更新日:2020/06/01
夫婦の生活費は毎月いくらかかる?年齢ごとに1ヶ月の費用を徹底解説
2019年の総務省統計局の家計調査では夫婦の生活費は一ヶ月約20万円となっています。この記事では夫婦の生活費の平均額を年齢、共働きか片働きかに応じてそれぞれ解説します。夫婦でできる貯蓄のポイントや節約方法についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 夫婦の1ヶ月の生活費はいくらくらい?家計の内訳は?
- 夫婦の生活費は一ヶ月平均で約20万円
- 理想の生活費の内訳は?
- 理想の生活費を知るにはライフプラン相談する
- 夫婦の生活費を年齢別にシュミレーション解説
- 20代で手取り25万円の生活費
- 30代で手取り30万円の生活費
- 40代で手取り40万円の生活費
- 50代で手取り50万円の生活費
- 夫婦の生活費を節約するポイントとは?
- 日々の光熱費を見直すと意外と節約できる
- 食費と交際費はメリハリが大事
- 夫婦の生活費を賢く貯蓄する方法を紹介
- 先取り貯蓄をする
- iDeCoやNISAを活用してみる
- 参考:夫婦でセミリタイアするにはいくら必要?
- 専門家にライフプランを相談して家計を見直す
- まとめ:夫婦の生活費について
目次
夫婦の1ヶ月の生活費はいくらくらい?家計の内訳は?
夫婦の1か月の生活費の相場や理想について考えたことはありますか?
夫婦二人暮らしの1か月の生活費は約20万円といわれています。
そのうち、貯金は全体の20%である4万円を貯金することが理想です。
これを聞いて多いと感じましたか?少ないと感じましたか?
年代や収入によって変化はありますが、日本人の平均的な1か月の貯蓄額は平均して9万円といわれています。
年金や税金、子どもの有無などで今後の人生はお金がかかってくるので今からしっかり見直していきたいですね。
この記事では
- 年代別での夫婦の1か月の生活費について
- 節約できるポイント
- 将来に向けた貯蓄方法
- ライフプランをプロに相談するメリット
夫婦の生活費は一ヶ月平均で約20万円
夫婦の生活費は1か月20万円と聞いて、多いと感じた方もいると思います。
この金額は2019年の世帯人数は2.97人でした。その人数を2人に直して計算したものです。
下の表に生活費の内訳をまとめましたので見てみましょう。(小数点以下は切り捨てをしています。)
消費支出合計 | 20万1497円 |
---|---|
食費 | 5万8477円 |
住居費 | 1万1056円 |
水道・光熱費 | 1万2233円 |
家具・家具用品 | 9143円 |
被服費 | 6209円 |
保健・医療費 | 9127円 |
交通・通信費 | 3万2450円 |
教育費 | 5146円 |
その他の消費支出 | 5万7656円 |
子なし夫婦2人で生活をすると1か月あたり20万円ほど生活費がかかることが分かります。
この費用は実際にかかったものの平均を算出しています。
理想的な生活費の内訳はどうでしょうか?以下に説明していきます。
理想の生活費の内訳は?
