更新日:2018/12/06
医療保険を使いたくて連絡するタイミングはいつがベストですか?
医療保険は加入済みで安心していた、そんな時にふとしたことで入院することに!さて、いよいよ医療保険を使うときが来ましたが、いつ、どのタイミングで担当者に連絡をいれたらいいのか悩みませんか?連絡のタイミングを知っていれば焦ることはありません。
目次を使って気になるところから読みましょう!
医療保険給付金の請求連絡のタイミングは?
しかし実際に入院や手術をすることになったら、「自分の医療保険では給付金が出るのか」「いつ、どのタイミングで連絡すればいいのか」と悩む方も多いのではないでしょうか?
まだ入院や手術もしていないのに連絡しても終わってからにしてくださいといわれるかもしれませんし、終わったあとで何回も病院へ書類のために行くのは嫌ですよね。
この記事では
- 入院・手術の給付金請求に期限はあるの?
- 医療保険における給付金請求の基本的なステップ
- 給付金を請求するときの注意点
病気の種類によって入院日数も変わってきますし、内容によっては何ヶ月にもわたる入院が必要となる場合もあるかもしれません。
この記事を読んでいただければ、いろいろケースにおける医療保険の給付金請求についてご理解いただけると思います。
是非、最後までお付き合いください。
入院・手術後3年以内なら医療保険の給付金請求ができる
医療保険の給付請求は通常、入院・手術後3年以内なら請求することが可能だからです。
焦らずに自分のタイミングで連絡しましょう。
もし、3年を超えていたとしても、ダメもとで問い合わせてみましょう。
もしかすると、対応してくれるかもしれません。
医療保険に担当者がいない場合は、近くにある保険会社の窓口や、お客様相談窓口(コールセンター)に連絡すると郵便で必要書類を送ってくれます。
給付金の請求連絡のタイミングは入院中にもある
そんな時は、退院前(入院途中)であっても、基本的には給付金の請求は可能ですので、担当者や保険会社に連絡し、相談すると良いでしょう。
このように、給付金の請求連絡のタイミングは、退院後だけでなく、入院中にもあるといえます。
どうやって医療保険の給付金を請求するの?
医療保険の担当者がいるのであれば、電話で連絡をすれば給付金請求用の書類を用意してくれますし、いない場合は、保険会社に連絡し送ってもらうようにします。
請求用の書類が届いたら、必要事項に記入し、医者の記入が必要な書類は病院へ提出し、作成してもらいます。
あとは書類が揃ったタイミングで保険会社に提出すればよいのです。
この後、医療保険請求の手順についてもう少し詳しく説明していきます。
給付金を請求する手順とは?
医療保険における給付金の請求については、どの保険会社のどの医療保険であっても、ほぼ同じ手順で請求できるようになっています。
ここからは、医療保険の給付金請求の手順について、順番に解説していきます。
給付金請求のステップ1:保険会社に連絡する
入院や手術がある場合、その入院や手術の時期が判明したり、実際に退院したタイミングで、その旨を保険の担当者か、保険会社に直接連絡します。
そうすると、保険会社側から、給付金請求に必要な書類や、手続き方法が書かれた説明書を受取ることができます。
給付金請求のステップ2:必要書類を準備する
保険の担当者からの説明や、保険会社から受取った給付金請求に関する説明書に従って、必要書類を準備します。
最近では、病院(医師)が作成する診断書が無くても、領収書や診療明細書等の書類で請求できるケースもあります。
この場合、診断書発行にかかる費用が抑えられることも考えられますので、自分の保険が該当するのか確認しておくと良いでしょう。
給付金請求のステップ3:書類を提出する。
必要書類がそろい、給付金近請求書における、自分で記入しなければならない部分に記入し終えたら、保険の担当者に渡すか、保険会社に郵送します。
この際、書き直しなどで給付金の支払いが遅れることを避ける意味でも、何度か見直しを行い、疑問点があれば、担当者か保険会社に質問し、解決しておくことも一つのポイントです。
