貧乏な人ほどやる、節約のプロがやらない7つの節約の仕方とは?

こんなに節約をしているのに貧乏から抜け出せない。自分が貧乏な理由を収入が少ないから、貯金がないせいだとしていませんか?貧乏になりがちな人には特徴があり、節約の仕方にも顕著に現れてきます。もう貧乏から抜け出したいという方はぜひ最後までご覧ください。

貧乏な人がいつまでも貧乏になる節約の仕方とは?


節約を意識しているのに、なぜ毎月足りなくなるのでしょう。


一向にふえない貯金。それどころか赤字続きの家計。

このままだと近い将来困ることになるとわかっているのに、そのスパイラルから抜け出せずにいる毎日。


そんな風に悩んだことはありますか?

もしそうなら、それは節約の仕方が間違っているのかもしれません。


そこで今回は、「貧乏を脱出するための方法」について

  • 貧乏な人が見直すべき行動や癖
  • 貧乏な人の間違った節約方法
  • 正しい節約の取り組み方
  • 節約できたお金を増やす方法
  • 計画的な人生のプランを立てる方法

以上の点を解説していきたいと思います。


お金にゆとりがないと、不安が募り心のゆとりも生まれません。

この記事を読んで、現実を見つめ直し、改善する生活習慣がないか振り返ってみてくださいね。


ぜひ最後までご覧ください。

貧乏な人にありがちな特徴と癖とは?

貧乏な人によくある特徴と癖をみていきましょう。

お金に対して間違った行動を繰り返してしまうことが多いようです。


下記のような日常の行動が、貧乏を招いているのではないでしょうか。

  • 少しの買い物のつもりがカゴいっぱい買ってしまう
  • 新製品や、新しい物が好きで衝動的に買うことがある
  • 教材や趣味のものは完璧に揃えたい
  • お金に困るとキャッシングする
  • ギャンブルが好き
  • 資産にならないものをローンで買う

1つでもあてはまる人は、浪費癖があるといえるでしょう。

自分で気づいている人も多いかもしれませんね。


浪費をする人に限って、なんとか家計をやりくりしようと細かい節約を頑張る傾向があります。

そしてうまくいかない節約が苦になってしまい、はじけて浪費をしてしまう。

そんな負のスパイラルに陥ってしまいます。


家計は収支のバランスです。

正しい節約方法を習慣化できれば、悪い癖や行動を改善できるかもしれません。

まずは「節約しているつもりなのに貯まらない」理由を確認していきましょう。

貧乏な人がやっている節約の仕方

貧乏な人がお金を払う時、「今、ここで払う金額がいくらなのか」を重視します。


節約するために値段を気にするのは当たり前です。

ただ、値段だけしか見ていないことが問題です。


もう少し長いスパンで、大きい視点で見ることができれば、少し節約の仕方が変わるかもしれません。


ここでは、貧乏な人が良かれと思ってやっている節約習慣を挙げてみます。

貧乏な人がしている節約習慣①断捨離ができていない

使えるものを捨てるのはもったいないことです。

ただ、物が多いと、家にある物を把握出来ません。

必要な時に、見つからない。

見つからないと、買うしかない。

ということになり、無駄遣いが多くなってしまいます。


クローゼットの中、引き出しの中、冷蔵庫の中。

日頃から整理が出来ておらず、こんなところにあったんだ!ということがある人は注意が必要です。

物の管理ができていない人は、結果、お金の管理も出来ていないということが多いのです。

貧乏な人がしている節約習慣②貧乏くさいと見栄を張る

見栄を張って気前よく食事代を出したり、プレゼントをしたりも貧乏な人にありがちな習慣です。


お金持ちへの憧れが強くなると、貧乏くさい物を嫌い、見栄を張るようになります。


最近はSNSでいいねをもらうために、無理して見栄を張り、貧困に陥る若者も増えています。


ただ、始めは小さな負担でも、どんどん大きな見栄を張らなければなります。

そしてどんどん金銭的に苦しくなっていきます。

貧乏な人がしている節約習慣③サラリーマンの付き合いが多い

安い居酒屋だからと付き合いの飲み会に多く参加していませんか?


