【クレジットカード付帯の保険】飛行機の欠航は補償適用となるの?

通常の海外旅行保険では、治療費や飛行機の欠航などによって生じた損失を補償してくれますよね。それでは、クレジットカード付帯の海外旅行保険では、飛行機の欠航や遅延は補償対象となるのか?クレジットカード付帯の海外旅行保険について調べてみたのでご覧ください!

飛行機が欠航した場合、クレジットカードの保険で補償してもらえるの?

海外旅行へいざ出発!と空港へ向かっても、飛行機の欠航や遅延で代替の飛行機まで待機しなければならなくなった、なんてことがあるかもしれません。


そんなとき、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険では補償を受けられるのでしょうか?


クレジットカード付帯の海外旅行保険の補償内容のうち、飛行機の欠航・遅延時の補償について見ていきましょう。

特約が付帯したクレジットカードを利用して飛行機が欠航した場合

クレジットカードには、海外旅行保険が付帯されているカードがあり、付帯方法は「自動付帯」と「利用付帯」があります。


「自動付帯」とは、年会費が有料のクレジットカードに多く見られ、クレジットカード会社が海外旅行保険の保険契約者となり、カード会員であるクレジットカードの名義人が被保険者となります。


被保険者が海外旅行に行く際には、海外旅行保険が自動付帯されているクレジットカードを保有していることで、別段の手続きなしで海外旅行保険の被保険者となれるのです。


そして「利用付帯」とは、対象となるクレジットカードで旅行代金を支払うことにより、そのクレジットカードに付帯されている海外旅行保険の被保険者となれます。


それでは、そのクレジットカードに付帯されている海外旅行保険では、飛行機の欠航や遅延の場合、どのような補償が受けられるのでしょうか?

通常の保険では欠航時に補償されない食事代やホテル代、衣類代などが補償される

クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の補償内容の一つに、飛行機の欠航や遅延による損失を補償してくれる「航空便遅延補償」という補償があります。


この航空便遅延補償では、飛行機の欠航や遅延のほかに、クレジットカード会社によっては、荷物の遅延・紛失も補償対象となっています。


保険会社で販売されている海外旅行保険にも、飛行機の欠航や遅延に対して補償を受けられる航空機遅延費用補償」という特約がありますが、オプションとなっていることが多く、通常の保険では飛行機の欠航時などに生じた損失を補償してもらうことができません。


しかし、クレジットカード付帯の海外旅行保険には航空便遅延補償がもともと付帯されているので、もしものときにも安心ですね。


航空便遅延補償で補償が受けられる事由として、例えば出発地の飛行機が遅延し、乗り継ぎ地での飛行機に乗り遅れた、または出発地の飛行機が欠航したため1泊宿泊して待機が必要となった、などという場合に、食事代や宿泊施設代にかかった費用を補償してもらえます。


また、航空便遅延補償に「手荷物遅延補償」「手荷物紛失費用」も含まれている場合、手荷物が届かない間に購入した生活必需品にかかった費用が補償されます。


クレジットカード付帯の航空便遅延補償では、飛行機の欠航・遅延、手荷物の遅延・紛失に対する補償金額はそれぞれ2万円前後が一般的となっています。


航空便遅延補償は、クレジットカード会社によってその補償内容や補償金額が異なりますので、ご自分がお持ちのクレジットカード会社の補償内容を確認しておきましょう。



格安航空を利用した場合、飛行機遅延、欠航、ロストバゲージ、手荷物の遅れは、頻繁に発生する

みなさんは、LCCと呼ばれる格安航空会社を利用したことはありますか?

今では国内だけでなく、国際線でも多くの格安航空会社が空を飛んでいます。


格安航空会社の強みはその名の通り、飛行機チケットの安さです。


しかし、チケットが安いということは、航空会社もギリギリのスケジュールで飛行機を飛ばしていたり、人員を削減しています。


そのため、飛行機の遅延はよく起きますし、欠航や手荷物のトラブルなんかも発生しやすいです。


筆者もこれまで、国内線、国際線合わせて何度も格安航空会社を利用してきましたが、遅延や飛行機トラブルに数回遭いました。


ですが、やはり飛行機チケットの安さからまた格安航空会社を利用しています。


飛行機チケットの安い格安航空を利用するには、飛行機が遅延、または欠航するかもしれないという前提で利用する必要があります。


それでも、飛行機の遅延や欠航は大変困りますよね


そこで、クレジットカード付帯の海外旅行保険では、格安航空利用でのトラブルでも補償を受けることができるので安心できますね!

