不妊治療に関する問題を相互に理解し合うためには、お互いが納得する形でのコミュニケーションが必要不可欠、と言えます。

【妊活がつらい】子供ができない焦りと仕事との両立で疲れた

妊活と仕事の両立に悩む人は多いです。


特に不妊治療のスケジュールは体に合わせて行うものです。


どうしても外せない仕事が治療の日と重なってしまうと、「今回の周期はあきらめて次回にしましょう」ということにもなってしまいます。


高度な不妊治療になると、通院する回数が増えていきますから、通院の日は半日か1日仕事を休まなければならないこともあります。


不妊治療の期間が長くなると、次第に職場に迷惑をかけているかもしれないと責任を感じるようになり、妊娠することへのプレッシャーも相まって疲弊してしまった方もいます。


仕事をやめて妊活に専念することも考えるそうですが、お金のことを考えると仕事をやめることができないこともあるようです。


高度な不妊治療になるとお金の負担も大きくなるため、仕事をやめると経済的に苦しくなってしまうのです。

【妊活がつらい】毎回期待するけど、生理がきたせいでまたリセット

厳しい現実のように思えるかもしれませんが、妊活をしてもすべての人が子どもを授かるわけではありません


不妊治療をしても妊娠出来ないまま治療を終える人は少なくありません。


不妊治療を始めると時間もお金もかけていることもあり期待しますが、うまくいかずまたリセットされた時がつらいといいます。


期待が大きい分、立ち直るのに時間がかかるほど落ち込んでしまう人が多いです。


また回数を重ねるごとに期待も薄まっていき、精神的にも不安定になってしまうそうです。


いつまで続くかわからない治療の日々も、ストレスを増幅させる要因となるでしょう。


それに、子どもをあきらめてしまうことを恐ろしく感じ、治療をやめることができない人は多いといいます。

妊活がつらい・疲れたと思ったら試したい対処法

妊活は多くの人が1回限りではなく、長期間にわたって行っています。


ですから、長期化すればするほど夫婦双方に忍耐力が必要となります。


しかし、どれだけ忍耐力が強い方でも長く続けば「疲れた」「もう諦めたい」と思うことは少なくないでしょう。


では、そのように感じたとき、どのように対処することが効果的なのでしょうか。


その方法を紹介していきます。

妊活仲間を作る

もし妊活がつらいと感じたら、その思いを共有できる妊活仲間を探してみるのは良い方法かもしれません。


同じことを頑張っていると感じる仲間がいれば、結果が出なくて辛いのは自分だけではないという実感を得ることができるでしょう。


また、継続力を得るという点でも仲間の存在は重要です。


たとえば妊活においては飲酒や喫煙など、少しでも妊娠に悪影響を与えてしまうような要素はできるだけ避けなければなりません。


ストレスが溜まるとどうしてもそういうものに逃げてしまうことがありますが、仲間がいれば抑止力になったり、良いアドバイスをもらえるなど、プラスにはたらくことがたくさんあります。


今ならSNSなどのツールを活用して妊活仲間と情報共有をすることも簡単なので、そういった方法でもコミュニケーションはぜひ活用していきたいですね。

夫との関係を大切にしてみる

妊活において、夫との関係性は何よりも重要です。

なぜなら妊活は妻ひとりだけで達成できるものではないため、夫と協力して病院へ言ったり、日程を合わせたりする必要があるからです。

とりわけ夫婦の両方が感じやすいのが「妊娠をするためには性行為をしなければならないというプレッシャー」ですが、もしお互いに理解があるならば、それが強制されているようなものではなくなるでしょう。

