がん保険の告知内容・加入条件についてわかりやすく解説!

がん保険に加入する際には、被保険者の病気の既往歴などを保険会社に「告知」しなければなりません。告知の内容次第ではがん保険に加入できない場合がありますが、告知内容が緩和され、告知義務がゆるい保険もあるので、ウソをつかず正確に告知するようにしましょう。



▼この記事を読んで欲しい人
  • これから保険加入を考えており、告知が何か知りたい方
  • 持病を持っていて保険加入が心配な方
  • もしも告知の際に嘘をつくとどうなるのか知りたい方
  • 持病があっても入れる保険の種類があるのか知りたい方
▼この記事を読んでわかること
  • 保険会社の告知とはどういうことなのか
  • 告知の際に嘘をついても大丈夫なのか
  • 嘘の告知がバレてしまうとどうなるの?
  • 持病があっても入れる保険はあるのか
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内容をまとめると

  • 保険加入前の契約者の健康状態について回答することを、告知という
  • 告知の際には過去の病気を治療中や投薬も含め正しく回答する必要がある
  • 告知の際に虚偽や黙っているなどはNG
  • 嘘の告知をしても後々の調査でバレてしまう
  • 告知で迷ったら担当者に聞くのがオススメ
  • 持病のある方は引受基準緩和型がん保険無選択型がん保険部位不担保で加入できる保険であれば加入が可能

がん保険の告知内容・加入条件とは?




がん保険に新しく加入したい。

と決めたときに、無条件で加入できるということは、まず無いんです。


がん保険に加入するためには、告知と加入条件をクリアする必要があります。


まず告知とは、これから契約するという方が、保険会社から聞く質問事項に対して、YES・NOと答えることをいいます。


具体的な内容としては、後述で詳しく触れますが、加入者の健康状態などを詳しく聞き取る内容もなっています。


もちろん、質問の解答によっては、がん保険に加入できない場合もでてきます。

だからといって、嘘の回答をすると告知義務違反となり、契約が無効となる場合がありますので、必ず正しく行いましょう。

しかし、正しく告知を行ったからといって、がん保険に加入できるわけではないんです。


保険会社の中では、ある程度の加入条件を定めており、それをクリアすることで加入することができる仕組みになっています。

主ながん保険の告知項目(告知書)の主な内容

がん保険に加入する前に、契約者の健康状態について回答することを、告知といいます。


保険会社により少し変わるものの、具体的にはどのような質問に回答していくのか、一覧でご紹介します。


  • 過去にがんになった経験があるのか
  • 直近で病院で検査・治療を受けたか
  • 人間ドックで、結果が悪く再検査などの経験があるか
  • 喫煙歴はあるか
  • 現在妊娠しているか

基本的に、どの保険会社も過去にがん経験について必ず聞いてきますが、告知の質問の構成は契約者の過去の病気についてが軸となってきます。

質問の中には、YESで答えると詳細に回答しなくてはならない項目があり、病気やけがの名前や治療期間、医療機関名、投薬を行っているかどうかを詳しく回答する必要がでてきます。

一覧には、触れていないのですが過去の病気の経験や治療期間には、保険会社により定めている期間が異なります。

基本的には直近3ヶ月や2年以内が一般的となっていますが、保険会社によっては過去5年など、過去の長い期間を設けている場合もあるんです。

もしも、がんなどの病気になった際には、診断書や領収書なども持っていると、加入のときにはとても便利なので、捨てずに持っておきましょう。

がん保険の告知書はどこまで詳しく書くべき?




