更新日:2022/12/06
海外旅行中の自宅を守る海外旅行保険の留守宅家財盗難特約とは?
海外旅行に行くとどうしても長期間自宅を留守にしてしまいます。留守宅にて万が一盗難にあった場合に自宅の大切な家財等が心配ではありませんか?今回は海外旅行保険の留守宅家財盗難特約をメリット、デメリット、注意点などを含めて詳しくご紹介します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 海外旅行中に留守宅で家財が盗難にあった場合、海外旅行保険で補償されるの?
- 海外旅行保険に留守宅家財盗難という特約がある
- 留守宅家財盗難の特約は保険料が数十円から数百円からつけることができる
- クレジットカード付帯の海外旅行保険には留守宅家財盗難の特約をつけられないことに注意
- 海外旅行保険に特約を付帯させていて留守宅で家財が盗難にあっても対象外になるケースとは
- 保険契約者、被保険者や法定相続人の故意または重大な過失による損害
- 親族、使用人、同居人、管理人などによる盗難による損害
- 留守宅にある家財ではなく屋外にある物の盗難による損害
- 旅行終了後60日以内に把握できなかったことによる損害
- 預貯金証書・商品券・クレジットカードといったお金の代わりになるものは保険の対象外
- 参考:長期で家を空けるときにはご近所にあらかじめ声をかけるか大家に相談しておこう
- まとめ
目次
海外旅行中に留守宅で家財が盗難にあった場合、海外旅行保険で補償されるの?
実は海外旅行保険には様々なオプションがつけることが可能なんです。
海外旅行中に留守にした自宅を守るためのオプションがあれば便利だと思いませんか?
そこでこの記事では、海外旅行保険について
- 留守宅家財盗難特約について
- 留守宅家財盗難特約を付けていても補償対象外になる場合について
- 海外旅行保険以外での旅行中の留守宅を守るための注意点について
以上のことについて説明させていただきます。
この記事を読むことで海外旅行保険留守宅家財盗難特約の大切さに気がつくことができます。
ぜひ最後までご覧ください。
海外旅行保険に留守宅家財盗難という特約がある
旅行中に留守になってしまう自宅が盗難にあった場合に修繕費や盗難物品の時価額を補償してくれるものです。
この特約では、住宅に収容されている家財を保障の対象としており、被保険者と生計を共にしている家族の所有物にも適用されます。
海外旅行保険留守宅家財盗難特約についての特徴と注意点をご紹介します。
留守宅家財盗難の特約は保険料が数十円から数百円からつけることができる
具体的に紹介するとAIG損保のインターネット契約を具体例にあげると、どのようなプランにもオプション220円で加入することが可能です。
クレジットカード付帯の海外旅行保険には留守宅家財盗難の特約をつけられないことに注意
しかし、クレジットカード付帯の海外旅行保険には保障内容や補償額などのサービスに違いがあります。
とても便利なクレジットカード付帯の海外旅行保険ですが、クレジットカード付帯の海外旅行保険には留守宅家財盗難特約をつけることができません。
追加したい特約が付帯できるかどうかしっかり確認が必要になります。
海外旅行保険に特約を付帯させていて留守宅で家財が盗難にあっても対象外になるケースとは
ほとんどの場合、約款や注意事項に記載されており、「免責事由」または「保険金が支払われない場合について」という項目が設けられています。
留守宅家財盗難特約を付帯させていて支払われない場合とはどういう時なんでしょう?
保険契約者、被保険者や法定相続人の故意または重大な過失による損害
例えば保険契約者、被保険者、法定相続人が意図的に家財を壊したり窃盗にあったように見せかける行為です。
留守宅家財盗難特約は海外旅行中に起きた留守宅での窃盗に関する保険ですので、保険契約者や被保険者による過失の場合には保険の対象となりません。
ただし、過失を行った人が保険金の一部の受取人である場合、留守宅家財盗難保険金を支払わないのは過失を行った人が受け取るべき金額に限る場合があります。
親族、使用人、同居人、管理人などによる盗難による損害
親族、使用人、同居人、管理人は保険対象の家に容易に入ることができ、保険金が支払われる対象とならない場合があります。
留守宅にある家財ではなく屋外にある物の盗難による損害
そのため、敷地内の屋外にある自転車や動植物、バイク、その他の付属品なども保険の対象となりません。
大切な家財道具は海外旅行に行く前にきちんと保険対象宅にしまっておくことが大切です。
旅行終了後60日以内に把握できなかったことによる損害
海外旅行から帰宅した時には大切な者が紛失していないかをきちんと把握し、保険事故を発見した場合にはすぐに海外旅行保険を契約した保険会社、警察に報告しましょう。
預貯金証書・商品券・クレジットカードといったお金の代わりになるものは保険の対象外
この中には通帳や現金自動支払機用カード、株券、手形、印紙や切手なども含まれるので注意が必要です。
参考:長期で家を空けるときにはご近所にあらかじめ声をかけるか大家に相談しておこう
先ほど留守宅家財盗難特約をつけていても、補償の対象外となるケースがあることを説明しました。
また仮に留守宅家財盗難特約で補償されたとしても、自分のものがかえってくるわけではありません。
やはり、ご近所や大家さんに長期不在であることを伝えておいて、自分で盗難されないように努力しましょう。
ただし、信頼ある方でないといけません。むしろ狙われてしまう可能性もありますので。
まとめ
この記事のポイントは
- 海外旅行保険には留守宅家財盗難特約を低価格で付帯することができる。
- 留守宅家財盗難特約には保険金が支払われない場合が存在する。
- 留守宅を守ることができるのは保険だけでなく自分の努力も必要。
です。
長期間海外旅行に行く方にとって日本に残す自宅は心配の種の一つですよね?
保険は万が一のことが起きた時にとても役に立つものですが、きちんと支払われない場合の注意事項を読んでおくことも大切です。
支払いの対象にならないものをきちんと守るための対策、保険以外に家族や大家さん、ご近所さんへの協力も得て安心安全な海外旅行を楽しむための一つの手段としてお考えください。