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携行品の紛失は海外旅行保険で補償されるのかどうかの条件を解説

旅行先で携行品を紛失した場合、海外旅行保険では紛失した時の状況によって、補償の有無がわかれます。事故や盗難に遭った場合には補償されますが、不注意や置き引きによる場合には補償されません。海外旅行保険の携行品の紛失について解説します。

携行品の紛失は海外旅行保険で補償されるのか

海外旅行先にもっていったカメラやバッグなどの携行品を不注意で紛失してしまった。


そのような時に、海外旅行保険で補償されるのでしょうか。

答えは、基本的に海外旅行保険では補償されない、です。


損害保険は、急激かつ偶然な外来の事故による損害を補償するものです。


そのため、盗難や事故によって、もっていった携行品が破損したりなくなったりした場合には、補償の対象となりますが、不注意や置き引きなどによる紛失は補償されません。


ここでは、携行品が紛失した場合であっても、それが補償されるケースや、携行品紛失の際に利用可能なサービスなどを解説いたします。


旅行先で携行品が紛失した場合でも、加入している海外旅行保険で対応可能なことは何かを知ることで、トラブルがあっても冷静に対処できるようになりましょう。




基本的に携行品の紛失は海外旅行保険で補償されないが補償される場合がある

海外旅行保険では、不注意による携行品の紛失は補償されません。

しかし、次にあげる事故が原因で携行品が紛失した場合、補償を受けることができます。


  1. 航空手荷物の紛失
  2. 盗難による紛失

以下、それぞれについて解説します。

航空手荷物の紛失による海外旅行保険の補償を受ける場合

航空手荷物の紛失とは、いわゆるロストバゲージのことです。

飛行機に搭乗する際に、荷物をしまったスーツケースを航空会社に預け、到着した空港で受け取る、というのが一般的です。


しかし、他の乗客が自分の荷物と勘違いしてもっていってしまったり、盗難されたりして荷物がなくなることがあります。


ある程度の時間がたってから、荷物が戻ってくればよいのですが、戻らない場合、荷物が紛失したこととなります。


この状況をロストバゲージと呼び、多くの人が被害に遭っています。


海外旅行にロストバゲージはつきもの、という言葉があるほどです、


そのため、海外旅行保険ではロストバゲージによる手荷物の紛失を補償する特約が設けられており、航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約という名称で呼ばれています。(保険会社によって名称は異なります)


内容は、飛行機に搭乗する際に預けた荷物が目的地到着後、6時間以上遅れて到着した場合、または到着せずそのまま紛失した場合に、96時間以内に購入した衣類など、生活に必要な身の回り品の費用を1回の遅延について10万円を限度に支払うというものです。


ロストバゲージは自分の不注意による紛失ではないので、補償の対象となるのです。

携行品の紛失を盗難として海外旅行保険の補償を受ける場合

盗難による紛失は、海外旅行保険の携行品損害として補償されます。


その際の手続きに必要な書類としては、警察へ届出たことを証明する盗難届出証明書と損害を証明するための、盗難された荷物の写真、領収書ないし保証書があります。


警察で盗難届出証明書の発行を受けられない時には、盗難届の受理番号が必要です。

注意しなければならないのは、海外旅行先での盗難は保険会社として確認が難しいため、場合によっては保険金詐欺とみなされるおそれがあることです。


ちなみに、携行品損害によって補償される携行品の中に現金や小切手は含まれていません。


また、補償金額の上限は盗難品1点につき10万円とされています。


この規定は、保険金詐欺に備えたものといってよいでしょう。


保険金詐欺を疑われないためには、先ほどあげた盗難届、荷物の写真、領収書、保証書などの書類はしっかりと揃えるとともに盗難時の状況を保険会社に対して克明に説明できるようにすることが必要です。




