妊活中に生理痛がひどくなった!不妊との関連は?原因と解決策まとめ

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妊活中の方は妊活を始めてから生理痛がひどくなった経験はありますか?そのひどい生理痛は子宮内膜症が原因かもしれません。また子宮内膜症は不妊をもたらし、妊活中の方に大きな打撃を与えます。この記事では妊活中に生理痛がひどくなった原因と解決策についてまとめました。

妊活中に生理痛がひどくなった!きつい生理痛でお悩みの方!


妊活中に生理が重くなった経験をした人は多いようです。妊活中はただでさえストレスがたまるものですが、さらに生理中の症状がひどくなったらつらいですよね。


原因はどのようなものでしょうか?気になりますね。


そこでここでは

  • 妊活中にひどくなった生理痛の原因
  • 子宮内膜症の症状
  • 子宮内膜症の治療法
  • 妊活中、生理痛に悩み治療をした体験談
  • 不妊治療中におすすめの保険

以上の点を詳しく解説します。


この記事を読む方の中には、不妊治療中の方も多いと思います!


不妊治療中の方に注意してほしいことは、子宮内膜症や卵巣チョコレート嚢胞による痛みも考えられることです。


手術費、入院費を負担しないためにも、不妊治療期間だけ医療保険に加入したいところですが、不妊治療中は保険加入が断られるケースが多いです。


不妊治療に特化した「子宝エール」と言う不妊治療中の女性疾病に対応した保険もございますので、そちらもご確認ください。


この記事を読んでいただければ、妊活中にひどくなった生理の原因や対処法を知ることができます。参考になる体験談もありますのでぜひ最後までご覧ください。

妊活中にひどくなった生理痛の原因は?

妊活中に生理がきてしまい、さらに体調も悪くなると本当につらいですよね。


原因が分かれば少しは楽になるのではないでしょうか?


そこで妊活中にひどくなった生理痛の主な原因を3つ紹介します。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 子宮が硬い
  • 子宮内膜症

生理痛の原因は千差万別です。他の原因があるかもしれませんがまずは上記のような可能性はないか考えてみてくださいね。

1:ホルモンバランスの乱れ

まず一つ目の原因はホルモンバランスの乱れです


生理にはいくつかのホルモンが影響しますが、それぞれのホルモンがバランスよく分泌されることにより排卵や月経が起こります。


しかし、この均衡が崩れると生理不順となり月経周期が乱れたり生理痛が出たりします。


特に生理をスムーズに起こすためのプロスタグランジンが過剰に分泌されると子宮を過度に収縮させ、出血が多くなり痛みも出てしまいます。


ホルモンバランスが乱れる原因としては

  • ストレス
  • 食生活乱れ
  • 生活習慣の乱れ
  • 冷え

などが指摘されますが、特に妊活中はストレスを受けることが多く、それが生理痛につながることがあります。


妊活とストレスは切り離せないものですが、妊活を忘れて楽しめるようなアクセサリー作りや観劇などの趣味などを持つといいでしょう。

2:子宮が硬い

子宮が硬いこともひどくなった生理痛の原因になります


子宮は釣鐘のような形をしたよく伸縮する筋肉でできています。


妊娠すると筋肉が弛緩して赤ちゃんが入る大きさまで伸びます。反対に生理や出産の際には収縮します。


筋肉ですので血流が悪くなると固くなり、生理の際にうまく縮むことができず痛みが出るのです。


妊活中は体を大事にするあまり、運動不足になることがあります。激しすぎる運動はお勧めできませんが、ヨガやウォーキングなど適度な運動をして血流をよくしましょう。


また、冷えも血行を悪くするので体を温めることも大切です。

3:お尻の奥が痛い場合は子宮内膜症かも

一言で生理痛といってもいろいろな痛みがあります。お尻の奥の方に痛みを感じる場合は子宮内膜症の可能性もあるでしょう


子宮内膜症になると子宮が腸や膀胱などの他の臓器と癒着してしまうことがあります。そうなると生理で子宮が収縮する際に他の臓器が引っ張られて激しい痛みをお尻の方に感じます。


子宮内膜症の場合は生理時以外の時期も痛みを感じることがあるので、そのような場合は医師に相談しましょう。


子宮内膜症の原因ははっきりしていません。妊娠の回数が少なく月経の数が多いとなりやすいと言われているため、妊活中の女性に多い病気だとされています。

子宮内膜症だと妊娠出来ない!?どんな症状があるの?

