ファイナンシャルプランナーに相談してみた人の感想をまとめ

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ファイナンシャルプランナーに相談してみた人の感想をまとめました。満足した意見や不満な意見を紹介しています。信用できるファイナンシャルプランナーを選ぶ基準、要注意なファイナンシャルプランナーを見極めるためのポイントも解説しています。

内容をまとめると

  • FP相談を受けた人は、現状把握ができ、保険料を適正価格にできて満足している
  • 保険商品が主な提案商品であること、相談後の電話がしつこいことに不満を持っている人もいる
  • FPを選ぶときは「相談価格」「経験・実績」「ネットワーク」の3つを基準にする
  • 回答に時間がかかる、断定的な口調、特定商品を推すFPは要注意!
  • FP相談は多くの人が満足している!最低限の知識を持って相談することでより有意義な相談ができます!

ファイナンシャルプランナーに相談してみた人達の2つの満足点


ここではファイナンシャルプランナーに相談してみた人たちが感じた

  1. FPに相談したことで現状をはっきりと把握・分析できた
  2. 無駄な保険料を減らすことができた

こちらの2つの満足点を紹介します。


また、以下の記事ではオンラインで相談できるおすすめFP相談窓口31社を無料・有料別に紹介しています!

本記事を通してFP相談を検討される方はぜひあわせてご覧ください!

満足点①:FPに相談したことで現状をはっきりと把握・分析できた

ファイナンシャルプランナーに相談した人たちの満足点で一番よく聞かれるのは「現状把握ができてよかった!」という感想です。


普段、自分のお金の話を人にすることはほとんどありませんよね。自分では把握しているつもりでも、把握しきれていないことがあります。それを第三者の中立的な目線で見ることで、自分が気付かなかったことに気付く場合が多くあります。


また、その第三者はファイナンシャルプランナーというお金のプロなので、豊富な知識をもとに様々な視点で分析をしてくれます。より明確に将来を考え、お金に向き合えるようになるため、「相談してよかった!」という意見が多く聞かれます。

40代女性

体系的に現状把握ができてしまう

お恥ずかしいのですが、我が家は貯金がいくらどの口座にあるのかもうろ覚えな状況でした。

他人にお金をさらす機会ってほぼゼロですよね?

一体どういう感じなのかドキドキしながら準備を整え、相談に向かいました。

FPさんに色々相談したいことや希望を伝えた後、通帳やカードの明細、給与明細、源泉徴収票など見せて、それをプロのFPさんがどんどん面談シートに書き込んでいくので、どんどん現状がクリアになっていきます。

家族の年齢も全部書き込んでいくので、

  • いつが貯めどきか?
  • お金がかかる時期

などもバッチリ視覚化されました。

今までうすぼんやりとしか考えられてなかったお金のことが、将来を考え、より明確に向き合えるようになりました。

満足点②:無駄な保険料を減らすことができた

保険と聞くと、「保険って色々あって難しくてよく分からない」と考える人は多いですよね。色々な保障があるし、言葉も難しいと感じます。そのため、営業マンに勧められるまま加入していた人ほど、保険の見直し相談を受けて満足している傾向にあります。


ファイナンシャルプランナーは保険に関する知識も豊富です。あなたの状況を考えたうえで無駄な保険料を減らすアドバイスをもらえるので、安心して相談できますね。



20代女性

無駄な保障を減らすことができました!

保険のことはさっぱりよく分からず、今までは営業マンに言われるまま入院日額1万5000円の医療保険に加入していました。

でも、今回FPに相談して、実はそこまでの保障は必要ないことがわかりました。


私が相談したFPは

  • 高額療養費制度があり自己負担する医療費はそこまで多くないので、高い入院一時金や手術一時金は必要ないということ
  • 若いうちは治療が長期化する危険性は低いから、高い日額保障給付金は必要なく、日額5000円程度で十分だということ
  • 医療技術の高度化や長期入院における医師の診療報酬の削減などにより、短期間の入院で退院し、その後は通院でフォローすることが多いので通院保障の方が大事

ということを教えてくれました。また、確定申告で医療費控除をすることで所得税を減らすことができるということも教えてもらい、医療費に対する不安が軽くなりました。


医療保険に関して様々なポイントを教えてもらえたので、無駄なく最低限の保険料の商品へ見直すことができました。初めは無理やり商品を売りつけられたりしないか不安でしたが、結果的に無駄を減らして将来の貯蓄に回すことができるようになったので、FPに相談できてよかったです。

