生活費が一番安い県はどこ?住みやすく安く暮らせる県を紹介

生活費が一番安い県は沖縄県ですが、最低賃金も低いと実際は生活費が安いということにはならないですよね。そこでこの記事では、家賃などの生活費と平均収入を比較して総合的に安く暮らせる県を、地域別に解説します。ぜひ最後までご覧ください。

生活費が一番安い県はどこ?

日々の暮らしの中で、出費が多いと生活するだけで精一杯で貯金に回すお金なんて全然ない、と悩んでいる人はたくさんいると思います。生活費を少しでも減らして自由に使えるお金を増やしたいですね。


生活費を減らせるなら今住んでいるところではなくても、どこか違う土地へ引っ越してもいいかも、と考えている人もいるかもしれません。では実際に生活費が一番安い県はどこなのでしょうか。


この記事では、

  • 都道府県別、生活費ランキング
  • 首都圏・関東エリアランキング
  • 関西エリアランキング
  • 中国・四国エリアランキング
  • 沖縄の生活費
  • 生活費が一番安い県を選ぶポイント
  • 生活費を抑えるコツ
  • 生活費を抑えたい人のためのライフプラン相談

について解説します。最後まで読んでいただければ、生活費を抑えるためのお役に立てると思います。

生活費が一番安い県はどこ?まずは都道府県別ランキングを紹介

では生活費が一番安い県はどこなのか見ていきましょう。県庁所在地別に消費支出の額をランキングでまとめてみました(2018年、1ケ月平均額)。消費支出とは生活するうえで必要となる家計の支出です。消費支出額が低い市では家計の支出も低く、生活費が安く抑えられるというわけです。

順位都市名消費支出額(円)
和歌山市224,853
那覇市226,283
宮崎市250,452
青森市251,459
鹿児島市
263,272
松山市264,107
前橋市265,873
熊本市266,869
鳥取市
266,955
10大阪市268,768
11長崎市271,496
12甲府市273,076
13仙 台 市
274,585
14大津市276,534
15秋田市280,058
16神戸市280,999
17札幌市281,054
18京都市
281,401
19広島市282,307
20徳島市282,732
21福井市283,352
22津市283,443
23山口市284,023
24福島市284,659
25名古屋市
286,146
26盛岡市286,710
27長野市288,413
28水戸市290,619
29岡山市290,915
30新潟市291,158
31佐賀市293,957
32大分市299,677
33横浜市301,237
34山形市
305,472
35宇都宮市306,440
36静岡市306,940
37奈良市307,408
38高知市309,015
39松江市
313,323
40高松市318,612
41千葉市320,447
42岐阜市322,163
43福岡市322,618
44さいたま市
323,931
45富山市324,437
46東京都区部326,229
47金沢市339,175


首都圏・関東エリアで安く暮らせる県ランキング

実際に安く暮らせるのはいったいどこの県でしょうか。さきほどのランキングは家計の支出によるものでした。支出が少なくても収入が少なかったら、総合的に安く暮らせるとは限りません。支出を低く抑えられる、地域は都市部と比べて収入がやや低い傾向にあります。


そこで今度は、(消費支出/平均収入)を計算して、収入に対して支出の割合がどれほどかを調べてみます。こちらの方が実際の暮らしの感覚に近いデータです。


ではまず首都圏・関東エリアから見てみましょう。首都圏・関東エリアに住みたい、と憧れる人は多いと思います。でも安く暮らす、となると難しそうです。都心から離れたエリアなら支出を抑えることもできるかもしれません。それではこのエリアで生活費が一番安い県はどこでしょうか。

