痴漢をでっち上げ?痴漢でっちあげの事例と対処法をご紹介!

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痴漢でっち上げ事件は恐ろしいですよね。中には示談金を目的とした女性の痴漢詐欺ビジネスのグループも存在します。痴漢冤罪から逃げるにはどうしたらいいのでしょうか。この記事では痴漢でっち上げの事例や被害者の声、弁護士に相談する等の冤罪への対策についてまとめました。

痴漢でっち上げ事件の事例と対策をご紹介!

痴漢でっち上げ事件の恐ろしさを見聞きした方々はいらっしゃることでしょう。


中には、示談金を目的とした痴漢冤罪グループもおり、痴漢を疑われて逮捕されることもあります。

また、逮捕されてしまえばくつがえすことは難しく、仕事や家庭に大きな影響を与えることになります。


そんな恐ろしい痴漢冤罪から逃れるにはどうしたら良いのでしょうか?


そこで今回は「痴漢でっち上げ事件」について

  • 痴漢でっち上げの事例の紹介
  • 痴漢でっち上げ事件に巻き込まれたらどうしたら良いのか?
  • 痴漢冤罪保険とはどういったものなのか?

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただければ、痴漢でっち上げ事件のための具体的な対策・注意点について知ることができるはずです。

痴漢詐欺事件の具体的事例を4つご紹介!


男性は痴漢を疑われないように注意していく必要がありますが、それでも痴漢でっち上げ事件は注意していても防ぎようがないとも言えます。


自分に身に覚えがないにもかかわらず、痴漢のでっち上げ事件の被害者になってしまうことは誰でもありうることで、その危険はどこにでも潜んでいます。

そして、さらに悪質なケースもあるのです。


それは、痴漢冤罪をでっち上げて金品を騙し取る、痴漢詐欺事件です。


ここからは、痴漢詐欺事件の具体的な事例を4つご紹介します。

1:女子高生による痴漢冤罪詐欺ビジネス

痴漢冤罪を狙って詐欺を働く女子高生グループというものが存在しています。


女子高生たちは朝の満員電車内でターゲットとなる男性を決めて囲い込みます。

まず、被害者役の真面目そうな女子高生を男性の前に立たせて、頃合いを見計って身体をモジモジさせます。


すると、周りを取り囲んでいた女子高生がターゲットの男性に痴漢の疑いをかけて取り押さえます。


女子高生たちの特徴は名門校に通っており、それぞれが別々の高校に通っていることです。

制服が違うのでグルだと気づかれづらく、名門校に通ってるとなると大人もその証言を信じやすいため、痴漢冤罪事件として成立しやすくなります。


なお、このような流れになると予想できることから男性は結局、示談を持ちかけることになることになり、女子高生たちからお金を巻き上げられる結果となります。

2:男女カップルによる痴漢でっち上げ

男女カップルが痴漢でっち上げを行って、示談金を巻き上げようとする事件も発生しています。


この事件は、女性が通勤途中の男性を痴漢をしていないのにもかかわらず痴漢呼ばりして、その近くにいた交際相手の大学生が目撃者としてなりすましたというものです。

痴漢をでっち上げられた男性は逮捕され拘束されました。


その後、女性が警察に自分は痴漢されたことを装ったと申し出たことにより、被害男性は痴漢冤罪を免れました。

一方、カップルの男女は有罪が確定しました。


女性が申し出をしなかったら、男性は痴漢をしていないのにもかかわらず、罪に問われることになっていたでしょう。

3:美人局による詐欺

痴漢でっち上げ事件は美人局による詐欺の場合もあります。


最近ではインターネットを使ったものが報告されています。


ネットで知り合った男女が「痴漢をしてほしい」などとネットに投稿し、誘いに乗った男性にわざと女性の身体を触らせ、ホームを降りたところで「痴漢しただろ」といってグルの男性に取り押さえられるというものです。


女と被害男性とのメッセージのやり取りが残っていたことで、痴漢でっち上げ事件だと分かり、でっち上げた男は逮捕、女は書類送検、被害男性は釈放されました。


実はネット上では同意の上で痴漢をする人は少なくないようで、ネットの掲示板にはその約束のような書き込みがされているのが見受けられています。

さらには、書き込み自体がデマである可能性もあり、それが原因で痴漢事件に発展したというケースもあります。

4:自分がムカついたから痴漢冤罪をふっかける!

