学資保険に入る前に考えよう!大学卒業までにはいくら必要?

学資保険に入る人はだんだんと増えています。子どもが安心して進学知るにはいくら必要なのか、そのためにはどんな学資保険に入ることが大切なのかを解説します。「いつ」「いくら」をきちんと逆算すれば、自然と入るべき学資保険が分かりますよ。是非、参考にしてください。

学資保険がいくら必要なのかを考えるための情報まとめ

将来の学費に備える保険、「学資保険」。ひとことに学資保険と言っても、子ども一人に学費がいくらかかるのか、なんて未知のもの。ましてや、学資保険にだって種類が多くあるのも事実。学資保険に入りたいな・・・と思っても、どの保険に入るのか、またどのプランに入ればいいのか・・・と迷ってしまう人が多いのも事実です。


今回のこの記事では、学資保険に加入するときに考えておくべき大きなポイント、「いくら準備すれば安心なのか」を考えてみようと思います。

学資保険がいくら必要なのか必要額から逆算する

学資保険を選ぶときに重要となるのは、「いつ」「いくら」受け取れるプランなのか、ということです。学資保険には大きくわけて2つの種類があり、一括で満期金を受け取れるタイプと、幼稚園や小学校、中学校などと節目節目に受け取れるタイプです。

まずは、節目節目に必要かどうかを考えてみましょう。

幼稚園に入園するとき、また小学校から高校に入学するときには、制服代が主な出費となるでしょう。高校は教科書も出費として考えます。5万円〜10万円が相場でしょうか。


これくらいなら特別な支出として大丈夫、そんな方は大学入学時にまとめて受け取れる保険を選びましょう。または、受け取れるプランでも受け取らずに据え置くのがいいでしょう。返戻率が高いからです。


一番かかるのは大学です。公立と私立、また下宿かどうかでも変わってきます。入学金だけで50万円程度かかると思っておきましょう。下宿をするのであれば、準備で30万円は必要です。

幼稚園から大学まで全て国公立でも1000万円を超える

それでは、教育費は、いったい「いくら」かかるのでしょうか?

幼稚園から大学まですべて公立に通ったとしても、子ども一人にかかる教育費は1000万円を越えるという調査結果がでています。

3歳〜22歳、約19年の間に少しずつ、つもっていけば、こんな金額になります。こつこつと準備が必要なのは言うまでもありません。

大学4年間で教育費の半分以上かかる

では次に、「いつ」必要なのかを考えてみます。

どんな時に必要なのかは人によって異なりますが、私立の有名小学校など、無理にお金のかかる進路を選ばない場合は、やはり大学時代にお金はかかるのです。


私立であれば、1年間に少なくとも100万円はかかります。入学金も50から70万円がかかります。医学部や薬学部であれば、1年に200万円以上かかることもあります。それが6年間。かなり厳しいですね。


このように、大学にはやはり多額の費用がかかります。学資保険も、このために加入する方が多いと言えるでしょう。

学資保険は大学の費用のために検討するのが一般的で約200万円に設定することが多い

これまでの通り、多くの方が不安に思うのは大学にかかる進学費用なのです。ただ100%隠し保険頼みにするのもちょっぴり不安ですよね。だから、学資保険にはいりつつも、現金ですぐに使えるお金を貯金する方が多いの出そう。

学資保険では、この一番お金がかかる大学入学時に受け取れる金額もプランによってはさまざまです。安心なのは「いくらか」、を統計でとると、一番多かったのが200万円。入学金と、前期納入分だけでも学資保険でまかなえると安心度はかなりあがります。

子どもの教育資金としての学資保険はいくらにすべきか

学資保険にいろいろな金額設定ができることは分かっていただけたと思います。返戻金が高いものを契約することはもちろん大切ですが、毎月、または毎年の支払額の設定も大切な判断基準です。支払いをいくらにするかは、「いま」いくら支払うのかというもっと身近な問題ですよね。

今も将来も無理なくお金をやりくりできるのは、いくらの学資保険なのでしょうか?