5位:栃木県

第5位は栃木県です。栃木県の平均年収は410万円です。

306,440÷4,100,000÷12×100=0.623

消費支出の割合は62.3%です。


4位:東京都区部

第4位は東京都です。東京都の平均年収は438万円です。


326,229÷43,800,000÷12×100=0.621

消費出の割合は62.1%です。

3位:茨城県

第3位は茨木県です。茨木県の平均年収は408万円です。

290,619÷4,080,000÷12×100=0.594

消費支出の割合は59.8%です。


2位:神奈川県

第2位は神奈川県です。神奈川県の平均年収は430万円です。

301,237÷4,300,000÷12×100=0.584

消費支出の割合は58.4%です。

1位:群馬県

そして1位、首都圏・関東エリアで生活費が一番安い県は群馬県です。群馬県の平均年収は389万円です。

265,873÷3,890,000÷12×100=0.570

消費支出の割合は57.0%です。


群馬県は草津温泉、伊香保温泉などの温泉地があり、また国内唯一「ハーゲンダッツ工場」があるのも魅力のある県です。

関西エリアで安く暮らせる県ランキング

続いて関西エリアを見ていきましょう。フレンドリーな大阪を中心としたこのエリア。古都もあるし、おしゃれなベイエリアもあるし、県によっていろいろな特徴を持っています。

それではこのエリアで生活費が一番安い県はどこでしょうか。

5位:京都府

第5位は京都府です。京都府の平均年収は380万円です。

281,401÷3,800,000÷12×100=0.617


消費支出の割合は61.7%です。

4位:兵庫県

第4位は兵庫県です。兵庫県の平均年収は400万円です。

280,999÷4,000,000÷12×100=0.585


消費支出の割合は58.5%です。

3位:滋賀県

第3位は滋賀県です。滋賀県の平均年収は395万円です。

276,534÷3,950,000÷12×100=0.583

消費支出の割合は58.3%です。

2位:大阪府

第2位は大阪府です。大阪府の平均年収は387万円です。

268,768÷3,870,000÷12×100=0.579

消費支出の割合は57.9%です。

1位:和歌山県

そして1位、関西エリアで生活費が一番安い県は和歌山県です。和歌山県の平均年収は373万円です。

224,853÷3,730,000÷12×100=0.502

消費支出の割合は50.2%です。

和歌山県は高野山を有し、みかんなどの農産物や海産物が豊富です。またアドベンチャーワールドがあり、パンダに会いに行けるのも魅力ですね。

中国・四国エリアで安く暮らせる県ランキング

次は中国・四国エリアを見てみましょう。このエリアは関西圏、九州へのアクセスが良く、また自然と都市部のバランスも良く、住むには好条件かもしれません。

ではこのエリアで生活費が一番安い県はどこでしょうか。

5位:山口県

第5位は山口県です。山口県の平均年収は382万円です。

284,023÷3,820,000÷12×100=0.620

消費支出の割合は62.0%です。

4位:徳島県

第4位は徳島県です。徳島県の平均年収は381万円です。

282,732÷3,810,000÷12×100=0.618

消費支出の割合は61.8%です。

3位:広島県

第3位は広島県です。広島県の平均年収は384万円です。

282,307÷3,840,0÷12×100=0.613


消費支出の割合は61.3%です。

2位:鳥取県

第2位は鳥取県です。鳥取県の平均年収は377万円です。

266,955÷3,770,000÷12×100=0.590

消費支出の割合は59.0%です。

1位:愛媛県

そして第1位、中国・四国エリアで生活費が一番安い県は愛媛県です。愛媛県の平均年収は377万円です。

264,107÷3,770,000÷12×100=0.584

消費支出の割合は58.4%です。


愛媛県は柑橘類などの農産物や、瀬戸内の海産物が豊富です。温暖な気候なのもうれしいですね。

気になる沖縄は生活費が一番安い県なのか?

ところで沖縄県はどうでしょうか。沖縄県と言えば「生活費が一番安い県」というイメージがあります。ですので南国でゆったりとした沖縄県への移住に憧れを持っている人は多いのではないでしょうか。けれど沖縄の年収は337万円と全国的に見ても低くなっています。そのため、家計の支出を抑えられても総合的に見れば生活費が一番安い県とは言えないようです。


とはいえ先ほどの計算をすると「5.60」とやはり低い数値が出ます。やはり生活費は比較的安くて抑えられそうです。

生活費が一番安い県を選ぶ際のポイントとは?

