更新日:2024/02/06
ペット保険は50%と70%のどっちがおすすめ?メリット・デメリットとは
ペット保険の補償割合は50%と70%のどっちがおすすめ・人気でしょうか?犬猫のペット保険は補償割合が様々ありますが、選び方や保険料等の違いが気になりますよね。また受け取れる保険金も違うでしょうか。今回はペット保険は50%と70%のどっちがおすすめか解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- ペット保険は50%プランと70%プランのどっちがおすすめ?
- ペット保険の補償割合とは?補償割合ごとの保険金計算方法も解説
- ペット保険の補償割合とは?治療費のうち補償される割合のこと!
- ペット保険の補償割合による違いとは?保険金計算方法を紹介!
- ペット保険の補償割合の高さによるメリット・デメリットとは?
- ペット保険の補償割合が高いことによるメリット・デメリット
- ペット保険の補償割合が低いことによるメリット・デメリット
- ペット保険の50%・70%はどっちが良い?おすすめな人とは
- ペット保険の50%・70%がおすすめな人をそれぞれ解説!
- 参考:どっちかと言うとペット保険は70%プランの方がおすすめ
- 補足:そもそもペット保険はなぜ必要?ペット保険の必要性とは
- ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
- まとめ:ペット保険の50%プランと70%プランの違いに注意!
目次
ペット保険は50%プランと70%プランのどっちがおすすめ?
ペット保険の補償割合とは?補償割合ごとの保険金計算方法も解説
ペット保険を選んでいるとよく目にする「補償割合」とはどんな仕組みなのでしょうか?50%や70%といった違いもあり、どっちを選べばいいか悩む方も多いと思います。
- ペット保険の補償割合とは
- 補償割合ごとの保険金計算方法
について詳しく解説します。
ペット保険の補償割合とは?治療費のうち補償される割合のこと!
ペット保険の補償割合とは、ペットが動物病院で受診した際にかかる治療費のうち、補償される割合のことです。ペット保険の多くは補償割合が50%か70%であることが多くみられます。
たとえば補償割合が70%のペット保険に加入している場合で、治療費が1万円だったとします。補償割合が70%なので飼い主が負担する金額は残りの30%にあたる3,000円です。
人間には公的医療保険があり、病院の窓口ではすでに70%を差し引かれた金額を支払っています。そのため、あまり保険の効果を実感することはないかもしれません。
しかし犬や猫などのペットは、ペット保険に加入していなければ、飼い主が全額負担する必要があります。何度も治療が必要な場合や1回の治療費が高額な場合は、ペット保険の効果を実感できるでしょう。
ただし限度額や免責金額により補償割合の全額を受け取れない場合もあります。50%と70%どっちを選ぶにしても注意が必要です。
ペット保険の補償割合による違いとは?保険金計算方法を紹介!
補償割合は、加入するペット保険や保険会社によって異なりますが、そのほとんどが50%または70%です。補償割合が100%のペット保険もありますが、月々支払う保険料が高額になりますので気をつけましょう。
ここでは、補償割合が50%、70%、100%それぞれの場合、どっちがいくら保険金を受け取れるのかを計算してみましょう。自分のペットがかかりやすい病気を把握し、その治療費が高額になりやすいのかを調べておく必要があります。
治療費 | 補償割合 | 自己負担額 | 保険金で 受け取る額 |
---|---|---|---|
7,000円 | 50% | 3,500円 | 3,500円 |
7,000円 | 70% | 2,100円 | 4,900円 |
7,000円 | 100% | 0円 | 7,000円 |
計算してみるとどっちも保険金を受け取れますが、補償割合が50%よりも70%の方が保険金で受け取れる額も大きいことが分かります。
ただし、どっちも保険料を支払いますが、補償割合が高いペット保険は毎月支払う保険料も高額である場合がほとんどです。
また、受け取れる保険金に限度額が設定されていることもありますので覚えておきましょう。限度額とは、
- 通院や入院1日あたり
- 手術1回あたり
- 年間
それぞれの場合に設定されている、保険金の上限のことです。
補償割合が高いペット保険でも、限度額以上の保険金を受け取れず、結果として自己負担額が増えることもあります。
ペット保険の補償割合の高さによるメリット・デメリットとは?