ファイナンシャルプランナーに相談してみた人達の3つの不満点


満足度が高いファイナンシャルプランナーへの相談ですが、相談後に不満を感じている人もいます。


  1. 営業マンの無料相談では解決しないことがわかった
  2. 相談後に電話がしつこかった
この2つの不満点について紹介していきます。

不満点①:営業マンの無料相談では解決しないことがわかった

無料相談をした人の中には、無料相談では相談内容に満足できなかったと感じている方もいます。


無料相談では代理店系企業系のファイナンシャルプランナーが担当するため、どうしても金融商品の販売が前提な部分があります。もちろん不要だと感じれば提案は断ることができるので安心してください。


無料相談のファイナンシャルプランナーが販売できる商品は限りがあり、取扱商品の多くが保険商品なため、iDeCoや積立NISAほかの選択肢にも興味があるのに提案されず、不満に思う方もいます。


しかし、ファイナンシャルプランナー自身は保険商品の契約しか取り扱えなかったとしても、必要に応じてほかの専門家を紹介してくれる場合もあります。


それは有料相談だとしても同じことが言えます。ほかの選択肢であるiDeCoや積立NISAや投資商品を取り扱えるファイナンシャルプランナーであればいいですが、そうでない場合は他の専門家を紹介するか、自分で調べて手続きをすることになるのであまり大きくは変わりません。


無料相談だからと言って、必ずしも保険しか勧められないというわけではありませんので安心してください。

30代男性

無料相談の限界

無料相談では営業マンがFP相談に対応します。

ライフプランの作成のような内容の時はいいですが、その後ライフプランを改善していく段階になると、取り扱いのある保険商品以外に提案されないので物足りなさを感じました。


将来の資産づくりの手段は他にもiDeCoやつみたてNISA、投資など方法は他にもあります。それらを勧められない無料相談には限界を感じました。

不満点②:相談後に電話がしつこかった

FP相談後、ファイナンシャルプランナーからしつこく電話がかかってくると嫌ですよね。せっかくいい提案だったとしても、しつこい電話を受けていると断りたくなると思います。


もし、「契約はしません」「連絡は結構です」と伝えてもかけてくる場合は、再勧誘の禁止といって特定商取引法に違反していることになります。この規定に反した場合は、指示や業務命令の対象となるので、しつこい電話には特定商取引法に反することを伝え、断りましょう。


それでもしつこい場合には消費生活センターに相談することをお勧めします。しつこい勧誘に合うのは嫌ですが、いざという時に相談できる先を知っておくと安心できますね。

40代女性

あまりにしつこくて困りました

今回初めてFP相談をお願いしました。

ライフプランの作成をしてもらい、色々と改善の方法もアドバイスをもらったので、夫と検討すると言ってその日は終わりにしました。

その後、夫と相談して色々検討していると、FPの方から「どうされますか?」「追加でお伝えしたいこともあるので日程を調整しましょう」と何度も電話がありました。あまりにもしつこく、酷い時は日に何度もかかってくるので嫌になってしまい「もう結構です」とお断りしました。

その後も何度か電話がありましたが出ないようにしています。

マネーキャリアのFP相談の利用までの流れ


FP相談はどんな流れで行われるのか、わからないと不安ですよね。ここではマネーキャリアでFP相談を利用するときの流れを紹介します。


主な流れはこの通りです。

  1. 相談予約
  2. ヒアリング
  3. LINEで日程調整
  4. ご相談


1:相談予約

マネーキャリアでは申し込みフォームから、30秒ほどで相談予約ができます。ここでは相談しようと思ったきっかけや生年月日、氏名、メールアドレスなどの情報を入力します。


2:ヒアリング

ファイナンシャルプランナーをご紹介するため、LINEでヒアリングを行います。こちらの相談内容をもとに専門家を選んでくれるので安心ですね。


3:LINEで日程調整

スタッフとLINEで相談日時を決めます。当日相談も可能ですが、予定が埋まっているファイナンシャルプランナーも多いので、余裕を持った日時で候補日を挙げた方が良いです。