子宮内膜症は成人女性の約1割がかかる病気だと言われています。ひどくなったとしても命を落とすことは少ないですがきつい病気であることは間違いないです。


妊活中の女性に多い子宮内膜症ですが、不妊との関係はあるのでしょうか?


どのような症状があるのかも気になりますね。


そこでここでは子宮内膜症に関して

  • 主な症状とその原因
  • 不妊との関係

について解説していきます。


まずは病気について正しい理解が大切ですのでぜひ参考にしてくださいね。

1:つらい生理痛(激痛)

子宮内膜症になると多くの人が生理痛を感じるようです


それもかなりの激痛で、辛くて歩くこともできない人もいるほどです。


なぜこのような激痛が起きるのでしょうか?


子宮内膜症は子宮の内側にあるべき子宮内膜が、子宮以外の場所にでき増殖と炎症を繰り返してしまう病気です。


炎症による痛みは内臓を通して伝わるため、下半身全体や腰のダルさや痛みとして感じる人も多いようです。


できる場所によっては癒着を起こし、激しい痛みやさまざまな症状の原因となります。

  • 大腸:排便時・性交時の痛み、下痢・便秘
  • 膀胱:排尿時の痛み
  • 卵巣:激しい痛み

このような症状があったら子宮内膜症の可能性も考えておきましょう。

2:不妊(妊娠しにくい)

子宮内膜症は不妊の原因としても良く知られていて、不妊治療をしている女性の25%~50%に子宮内膜症の症状がみられると言われています。


軽症であれば、特に症状もなく自然と治癒することもあるのですが、症状が進み卵管に癒着が起こると受精卵が移動するのを妨げてしまいます。


また卵巣内に起こると排卵障害を起こすことも忘れてはいけません。


その他にも妊娠にとても重要な役割を持つ臓器やその周辺で発症するため、卵子の質が低下し受精率が下がり結果として妊娠しにくくなってしまうのです。


早期に発見すれば進行を遅らせることもできます。たかが生理痛と軽く考えず、子宮内膜症の可能性も考えて早めに医師に相談しましょう。

子宮内膜症はがんになるかも

不妊症の原因にもなる子宮内膜症。実はがんになる可能性もあることを知っていましたか?


卵巣に内膜ができてしまうと、炎症による出血が卵巣内に貯まり卵巣が腫れるチョコレート嚢胞になることもあります。


チョコレート嚢胞は卵巣や卵管の機能に作用し妊娠しにくくなる上、1%以下の確率でがんになると言われています。確率は低いですが、がんは怖い病気なのでなるべく早期に発見して必要であれば手術も視野に入れましょう。


不妊治療をしていると思わぬ病気が見つかることがあります。不妊治療中でも加入できる子宝エールのような保険に入っていると手術や入院が保障されるので安心ですよ。


子宝エールではチョコレート嚢胞の手術もばっちり保障対象です。

子宮内膜症は再発するの?治らない?

子宮内膜症はなかなか治らない病気だと言われています


治療をしても再発を繰り返し閉経まで付き合うこともあります。閉経すると卵巣からのエストロゲンの分泌がなくなり、内膜症も改善されるので症状が気にならなくなるようです。


ただし、チョコレート嚢胞は閉経後も消失することが少なく、がん化することもあるので注意しましょう。


「以前よりもひどくなったかな?」と思ったら再発を疑って医師に相談しましょう。早めの受診で病気の進行を遅らせ、症状を和らげながら治療をすることができます。


せっかく治療や手術で症状が軽快してもその後再発するおそれがあるので定期検診を受けることも大切です。

子宮内膜症はどうやって治す?妊活はどうなるの?

