更新日:2018/10/09
医療保険の手術給付金には2つのタイプがあるってホント?徹底解説!
医療保険に加入する場合、手術給付金について知っておくと安心です。保険会社によって医療保険の手術給付金は88種類と1000種類に分けられます。なぜこれほどまでに種類の数がちがうのでしょうか。その秘密についての解説とお勧めのポイントを解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
医療保険の手術給付金には2つのタイプがある
医療保険には様々な特約や給付金がありますよね。
その中でも手術給付金は医療保険とセットで契約しておきたい1つだと思います。
ところで、手術給付金には2つのタイプとそれに伴うルールがあることをご存知でしょうか。
そこでこの記事では、医療保険の手術給付金のタイプとルールについて
- 給付対象になる手術が88種類と1000種類の2タイプあることについて
- 給付対象になる手術の項目について
- 現在の手術給付金に多いタイプについて
- 手術給付金の給付倍率について
- 複数回の手術に対する手術給付金について
手術給付金、88種類と1000種類の違い
しかし近年、公的医療保険の対象となる手術に支払われる医療保険が増えています。
このタイプになると1000種類の手術に対応でき、対象が増えて安心性があります。
ただ実際のところは88種類のものでも600種類に対応しています。
これは手術に対する数え方が異なるからです。
このことを知らないと見た目の数字だけで判断する可能性があります。
このポイントは前もって知っていると安心感があります。
給付対象になる手術と倍率
- 皮膚・乳房
- 筋肉・骨
- 呼吸器・胸部
- 循環器・脾臓
- 消化器
- 尿・性器
- 内分泌器
- 神経
- 感覚器・視器、聴器
- 悪性新生物
- 上記以外、新生物根治放射線照射など
これらのジャンルで細かく分けて88種類となり、医療保険がカバーしている分野は広いです。
1000種類に関しては、公的医療保険の対象になる手術の全てがあてはまります。
したがって病院などで受ける保険適応の手術行為はほぼすべて対象という事になります。
後ほど説明しますが、手術によって支払われる給付金の倍率がそれぞれ異なっています。
傾向として難しい内容ほど倍率が高くなります。
給付対象外の手術がある
- キズの処置(デブリードマンなど)
- 検査目的の手術(生検など)
- 吸引
- 神経ブロック
- 抜歯・異物除去
- 美容整形
- レーシック(視力矯正)
88種類と1000種類のどちらを選ぶべきか
したがって給付される手術の数だけで加入するタイプを決めることは難しいようです。
そこで以下の章では
- 現在の主流のタイプについて
- 医療保険の手術給付金について
- 給付倍率ついて
- 2回目以降の手術給付金について
現在は1000種類のものが主流
また88種類タイプは決められてから時間が経っていると言われています。
88種類しか給付されない手術もあるようですが、皆さんがどのような病気になり手術を受けるかは誰にもわかりません。
すでに発症することが分かっている病気であれば、保険金自体が給付されないでしょう。
その他、1000種類タイプは医療保険でできる手術は給付金の対象となるので理解しやすいという点もあります。
これらをふまえると、88種類よりも1000種類の方が安心感が高いと考えられています。
医療保険の手術給付金について
さらに手術内容によって給付倍率が変わり、10倍・20倍・40倍に設定されています。
それぞれ入院給付金の掛け金に対して定める倍率が支払われます。
また、入院の有無で給付が変わる場合があります。
例えば入院のない日帰り手術に対して給付されるタイプとそうでないタイプがあります。
給付倍率もしっかり確かめよう
他にも同じ病気に対する手術でも先述した日帰り手術になると倍率が変わることがあります。
手術給付金は複数回うけとるためには
まとめ:医療保険の手術給付金は88種類か1000種類か
ここまで医療保険の手術給付金のタイプとルールについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回のこの記事のポイントは
- 手術給付金には88種類と1000種類のタイプがあること
- 88種類は一見少ないが、実は600種類程度になること
- 1000種類でも給付対象外の手術があること
- 最近は1000種類タイプの医療保険が主流であること
- 手術給付金はその内容によって給付金額が変わること
- 複数回の手術給付金の受け取りには一定のルールがあること