4:ご相談

オンライン相談と出張相談をご希望に合わせて選ぶことができます。オンライン相談はZOOMを利用するので、スマホがあれば出先からでも相談できますよ。

ファイナンシャルプランナーを選ぶときの3つの選定基準


FP相談をしてみたいと思っても、どんなファイナンシャルプランナーを選べばいいか悩んでしまいますよね。ここでは3つの選定基準を紹介します。


選定基準はこちらの3つです。

  1. 相談価格
  2. 経験・実績
  3. 他の専門家とのネットワークの広さ
1つずつ解説していきますので、こちらを参考に安心して相談できるファイナンシャルプランナーを選びましょう。

基準①:相談価格

FP相談には無料サービス有料サービスがあります。


無料で相談できるファイナンシャルプランナーは、金融機関の代理店的な性格を持つ「独立系」か、特定の企業に所属する「企業系」のどちらかになります。独立系は多くの金融機関の商品を扱うため、比較的中立の立場からアドバイスを行います。企業系はそれぞれの業界に特化し、自社商品に詳しいといった特長があります。どちらも商品の購入手続きや契約のサポートをしてくれるので、相談の先に保険や金融商品の契約を視野に入れている場合は無料サービスがおすすめです。


一方、有料相談は相談そのものをサービスとして提供しているファイナンシャルプランナー多い傾向にあります。特定の金融機関と関係しているわけではないので、より中立の立場で相談に乗ってもらえるのがメリットです。


また、有料相談は専門的な悩みを相談するのにも適しています。例えば、「相続に関する相談」「確定申告に関する税金の相談」など、税理士や弁護士が必要になるような悩みについては、その分野を得意とするファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめします。


有料相談の料金体系はファイナンシャルプランナーや事務所によって違いがありますが、1時間あたりの相談料を設定している場合が多いです。日本FP協会の調べによると、1時間あたりの相談料は5,000円~1万円未満が最も多くなっていますので参考にしてください。


しかし、差し迫った悩みがある以外は、いきなり専門的な話をファイナンシャルプランナーに相談するケースは稀と言えます。「なんとなくお金のことで不安がある」「ライフプランを相談したい」「保険を見直したい」といった相談内容であれば、多角的な視点でアドバイスをくれ、必要であれば手続きまでサポートをしてくれる無料相談の方がおすすめです。

基準②:経験・実績

FP資格を持っているかどうかということは、そもそもファイナンシャルプランナーとしての知識があるかどうかを判断する基準になります。しかし、良いアドバイスを受けるためには、そのファイナンシャルプランナーに相談したい分野の相談経験・実績があるかを確認することも大切です。


ファイナンシャルプランナーに相談できるお金の悩みは多岐にわたります。


例えば

  • 家計の相談
  • 子どもの教育資金準備
  • 老後の資金準備
  • 住宅ローンについて
  • 保険の見直し
  • 資産運用
など、様々な分野があります。


「ライフプランニング」についてはファイナンシャルプランナーの基本的な分野なので、有資格者であればどのファイナンシャルプランナーでも対応できます。それ以外の分野についてはファイナンシャルプランナーによって得意としている分野は違うので、一番心配に感じている分野に明るいファイナンシャルプランナーを探すとより良いアドバイスを受けられます。

基準③:他の専門家とのネットワークの広さ

専門的な知識が必要な複雑な相談を考えている場合は、ファイナンシャルプランナーがどのようなネットワークを持っているかということも、ファイナンシャルプランナーを選ぶ上で大切なポイントになります。


例えば、相続に関する込み入った相談の場合は弁護士や司法書士の助けが必要になってきます。その時に自分で一から弁護士や司法書士を探すより、相談したファイナンシャルプランナーとつながりがある人の方が連携も取りやすく安心できますよね。税金に関する相談で税理士が必要になる場面でも同じことが言えます。相談先のファイナンシャルプランナーにどのようなコネクションがあるかを確認すると、より安心して専門的な相談ができます。

また、以下の記事ではおすすめのオンラインFP相談窓口を紹介しています。

気になる方はこちらも一緒にご覧ください!