生活費が一番安い県がわかったところで、では実際に移住先を選ぶポイントとなるのはどんなことなのか確認していきましょう。まずは収入の確保は大切です。いくら生活費が安いからと言っても収入がなければ生活は成り立ちません。大まかにでも移住先で収入を得られる方法を見つけておくと安心ですね。また生活費の安い地方の都市は、都会ほどお店がたくさんありません。でも今はネットショッピングが充実していますのでうまく活用すればそれほど不自由はないでしょう。


その他、実際に生活することを考えて移住先を選ぶポイントは

  • 理想の暮らしができるか
  • 交通事情はどうか
  • 住環境は良いか

という点があげられます。一つずつ解説します。

生活費が安いだけでなく理想の暮らしを実現できないか調べる

まずは移住先でどんな暮らしをしたいかのイメージを持つことが大切です。海や山の近くで自然に囲まれてのんびりと生活したいなら、少しでも生活費が抑えられる地域を選ぶと日々の暮らしが助かります。一方、おしゃれな街のカフェに行ったり、有名トレーナーがいるスポーツジムに通ったりしたい、というのであれば、多少生活費が高くつく地域となっても仕方ありません。


自分の理想の暮らしを具体的に描いて、その暮らしが移住先でどれほど実現できるかを事前に調べておくと、こんなはずじゃなかった、とがっかりすることは防げるでしょう。

アクセスの良さも考慮に入れる

移住先を選ぶ時に大切なのはアクセスが良いかどうかという点です。地理的に都会に近くても、幹線道路がないとか電車の本数が少なかったり終電が早かったりしたら、都会に足を運びにくくなります。


自分の生活パターンから、実際に使うであろう道路や路線の確認をしっかりとしておくとよいでしょう。事前に確認することで、移住後の暮らしをイメージしやすくなりますよ。

住環境はしっかりと下調べをする

実際に住むとなると、住環境がよいかどうかは重要なポイントになってきます。スーパーなど普段の買い物に困らないか、子供がいるなら学校は近くにあるか、病院や図書館などの公的な施設が充実しているか、など自分の生活パターンから必要な施設があるかどうかをチェックしておくとよいでしょう。


また近くにくつろげる公園がある、ジョギングに最適なコースがあるなど、余暇を過ごすのに適しているかどうかも大事なチェックポイントです。移住したい候補地が見つかれば、事前に何度か足を運んで、実際に体感してみるとより確実でいいですね。

家賃以外にも物価の違いは大きい!生活費を抑えるコツとは

物価が安ければ支出を抑えることはできます。消費者物価指数を見ると、全国平均を100としたとき、東京都は108.5、神奈川県は104.8ですが、沖縄は91.9とぐっと低くなっています。収入が低くても物価が安ければ実質的に生活費安く抑えることができます。安く住める県を探す時には物価もチェックしましょう。


また、生活費を抑えるためのポイントとなるのは、

  • 家賃を抑える
  • 食費を減らす
  • 格安SIMを使う
  • 水道光熱費の削減

です。それでは詳しく見ていきましょう。

生活費を抑えるには家賃抑えることが重要

まずは家賃です。生活費のうち最も大きな割合を占めるので、家賃を安く抑えられたら他の消費に回すことができます。生活費を見直すには家賃は大事なポイントです。


では家賃の相場はどれくらいでしょうか。家賃の全国平均は55,200円。1位はやはり東京で78,552円。一番安い県は青森県で37,485円です。随分違いがありますね。安い県の2位は秋田県で38,321円、3位は鹿児島県で38,718円となっています。(参考:https://todo-ran.com/t/kiji/14183)


