痴漢してないのに冤罪を疑われた!痴漢冤罪の対処法と事例をご紹介!

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痴漢冤罪は大変怖いですよね。冤罪の証明が難しく、逮捕され社会的立場を失ってしまうリスクがあります。痴漢冤罪から身を守るためにも、痴漢冤罪の対処法を知っておいた方がいいでしょう。この記事では痴漢冤罪の対処法や実際の事例についてまとめました。

痴漢冤罪が怖い!冤罪を防ぐ対処法をご紹介!

日本の刑事事件ではそのほとんどが有罪になると言われており、冤罪だったとしても証拠がなければ無罪と認めてもらうのが難しいです。


過去には教師が痴漢冤罪で逮捕され、逆転無罪まで2年半もかかった事件がありました。


冤罪とはいえ一度でも逮捕されると職場や地域で噂になり、退職や引っ越しをするケースも少なくありません。


痴漢冤罪を疑われた時は「逃げるしかない」と考えている人もいるかもしれませんが、それはあまり得策ではないです。


できることなら弁護士をたてて冷静に対応するようにしましょう。


ただ、都合よく弁護士の知り合いがいるとは限りません。

痴漢冤罪に限らずですが、日常生活において突然自分が加害者になることもあるでしょう。


相手から賠償要求されたりする事例が増えていることから、弁護士へ相談する際の費用をカバーしてくれる保険へ加入する人もいます。


今回は痴漢冤罪で訴えられそうになった時の具体的な対処方法を紹介します。

痴漢冤罪を防ぐ!日常的にできる4つの対策!

痴漢冤罪は自分がどんなに気を付けていても、何かしらの偶然が重なり突然訴えられることもあります。


もし冒頭で紹介したような弁護士へ頼れる保険へ加入していれば、いざという時に頼ることができるでしょう。


ただ日常でも冤罪をかけられないように、以下のような対策をしておくと安心です。


  • 公共交通機関では両手でつり革につかまる
  • 女性と距離を取って乗車する
  • 満員電車をさけるため通勤時間をずらす
  • できる限り公共交通機関を使わない
すべてを実行するのは人によって向き不向きがあるかもしれません。