また、妊活中には結果がなかなか出ないと夫婦関係がギクシャクしてしまい、最悪の場合結果が出ずに離婚してしまった、というケースもあります。

しかし夫との関係が良好であるなら、たとえ失敗しても二人の幸せを達成するために二人で頑張っていることが再認識できます。

繰り返しますが、妊活において夫との良い関係を保つということは、非常に重要であり、妻や夫どちらかだけでなく、両方が歩み寄る必要があります。

自然妊娠にこだわらない

不妊治療には一定のプロセスがあります。


基本的に最初は自然妊娠を目指しますが、

  1. タイミング法
  2. 排卵誘発
  3. 人工授精
  4. 体外受精
  5. 顕微授精

このように、基本的には最初は自然妊娠や排卵誘発剤を用いた方法で、妊娠できない場合は人工授精や体外受精などの方法を試すことになります。


多くの女性が、できれば自然妊娠で出産したいと願うことは自然なことです。


しかし、それにこだわりすぎてしまうといつまでも妊娠できず、長期化するとかえってストレスになり、悪循環になってしまうこともあります。


たとえ自然妊娠で失敗する方でも、体外受精などのより確実な方法を取れば妊娠する確率は高くなります。


大事な点として、どのように精子を注入するかという方法は違っていたとしても、子どもを育てるのが母体であることに違いはありません


自然妊娠以外の方法が「自然ではない方法」と考えている方でも、少し見方を変えれば、その他の方法で子どもを授かることも「自然な方法」である、という見方を持つことができるかもしれません。

