パスポートの盗難に対する海外旅行保険の補償内容と再発行方法を解説

海外のトラブルの中で1番多いのが多いスリや引ったくりなどの盗難です。今回はその中でも大変とされるパスポートの盗難に対して海外旅行保険で何が補償されるのか、また実際にパスポートを再発行するとき手続きの流れや必要なものについて詳しく解説します。

海外のトラブルで一番焦ってしまうパスポートの盗難に海外旅行保険で対処する方法

旅行や出張や留学など様々な理由で海外に行くとき起こる海外トラブルとして、スリや引ったくりといった盗難によるトラブルは頻繁に起こっています。


中でも1番厄介なのはパスポートの盗難トラブルです。


日本のパスポートは、海外の人から見ると利用価値が高く数百万円単位で売買されるほど高価なものとして扱われているため現金や財布より盗まれやすいです。


またパスポートがないとVISAの申請・空港での出輸入国審査・ホテルのチェックインなど根本的なことができなくなってしまうため十分な管理が必要です。

今回はもしもパスポートの盗難被害にあったときに何が補償されるのか、また実際にその補償を受けるまで手続きはどのようにすれば良いのか、この2点について詳しく説明します。


ぜひ最後までご覧ください。

パスポートを盗難された場合は海外旅行保険で補償される

まずはじめに海外旅行保険の補償内容は、大きく分けて5つあります。
  1. 疾病治療費用:病気になったときの治療費が補償されるもの
  2. 傷害治療費用:怪我をしたときの治療費が補償されるもの
  3. 賠償責任費用:誤って他人に怪我をさせてしまったときや物の壊したときに補償されるもの
  4. 航空機遅延費用:飛行機や荷物が遅れたときに補償されるもの
  5. 携行品損害補償:携行品の破損や盗難が起こったときに補償されるもの

パスポートを盗難された場合は携行品損害補償の対象となります。


また携行品損害補償はパスポートだけでなく、バッグ・カメラ・時計・宿泊券・旅行券なども対象となります。


ただし紛失や置き引きによる補償は取り扱っていないの持ち物管理に十分注意が必要です。


海外旅行保険で最大5万円まで補償される

先ほど説明した通り海外旅行保険の携行品損害補償のパスポートを含む携行品の盗難による補償が行われています。


パスポートの盗難とその他の携行品の盗難の場合で補償金額が内容が異なります。


パスポートの盗難の場合海外旅行保険の携行品補償特約で補償される金額は5万円が限度とされています。

また実際にパスポートの発行手数料が約11000円(5年間)かかるため、差し引きした39000円まで補償を受けることができます。


またその他の携行品の盗難・破損の補償金額は約10万円を限度に補償され、携行品の時価金額または修理代として保険金が支払われます。

パスポートの発行のための滞在分のホテル代や交通費も保険が適用される

パスポートが手元に来るまでの期間にかかったホテル代や交通費など必要経費が補償されます。

実際にパスポートの再発行手数料が約11000円(5年間)かかるため、差し引きした39000円まで補償を受けることができます。


ただしパスポート再発行にかかった費用の領収書がないと請求できないため注意が必要です。

パスポートを盗難された場合に現地で更新して補償を受ける方法

パスポートなど携行品の盗難の際の申請は、保険金詐欺の横行が考えられることから審査が厳しく補償されないケースがよくあるため、予めの準備が重要です。


またパスポートを盗難された場合は2つ方法で再発行できます。


  • 現地でパスポートを更新する
  • 渡航書の発行して帰国後パスポートを申請する

今回は、現地で更新し補償を受ける方法について説明します。

パスポートを盗難されたらまず、紛失先の警察署で盗難証明書をもらう

海外旅行保険金の請求とパスポートを再発行に盗難証明書(ポリスレート)を提出する必要があります。


申請の際は英語でやりとりが必要不可欠になるので、不安な方は海外旅行保険に入っておくことで通訳サービスをうけることができるので保険会社の指示に従って申請してください


また盗難証明書発行に必要な書類としてパスポートのコピーと身分証明書と盗難被害状況がわかる証明書があります。 

海外の日本大使館(領事館)でパスポートを発行する

盗難証明書の受け取った後に、近くの日本大使館(領事館)に行きパスポートの発行手続きを行う必要があります。

またその時に大使館の窓口で紛失一般旅券等届出書と一般旅券発給申請書を受け取り、写真 2枚(縦45mm×横35mm)と本人確認書類と戸籍謄本(6ヶ月以内に発行されたもの)を提出することで約1〜2週間ほどで再発行されます。


それまでの間補償金額を超えた場合自己負担となるのでお金

帰国後保険を利用して補償を受け取る

帰国後、海外旅行保険会社から送られてくる封筒に以下の書類を提出すると約1週間ほどでパスポートの再発行の際にかかった費用の保険金が口座に振り込まれます。
  • 盗難証明書(原本)
  • パスポートのコピー(写真のページと該当の旅の入出国記録のページ)
  • パスポート発行までにかかった費用の領収証(原本)
  • 保険金請求書


まとめ

いかがでしたでしょうか。


パスポートが盗難された場合の海外旅行保険の補償内容と手続き方法について解説してきました。


この記事で解説したポイントは、以下の通りです。
  • パスポートを含む携行品の盗難は海外旅行保険の携行品損害補償で補償され、主にパスポート再発行料・滞在費・交通費など最大で5万円まで補償される。
  • またパスポート更新を現地で行う場合、現地の警察署で盗難証明書の発行したあと、日本大使館(領事館)でパスポート再発行の手続きを行うと約1・2週間ほどで再発行される。

海外旅行保険の補償内容については、ほけんROOM内の他の記事でも説明していますので、ぜひご覧ください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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