飲み会は、1次会・2次会・タクシー代となるとかなりの額になることはわかりますよね。酔うと金銭感覚が鈍るのも問題です。


仕事上、人とのコミュニケーションが必要な人も多いでしょう。


ただ、1次会だけで失礼したり、同じメンバーで月に何回も飲み会が開かれるなら都合をつけて断っても問題ないのではないでしょうか。


もしもそれが自分を向上させ投資となる付き合いならば行くべきでしょう。

貧乏な人がしている節約習慣⑤返済を甘くみて借金をしてしまう

キャッシングローンは非常に危険なシステムです。


高い金額の物が、月々に分割すれば、簡単に手に入ります。

月々の支払額が少ないので、得した気分になってしまう人もいます。


そしてとても手軽に借りられるので、借りて、返してというスパイラルにはまり、利息をどんどん搾取されてしまうのです。

貧乏な人がしている節約習慣⑥お菓子などに飛びつく

おやつに健康的な食品を選ぶのは少し割高です。


そのため目先の値段と容量だけで手軽なお菓子を選んでしまう人が多いです。


安売りなどで売られるお菓子やジュースは、まとめ買い商品でもよく見ますね。


安いものがたくさん買えて、満足していたら要注意。お店の策略にはまっています。


安いものを購入しているから節約出来ている、は間違いです。結果的に支出が増えていることが多いからです。

貧乏な人がしている節約習慣⑦料理しないで弁当で済ます

ファーストフードやお弁当は、楽で安上がりな印象。特に一人暮らしだとそう考える人も多いですよね。


ただ、弁当や外食は自炊をするよりはるかに高い食費を払っていることになります


また食事は自分の体を作るものです。おろそかにすることで、体型が崩れたり、健康を害したりすることになります。


そうすると、今度はダイエット器具を買ったり通院したり、支出が増える一方です。

節約する理由と目的を明確化することで貧困から抜け出せる

節約をする理由はなんでしょうか。

「家計の負担を軽くするため」と答える人が多いと思います。


とりあえず節約しようと色々我慢すれば、ストレスばかりが溜まります。結果的に続かずリバウンドしてしまうかもしれません。


しかし節約はゴールではありませんよね。節約はお金を貯める手段です。


では、節約したあと何がしたいかを考えましょう。

  • 家を建てたい
  • 車を買いたい
  • 旅行に行きたい
  • 子供に何かを習わせたい
  • 老後はこんな生活を送りたい

貯金を目標にすると、多くの人はモチベーションが上がりません。


しかし自分のしたいことや、欲しい物のためには頑張れるのではないでしょうか。


節約のあとのゴールを決める事が、節約を成功させる鍵です。そして貧乏から抜け出す近道です。


これからはゴールに向けて、正しい節約を実践していきましょう。

貧乏だから見直したい正しい節約術とは?

節約は支出自体をとにかく減らすこと。目先の安さに惑わされてはいけません。


これからは正しい節約術を身に付けていきましょう。


すぐに取り掛かるべき節約法をご紹介します。

  • 家計簿をつける
  • 固定費の見直し
  • 節約の目標をたてる
  • ものを買う時の考え方
  • 先取り貯蓄
などについて解説していきます。

家計簿をつける

支出が把握できていないと、支出が多くなりがちです。


大事なことは、使ったお金と残っているお金を、たびたび確認すること。それが家計簿です。


紙に書く、レシートを貼るなどの方法でもよいですし、家計簿アプリも簡単でおすすめです。


細かく項目を設定せず、ざっくり気軽に始めたほうが続きますよ。


なお、キャッシュレスが進むにつれクレジットカード払いが多くなりますよね。


カード払いが管理しづらいと感じる人は、カードで払った額を現金で保管しておきましょう。銀行から現金を下ろす時にその分を差し引いて下ろせばマイナスになる事はなく、手間もありません。

