日本のがんの罹患率を年齢別、男女別にわかりやすく解説します!

日本に限らず世界各国でがんを罹患している人は増えてきています。そのためがん罹患率は世界単位で増えており、またその罹患率を下げようと努力しています。しかし、日本では罹患率が上昇し続けています。今回はそのような現状と理由についてご紹介します。

日本人のがん罹患率と統計

あなたは、がんについて調べていることでしょう。


最近ではニュースでもがんという名前をよく聞くようになりました。


それほど日本人はがんにかかりやすい生活をしているのだと思います。


しかし、一体どのくらいの人ががんを患い、がんによって死亡しているのでしょうか?


実は日本は、先進国の中で唯一罹患率(りかんりつ)を伸ばし続けている状態なのです。


そして罹患率は部位ごとに数値で発表されていますが、男女で罹患しやすい部位が異なっているのも現状です。


しかし、日本人ががんにかかりやすいとは一体どうしてなのでしょうか?


それは、日本の社会と日本人の身体に原因があるのです。


そこで、この記事では、

  • 年代別がん罹患数の特徴について
  • がんの主な部位と死亡率について
  • 日本のがん罹患率の高さについて

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただければ、がんについて考えるときに役立つかと思います。


是非最後までご覧ください。 



男女年代別のがん罹患数の推移

男女のがん罹患率というものには異なった特徴があります。


それらを見比べることによって男女で、あるいは夫婦でがんというものに対してどのように準備をしておけばいいのかという心構えをすることができます。


また、罹患率というものはがんにかかるリスクを表したものであってがんで死亡するリスクを表しているわけではありません。


ご注意ください。

男性のがん罹患率

男性のがん罹患率


男性のがん罹患率から分かることは年齢を重ねることによって罹患率は上昇してしまい、高齢になるほどがんへの備えが必要であるということです。


特に50代から罹患率は上がるため40代からの備えが必要であるということでしょう。


女性のがん罹患率

女性のがん罹患率


女性のがん罹患率の関しては男性のものとは異なっており、罹患率は40代以降に減退していくことが見受けられます。


そのためがんの備えは早期から開始しなければならないことが分かります。


しかし、10年後や20年後といった比較的近いうちに罹患するリスクは高まっています


罹患率が減退するからといってもがんが発症しなくなるということではありません。


早期にがん保険に加入すれば保険料は安くなるため、早期での加入を考えておきましょう。


また、男女で年齢別の罹患率が全く違っていました。


そのため、夫婦で同じ保険に加入するのではなく、それぞれに合った保険を選ぶことも重要です。


特に男性は高齢になった場合の保証の手厚さを求め、女性はどちらかといえば若い内に手厚いものにしておくべきでしょう。


しかし、残念ながらがんに罹患する可能性は常に隣り合わせです。


女性の場合は特に40歳で保険を解約するということではなく、継続して備えをしておくことが重要です。


そして、がんは気づかないうちに進行してしまいますので、定期的に必ず検診を受けることも大切です。


ここまでで、「がん保険が必要かもしれない」と思われた方は、まずは保険のプロに相談するのがおすすめです。 


本当にがん保険が自分に必要なのか、必要ならどのがん保険がいいのかを納得できるまで無料で何度も相談できるので、大変おすすめです。 


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世界のがん罹患率と比較(2016)

世界中でがんの罹患率というものは伸びてきているものの死亡率は低下傾向にあります。

特に先進諸国に関しての死亡率が抑えられているものの、アメリカやオーストラリアのがん罹患率は上昇傾向にあります。


また男性であれば前立腺がんの160万例、気管・気管支・肺がん140万例、大腸がん92万例となっており、これだけで全体の罹患率の内42%を占めています。


女性であれば乳がんの240万例、大腸がん73万例、肺がん64万例と並び、これらも全体の罹患率のうち46%を占めていました。


最もがん罹患率が多いとされていたアメリカは2007年から2011年の間に1.8%程度罹患率を下げ、その後も罹患率を下げています。


しかし、日本の罹患率は上昇する一方であり2035年までは上昇するだろうと予測されています。


アメリカ以外の先進国もまた罹患率を下げており、日本だけが先進国の中で唯一罹患率を伸ばし続けていると言われています

がんの主な部位の罹患率

がんの罹患率の高い日本ですが、どの部位にがんができやすいのでしょうか?