ペット保険の補償割合は、動物病院で受診した際の治療費のうち、保険金として受け取れる割合のことです。複数の割合があり、どっちのプランにもメリットやデメリットがあります。
ここでは
- ペット保険の補償割合が高い場合
- ペット保険の補償割合が低い場合
のメリット・デメリットそれぞれを解説します。どっちのプランを選ぶべきか、自分のケースに当てはめて考えてみてください。
ペット保険の補償割合が高いことによるメリット・デメリット
ペット保険の補償割合が高い場合のメリットは、ペットが病院で受診した際に受け取れる保険金が大きくなることです。つまり飼い主が負担する額が減ることで、経済的なメリットがあります。
たとえば補償割合が100%のペット保険の場合、治療にかかった金額すべてを保険金として受け取れることになります。おもに手術など高額な治療費が必要な場合に効果を感じられるでしょう。
ただしペット保険によっては、補償限度額が設定されていますので気をつけましょう。補償限度額とは、通院・入院・手術などによって支払われる保険金の上限のことです。補償限度額を上回る保険金は受け取れません。
また補償の回数上限が設定されている場合もあります。慢性的な疾病によって、何度も受診することになった場合、保険金を受け取れないケースもありますので気を付けてください。
デメリットは保険料が高いことです。保険料は毎月支払うものですので、自分の経済力を超えた保険金を支払うことは大きな負担になります。自分のペットの健康状態を考えてどっちを選ぶべきかよく検討しましょう。
ペット保険の補償割合が低いことによるメリット・デメリット
50%プランなどの補償割合が低いペット保険に加入しているメリットは、毎月支払う保険料がおさえられることです。もしも補償割合が低くても安心できるようであれば、補償割合が低くても毎月の保険料が安いペット保険を選びましょう。
ペット保険の補償割合が低いことによるデメリットは、いざ病気やケガで病院を受診した際に、受け取れる保険金額が少ないことです。もしも大きな手術を受けることになり、高額な治療費がかかった場合でも、飼い主が負担する割合が大きくなります。
もしも飼っているペットがまだ若く、大きな病気をする確率が低い場合は、補償割合が低いペット保険でも安心できるかもしれません。しかし歳を重ねて、病気にかかりやすくなったり、体力が落ちてケガをしやすくなったりした場合は、補償割合が適切かよく検討してください。
補償割合と月々支払う保険料は、保険会社やどっちのプランを選ぶかによって異なりますので、約款や重要事項説明書をよく確認しましょう。
ペット保険のデメリットについては以下の記事でも解説しておりますので、参考にしてみてください。
ペット保険の50%・70%はどっちが良い?おすすめな人とは
ここまでは、ペット保険の補償割合の大小によって得られるメリットと、注意すべきデメリットについて解説してきました。
では実際に50%と70%、どっちのペット保険が良いのでしょうか?ここでは
- ペット保険の50%・70%がおすすめな人
- ペット保険は70%プランの方がおすすめ
について詳しく解説します。
50%と70%どっちのプランにも、先ほどご紹介したそれぞれのメリット・デメリットがあります。自分がペット保険に入るならどっちのタイプかを考えながらご覧ください。
ペット保険の50%・70%がおすすめな人をそれぞれ解説!