生活費の一番安い県に住みたい、と思ったら移住を希望する県の家賃をチェックしてみましょう。

食費は生活費の中でも減らしやすい支出

次は食費についてです。忙しい、疲れたと外食やコンビニ弁当ばかりでは食費は増える一方です。食費を抑えるためには自炊が基本です。今は便利な調味液など料理の手助けをしてくれる商品がたくさんあるのでうまく活用して楽しく自炊しましょう。


まずは日々の買い物を見直し、必要なものだけを買うようにしましょう。そして買った食材を無駄にしないことも大切です。無駄にしないためには下処理が大事になってきます。買ってそのまま冷蔵庫に入れるのではなく、下処理して冷蔵・冷凍すれば食材が長持ちするだけでなく、料理するときの手間を省くこともできますよ。


作り置きレシピなどを参考に楽しく自炊したいですね。

格安SIMを使えば月に1万円節約可能

次に格安SIMについてです。通信費は少しでも安く抑えたいです。スマホの料金プランを見直して毎月の支払いを少しでも節約したいですね。


格安SIMに変更することで、月々の支払いは2,000円~3,000円に抑えることができますよ。また料金プランがややこしくなく、とにかくシンプルでわかりやすいのもいいですね。


ただし、キャリアメールが使えなかったり、通信速度が遅くなることもあったりとデメリットもあるので事前に確認してください。

水道光熱費を減らせば生活費をもっと抑えることができる

最後に水道光熱費についてです。どうしても必要なものなので、安くできたらうれしいですね。


まず水道代についてです。お風呂の節水のためには「節水シャワーヘッド」を取り付けるとよいでしょう。キッチンでの節水にはまず溜め洗いが大切です。また油汚れなどは事前に新聞紙などで拭き取っておくと節水効果が大きいですよ。洗面所では歯磨きや洗顔の時に水を出しっぱなしにするのではなく、こまめに水を止めるだけで節水になります。


次に光熱費についてです。思い切って家電を新しく買い替えることも考えてみましょう。最近はエコ家電がたくさん出ています。10年前のものと比べると電気代を大幅に減らすことができます。特に消費電力の大きい冷蔵庫やエアコンは検討の価値ありです。またエアコンについてはこまめにフィルターを掃除したり、設定温度を1度でも低くすることで節電に繋がります。


節水、節電を上手にして生活費を少しでも安く抑えたいですね。

自分が暮らす地域で生活費を抑えたい方はライフプラン相談する

生活費が一番安い県に移住したい気持ちはあっても、仕事の都合や家族の問題などで、住む場所を変えることは誰でもできることではありません。ですが、現在の家計を見直すことで、今住んでいるところでも大幅に生活費を抑えることができるかもしれません。


ほけんROOMではお金のプロが家計のチェックをしてくれます。プロに相談することで、自分では気づかないことも発見でき、日々の暮らしが快適になるとうれしいですね。相談は無料ですのでお気軽に相談してみてはいかがですか。ほけんROOMのライフプラン相談の特徴は

  1. お金の不安ならなんでも相談OK
  2. 納得いくまで何度でも無料
  3. オンラインで手軽に相談

の3つです。将来への不安を抱えるあなた、プロに相談して、少しでも生活費を安く抑えられるといいですね。

まとめ:生活費が一番安い県について

いかがでしたか。この記事では
  • 生活費が安い県の都道府県別ランキング
  • 首都圏・関東エリアで安く暮らせる県
  • 関西エリアで安く暮らせる県
  • 中国・四国エリアで安く暮らせる県
  • 気になる沖縄県について
  • 生活費が一番安い県を選ぶ時のポイント
  • 生活費を抑えるには
  • ライフプラン相談をして生活費を抑えよう

という点について解説してきました。


生活費が一番安い県と自分の理想とする暮らしとを比較して、移住を考えてみるとよいですね。また実際に移住することは現実的ではないけれど、やっぱり生活費は少しでも安く抑えたいという人は、日々の生活を見直すことで出費を減らせるかもしれません。加えてお金のプロに話を聞いていみると、新たな発見があるかもしれませんよ。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事を多数掲載しています。ぜひご覧になってください。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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