渡航先によって台風or豪雪の地域を旅行する場合は必要になってくる

海外旅行では台風のために飛行機が欠航したり、または渡航先によって雪が多く降り、豪雪となって飛行機の欠航が余儀なくされることがあります。


天候悪化では他社便への振り替えも難しいので、現地で待機しなければならなくなりますよね。


待機中に食事を取ったり、ホテルで1泊しなければならない場合もあります。


そんなときも、クレジットカード付帯の海外旅行保険の特約である「航空便遅延補償」にて補償を受けることができます。


渡航先が天候悪化になる可能性がある場合、ぜひクレジットカード付帯の海外旅行保険の補償内容を確認し、もしものときに備えておきましょう。

航空機遅延保険が適用となるのは、どのクレジットカードであっても4時間以上の遅延から

航空機遅延補償が受けられるのは、一般の海外旅行保険では6時間以上の遅延の場合になりますが、クレジットカード付帯の海外旅行保険の場合、飛行機の遅延が4時間以上の場合に補償となっています。


しかし、クレジットカード会社によっては飛行機の遅延が6時間以上の場合に航空機遅延補償を適用としていることもありますので、ご自分のクレジットカードの補償内容をよく確認してくださいね。

欠航により代替機が見つからない状況になった場合に補償される

飛行機の欠航や遅延の際に航空機遅延補償にて補償を受ける場合、注意しなければならないのは、“欠航により、代替機が見つからず”次の代替機まで待機しなければならなくなった場合に補償対象となります。

搭乗予定の飛行機が欠航しても、航空会社が代替便を準備した場合には、航空機遅延補償での補償は受けられません。

国内航空期遅延保険の場合には、基本は食事代のみが補償される

海外旅行時のお話をしてきましたが、国内旅行中にも、飛行機の遅延や欠航のために代替便を待たなければならないことがあることでしょう。


そんなとき、クレジットカード付帯の航空機遅延補償は補償の対象とはなりますが、国内旅行の場合、宿泊施設代は補償対象とならず、基本的に食事代のみが補償されます。


海外旅行と国内旅行では補償対象が異なる場合がありますので、旅行前には海外旅行保険の補償内容の確認が必要ですね。

津波、噴火、津波による自然災害による遅延は保険の対象外になる

一般の海外旅行保険でも、クレジットカード付帯の海外旅行保険でも、『航空便遅延補償』では飛行機の遅延や欠航が「地震」「噴火」「津波」などによる自然災害が原因の場合、補償対象外となります。


しかし、海外旅行保険の特約の一つに、『旅行変更費用担保特約』という特約があります。


この旅行変更費用担保特約とは、被保険者やその親族が入院・死亡・危篤状態となるなど、やむを得ず旅行を中止する場合に、旅行代金の一部を補償してくれるという特約です。


旅行変更費用担保特約では、海外旅行中に「地震」「噴火」「津波」などによる自然災害が起き、急きょ旅行を中断して帰国することになっても、その際に生じる費用の一部も補償してくれます。


飛行機の遅延や欠航とは異なる状況ですが、自然災害によって生じる損失を補償してくれる特約が、海外旅行保険にはあるということを覚えておきましょう。

参考:航空機遅延保険は大体ゴールドカードに付帯されている

年会費が無料であったり、年会費が安く設定されている一般的なクレジットカードよりもランクが格上の『ゴールドカード』というクレジットカードがあります。


このゴールドカードの年会費は1万円ほどと高めに設定されています。


しかし、年会費が高い分、ゴールドカード保持者が受けられるサービスは、旅行へ行く際に空港のラウンジが利用できたりとさまざまです。


そのサービスの中に、海外旅行保険が付帯され、「航空機遅延補償」も受けられるというものがあります。


ゴールドカードを保有している場合、海外旅行保険はほぼ自動付帯されていると言えます。

まとめ

クレジットカード付帯の航空機遅延補償でも、飛行機の欠航や遅延に対して十分補償が受けられますね。


しかし、補償内容や補償金額は保険会社が販売している一般的な海外旅行保険に比べると限定されている部分もあるので、補償内容をもっと手厚くしたいと考えたら、クレジットカードとは別に海外旅行保険への加入もおすすめします。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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