保険証券を紛失したときの対処法!なくした場合、再発行できる?

保険証券を紛失すると、保障が受けられなくなるのでしょうか?ついつい、どこにいったのかわからなくなる保険証券…。今回はいざというときに使えるよう、保険証券を紛失した際の対処法をご紹介。災害による紛失時の対処法もお伝えするので、ぜひ最後までご覧くださいね。

保険証券を紛失した場合、再発行できる?


生命保険など加入した場合に、後日郵送で送られてくる保険証券ですが、なんとなく保管していていざという時に紛失してしまって困った経験がある人もいるかと思います。


万が一なくした場合には、加入している保険の保障が受けられなくなるのでは。と不安に感じられる方もいるのではないでしょうか。


実は、万が一保険証券が紛失した場合でも、手続きをすれば再発行をすることができるのです。


そこで、この記事では

  • 保険証券を紛失した場合の保障内容はどうなるのか
  • 保険証券を再発行する時の手続き方法
  • 火災などで保険証券が紛失した場合
  • 保険証券を紛失しない為の対処法
について、詳しく解説していきます。

この記事を読んでいただければ、保険証券を紛失した際に行うことが理解できるので、万が一の時にも速やかに手続きを行うことができると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

保険証券を紛失するとどうなる?

では、万が一保険証券を紛失または破損、焼失等された場合には、契約が無効になってしまうことがあるのでしょうか。保険証券がなければ「保障が受けれない。」なんてことになってしまったら困りますよね。


実は、保険証券を紛失した場合でも保障内容は継続することができるのです。


そこで、下記では

  • 保険証券をなくしても保障内容は継続されるのか
  • 保険証券は手続きがスムーズにおこなえないことがある

について解説していきますので、参考にしてください。

保障内容は継続される

保険証券は保険会社が契約者の保険内容を承諾して契約が成立したことを証明するために交付される書面です。万が一紛失した場合でも、保険契約が消滅されることはなく、保障内容は継続されます。

しかし、契約内容の変更や給付金の請求、解約、加入している保険の手続きの場合には保険証券が必要になります。死亡保険金を受け取る場合にも必要となりますので、死亡保険金受取人に紛失した旨を伝えておくと、受取漏れを防ぐことができます。

また保険証券を紛失した場合、保険請求をするには、どこに請求すればいいのかが分からなくなってしまいます。そうなると請求することが難しくなってしまう可能性がありますので、管理する場所を決めるなどしておくと安心できますよ。

手続きがスムーズにおこなえないことがある

保険証券を紛失した場合でも、名義等の契約内容の変更や、給付金の請求、解約などをすることが可能ですが、手続きに時間がかかってしまう場合があります。


解約時に保険証券がない状態でも解約することは可能です。保険証券があれば、その書類のみで手続きが行えるのでスムーズに進むのですが、紛失した場合には保険証券の代わりとなる書類が必要となります。


例えば、オリックス生命の場合

  • 確認書類の写し、または6か月以内に発行された印鑑証明の提出
  • 印鑑証明の場合には、解約請求書には実印を押印する
というような手続きをする必要があります。

この必要書類などは保険会社によって違ってくるので、必ず加入している保険会社に確認しましょう。

保険証券を紛失したときの再発行のやり方

保険証券を誤って捨ててしまったり、盗難や破損、焼失などで保険証券をなくしてしまう場合はあるかと思います。そうした場合には、例え緊急性がなかったとしても、できるだけすみやかに再発行の手続きを行うことをおすすめします。

再発行をして新しい保険証券が届けば、保険請求をする場合や解約、契約内容の変更などの際に手続きがスムーズに行うことができます。

そこで、下記では保険証を紛失した時の再発行のやり方の手順を説明していきますので、参考にしてみてください。

手順①:証券番号を確認する

保険証券には、契約している保険の内容や保険金額、期間や名義人などが記載されています。その中に保険契約の一つ一つに付与される「証券番号」も記載されているのです。


再発行の際にはこの証券番号が必要になってくるのですが、そもそも保険証券がないので確認することができませんよね。


しかし、下記の方法で証券番号を確認することができます。

  • 保険会社から年に1回送られてくる契約内容のお知らせの書類
  • 満期案内
これらの書類には必ず証券番号が記載されているので、こういった書類が送られてきたら破棄せずに保管しておきましょう。

手順②:保険会社に連絡する

保険証券を再発行する場合には、契約している保険会社に連絡します。連絡をする場合は必ず契約者本人が連絡しましょう。


先ほど準備した証券番号はこの時必要になるので、準備しておくと手続きがスムーズになります


コールセンターカスタマーセンターに連絡し再発行の申し込みをすると、後日再発行するための請求書類が届きます。

手順③:必要書類に記入後、提出する

郵送された必要書類に記入をします。このとき、再発行書類と一緒に運転免許証などの本人確認書類が必要になります。この本人確認書類は保険会社によって異なりますので、書類をよく読んで間違えのないように準備しましょう。