携帯品の紛失に対応した海外旅行保険のサービス

不注意によって携帯品が紛失した場合に保険による金銭的補償がなされなくても、それ以外のサービスを受けることができる海外旅行保険があります。


その中には、通常、補償されない財布に入っていた現金の盗難に関して、緊急に必要な費用を保険会社が立て替えてくれるサービスもあります。


次にそのサービスについて解説します。

財布の紛失を考慮した海外旅行保険のトラベルプロテクトサービス

東京海上日動の海外旅行保険にはトラベルプロテクトサービスと呼ばれるサービスが付帯されているプランがあります。

たとえば、旅行中、現金が盗難に遭った時に、保険期間中1回のみ、USドルで1000ドルを上限として保険会社が現金を立て替えてくれます。


この場合、現金の受け渡し場所は世界に32万か所あります。


また、パスポートを不注意によって紛失した際の再発行にかかる費用は補償されませんが、領事館や大使館への連絡先の案内をしてもらうことができます。


同様にクレジットカードを不注意によって紛失した場合にも、カード会社への連絡、カード利用の停止、再発行いった手続きのサポートをしてもらうこともできます。


保険金の支払いはされずとも、手続きに関するサポートをしてくれるので便利なサービスといえるでしょう。




紛失時の他にもサービスが充実した2つのクレジットカード付帯の海外旅行保険

海外旅行保険が付帯したクレジットカードには、自動付帯と利用付帯の二つの種類があります。


自動付帯とは、そのカードを持ってさえいれば、旅行先で事故にあってもカードに付帯している海外旅行保険を利用することができるものです。


利用付帯とは、カードに付帯している海外旅行保険を利用するためには、旅行費用をそのカードを利用して支払わなければならないものです。


どちらの種類のカードも年会費が無料のものと有料のものとがあります。


また、海外旅行保険の24時間電話対応サービスは年会費の有料無料を問わず、どちらのカードにも付帯されています。

エポスカードの海外旅行保険は自動付帯であるため複数の保険補償を受けられる

クレジットカードに付帯された海外旅行保険は、一般の海外旅行保険と比較して補償額が低い点がよく指摘されます。

しかし、クレジットカード付帯の海外旅行保険には、死亡・後遺障害保険を除いた他の補償額を合算することができるメリットがあります。


たとえば、海外旅行保険付帯のクレジットカードを複数枚もつことで、携行品損害の補償額を増やすことができるのです。


その際に大切なのは、費用や手間をかけずに海外旅行保険の補償額を増やすことです。


そのためには、現在もっているカードの他に年会費無料のカードをもつことが必要となります。


さらに、自動付帯のカードを選ぶことも必要です。


クレジットカードを複数枚もつことで海外旅行保険の補償額を増やす場合、2枚目以降にもつカードでも利用付帯のカードではカードの管理等、余計な手間がかかってしまうからです。


年会費無料と自動付帯の2点を併せもつクレジットカードがエポスカードです。


年会費有料のカードに比べて、治療費の補償額が少ないデメリットもありますが、2枚目以降にもつカードとしては最適でしょう。

楽天カードの海外旅行保険は両替の必要がなく手数料がかからない

楽天カードは年会費無料の海外旅行保険が付帯されたクレジットカードです。

海外キャッシングサービスがついているため、海外で現金を引き出す際に両替の必要がありません。


ただし、利用付帯のクレジットカードのため、海外旅行保険の利用のためには旅行の交通費を楽天カードを使って支払う必要があります。


もし、1枚目のカードも利用付帯であれば、複数のカードで交通費の決済を行う必要があり、管理が少し面倒となります。




まとめ

いかがでしたか。

携行品の紛失について解説してきましたが、ご理解いただけましたでしょうか。


携行品の紛失については補償されるケースと補償されないケースとにわかれています。


また、補償されない場合でも様々なサポートが受けられる保険会社もあります。


しかし、大事なのは不注意による紛失には注意すべきという点でしょう。


楽しく充実した旅行にするために、手荷物の紛失にはくれぐれもご用心ください。

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