補償割合が50%のペット保険がおすすめな人は、毎月支払う保険料をできるだけおさえたい方です。というのも補償割合が低いペット保険は、保険料が安い場合がほとんどだからです。
たとえば、ある保険会社の補償割合と保険料を比較してみました。(0歳、小型犬)
補償割合 | 保険料/月 |
---|---|
70% | 3,090円 |
50% | 2,480円 |
月610円ずつ保険料がおさえられることがわかりますよね。毎月の出費を少しでもおさえたい方には、補償割合が50%のペット保険がおすすめです。
また70%の補償割合のペット保険がおすすめなのは、ペットの治療にかかった費用の自己負担をできるだけ少なくしたい方です。補償割合が大きい分、受け取れる保険金が高額になるため自己負担額をおさえることができます。
またこまめに動物病院で受診しペットの健康を守りたい飼い主にも、補償割合が70%のペット保険がおすすめです。1回あたりの治療費が少なくても、回数を重ねることで最終的な支払額が多い場合は、補償割合が大きいペット保険の方が経済的な助けになります。
参考:どっちかと言うとペット保険は70%プランの方がおすすめ
ここまで補償割合50%と70%のペット保険を比較してきましたが、どっちかというと補償割合70%のプランがおすすめです。
というのも保険会社に支払う保険料の差はどっちもそこまで変わりませんが、いざという時に受け取れる保険金額は70%プランの方が増えるからです。
具体的に、ある保険会社の0歳小型犬の例で比較してみましょう。
補償割合 | 保険料/年 |
---|---|
70% | 35,980円 |
50% | 28,850円 |
この例の場合、年間で保険会社に支払う保険料の差は7,130円です。1ヶ月だと約594円
の差です。
1回の通院で5,000円かかった場合、70%プランだと受け取れる保険金は3,500円です。一方50%プランだと2,500円しか受け取れません。
もしも、どっちのプランか悩んでいる人は、頻繁に動物病院に連れていきたいかどうかを考えましょう。保険会社に支払う金額が多いとしても、もらえる保険金が増える70%プランを選ぶことをおすすめします。
補足:そもそもペット保険はなぜ必要?ペット保険の必要性とは
50%と70%どっちのプランを選ぶにしても、そもそも、なぜペット保険が必要なのでしょうか?
与えるフードやおやつに気を遣い、よく散歩にも連れていき運動をさせていても病気にかかることはあります。また思わぬ理由でケガをしてしまうことは、防ぎようがありません。
病院で受診し高くない治療費で済む場合もありますし、何度も通う必要なく1回の通院で済む場合もあります。
しかし高度な治療が必要だったり、繰り返し治療をおこなわなければいけないケースもあります。また入院や手術が必要となれば、治療費は高額になります。
もしもどんな治療でも、しっかりと治療費を用意できる人であれば、ペット保険は必要ないかもしれません。しかし治療費の捻出に少しでも不安がある人は、ペット保険に入るべきといえるでしょう。
ペット保険への加入は、ペットの命を救うため選択肢を増やすことにつながります。たとえば治療費が払える場合は、費用に関わらず治療をおこなえますが、治療費が払えない場合は、費用面からあきらめなければいけないケースも。
愛するペットに納得がいく治療を受けさせてあげたい方には、ペット保険の加入は必要といえるでしょう。
ペット保険の必要性については以下の記事でも解説しておりますので、参考にしてみてください。
ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:ペット保険の50%プランと70%プランの違いに注意!
今回ほけんROOMでは、
- 補償割合とは治療費のうち保険金として受け取れる割合のこと
- 補償割合によってメリットとデメリットがある
- 月々の保険料をおさえたい人は50%がおすすめ
- 自己負担額を減らしたい人は70%がおすすめ
について詳しく解説しました。
どっちのプランを選んでもメリットとデメリットがあります。保険会社はどこがいいのか検討する際は、50%プランと70%プランの違いに注意して選びましょう。
またほけんROOMでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!
ペット保険を選んでいると補償割合という言葉を目にすると思います。50%や70%という数字も出てきてどっちを選べばいいか難しいと感じてしまいますよね。
人気の保険会社もあり、どこがいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
今回ほけんROOMでは、
について詳しく解説します。
補償割合についてどっちを選ぶべきか、どっちの割合がおすすめなのかを解説します。おすすめのプランの選び方も紹介しますので、最後までご覧ください。