がん保険の告知を行う際には、過去の病気について不安を感じたとしても、黙っていたり嘘をつくのはNGです。


基本的には、正しく行うとは思いますが、万が一病気を隠して虚偽回答をすると、告知義務違反となり、保険の契約が一切無効となる場合があります。

参照:公共財団法人生命保険文化センター


もちろん、そこまで払った保険料も返ってこないので、不利益しかありません。


過去の病気について不安があっても、必ず正しく回答をして初めて契約をすることができるんです。


なので、どこまで詳しく告知をするのか迷った場合には、あなたの担当者に必ず聞くようにしてください。


ただ、過去の病気や手術を全てさらけ出す必要はありません


例えば過去に美容整形を受けたなどは、告知に必要ない場合が多いです。


過去の病気や手術は保険会社が定めた病気に限られているので、質問項目について疑問があれば、質問するのがオススメです。

がん保険の告知で既往歴などを嘘ついたらばれる?

がん保険の告知で嘘をつくと告知義務違反となると前述で説明しましたが、この告知はばれるものなのでしょうか?

結論から言うと、嘘をついていてもばれます

その理由としてあげられるのには

  • 加入してからの2年間の間にしっかり調査が入るから
  • 人間ドッグや健康診断の結果
  • 障害者手帳の内容
  • 健康保険の履歴
などがあります。

意外と知られていないため、2年間も調査が入ることについては驚かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

調査としては具体的に行うことは、診断した医師や医療機関に問い合わせを行ったり、健康保険の利用状況や健康診断の内容などを行います。

保険会社には、虚偽の内容を伝えても病院では本当のことを話しますよね?

その聞き取られた内容の差異から、虚偽があることを見抜くという流れになっています。

基本的には、情報開示を拒否することもできますが、拒否した時点で保険金の支払われない契約になっていることが一般的なため、拒否という選択肢ができません。


過去の病気やケガの通院履歴は必ずばれるので、隠さずにしっかり告知しましょう。

がん保険の加入条件を満たしているかよく迷うパターンを解説




がん保険の加入の際には、過去の病気や怪我について保険会社へ告知が必要なのですが、実際どこまで告知するべきなのか迷う。


そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。


基本的には、担当者の方へ聞けばすぐ解決できてしまいます。


しかし、誰しも過去の病気について詳しく語りたい人ばかりではありませんし、加入に問題ないのであれば、告知したくないこともあると思います。


そこで、ここからはがん保険の加入の際に行う告知について


  • がんとは無関係の怪我や病気の場合
  • 過去にがんになったことがある場合
  • 持病やケガががんと関連性がある場合

3パターンに分けて、ご紹介します。

①がんとは関係ないケガ・病気をしている

告知をする前に、がんとは関係ない怪我や病気をした場合は、問題なくがん保険の加入が可能です。


例えば、高所作業をしていて落下し骨折した場合などには、このパターンにあてはまります。


がん保険でない保険の場合には、骨折した部位や場所など詳細に告知を行う必要がありますが、がん保険はがんになった場合に支払われる保険。


つまり、がんのリスクがないのであれば、基本的には問題ない。 


と判断され、がん保険の告知をクリアすることができます。


もちろん、がんと直接関係ない病気であれば、がん保険に関しては問題はありません。

②過去にがんと診断されたことがある

がん保険に加入する前の告知で、がんになった経験があると回答した場合。

がん保険の加入は、難しくなるケースが多いのが実態です。

その理由とは、がん保険ががんになった際に保障を受けられる保険ということで、再度がんになるリスクがあると、がん保険に入る方々の平等性に欠けてしまうからです。

ただ、がんになってしまったら全てのがん保険に加入できない。

と心配することはありません。

保険会社により、条件などを満たせば加入できる商品も販売しています

詳しくは後述しますが、過去にがんになった経験があると、加入できる条件はやや厳しくなります。

もしも現在、健康であるのであればがん保険の加入を考える方が良いのかもしれませんね。

③がんと関連性の高い持病やケガがある

過去に、がんと関連性の高い病気になってしまったり、ケガをしてしまった場合


この条件に当てはまる場合は、保険会社により判断が変わるため、一概に加入できないということはありません


告知の際に、病気の内容や治療期間などの詳細な聞き取りを行った上で、保険会社の基準により、加入可能か審査されます。


例えば、がん進行の前段階でもある上皮内新生物の治療を行った場合などが、このパターンに当てはまる場合もあります。


がん保険では、今後生活をしていく中で上皮内新生物になった場合に、切除手術の費用を負担してくれる保険もあり、リスクの判断の基準になるそうです。


上皮内新生物は、切除を行えば転移の可能性低いのですが、健康的な面の基準に判断されます

保険会社ごとにがん保険の告知内容・加入条件を比較!