自分のライフスタイルの合わせて、取り入れられる対策を試してみてください。

1:両手でつり革につかまるようにする

電車やバスなどの公共交通機関を利用する時は、両手でつり革につかまるなどし「痴漢できる状態でない」とみてわかるようにしましょう


もし疑いをかけられたとしても両手がふさがっていたことが無実の証明になります。


場合によっては一人でつり革を2つ利用するのは、他の乗客にとって迷惑となることも考えられるでしょう。


この対策で重要なのは「両手がふさがっていること」です。


例えば右手でつり革を持ち左手は右手につかまる、またはスマホを持つなどすれば両手がふさがります。


ただし空いている手を何か掴むためと必要以上に動かすと、それが怪しい動きに見えるかもしれません。


両手をふさいだらできるだけ位置を動かさないようにしましょう。

2:できるだけ女性に近づかない

事件を引き起こさないためには物理的に女性に接触しない距離を保ち、車内ではできるだけ離れたところに立つなどしましょう。


電車によっては通勤時間帯に女性専用車両が設けられていたりすることもあります。


ただ利用するすべての路線で女性専用車両があるとは限りません。


また乗り換えが近いという理由から毎朝同じ車両に乗車するという人も多いでしょう。


男性女性限らず車両が同じであれば、全く近づかないということ自体が難しい人もいるかもしれませんね。


そのような状況では先ほど紹介したように両手をふさぎ、痴漢できる状態でないと周りにアピールしましょう。


車内の隅が空いたらそこへ避難して、なるべく動かないようにして過ごしてくださいね。

3:通勤時間をずらして満員電車を避ける

電車にもよりますが、朝の通勤時間帯は乗車率が200%を超えるケースも珍しくありません。


公共交通機関の痴漢事件が起きるのは、満員電車という状況が多いです。


先ほどのケースと同様に「満員電車」と物理的接触をさけるのも、痴漢冤罪に間違えられないための対策です。


実際に満員電車では駅で乗り込めない乗客を、駅員が無理やり押し込む沿線もあります。


そのようなケースでは車内がすし詰め状態なのは想像できるでしょう。


少し手を動かしただけでも誰かしらに当たってしまう状態は、痴漢が起こりやすいうえに冤罪を疑われる可能性も高まります。


もし痴漢犯人が他にいるのに自分が犯人と間違われてしまっても、すし詰め状態では被害者も犯人を明確に特定するのが難しいです。


人によっては難しいケースもありますが、電車やバスを1本早くするなどしてみましょう。

4:可能な限り公共交通機関を使わない

痴漢に間違えられないよう、女性や満員電車との接触を避ける方法が難しい人もいるかもしれません。


もし通勤先や目的地まで電車やバスを使わなくてもたどり着けるならば、交通手段も「歩き・自転車・車」にしてみましょう。


そもそも事件が起こる現場に居合わせなければ、自分が犯人にされることもありません。


現実的に公共交通機関を使わないとならない場合もありますので、人によって向き不向きがあるかもしれませんね。


どうしても無理な場合は、これまで紹介した方法を試してみてください。


この方法は可能な限り公共交通機関を使わないということです。


例えば混雑が激しい駅の間だけ歩く、乗り換え先まで自転車で行くなど工夫することで公共交通機関との接触を避けることができます。


満員電車に乗るより、歩く・自転車に乗ると気分転換にもなりおすすめです。

痴漢冤罪を疑われてしまった!行うべき5つの対処法!

日常生活で痴漢冤罪を疑われないようにする方法を紹介しました。


しかしそれでも疑われてしまった場合、どのような行動を取れば良いでしょうか。


痴漢冤罪を疑われると驚いて思わず「すみません」など否を認めるかのような返答をしてしまうかもしれません。


日本人の口癖ともいえますが、逆効果ですので気を付けましょう。


具体的には以下のような対処法が効果的です。

  • 明確な否定
  • 無実を証明するため、DNA鑑定をしてもらう
  • 被害女性との会話を録音する
  • すぐに弁護士を呼ぶ、連絡をする
  • 逃げずに対応する
痴漢冤罪を防ぐには逮捕されないことが重要です。

それぞれの方法について詳しくみていきましょう。

1:自分はやってないと明確に否定する

痴漢を疑われた時は「絶対に自分はやっていない」と強く否定をしましょう。


なるべく大きな声ではっきりと相手に伝えることが大切です。


いきなり「この人は痴漢の犯人です」と言われてしまったら、動揺して声がでないかもしれません。


しかし最初の対処として重要ですので、頑張って声を張りましょう。大きな声で否定することで、周りの人から注目を浴びることも考えられます。


ただ明確な意思表示を見た他の乗客が「この人は痴漢をしていない」と、証言をしてくれる可能性があります。


証人がいれば、疑いを晴らしやすくなるでしょう。


たとえ相手の女性が騒いでいたとしてもひるまずに、絶対に身に覚えがないならば明確に否定しはっきりと相手へ伝えましょう。

2:証拠となる繊維片やDNAの鑑定をお願いする

痴漢を疑われた時は「やった証拠がない」ということを証明する方が無罪までの道のりが短くなることもあります。


電車内で事件が起きたとしても、犯人の行動をずっと見ていたという人はいないでしょう。


逆に自分がやっていないことを証明してくれる人もいるかどうかわかりません。


そのような時は自分の手から被害者の服の繊維片が付いているかを調べてもらいましょう。


例えば被害者が「おしりを触られた」と証言している場合、その場所の衣服の繊維片がついているかどうかをDNA鑑定をしてもらいます。


自分の手に被害者の繊維片がついていないことが証明されれば、無罪へ一歩近づきます。


気を付けたいのが繊維片は手を洗うなどすると落ちてしまうということです。


DNA鑑定をお願いする時は早いタイミングで行ってもらいましょう。

3:被害者女性等との会話を録音する

痴漢と間違えられたら誰しも動揺してしまいますが、ひょっとすると被害者の方が気が動転しているかもしれません。


興奮した状態では話の内容が聞くたびに変わることも考えられます。


被害者の批判を買わないように「話の行き違いを防ぐために会話を録音させてください」と申し出ましょう。


また事件について話をする時は、被害者から話をしてもらうのがポイントです。


その際は具体的に「どの駅から乗車し、どこの位置にいて、いつ被害に遭ったのか、どのように被害に遭ったのか」5W1Hに基づいて確認していきましょう。


被害者の話と自分の行動で合わないところや矛盾点があれば、指摘していきます。


あとで言った・言わないと揉めないためにもぜひ録音してみてください。

4:すぐに弁護士を呼ぶ

これまで紹介した「明確に否定する、DNA鑑定をお願いする、被害者との話を録音して対応」がどれも上手くいかなかった時は、弁護士へすぐ連絡をして対応をお願いしましょう。