固定費をもう一度見直す

固定費は大きい支出を占めています。固定費を削ることができないか見直してみてはいかがでしょうか。

  • 通信費
  • 家賃
  • 保険代
  • 自動車関連費

通信費は、格安スマホに変えることで年間の出費が万単位で変わる可能性もあります。


思い切って車を手放せば、自動車税駐車場代、ガソリン代がかからなくなるのでかなり負担が軽くなりますね。


保険見直すと、補償がかぶっていたり無駄な保険料を払っていることに気づくかもしれません。


食費を安く抑えようと日々頑張るよりも、効率的に支出を減らせる方法です。

節約の目標を明確にする

節約のあとのゴールが明確になれば、その目標に対して貯めなければいけない金額が見えてきます。


貯める金額を何年で達成するか計算し、

  • 1年間の目標
  • 1ヶ月の目標
  • 1週間の目標
  • 1日の目標

と目標を逆算して落とし込んでいき、取り組みやすくします。


小さい目標をクリアしていけば、大きい目標のクリアも決して夢ではありません。


そして気づけば、常にお金を大事にする意識が身についていることでしょう。

本当に必要なものを買う

必要な物かどうかを判断をするのに一番簡単なのは、前述したように、家にあるものを把握することです。


まず家の整理をして、物を把握しましょう。


何がどこにあるか明確にしましょう。そうすれば本当に必要なものが見えてくるはずです。


そして、「安物買いの銭失い」にならないようにしましょう。


安いからでなく、それが高い値段であっても必要なものかどうかを考えてから買いましょう。

費用対効果をよく確認する

買うときには、どれだけパフォーマンスが良いものか考えてみましょう。

  • 費用対効果が高い;使い勝手がよい、品質がよい、長く使える
  • 費用対効果が低い:すぐ劣化する、ランニングコストがかかる、ほとんど使わない
結果的にどちらが支出を抑えられるか一目瞭然です。


そして、その場で購入を決定するのはやめましょう。衝動買いは、費用対効果を判断できないことが多いです。


一度家に帰り、ネットで商品の口コミなどをみて、比較検討してからでも遅くないのではないでしょうか。客観的にじっくり考えてから決断しましょう。

給与引き落としで先に貯蓄する

手元にお金があると使ってしまう。そんな人にオススメな方法は、先取り貯蓄です。


貯蓄すると決めた額を予め引いておけば、そのお金に手を付けずに済むからです。


たとえば、給与で財形貯蓄をする方法は自分でお金を移動させる手間もありません。


無理な額を設定しなければ、意識をしていないのにお金がたまっているという嬉しい結果につながります。

節約で余裕が生まれたら始めたい貧乏から抜け出すもう一歩

支出が多くなる原因と、その対策は理解できましたでしょうか。


実践すれば、収支のバランスが少しとれてくるはずです。


ただ、節約だけでは限界があり、お金を増やすことは出来ません。


ここからはお金と向き合い、計画性を持って、増やすことも視野に入れてみましょう。

収入を増やす

収入を増やす方法には以下があります。

  • 副業する

今の仕事を続けながら別の仕事をみつける。ブログ・Youtube等で広告収入を得る。

  • 転職する

平成 30 年雇用動向調査結果の概況によると、「給料等収入が少なかったために転職した」と答えた男性は全体の10.2%で3位となっています。収入UPのために転職を考えることも一つの方法です。


  • 結婚していれば夫婦で働き方を考える
夫婦でお互いの働き方を話し合うと、新たに収入を生む方法が見つかるかもしれませんね。

資産運用

資産運用は、今までお金と向き合って来なかった人にはハードルが高いイメージです。

ただお金は銀行に預けていてもほぼ増えることはありません。


お金持ちは時間を使って勉強し、お金の知識を増やして、資産運用をしています。


知識が増えれば、不安は消えるはずです。


資産運用ビギナー向けの書籍はたくさんあり、少額から始められる投資も増えています。

これを機に、知識を増やす時間を少しづつでも作れたらいいですね。

本気で貧乏を抜け出すために専門家にライフプラン相談する

節約目標をたてることは出来ましたね。


ですが、これからの人生のターニングポイントにいくらかかるのか、老後までのプランを考えたいとなると、素人にはなかなか難しかもしれません。


そんなときにはお金に関する専門家に相談してみるのがおすすめです。


専門家であれば、あなたの人生設計にどれだけのお金が必要で、どのようにやりくりすれば、老後までお金の不安がなく過ごせるのか、その道筋を示してもらう事ができます。


例えば、保険ROOMがおこなうライフプラン相談では、保険・住宅ローン・教育費はもちろん、お金に関する今の悩み、将来の不安などを無料で相談することができます。


今の収支のバランスで見直さなければならないポイントも、専門家であれば的確に指摘してくれるでしょう。

まとめ:貧乏にならないための節約方法について

「貧乏な人の節約、貧乏から脱出する方法」について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • 貧乏な人の特徴は浪費癖がある
  • 間違っている節約習慣を見直す
  • 正しい節約方法は目的を明確にすること
  • 収入増と資産運用でお金を増やす
  • 具体的な資金計画は専門家に相談する

でした。


考え方が変われば行動がかわり、お金が貯まるサイクルへ変わっていきます。「出来ないだろう」ではなく「やってみよう」と考え方を変えてみましょう。


目的をもって取り組めば、少しづつ習慣が変わり、5年後10年後、あのとき思い立ってよかったと思えるはずです。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたいお金に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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