保険会社によっては、実印や印鑑証明書が必要になる場合もありますし、運転免許証やパスポートのコピーで対応してくれるところもあるので、分からない場合は契約中の保険会社に問い合わせをすることをおすすめします。

必要書類に記入ができれば、郵送で提出します。

手順④:新しい保険証券を受け取る

必要書類を郵送すると、保険会社が確認し不備などがなければ1~2週間ほどで新しい保険証券が郵送されます。

新しい保険証券が届いてから古い保険証券が見つかる場合もあるかと思います。その場合には古い保険証券は無効となります。両方とも保管していると、必要な時にどちらか分からなくなってしまうので、古い保険証券は捨てましょう

もしそのまま破棄してしまうと悪用されてしまう場合がありますので、悪用を防ぐためにもシュレッターなどで細かく破るなどして破棄しましょう。

災害で保険証券を紛失した場合の対処法

地震や津波、台風などといった自然災害で、自宅の倒壊や焼失などで保険証券が紛失してしまう場合もあります。被災してしまった時にこそ保険請求が必要になるにも関わらず、再発行などの手続きを取らなくてはいけないのでしょうか。

実は、災害時の紛失では再発行などの手間をかけずに保険請求を行うことができるのです。

下記では
  • 加入している保険会社が分かる場合
  • 加入している保険会社が分からない場合
この二通りのパターンを解説していきますので、参考にしてください。

ケース①:加入している保険会社がわかる場合

自然災害が原因で保険証券を紛失してしまったが、加入している保険会社が分かる場合は直接お問い合わせをすると手続きがスムーズになります

災害で保険証券を紛失した場合、保険証券が分からないことが多いかと思います。その場合は、契約者の氏名生年月日が分かれば特定することが可能です。

その後必要書類を保険会社に送るのですが、その時に同封するものがあります。それは、地震や台風、津波などの自然災害の場合は、保険金請求書の他に、市町村が発行する罹災証明書が必要です。火災の場合、消防署が発行する罹災証明書が必要になります。

保険会社に郵送後、約30日程で保険が適応されるかの判断することになります。

ケース②:加入している保険会社がわからない場合

自然災害が原因で保険証券を紛失し、加入している保険会社が分からない場合でも保障を受け取ることができます。


火災援助法や、または金融庁国民保護計画に基づく対応要請のあった地域にお住まいの方であれば、生命保険協会や損害保険協会に問い合わせをすることで、どこの保険会社に加入していたのかの契約内容の照会が可能となります。


この契約内容の照会をできるのは、契約者本人もしくは親族のみですので注意してください。


では、それぞれの問い合わせ先を紹介します。

保険の種類制度名問い合わせ先
生命保険災害地域生保契約照会制度生命保険協会「災害地域生保契約照会センター」
 0120-001731(受付時間:平日9:00~17:00)
損害保険自然災害等損保契約照会制度日本損害保険協会「自然災害等損保契約照会センター」
 0120-501331(受付時間:平日9:15~17:00)

●生命保険の場合は、死亡保険・医療保険など

●損害保険の場合は、火災保険・地震保険など

保険証券を紛失しないための対策

保険証券を紛失しないための対策を紹介します。

まずは基本的なことですが、加入している保険をまとめて保管します。ファイルボックスに入れるなど1つの入れ物に入れることでバラバラになることもなく保管することができます。

保管場所は、通帳や印鑑または持ち家の場合ですと家の権利書などの書類など貴重品と一緒に保管することをおすすめします。保管場所を決めておくだけでもなくすリスクを抑えることができます。

次に、ペーパーレス化です。損保保険を中心に保険証券を受け取らずに、契約内容をホームページから確認できるようになっています。ペーパーレス化にすることによって、割引サービスを実施している保険会社もあるので、一石二鳥ではないでしょうか。

保険証券を紛失したときの対処法のまとめ

保険証券を紛失したときの対処法のまとめについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • 保険証券を紛失しても保障内容は継続される
  • 保険証券を紛失しても再発行手続きを行うことができる
  • 証券番号が分からない場合は、年に数回送られてくるハガキに書かれてている
  • 災害で保険証券を紛失した場合は問い合わせ先がある
  • 保険証券がペーパーレス化している
です。

保険証券は保険を契約して後日封筒などで郵送されるので、うっかり破棄してしまったりなんとなくしまい込んでしまったことにより、紛失してしまうことがあります。しかし、保険証券は個人情報も入っているので大切な物です。

万が一紛失した場合には、再発行を行うことをおすすめします。その後に古い保険証券が出てきても無効になるので盗難などに遭っても安心できますよ。

また保険証券を管理することに自信のない方には、ペーパーレス化をしてホームページなどで確認することをおすすめします。

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この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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