夫婦二人暮らしの場合の理想の生活費の内訳を見てみましょう。
理想では、生活費のうちの20%を貯蓄に回し暮らしにメリハリをつけることです。
理想的な数字を知り、自分の家の家計と比べることで改善点が見つかります。
生活費内訳(手取り収入30万円の場合)
生活費内訳 | 理想金額 | 理想の割合 |
---|---|---|
居住費 | 7万5000円 | 25% |
食費 | 4万5000円 | 15% |
水道光熱費 | 1万5000円 | 5% |
通信費・保険 | 3万円 | 10% |
交際・被服費 | 1万5000円 | 5% |
日用品 | 6000円 | 2% |
お小遣い | 3万6000円 | 12% |
貯蓄 | 6万円 | 12% |
※のこり3%は冠婚葬祭などのイベントの際に使用するお金としてとっておきます。
単身のときと比べて居住費に充てる金額が上がっていますが、食費や光熱費は2人だから倍になるということはありません。
外食が多い夫婦だと、食費がこの数字より高くなってしまうでしょう。
子どもがいない分、自分たちに回せるお金が多いのも特徴的です
毎月しっかりと使い切るのではなく、月によって変動があることを見越しておくと、いざというときに焦りません。
この表を見て、実際の出費と照らし合わせたときに出費が大きすぎている項目は見直しが必要です。
理想の生活費を知るにはライフプラン相談する
理想の生活費の内訳を見ても、東京などの首都圏に住んでるか否か、生活スタイルによっても違いますよね。
「理想の生活費にもっと近づきたいけどどうしたらいいかわからない……」という方は専門的な知識を持った人やFPに相談するのが一番の近道です。
FPと呼ばれるファイナンシャルプランナーは貯蓄や保険、投資まで幅広く知識を持った専門の資格を持っています。
あなたが今後どのように生きていきたいか、どうすればその道に近づくかを一緒に考えてくれる強い味方です。
家計のアドバイスも得られるので、この機会に相談をしてみてはいかがでしょうか。
夫婦の生活費を年齢別にシュミレーション解説
ここで、年代別に分けた夫婦の1か月の生活費を見てみましょう。
夫婦の1か月の生活費は、約20万円だといわれています。
これは、貯金額を含めた金額ですので、20万円よりも多い収入を得ている場合には、より多くの金額を貯蓄に回すことが可能だといえます。
貯金額をより多くしたいという方はぜひ参考にしてみてください。
また、月の生活費が20万円を超えている場合は一度見直しを検討しましょう。
収入が20万円、それ以下の場合は赤字となってしまいます。
生活費が足りなければ、食費や日用品の金額を見直してなるべくマイナスにならないようにすることが大切です。
20代で手取り25万円の生活費
20代で手取り25万円の場合、理想的な数値を見てみましょう。
生活費で20万円使用し、全体額の20%である5万円を貯蓄することが理想的だといえます。
細かい生活費の内訳を下の表で確認してみましょう。
生活費内訳 | 理想の金額 | 理想割合 |
---|---|---|
住居費 | 6万2500円 | 25% |
食費 | 3万7500円 | 15% |
水道光熱費(通信料含む) | 2万5000円 | 10% |
保険料 | 1万2500円 | 5% |
交際費 | 1万2500円 | 5% |
趣味・娯楽費 | 1万2500円 | 5% |
お小遣い | 3万7500円 | 15% |
貯蓄 | 5万円 | 20% |
生活をしていくうえで必要な出費をまとめてみました。
夫婦2人暮らしの場合は、日々の飲み会や趣味などの娯楽に費用を多く回しても問題なく生活ができます。新婚夫婦だと、結婚式などのイベントもあり出費が多くなります。
今後、赤ちゃんを授かったらこの生活費の内訳は変化します。
赤ちゃんは生まれるまでにも自治体からの助成はありますが、ベビー用品の買い物などで出費が増える傾向にあります。
生まれてからもお宮参りやお食い初めなどイベントごとがあり、出産してから1年間で約100万円を出費するともいわれています。
将来的に赤ちゃんを授かることを考えていたら、出費を見越して貯金の割合をもう少し上げていざという時のために貯蓄しておくことをお勧めします。
食費や日用品のお金は余ったらその分は貯金をしておくと、更に安心ですね。
30代で手取り30万円の生活費
30代で手取り30万円の場合を見てみましょう。
30代になり手取り金額が上がって変化がみられるのは、貯蓄以外の出費が多くなる人が多いです。
細かい内訳を見てみましょう。
生活費内訳 | 理想の金額 | 理想の割合 |
---|---|---|
住居費 | 7万5000円 | 25% |
食費 | 4万5000円 | 15% |
水道光熱費(通信料含む) | 3万3000円 | 11% |
保険料 | 1万2000円 | 4% |
交際費 | 6000円 | 2% |
こづかい | 4万5000円 | 15% |
趣味・娯楽費 | 9000円 | 3% |
貯蓄 | 6万円 | 20% |
※のこり2%は冠婚葬祭などのイベントの際に使用するお金として、とっておきます。
お給料が上がると自分のために使うお金の金額が増えることや、もしものときのために取っておくお金が増えてきますね。
30代になると結婚式などの冠婚葬祭やお祝いを送る回数が増えてくるのでいきなりの出費に焦らないような基盤を作っておくと安心でしょう。
少し生活に余裕が出ていたらiDeCoやNISAに挑戦し、将来のための貯蓄を考えるのもいいですね。
40代で手取り40万円の生活費
40代で手取り40万円の場合を見てみましょう。
子なし夫婦ではそろそろ老後の資金を貯めておきたいと思う方も増えるのではないでしょうか?