子宮内膜症はなかなかスッキリと治せない病気のため、安定した状態で長く付き合っていくことがポイントになります。


治療方法は目的によって変わってきます。特に妊活中は妊娠しにくくなる治療は避けなければなりません。


ここでは目的別の治療方法を紹介します。


【痛みを取る】

痛みさえなければ経過観察をしながら付き合っていける病気でもあるので、痛みを取ることは大切な治療です。


治療方法としては以下の方法があります。

  1. 鎮痛剤・漢方薬などの対症療法
  2. ホルモン療法
  3. 手術

ホルモン療法では低用量ピルなどを服用して排卵を抑制し生理痛を軽くします。ホルモン療法でも軽快しない場合は手術をして内膜症組織を切除したり、癒着をはがしたりします。


【妊娠する】

妊娠を希望する場合は痛みを抑えつつ、妊娠しやすい状態を作ることが大切です。


そこで妊活中は次のような順番で治療をしていきます。

  1. 鎮痛剤漢方薬などで痛みを抑える
  2. 手術
  3. 不妊治療

手術はしないで済む場合もあります。


【がん化を防ぐ】

チョコレート嚢胞がある場合はがん化を防ぐ治療をします。


治療法は嚢胞の大きさによって変わります。

  • 4㎝以下:鎮痛剤・ホルモン療法
  • 4~9㎝:状態を見て40歳以上は手術
  • 10㎝以上:手術

【妊活中の生理痛がひどくなった】子宮内膜症の方の体験談

妊活中、生理痛がひどくなった経験を持つA子さんの体験談を紹介します。


【独身時代】

20代の頃から生理による体調不良がありましたが、特に通院はしていませんでした。


【不妊専門病院を受診】

結婚後、子作り開始。5年経っても妊娠せず、生理痛がひどくなったこともあり不妊専用の病院を受診し、子宮内膜症があることが分かりました。


【内膜症の手術】

すぐに不妊治療を始めたかったのですがこれ以上内膜症がひどくなったら困るので内膜症の治療をはじめました。

卵巣・卵管の癒着がひどいため思い切って手術に踏み切りました。


【妊娠・出産】

術後は癒着もなくなり、妊活中ひどくなった生理痛も落ち着きました。

その後、不妊治療を開始。癒着がなくなり妊娠しやすい体になったこともあり無事に妊娠・出産をすることができました。


ひどくなった内膜症を放置せずにしっかり治療したのが結果的に良かったようです。

補足:不妊治療保険に加入しておくと役立つ!

不妊治療をしていると新たな病気が見つかることがあります。しかし、不妊治療をしているだけで保険加入を断られるケースが後をたちません。


【不妊治療中でも加入できる】

そこでおすすめなのが不妊治療中でも加入できる子宝エールです。


子宝エールならばこれまで解説してきた子宮内膜症の治療も対象になるので手術や入院をした場合、給付金を受け取ることができます。


【子宝エールの保障内容】

  • 病気やケガの入院
  • 病気やケガの手術
  • 死亡

これら3つをしっかり保障します。


不妊治療をするうちに見つかった

  • 卵巣の機能障害
  • 妊娠中毒症
  • 子宮外妊娠
  • 子宮がん
  • 卵巣がん

などの病気が保障されるので安心ですね。


ただし、不妊治療の費用そのものを補償する保険ではないので、卵巣過剰刺激症候群・骨盤髄膜炎・子宮内膜ポリープ・帝王切開・流産・切迫早産は補償されません。


【割安な保険料】

子宝エールの魅力は保険料にもあります。


不妊治療には何かとお金がかかるので、40代女性で月々2000円程度という割安な保険料となっています。


不妊治療中は不安がつきものです、「病気になり、ひどくなったらどうしよう」という不安を解消するためにも子宝エールへの加入をおすすめします。

妊活中に生理痛がひどくなった!についてのまとめ

ここまで妊活中にひどくなった生理痛について詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか?


この記事のポイントは

  • ひどくなった生理痛の原因はホルモンバランスの乱れ・子宮内膜症など
  • 子宮内膜症は不妊症の原因になることもある
  • 子宮内膜症の治療方法は鎮痛剤・ホルモン療法・手術など
  • 不妊治療中におすすめの保険は子宝エール

です。


ひどくなった生理痛を放置しておくと不妊症やがんになることもあります。妊娠前にしっかり治療しておくことも大切です。


また、不妊治療中は新たに病気が見つかることもあります。子宝エールのような不妊治療中でも入れる保険があることも知っておくと良いでしょう。


ほけんROOMでは他にも女性の保険やお金に関する記事を多数掲載していますので、ぜひご覧ください。

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