その場ですぐに弁護士へ連絡をし、必要であれば被害者や駅員、警察官と話をしてもらいます。


駅のホームから駅員室へ移動してしまうと、証拠隠滅などを防止するためとしてスマホを触ることが難しくなります。


「弁護士へ連絡するタイミングを逃してしまい、気づいたら警察に連行されていた」と最悪のケースをさけるためにも、自分だけでは対応が難しいと思ったらすぐに連絡をしましょう。


こんな時に頼れる弁護士がいないという人は「痴漢冤罪保険」の加入も検討してみてくださいね。

5:決して線路に降りて逃げたりしない

「逃げるが勝ち」という言葉がありますが、痴漢冤罪を疑われている時は絶対に逃げてはいけません。


被害者や駅員、警察官に問い詰められたら逃げたくなる気持ちもあるでしょう。


ただ駅にも無数の防犯カメラがありますので、もし逃亡をしてもカメラの記録から個人を特定することは可能です。


また他の乗客がスマホのカメラで、逃亡の様子を撮影している可能性もあるでしょう。なかには線路に降りて逃亡を図るなど、危険な行動をしてしまう人もいるかもしれません。


線路は電車にぶつかる危険もありますが「鉄道法違反」という罪に問われてしまいます。


冤罪の疑いが晴れたとしても別の罪に問われることになり、前科がついてしまう恐れがあるでしょう。

痴漢冤罪の実際の事例を2つご紹介!

痴漢冤罪に遭わない、万が一間違えられても具体的に対処する方法を紹介しました。


ここでは実際に身近な人が痴漢冤罪に間違えられた体験談を2つ紹介します。


痴漢冤罪はニュースで見聞きすることはあっても、詳細まで語られることなく当事者の事情を知ることはまれです。


またデリケートな問題のため、周りの人に体験談として話す人も少ないでしょう。


体験談では会社の同僚や夫が痴漢冤罪に間違えられたケースについて紹介します。


痴漢冤罪に間違えられてしまった人はどのようになってしまうのか、注目してみてみてください。

ケース1:同僚が冤罪を疑われた

最初の体験談はAさんが会社の同僚Bさんと出社する際に電車で起きた事例です。


突然女性がBさんに向かって「痴漢です!」と叫び、無理やりBさんは駅員室へ連れていかれました。


Aさんは何も目撃しておらず、Bさんの無実を証言することができなかったそうです。


Bさんは無実が認められず、最終的には書類送検後に10日間も拘留されました。


会社ではBさんが出社してこなくなると「本当はやったのではないか」と噂が立つようになり、Aさんは聞いていて不安に感じていたようです。


その後、会社に戻ってきたBさんでしたが、警察のお世話になったということがイメージダウンに繋がり会社での立場が悪くなりました。


痴漢冤罪ではいくら無罪を主張しても明確な証拠が出てこない限り、解決は難しいです。


冒頭でもお伝えしましたが、このケースでは駅員室に連れていかれる前の対処が大事でした。

ケース2:夫が冤罪を疑われた

次の体験談はCさんの夫が通勤途中に痴漢冤罪に間違えられた事例です。


先ほどのケースと同様に、出勤途中で起こった事件でそのまま警察へ連行されてしまったそうです。


拘留期間中は家屋へも状況が伝わってこないため、Cさんは心細かったといいます。


警察での取り調べでは「痴漢を認めれば釈放する」と言われたそうですが、Cさんの夫は無実を主張し続けました。


そのため検察庁まで送られたそうです。


義両親からは事件のことでCさんが責められ辛い思いをしました。


またCさんの子供が通う学校で痴漢冤罪のうわさが広まり、子供がいじめられるようになってしまったそうです。


結局、夫は会社を退職し子供は転校せざるを得ない状況になりました。


痴漢冤罪は無実であっても本人の名誉にかかわります。ただ一度ついたイメージの回復が難しいのも事実です。


こちらのケースも初動の対応が必要でした。

補足1:詐欺ビジネスを行う女性グループもいる!