生活費を細かく見てみましょう。
生活費内訳 | 理想の金額 | 理想の割合 |
---|---|---|
住居費 | 10万円 | 25% |
食費 | 4万円 | 10% |
水道光熱費(通信料含む) | 2万4000円 | 6% |
保険料 | 1万6000円 | 4% |
交際費 | 2万円 | 5% |
お小遣い | 6万円 | 15% |
趣味・娯楽費 | 2万円 | 5% |
貯蓄 | 12万円 | 30% |
仕事では後輩や取引先との食事の回数が増えるため、月のお小遣いや交際費は少し多めに予算を取っておいたほうが無理なく生活ができて安心ですね。
貯蓄の相場は月収の20%といわれていますが、老後の生活や資産運用を見据えて生活が落ち着いているときにしっかりと貯蓄しておくことをお勧めします。
50代で手取り50万円の生活費
50代で手取り50万円の場合を見てみましょう。
50代ではセミ リタイアを考えたり、お子さんがいる方は巣立ち夫婦2人の生活が再スタートをしたりと変化の多い年代ですね。
生活費の内訳をみてみましょう。
生活費内訳 | 理想の金額 | 理想の割合 |
---|---|---|
住居費 | 10万円 | 20% |
食費 | 5万円 | 10% |
水道光熱費(通信料含む) | 2万5000円 | 5% |
保険料 | 1万5000円 | 3% |
交際費 | 2万5000円 | 5% |
お小遣い | 5万円 | 10% |
趣味・娯楽費 | 2万5000円 | 5% |
貯蓄・資産運用資金 | 21万円 | 42% |
住居にお金をかけたい人、かけたくない人といると思います。
手取り金額の20~30%以内であれば、居住にかけても問題のない範囲です。
貯蓄や資産運用の金額の中に、冠婚葬祭の費用も含めると考えておくといいでしょう。
定年後や老後の夫婦で楽しい時間を送るために貯蓄や投資を始めるなど準備をしておくことで老後の不安はぐんと減らすことができます。
また、外食や美味しい料理を楽しみたい・趣味にもっと時間をかけたいという人は収入の3%ほどプラスしてお金をかけるとより充実した時間を過ごせそうですね。
しかし、家計簿をつけずに楽しい気持ちを優先してお金を使ってしまうと、後々後悔することになりますので、しっかり家計を見てから予算を立てましょう。
夫婦の生活費を節約するポイントとは?
夫婦の生活費を節約するには、食費や日用品などの雑費を抑えるだけではなく、固定費を見直したり、生活のメリハリをつけることで変化を期待できます。
- 電機会社やガス会社を安いものに変更する。
- スマホの請求額が1万円を超えている人は格安SIMに変更する。
- 食費と交際費にはメリハリをつける
些細なことかもしれませんが、チリも積もれば山となる。年間で考えると大きな差になるのでぜひ検討してみましょう。
日々の光熱費を見直すと意外と節約できる
電気会社やガス会社を変更することで料金を抑えることができますが、中には変更できないという人もいますよね。
日々の光熱費を見直すと実は意外と節約になります。
例を挙げると
- シャワーや食器洗い中に水を出しっぱなしにしない
- 電気をこまめに消して使わない電気はプラグを抜く
- ガスの日を使用しているフライパンからはみ出る程火を強くしない
食費と交際費はメリハリが大事
食費と交際費にメリハリをつけるのはどうしたらいいでしょうか?