保険会社における内容確認が終われば、給付金が支払われます。
給付金を請求する際の注意点
医療保険の給付金請求については、前項のような手順を踏んでおけば、ほぼ間違いはありませんが、請求する際の注意点がいくつかありますので、ご紹介いたします。
注意点1:書類のコピーをとっておく
給付金請求にあたって、何かしらの事情で、書類が紛失しないとも限りません。
また、保険会社によっては、他社の給付金請求関連書類(診断書含む)のコピーで給付金請求が可能な会社もあります。
これらの理由から、提出書類についてはコピーをとっておくようにしましょう。
注意点2:記載部分は出来るだけミス無く、細かく書くようにする
給付金の請求書の中で自分で書かなくてはならない部分については、出来るだけミスがないようにします。
そうすることで、書き直しや書類の差し替え等にともなう時間的な損失を防ぐことが出来ます。
また、診断書が不要で、診断名・入院期間・手術の内容等を自分で書くことで請求が出来る場合もあります。
その場合は、なるべく内容等について細かく記載するようにします。
場合によっては、入院中に受けた治療などについて、保険会社側で支払い可能なものを追加で見つけてくれる場合もあります。
注意点3:疑問点は早めに解決しておく
請求書への記入や必要書類を集める場合、自分ではわからない部分や、疑問に思う点はなるべく早めに解決しておくことをおすすめします。
それによって、記載ミスや書類不備がなく、支払いまでの日数が短縮できるからです。
せっかく保険料を納めているのですから、遠慮なく担当者や保険会社に問い合わせて、早めに解決していくようにしましょう。
被保険者が給付金請求の連絡ができないときは?
そんな時には家族の方、身内の誰かに保険会社へ連絡して貰います。
現在の保険には指定代理人請求特約というものがついているのが基本ですから、本人が連絡しなければならないことはありません。
そうでない古い保険であったとしても、何かしらの解決方法を提示してもらえます。
そういった点から、元気な時にタイミングをみて、一度は保険の話を家族にしておくことが大切です。
指定代理人にはその旨を告げ、万が一の場合に備えて証券などの場所も伝えておくようにしましょう。
給付金請求は指定代理請求人に頼むことができる
現在の保険は医療保険だけでなく、基本的にこの特約がついているのが一般的ですから、本人が連絡できなければ代理人を通して請求することが出来ます。
ですから平常時にタイミングをみて、あなたが私の指定代理人である、ということを伝えておくことが大切かもしれません。
手術・入院するときに保険会社に連絡は必要?
しかし、担当者が予め知っておくと、給付金請求の書類などの準備も早く整えることが出来ますし、給付金が出るかどうかを確認することも出来ます。
自分の加入している医療保険でカバーされている手術かどうかを知りたければ、入院計画書や手術計画書を貰ったタイミングで担当者に連絡するのも良いでしょう。
連絡のタイミングは終わった後で良い
医療保険の給付金請求を急ぐ必要がある経済状況というわけでもないのなら、連絡のタイミングは退院してからでも大丈夫です。
しかし、入院中に給付金が必要となるケースや、退院前に診断書を病院に依頼しておきたい場合などは、事前のタイミングでの連絡が効率的といえます。
また、同じ疾患でも、手術の術式等によっては支払われる金額が違ったりすることがありますので、事前に連絡して確認しておくと安心かもしれません。
まとめ:医療保険、請求の連絡するタイミングについて
- 医療保険における入院・手術の給付請求の期限は3年がめやす
- 給付金請求の基本的なステップは大きく3つ
- 給付金を請求するときの注意点
その給付金請求のタイミングは3年以内であればいつでも大丈夫なのですが、何度も連絡するのが面倒だと思われるなら全てが終わった後で良いかもしれません。
せっかく保険料を納めている医療保険ですから、いざというときには、きちんと給付金を請求したいものですね。
保険ROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。