「荷物があたったのを痴漢と勘違いしていた」、「本当の痴漢犯人が捕まった」など自分の潔白が証明されれば精神的なダメージも軽減されるでしょう。


ただ信じがたいことですが、無実の人を痴漢の犯人に仕立て上げる詐欺グループがあります。


複数人の女性グループで言いがかりをつけ痴漢の犯人に仕立て上げた後、お金を支払わせるという悪質な犯行です。


彼女たちは満員電車で経済力のありそうな男性に近寄り、タイミングを見計らい「痴漢です」と騒ぎ立てて電車から下ろします。


駅のホームで男性を取り囲み、お金を支払うまでその場に拘束し続けます。


この時にお金の支払いを拒否すれば駅員室へ連れていかれ、痴漢冤罪被害に遭うというわけです。


このケースでは無実であるにも関わらず、お金を巻き上げられたり最悪の場合は痴漢冤罪で逮捕されたりしてしまいます。


痴漢冤罪は、女性の意見が尊重されがちです。冤罪であっても有罪になる危険性は大きくあります。


よって、痴漢冤罪詐欺に巻き込まれたら、弁護士に対処してもらうため、無料弁護士が現場に来てくれる保険に加入しておくのも良いかもしれません。

悪質な場合は名誉毀損罪で慰謝料が請求できる!

もし先ほどのケースのように痴漢の犯人に仕立て上げられた場合、相手を名誉棄損罪で慰謝料の請求をすることができます。


名誉棄損罪は刑法230条です。


この230条に基づくと痴漢冤罪は、複数人が集まる電車内で「事実であるかどうかに関係なく犯人と指摘された」とされ、名誉棄損されたことになります。


ただ名誉棄損罪で相手を訴えられるケースと、訴えられないケースがありますので事前に確認が必要です。


<訴えられるケース>

  • 痴漢を詐欺などで無理やり犯人にされてしまった
  • 事件について裁判で無罪と認められている

<訴えられないケース>
  • 相手に故意がなく、痴漢されたと勘違いしていた
  • 本当の痴漢の犯人がいた
  • 事件についてまだ無罪と認められていない

上記のように名誉棄損罪で訴える場合、痴漢冤罪の裁判と並行して対応が必要となるとわかります。


もし並行して2つの裁判を戦うつもりならば、早めに証人を探してもらうなど弁護士に準備をしてもらわないといけません。

補足2:痴漢冤罪保険に加入しておくのもアリ!

冒頭からお伝えしていますが、痴漢に間違えられた時は駅員室へ入る前の初動が重要です。


ただ人から訴えられる経験はしたことないという人がほとんどでしょう。


このような時は専門家に頼らざるを得ないですが、もし弁護士に痴漢冤罪を解決する相談と100-300万円が相場といわれています。


痴漢冤罪のように疑いを晴らす時は、証拠や証人集め、聞き込みといった調査が必要です。


事務所にもよりますが、弁護士の負担が大きいほど金額も跳ね上がります。


無罪を勝ち取れたとしても弁護士へ成功報酬を支払わなければなりません。疑いが晴れて日常生活を取り戻すためには多額の費用がかかります。


痴漢冤罪保険は弁護士費用以外にも補償がありますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ:痴漢してないのに冤罪を疑われた!

痴漢の身に覚えがないのに冤罪を疑われた場合、どのように対処すればよいか、また日常生活で対策できる方法についてお伝えしました。


今回の記事のポイントは以下のようになります。


  • 痴漢冤罪は逮捕されてしまうと無罪を認めてもらうのが難しい
  • 無罪を主張しても逮捕後は家族と面会もできず拘留されてしまう
  • 痴漢に間違えられないよう普段から気を付けて行動をする
  • 痴漢を疑われてしまったら駅員室へ連れていかれる前の対処が必要
  • 駅員室へ連れていかれると警察が到着するまで待つほかなくなってしまう
  • 痴漢冤罪を疑われ時に弁護士に頼れる保険がある
  • 痴漢冤罪保険は弁護士費用以外にも補償がある
痴漢冤罪を疑われた人は「まさか自分が?」と戸惑うことでしょう。

誰しも身に覚えのないことで疑われたらパニックになるかもしれません。

ただ冤罪であれば堂々と否定して要らぬ誤解を招かないようにするのが賢明です。

そのような時の対応に自信がないのであれば、弁護士に頼れる保険も一つの対策でしょう。

ご興味がある方はぜひご検討ください。

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