ついついコンビニでお菓子やお弁当を買ってしまう……
ついつい職場の人と飲みに行ってしまう……
という「ついつい」の出費を見直すことで、意外とお金は余ります。
手軽なコンビニや外食はとても便利なので私たちの生活には切っても切り離せないものですが、頼りすぎてしまうと生活費を圧迫してしまう大きな原因になってしまいます。
また、1週間分の献立を決めて買うものリストを作り買い物をすることでなんとなくの買い物も減らすことができます。
今冷蔵庫の野菜やお肉などを余らせてしまっている人は、とても有効な方法なので試してみる価値がありますよ。
交際費は「月の飲み会を〇回以内にする」と具体的な目標を決めましょう。
いきなり飲み会の回数をぐんと減らしてしまうと、付き合いが悪くなったと思われてしまいますし、自分自身もストレスになってしまうのでおすすめきません。
無理のない目標設定が継続のカギとなります。
夫婦の生活費を賢く貯蓄する方法を紹介
夫婦で稼いだお金は無駄遣いせず、しっかり貯蓄に回したいですよね。
賢く確実に貯金するためにはお給料が出たら先取り貯金をすることです。
残ったお金を貯金に回す方法は堅実的ではなく、毎月一定のお金を貯金するのは難しいでしょう。
また、税金対策にもなるiDeCoやNISAの利用はとても堅実的な貯蓄方法といえます。
先取り貯蓄をする
先取り貯金とは、給料天引きを利用したり貯蓄分を先に引き出し別の口座に入れておく貯金法です。
最初から貯金分を差し引いて残りのお金を生活費に回すことで、確実な貯金が可能です。
会社のお給料を2つの口座に分けて支払うことができる場合は、貯蓄分をあらかじめ別口座に入れてもらい貯蓄口座には触れないようにすることで、貯金が苦手な人も簡単に貯蓄ができます。
銀行各種にも、自動積立定期預金や財形貯蓄もあるので、チェックしてみましょう。
iDeCoやNISAを活用してみる
最近なにかと話題になっているiDeCoとNISA。まだまだ浸透してはいませんが、私たちの老後を支えてくれる強い味方です。
iDeCoとはなにが便利なの?
参考:夫婦でセミリタイアするにはいくら必要?
夫婦でセミリタイアを考えている人は、セミリタイアまでに働かなくても生活している資金を貯めるか、足りない分の必要な分のお金を稼ぎ続けなければなりません。
夫婦でセミリタイアをするために必要な金額は6800万円が最低ラインです。これは、旅行や贅沢せず、且つ働かない選択をした際に最低限かかってくるお金です。
夫婦の生活費を1か月20万円と仮定すると1年で240万円。これは、最低限の普通の生活を送るために必要なお金なので海外旅行などを考えている場合はその分上乗せすると考えましょう。
そこから住民税や保険料の支払い分・自動車を持ている場合はその分を上乗せしていきます。すると、多少多く見積もって300万円あると安心でしょう。
もし、45歳でセミリタイアをするとしたら300万円×65歳までの20年間で合計6000万円が必要です。
こセミリタイアはという言葉は、完全に仕事から離れるという言葉を意味するものではありません。
の貯金額が現実的でないと考える人は、心身ともになるべくゆったりとした仕事にシフトするなどして毎月一定のお金を稼ぐことができれば、貯金額はその分少なくなります。
65歳からは国民年金保険の支払いは無くなり、年金の支給が始まります。年金の支給額は毎月約20万円。
65歳以降にかかってくる金額は年間約40万円と仮定すると85歳まで生きたとすると約800万円が必要という計算になります。
専門家にライフプランを相談して家計を見直す
ここまで生活費の平均や見直しについて話してきましたが、ライフプランを明確にするためにも専門家に相談することをおすすめします。
ほけんROOMでは、生活費の見直しから投資まで保険のプロが無料でアドバイスをしてくれます。
納得のいくまで、何度でも無料で相談ができるので自分が納得するライフプランを目指すことができます。
強引な勧誘はしないことをモットーにしており、過去に保険の相談で苦い思いをした方も安心して利用できます。
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時間を有効に使いたい人にもおすすめです。
まとめ:夫婦の生活費について
夫婦の1か月の生活費は約20万円といわれています。
年齢や手取りが変化するにつれて生活は変化していきますが、支出の割合を理想とされるものに近づけると安定した貯蓄や生活が送れます。
ここまでで、
- 理想の夫婦1か月の生活費について
- 今すぐにできる節約術とiDeCoやNISAを用いた貯蓄方法
- 専門家にライフプランを相談することで目標設定が明確になる
ということがわかりました。
生活費を見直し、将来の金銭面の不安をなくすことは人生において大きな財産となります。
無理なく挑戦してみてはいかがでしょうか?
ほけんROOMでは、このほかにも貯蓄や投資について説明した記事が多数あるので他の記事もぜひご覧ください。