保険会社ごとに、がん保険の告知の内容や加入条件は細かく違います。


現在、がん保険の加入を検討している方の中で、過去の病気経験が告知の際に支障がでるのか不安になるかと思います。


そこでここからは


  • アフラック「生きるためのがん保険Days1」
  • 富士生命「新がんベスト・ゴールドα」
  • ニッセイ(日本生命)「がん保険ビリーブ」

の上記3点の加入条件や告知内容について、詳細をご紹介します。

この情報を知っておくことで、保険選びの際に加入できそうな保険を探す際の参考になるかと思います。

「自分の持病はA社では加入できないが、B社なら加入できそう・・・」

そんな不安の多い告知内容について詳しく解説します。

①アフラック「生きるためのがん保険Days1」の加入条件・告知内容

アフラックが販売している保険商品「生きるためのがん保険Days1」の告知に関しては、アフラックから提示される5つの質問に「はい」と一つでも答えると、加入することはできません。


その告知の際の質問が以下のようになります。


  1. 今までにがんにかかったことがあるか
  2. 現在入院中。もしくは3ヶ月以内に入院・手術を勧められた
  3. 過去5年以内に病状や病気の疑いを含め、医師の診察・検査・治療・投薬をうけたことがあるか
  4. 現在病状や病気の疑いを含め、治療中・検査中・経過観察中または 最近3ヵ月以内にの病状や病気の疑いがあると診断された
3・4・5番に関しては、アフラックからの指定された病気に限る形となっており、詳細はアフラックの生きるためのがん保険Days1の告知内容から確認ができます。

基本的には、現在少しでも病気の疑いがある場合には、保険の加入ができない内容となっています。

また、3番の質問内容のみ「はい」と答えた場合で、特別保険料率に関する特則を付ける場合、別の質問にも回答する必要もあります。

②富士生命「新がんベスト・ゴールドα」の加入条件・告知内容

富士生命が販売している「新がんベスト・ゴールドα」の告知する際の質問は4つとなっています。 


以下に詳しく質問内容をご紹介します。 


  1.  今までにがんにかかったことがある 
  2. 直近3ヶ月以内に、医師の診察・検査・診療・投薬を受けた
  3. 5年以内に認知症・アルコール依存症・慢性気管支炎などの病気や疑いで診察、検査・治療・投薬を受けた
  4. 過去2年以内に人間ドッグや健康診断で要検査と診察された
となっています。 

この質問のどれかに「はい」と答えると保険の加入はできません。 

どの保険にも共通する部分ではありますが、現在治療中であったり、病気と診断されていると加入は難しい内容です。 

その他にも、現在の職業や保険会社の給付された履歴なども加味されるため、この限りではありません。

③ニッセイ(日本生命)「がん保険ビリーブ」の加入条件・告知内容

ニッセイ(日本生命)が販売している「がん保険ビリーブ」の告知する際の質問は3つとなっており、比較的に告知のハードルは低いものとなっています。


以下が「がん保険ビリーブ」の告知にする質問となっています。


  1. 今までにがん・上皮内新生物にかかったことがある
  2. 過去3ヶ月以内に病気や病気の疑いで、診察・検査・治療・投薬をうけた
  3. 過去2年以内に、人間ドッグや健康診断で異常と診断されたことがある