学資保険の満期金はいくらまでもらえるのか

学資保険のゴールは満期時に満額の保険金を受け取ること。その満額の保険金に、上限があることをご存知ですか?実は、満期金の上限は1000万円。これは、保険金に上限を付けない時代に、保険金目当てに子どもの殺人事件が起きてしまったからなのです。


1000万円の満期金を受け取るには毎月の負担もかなり大きくなります。でも、1000万円では、子どもの教育資金としてはまだまだ不安。足りるかというと足りません。


だからこそ、より高い「返戻率」と、無理のない、でも確実な貯蓄や積み立てが必要となってくるのです。

学資保険の月額平均(相場)は約1~1.5万円で設定される

学資保険の毎月の支払額は、平均1万円〜15000円で設定されています。これが、一番今も将来も安心できる金額と言えるのでしょう。払込期間にもよりますが、払い込み金額は総額で200万円程度です。受け取り金額は220万円あればかなりいいプランと言えるでしょう。

大学4年間の費用全額を賄うなら保険料は月々約3万円

さて、これまで一番お金がかかるのは大学時代だとお伝えしてきました。大学の費用を4年間トータルで考えると、およそ600万円。それを、生まれてからこつこつ貯金したとすれば1ヶ月3万円になるのだそう。

30000×12(ヶ月)×18(年間)=6480000円となります。返戻率が高ければ受取額は更に高くなりますので、結構安心な金額になるでしょう。

大学入学費と雑費を賄うためなら保険料は月々約1.4万円

すべてを学資保険に任せてしまうのは不安・・・そんな人もいるでしょう。もちろん、お金を預けて結果的に増やそうとしているこの商品には、多少はリスクがあります。確実に、なにがあっても100%以上の返戻率で受け取れるという保障はありません。

この時代、なにがあるかは分かりません。


そのため、学資保険で準備を半分、残り毎月貯金、という準備のしかたもあります。


大学入学とその他、教科書やスーツを買う、などの雑費をまかないたいのであれば1ヶ月14000円が平均だそう。


14000×12(ヶ月)×18(年間)=3024000円となります。

学資保険の満了金がいくらもらえるかは返戻率によって変わる

1ヶ月にどれくらいの貯金である程度の安心を買えるか、分かっていただけたでしょうか。もうひとつ、きっちり理解して加入しなければならないのが「返戻率」です。最終的な受け取り額がいくらになるか、という大切なポイント。この返戻率は、申し込むポイントによって左右されます。

誰だって、できるだけ高い返戻率がいいですよね。どうすれば返戻率が上がり、また下がるのかを説明します。

学資保険を分割して受け取ると返戻率が下がる

まずは返戻率を「下げる」ことをお伝えします。


学資保険では、幼稚園、小学校、中学校など、節目節目で保険金を受け取るプランがあります。受け取らないで据え置きにする方法、これは前述のプランで選択することができます。ただ、このプランを選択する事自体が返戻率をさげることに。


一番高い返戻率を求めるのであれば、分割できない、一括で受け取るプランにするとよいでしょう。ただ、分割「できない」ので、家計にあまり余裕がないのであればよく考えて選択しましょう。契約した後に保険料が払えずに解約したりすることになれば、手元に戻ってくる保険金は払い込んだ保険料を大きく下回ることになります。

余計な特約をつけると返戻率が下がる

もうひとつ、返戻率を下げることになるのが「特約」をつけること。特約とは、例えば怪我をして通院したとき、入院したとき、などに保障を受け取ることができるものがあります。医療保険と同じですね。同じ保険会社で「学資保険」+「医療保険」に加入することになるので、別々に加入するよりはいくらかはお得に契約を結ぶことができるでしょう。


でも、学資保険はあくまで教育資金のためのものです。安心のためにはもちろんつけることは反対するわけではありませんが、こういった特約を付けると返戻率はおそらく100%を下回ってしまうのです。