国立がん研究センターの最新がん統計で見ていきましょう。


2014年に新たに診断されたがんは、全国で867,408例でした。


男女別は男性501,527例に対し、女性365,881例となっています。


がんが発生しやすい部位としては男性なら順に胃、肺、大腸、肝臓です。


女性では乳房、大腸、胃、肺、子宮となっています。


男女の合計で見ると、順に大腸、胃、肺、乳房、前立腺となりました。


次に、年齢別にがん罹患数の推移を見てみましょう。


まず、男性では40歳以上で消化器系のがん(胃、大腸、肝臓)の罹患が多く、70歳以上になると前立腺がんと肺がんの割合が多くなっています。


そして女性では、40歳代では乳がん、子宮がん、卵巣がんの女性特有のがんが多く、60代後半位からは消化器系のがん(胃、大腸、肝臓)と肺がんの割合が多くなります。


このように、消化器系のがんが男女共に多くなっていますので、食生活やストレスに注意をしましょう。

がんの死亡率

 2016年にがんで死亡した人は372,986人(男性219,785人、女性153,201人)となっています。


その中でも特に多かったのは肺がんによる死亡でした。


男女別ですと男性の1位は肺がん、女性の1位は大腸がんとなっています。


また男性の患うがんの死亡理由に関しては肺、胃、大腸、肝臓、膵臓の順で多くなりました。


一方、女性の場合では大腸、肺、膵臓、胃、乳房の順で死亡原因が多いことになり、両方に共通することは胃がんによる死亡が多いということです。


消化器官の中でも大局的な働きを見せる胃には悪性新生物が発生しやすく、転移の可能性も高いため注意が必要です。


そして、まず男性から年齢別を見てみると、40歳以上では消化器系のがん(胃、大腸、肝臓)の死亡が最も多く、70歳以上では肺がんと前立腺がんでの死亡の割合が多くなります。


女性の場合は40歳代では女性特有のがんが多くを占め、年齢があがるに連れて消化器系がんと肺がんの割合が多くなっています。

なぜ日本は世界と比べて罹患率が高いのか

日本は世界と比べて高齢化が進んでおり、特に男性のがん罹患率が高い結果となってしまいました。

これはまず日本人という人種が持つ身体の仕組みからしてかかりやすいことが挙げられます。


実は日本人の身体はインスリンが効きにくい特徴があり、膵臓がんや糖尿病への対抗が難しいのです。


しかも、ファストフードなどの加工食品を食べる人も増えていて、少し前の欧米の食事と同じようになっています。


今現在欧米ではこのような食事をする人は減っており、適度な運動をする人も増えているので、罹患率は年々減少しています。


それなのに日本だけは未だに、このような食生活をする人が減りません。


そのため、膵臓に負担をかけてしまい、糖尿病や膵臓がんにつながるのです。


また、日本人はアメリカなどの先進諸国と比べるとガン検査を行う割合が少なく早期発見が難しくなっています。


これは罹患率ではなく死亡率につながることと考えられますが、定期検査をしっかりすることでがん予防というのは格段に効果を増すものなのです。


加えて、悪性新生物というのは遺伝子レベルの変異によってできた腫瘍ですが、これはストレスを感じることでも誘発されることがあります。


日本人は世界各国と比べてストレスが溜まりやすい環境にあるとされ、食生活や生活習慣の乱れによって、がんの罹患率が高い原因となっているのです。


そしてもうひとつ、がんの罹患率が高い原因として「長寿国」であることがあげられます。


がんは年齢があがるに連れて罹患率も上がるものですので、長生きをすればするほど、がんにかかるリスクがあがります


そのため、世界随一の長寿国である日本では、がんの患者数も多いのです。


次に、世界のがん罹患率を見ていきましょう。

世界のがんの発症率の中で日本は?

世界各国を見るとデンマーク、フランス、オーストラリアがワースト3を飾っており今もなおがん罹患率を上げることに貢献しています。

またがん罹患率を下げているアメリカも6位となっています。


これらのランキングは10万人当たり何人が罹患しているかという統計の下算出しており、1位のデンマークは10万人中338人が罹患しているという結果になりました。

対して、日本は30位ということになっており、1位のデンマークよりは軽度とはいえ国連に加盟している193か国の中では高い罹患率となっています。

なぜ20代から40代は女性のがん罹患率が相対的に高いのか

20代から40代というのは働き盛りであるとともに女性の場合は結婚と出産による大事な時期でもあります。

このとき性行為や育児のために女性の体細胞、とくに乳部での細胞が活性化します。


このとき細胞を新しくする期間が短くなり、生涯のなかで最も分裂が激しい時期にもなります。


このとき細胞分裂でミスが出やすいことも多くなるため、がん罹患率が高まるという見方もあります。

なぜ罹患数は増えているのか

日本でがん罹患数が増えている理由として、高齢化があげられます。

通常、がん細胞というのは年齢があがるに連れて多くなってしまいます。

これは細胞が新しくなりにくくなり、悪性新生物に対抗する免疫力が低下するためです。


また、外部から体内を守ったり健康な状態にしておくための血液についても、作る力が弱ってしまいます。


そのため高齢化の進む日本ではがん罹患率が高まるという傾向が見られます。



まとめ:がんの罹患率について

 がんについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、

  • 年代別がん罹患数の特徴は、男性は年齢があがるに連れて罹患数も上昇するが、女性は40代以降減少する
  • がんになりやすい部位は消化器系と肺、死亡率が高いがんは肺がん
  • 日本のがん罹患率が高いのは、高齢化、ストレス社会、食生活、検診が浸透していないなどが原因

です。


がんは、気づかないうちに進行していく病気なので、気づいてからでは何の備えもできません。


そのため、早いうちから保険を備えておく必要があります。


年齢が若いと保険料も安く済みますので、ぜひ検討をしてみてください。


また、特に日本人はがんになりやすい社会となりやすい体を備えてしまっています。


必ず定期的にがん検診を受け、早期発見の努力を行うとともに、適度な運動をして、理想的な生活を目指しましょう


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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