要注意なFPの3つの特徴


FP相談をしてみたいと思っても、危険なファイナンシャルプランナーに当たってしまったら…と思うと不安ですよね。ここでは要注意なファイナンシャルプランナーの特徴を3つ解説します。


要注意なファイナンシャルプランナーを判断するためのポイント

  1. 毎度の回答に時間がかかる
  2. 断定口調で商品を紹介する
  3. 特定の商品ばかりを推す

の3点です。


要注意なファイナンシャルプランナーかどうか判断するのは難しく感じますが、こちらのポイントだけでも充分に判断がつきますので、覚えておくと安心です。初めて会うファイナンシャルプランナーに要注意ポイントが無いか、注意しておきましょう。


判断方法についてさらに詳しく知りたい方は、日本FP協会の公式HPにも信頼できるFPの選び方が紹介されていますので、ぜひ参考にしてください。

特徴①:毎度の回答に時間がかかる

1つ目のポイントは、毎度の回答に時間がかかっていないかどうかです。


お金周りの情報は日々変化しています。対応する金融商品も年々取り扱いが厳しくなり、新しい制度が導入されています。そのため、ファイナンシャルプランナーはお金に関する情報を日々勉強し続けています


質問を投げかけた時「後でお調べして回答します」という返事が多いファイナンシャルプランナーは勉強不足です。


また、FP相談に臨む際はお客様に様々な提案をするため、考えうる限りのパターンの準備をしておくのが普通です。相談前にあらかじめ相談したい内容を伝えてることも多いでしょう。それなのに相談中にこちらの希望した情報がなかなか出てこないというのは準備不足と言えます。勉強不足も準備不足も、ファイナンシャルプランナーとしての信用性に欠けますよね。


FP相談の時に、回答を得るのに時間がかかりすぎたり、何度も席を外して待たされるようなファイナンシャルプランナーだと、こちらが望んでいるような有意義なアドバイスはあまり得られないので気を付けた方がいいでしょう。

特徴②:断定口調で商品を紹介する

2つ目のポイントは、断定口調で商品を紹介していないかということです。


相談の際に「絶対に」「間違いなく」といった断定的な単語が出てきたら注意が必要です。


保険や金融資産の運用について、断定的な判断を示すことは保険業法で禁止されています。株式や投資信託で運用される変額保険や、外貨で運用される外貨建保険、他にも投資信託など値動きのあるもので運用する商品の提案時に、「この商品は運用率が良いので、●年後に間違いなく利益が出ます」と言うのは違反行為になります。


違反行為を平然と行うファイナンシャルプランナーはそもそも信用できないですし、断定的な言葉を多用してくるファイナンシャルプランナーは、強引な勧誘をしてくることが多いので要注意です。

特徴③:特定の商品ばかりを推す

3つ目のポイントは特定の商品ばかりを推していないかどうかということです。


ファイナンシャルプランナーが取り扱う保険商品や金融商品は、商品によって販売手数料や管理手数料が違います。この販売手数料や管理手数料がファイナンシャルプランナーの収入源になっているので、人によっては自身の利益が大きい商品ばかりを勧めてくる場合があります。


ヒアリングをほとんどせず、またはヒアリングした内容と合わない商品を「最近人気の商品があるんです」といった話法で提案してきたら注意が必要です。


また、リスクや運用についての考え方を無視して提案してくる場合も注意してください。リスクをあまりとりたくないので安定的な運用のものを希望しているのに、「少しリスクを取った方が運用が良いですよ」などと言って考えを押し付けてくるファイナンシャルプランナーはその後も強引な勧誘をしてくる可能性が高いです。注意しましょう。

まとめ:最低限の知識をもってFPに相談しよう!


ファイナンシャルプランナーに相談してみた人たちの感想を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。


満足度が高い感想も不満点の感想もありました。そこからわかるのは、FP相談をするのであれば、ファイナンシャルプランナーの都合のいいようにされないためにも、相談する側にも最低限の知識が必要ということです。


要注意なファイナンシャルプランナーの特徴も紹介しましたので、もしそのようなファイナンシャルプランナー当たってしまったら、運営会社に連絡して担当を変えてもらいましょう。


FP相談をしてみたいけど、知識がないので心配…と心配している方も大丈夫です。お金に関する知識や常識で困ったことがあればこの記事を参考に見直すか、マネーキャリアへ相談しましょう。マネーキャリアは提携ファイナンシャルプランナーが3,000人も在籍していて、顧客満足度が高く、質の高いサービスに定評があります。初めての方でも無料で何度でも相談できるので安心です。ぜひ初めてのFP相談にはマネーキャリアの無料FP相談サービスを利用しましょう。

ほけんROOMでは他にも保険に関する記事やお金に関する記事を多数掲載しています。興味のある方は是非参考にしてください。


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