病気などに関してはニッセイ(日本生命)の定めるものとして、消化器の病気やポリープなどが対象となっています。

この上記の質問に対して1つでも「はい」と答えてしまうと、保険の加入をすることができません。

がんなどの既往歴がある人が検討するべき保険




過去にがんになってしまったり、現在も治療中などの方は、がん保険に加入できない。

ということは、ありません。

ただ、過去に病気のない人と比べると、加入条件が変わってきます

加入条件には、大まかに分けて

  • 引受基準緩和型がん保険
  • 無選択型がん保険
  • 部位不担保で加入できる保険


といった上記3つの保険に分けられます


そこでここからは、3つの保険の詳細な条件について、詳しくご紹介していきます。

①引受基準緩和型がん保険

引受基準緩和型がん保険とは、通常販売しているがん保険よりも、健康状態の聞き取りを行う告知の内容が、厳しく設定されていない保険のことをいいます。


告知の際に行う質問は3~5つほどとなっており、YES・NOの2択で回答します。


全ての告知をパスできれば、がん保険に加入可能となっています。


メリットとしては、持病や既往症などあってもOKで、再発の恐れがある場合にも保障の対象になる、手厚い内容になっています。


内容としても、過去にがんの経験がある方へ向けた商品が多いのも特徴です。


デメリットは保険料が高く望んでいる特約が無い場合がある点です。


保険料が高いのは、持病がない人と比べるとリスクが高いからなのですが、特約に関しては、バリエーションも少なく、欲しい特約を諦めなければならない場合も出てきてしまいます。

②無選択型がん保険

無選択型がん保険とは、告知の際に必要な健康状態や医師の審査を必要としない保険のことをいいます。


つまり、無条件となりますので、持病があったり、年齢で審査が通らなかった人は、無選択型がん保険は加入が可能となっています。

一般的ながん保険と比べると、毎月支払う保険料は高く、受け取れる金額は低めに設定されているんです。

しかし年齢制限の上限が高めであるため、高齢で持病を持っている人には、ハードルが低くなっています。

また契約日から一定期間で、亡くなってしまった場合は、支払った額に応じて受け取る金額が、変わりますので注意が必要です。

商品の多くは保険料の支払いは一生涯となっており、免責事由も複雑になっているため、契約時には、支払いや貰える金額だけでない、細かなポイントも聞き取るのがオススメです。

③部位不担保で加入できる保険

部位不担保で加入できる保険とは、保険会社が定めた特定の部位に限り、保障対象外とする保険のことをいいます。


保険会社により、保障対象外になる病気は異なりますが、今後再発の恐れのある病気さえカバーできてれば良い。


という考え方であれば問題はありません。


しかし、将来的にはどんな病気になるか分からないから不安を感じる


ということであれば、広く病気をカバーするタイプの保険の方が良いかもしれません。


もう一つ特徴的なのは、部位不担保という条件がついていても、月々に支払う保険料が安くなるということはありません


あくまでも、通常の保険には入れない方が、加入できる保険となっていますので、部位不担保の条件が、加入するハードルを下げている役目を果たしているので、保険料が変わるわけではないのです。


部位不担保の保険の場合、保障外となる期間も保険会社にも異なるため、期間やどんな病気が保障外となるのか、しっかりと確認が必要になってきます。

まとめ:マネーキャリアで保険のプロと一緒にベストな保険を見つけよう!

いかがでしたでしょうか。


今回は、がん保険の告知内容・加入条件について詳しくご紹介いたしました。


持病をもっていると、保険に加入できるのか不安な面も多いかと思います。


もしも、自分がどのような保険に入れるのか分からなくなってしまった場合は、マネーキャリアのような保険のプロに相談できるサービスがオススメです。


マネーキャリアでは、保険や将来のお金の不安などの相談を気軽に行えるサービスとなっています。


相談に乗ってくれるのは、お金について詳しいプロばかりなので、困ったことは何でも相談に乗ってくれます。


無料で相談を行えるので、困ったらぜひ利用してみてくださいね。


ほけんROOMでは保険に関する記事が数多くありますので、興味のある方は合わせてご覧ください。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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