【芸能人から見るエピソード】つらいときの乗り越え方

芸能人のなかにはブログなどで妊活をしていることを公表している人がいます。


同じように妊活で悩みを抱えている人や、不妊治療でつらい思いをしている人のためになるように、それぞれの経験や感じたことを発信しています。


この記事では、

  • 吉木りささん
  • 川崎希さん
  • 東尾理子さん
  • 松浦亜弥さん
の4人のエピソードを紹介します。

この方々は妊活中にどのようなつらい経験をして、どのような方法で乗り越えたのでしょうか。

【妊活中のつらい経験】吉木りさ

吉木さんは1年半の間妊活していたとブログで語っています。


妊活中は主に年上の男性たちから子どもをつくる予定を聞かれたりすることがよくあったといいます。


自分でも頑張っているのに、プレッシャーを感じる言葉をかけられることがつらいと思ったそうです。


また、吉木さんが一番つらいと語るのが、精神的なことが体に出てしまうことです。


想像妊娠をしてリセットされるというのを繰り返し、泣きながらお母さんに電話していたといいます。


そんな吉木さんは妊活をしている人の体験談やブログ記事を読んで、つらい時期を乗りこえたそうです。


同じ境遇の人の言葉に共感したり、励まされていました。


さらに不妊治療のために通った産婦人科の先生が、優しくアドバイスしてくれることが心強かったと語っています。

【妊活中のつらい経験】東尾理子

東尾さんは自身のブログで妊活の経験を発信しています。


「不妊治療」という言葉ではなく、TGP(Trying to Get Pregnant=妊娠しようと頑張っている )生活という前向きな言葉を使っています。


東尾さんはどんなに頑張っても、お金をかけても妊娠出来ない場合があるということがつらかったといいます。


東尾さんはブログで妊活中の人に呼びかけて、お茶会を開いていました。


お茶会では同じ境遇の人と情報交換などを行い、実際に治療法を変えたりしたそうです。


治療が身体的につらかったり、上手くいかなかったりすると落ち込むこともあったそうです。


しかし東尾さんは「他にできることはないか」「次に何をすべきか」とすぐに前向きな考え方に切り替えていました。


ゴルフ選手時代のメンタルトレーニングが影響していると語っています。

【妊活中のつらい経験】松浦亜弥

松浦さんは以前、子宮内膜症を患っていたことを公表しました。


子宮内膜症は病状が進むと、不妊症の原因にもなると言われています。


子宮内膜症は生理の時などに激しい痛みがありますから、治療は相当つらい経験をしたことが想像できます。


子宮内膜症は妊娠し生理を止めることで改善するといわれていますから、そのため松浦さんは仕事を休んで治療をしていたそうです。


治療に専念した結果、松浦さんは2人の子どもを授かることができました。


第二子の時は子育てをしながらの妊活でしたが、旦那さんと両親が協力的なこともあって、つらさはないと語っていました。

【妊活中のつらい経験】川崎希

川崎さんは3年以上の不妊治療を経験し、2度目の体外受精で妊娠することができたとブログで語っています。


精密検査を行うも不妊の原因がわからず、どのように治療を続けていくか悩むつらい日々を過ごすこともあったそうです。


周りからの心無い言葉があったようですが、落ち込むことなくあまり気にしていなかったといいます。


不妊治療の際には旦那さんも常に一緒に病院に行っていたといい、心の支えになっていたようです。


妊活をしている時は、思いつめず悩みを話せる人がいると心強いと川崎さんは語っています。


不妊症に関して友だちには話しづらいかもしれないので、同じ病院に通う人のような、身近に話せる人がいると良いそうです。

妊活中に「リセット」した時の過ごし方

不妊治療におけるリセットとは、簡単に言えば生理が来ることです。


本来妊娠していれば来ないはずの生理が来てしまうと、不妊治療をしている多くの方ががっかりしてしまうのは、当然のことです。


そこで落ち込むこともできますが、重要なのはそのリセットをどのように捉えて、その後の期間をどのように過ごすか、という点です。


では、具体的にどのようにしてリセット後の期間を過ごすことができるのでしょうか。

不妊治療が振り出しに戻るわけではない

たとえ不妊治療が実を結ばずにリセットが来てしまったとしても、それまでの努力が無駄になるわけではありません


治療を続けることによって、妊娠しやすい体が作られていきます。


まず、タイミング法での自然妊娠を目指す場合、1回、2回失敗したらそれでもう自然妊娠の可能性が潰えるのかというとそうではなく、基本的にタイミング法は6回まで猶予があるとされています。


ですから、1、2回自然妊娠が失敗したとしても、それまでの治療が無駄になるわけでは決してないのです。


また、すでに取り上げたように自然妊娠よりも確率の高い人工授精や体外受精などの方法があります。


あらかじめ失敗をある程度予測して心の準備をしておくなら、たとえリセットしても「次につなげられる」という積極的な見方をすることができます。

今できることは何か考えて実践する

リセットが来てしまったら、その時点から「今だからできること」について考えてみましょう。


たとえば、妊娠したり子どもが産まれたりすれば「できなくなるようなこと」にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。


一度「妊娠しなければ」という考えを隅に追いやって、妊活中にはできなかった趣味に没頭してみるのも良いでしょう。


また、この期間もやはり夫のサポートが非常に重要であり、二人で話し合ったり、夫から掛けられる積極的な言葉で多くの妻が「救われた」と感じるようです。


ですから、夫婦2人きりだからこそ行えることを考えて実践してみましょう。


それら一つ一つの行動が、不妊治療における次のステップへとつながります。

参考:不妊治療にかかる費用に備えられる医療保険を紹介

不妊治療は「お金がかかるもの」というイメージをお持ちの方は多いでしょう。


実際のところそれは間違っておらず、自然妊娠のような保険が適用される治療法ではなく、保険が適用されない人工授精や体外受精のような治療法だと、治療費が50万円以上になることもあります。


それらの金額がすべて自己負担であることを考えると、とてもではないが家計の現状で賄うことは難しい、と思われるのも無理はありません。


そこで活用できるのが、不妊治療の治療費が保障の対象となる医療保険への加入です。


たとえば、アイアル少額短期保険という保険会社が販売している「子宝エール」という医療保険は不妊治療中であっても加入することができる保険であり、

  • 女性特有の疾病に関する治療での入院:日額10,000円
  • 病気やケガによる5日以上の入院:日額5,000円
  • 病気やケガによる所定の手術:1回100,000円
  • 保険期間中の死亡:100~300万円
このような女性にとって嬉しい、充実した保障が特徴となっています。

この保険は「過去一年以内の不妊治療を行っていること」が条件となっていることからも、とりわけ不妊治療を行っている女性にピンポイントな保険であることも分かります。

まとめ:妊活がつらい、疲れたときの対処法

今回は、不妊治療がつらいと感じたときの対処法などに関して様々な点を取り上げてきましたが、いかがだったでしょうか。


この記事のポイントは、

  • 妊活が上手くいかず自分が嫌になってしまう人がいる
  • 妊活と仕事の両立は難しく、やめると経済的に苦しい
  • 終わりの見えない妊活の日々に不安を感じる
  • 人それぞれつらい時期の乗り越え方を見つけている
でした。

妊活をしていると些細なことでイライラしたり、精神的に不安定になってしまうことが多いかもしれませんが、それ自体は自然なことであり自分を責める必要はありません

その期間を、自分が、または夫婦としてステップアップできる機会ととらえることにより、不妊治療におけるストレスを大幅に軽減することができるでしょう。

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