今は、こどもの医療費はほとんどが自治体がまかなってくれる時代です。「本当に必要なのか」ということ、特約をつけることによっていくら保険料が変わってくるかを、長いスパンで考える必要があります。

一時払いや10歳満了など払込期間を短くすると、返戻率が上がる

では、最後に返戻率を上げるポイントをお伝えします。

それは、「一時払い」にしたり、払込期間を「10年間」にするなど、一度に支払う金額を高くすることです。


保険会社としては、払い込まれた保険料を運用して利益を得ようとしています。なので、大きな金額を払い込めば込むほど嬉しいわけです。そして返戻率を上げることによって顧客に還元してくれるというわけですね。


ただし、やはり10年払いにすると毎月の支払いはきつくなります。いくらになるかをきちんと熟読し、10年間払い続けられるかを見据えて契約しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、学資保険を契約する上で、「いつ」「いくら」必要なのか、また教育費として準備するのは「いくら」であんしんなのか、最後に「いくら」受け取り、最終的に得になるのかを決める重要なポイントである「返戻率」について解説しました。


「いくら」かかるかは人それぞれ。でも、大変なのは「大学の準備」であること。それまでは学資保険にはたよらずに頑張りたいということ。そして、どこまで学資保険に頼るかで毎月のプランがだいたい決まってくることもお伝えしました。


赤ちゃんができた!そんな時に学資保険のことを考える方は多く、「できるだけ多く」と無理なプランでも結ぼうとしてしまいがちですが、もし家を買うことになったら・・・もし下に兄弟姉妹ができたら・・・人生はいいことも悪いことも何が起こるか分からないもの。

家族みんなが幸せにいられるようにバランスが大切であるということを分かってもらえたと思います。

子どもたちが安心していきたい進路に突き進めるよう、保護者としてしっかり考えてあげられるといいですね。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

ランキング

  • 学資保険の見直しの極意はココだ!早めに学資保険を見直そう!
  • プレゼントキャンペーンに騙されず、"お得に"学資保険に加入をしよう
  • 学資保険の無料相談で商品を貰えるキャンペーンまとめ【2018年最新】
  • 【アンケート結果】学資保険を高返戻率・人気ランキングで分類比較!
  • 離婚後の養育費問題。学資保険は養育費に含まれる?含まれない?
  • 母子家庭で子どもの為に学資保険に加入する時に必ず知っておきたい事
  • 学資保険なんていらない!学資保険不要論の4つの根拠をご紹介!
  • 学資保険に入ってないけど大丈夫?教育資金の準備方法を徹底解説!
  • 学資保険は損?学資保険のお得な選び方と注意点を分かりやすく解説!
  • 学資保険の選び方がわからない?特約や満期金の受け取り時期も解説!
  • 子供のために学資保険は入っておくと助かります。むしろ必要です。
  • 学資保険分で住宅ローンの繰り上げ返済をやることがお得な理由を解説
  • 児童手当で学資保険に入る家庭の割合は?賢い児童手当の使い道とは?
  • 兄弟の学資保険どうしてる?兄弟割引で保険料節約&返戻率アップ
  • 学資保険の加入率はどのくらい?その必要性と加入時の注意点を解説!
  • 3つのメリットとデメリットを知って学資保険の加入を見極めよう
  • 学資保険に潜むデメリット、デメリットを抑えて学資保険を活用しよう
  • プロFPが解説する、学資保険をおすすめしない4つの理由と2つの代替案
  • 学資保険の必要性を徹底解説!子どもの学費準備の方法は多様!
  • これから学資保険の準備を考えている方へ。みんなはどうしてる!
  • 学資保険は必要ない?メリットvsデメリットを徹底解説します!
  • あなたは加入する?学資保険の必要性と不要だと思えるデメリット
  • 学資保険の4つのメリットと4つのデメリットを理解しましょう