車内で女性がゴミを捨てたりといった不適切な行動を行った時にそれを指摘したら、「この人痴漢です!」と叫ばれたという男性もいます。


自分の行為を指摘されてムカついたために、注意した男性に痴漢冤罪をふっかけたわけです。


このような事例は多くはないものの、女性のこのような一言で男性一人の人生が変わってしまう危険性を孕んでいることを考えると、事の大きさを重く受け止めるべきかもしれません。


無実の人が貶められる痴漢でっち上げの行為が、痴漢と同じくらい罪深いものだとも言えるでしょう。

痴漢でっち上げ詐欺に巻き込まれたらどうする?対処法を紹介!


ここまで、痴漢詐欺事件の具体的な事例を見てきました。

手口は色々とあるにせよ、巻き込まれてしまうと被害者の男性には罪がないにもかかわらず、大きな被害が出ることがお分かりいただけたかと思います。


特に、痴漢の疑いがかけられて駅員室へ行き逮捕されてしまうと、その後逃れることは難しくなります。


では、自分には身に覚えのない痴漢でっち上げの詐欺に巻き込まれた時、どのように対処したら良いのでしょうか?

ここからは、その対処法をご紹介していきます。

1:冷静に自分はやっていないと主張

冷静に自分はやっていないと主張し、堂々とその場から離れるのが得策です。


やってはいけないのは、責任感からかきちんと説明したいと思ってホームに残ってしまうことです。

そうすることで、人が集まってきてその場から立ち去れなくなり、駅員室へ行くように促されて通報され、現行犯逮捕されるリスクがあります。


ちなみに、駅員室へは行くように促されても駅員には拘束する権利はないので、従う必要はありません。


「言うは易く行うは難し」と言われますが、万一痴漢を疑われた際の知見として、以上のことは覚えておきたいものです。

2:被害者女性等との会話を録音

痴漢冤罪を疑われた時は被害者女性や駅員、警察官らとの会話を録音しておくことで、後々役に立つことがあります。


現場での女性の主張を記録しておくことで、後で自分が痴漢を行うことは困難であったと

証明する際に役立ちますし、自分が一貫して痴漢行為を否認していることの証明にもなります。


また、録音している際に女性に状況を細かく聞いていく中で、自分の状況と全く違う点が出てきて誤解が晴れるかもしれません。


録音の際には自分は後ろめたいことをしていないわけですから、女性にも録音する旨をはっきりと伝えて録音する方が良いでしょう。


最近ではスマートフォンでも録音できますので、痴漢冤罪を疑われたらひとまず録音しておくのがおすすめです。

3:何も触らず、繊維鑑定やDNA鑑定をお願いする

痴漢冤罪を疑われた時に、何も触らずに繊維鑑定やDNA鑑定をしてもらうようお願いするのも有効な手段です。


人気番組「行列のできる法律相談所」でも、弁護士の先生が痴漢冤罪を疑われた時は「これから何も触らないのでDNA鑑定してください」というべきだと解説しています。


DNA鑑定では触れたのか、触ったのか、揉んだのかまで分かるほど精密な検査です。


ただし、男性のDNA型が検出できなかったとしても、衣類にたまたまDNAが残らなかっただけで、触ったか触っていないか分からないと評価されてしまうことがあります。


繊維鑑定も同様で、男性の手に女性の衣類の繊維が付着していなかったとしても、触れたけれど繊維がつかなかった、取れてしまったという可能性もあります。


というわけで、繊維鑑定やDNA鑑定は決定的な証拠にはならないものの、無実の証明になりうるでしょう。

4:すぐに弁護士を呼ぶ

痴漢冤罪は気をつけていても、電車内では巻き込まれてしまう可能性はゼロとは言えません。

痴漢冤罪を疑われたらすぐに弁護士を呼ぶことは賢明と言えます。


弁護士に早めに相談することで、事件の解決に向けて早めに動くことができます。

というのも、早めに相談しておくことで、被害届が出されて逮捕状が発行され、後日逮捕されてしまう、というリスクを減らすことができるからです。


なお、最近では「痴漢冤罪保険」というものがあり、この保険に入ると、「痴漢冤罪ヘルプコール」というものが利用できます。


痴漢冤罪ヘルプコールとは、女性らに「痴漢です!」と取り押さえられられた場合に、電話をすることで弁護士からアドバイスが受けられるものです。

5:無理やり逃げたり線路内に入るのはダメ!

無理やり逃げることは、もし捕まれば逆に逮捕のリスクが高くなるため、おすすめできません。

また、線路に降りて逃げるのは大変危険な行為ですので絶対やめましょう。

痴漢冤罪だとしても、線路内に立ち入ることはあってはならないことで、鐵道法違反で前科がついてしまう可能性もあります。


過去には痴漢を疑われて取り押さえられた男性が、線路内に立ち入り逃走して列車に轢かれるという事件や、駅員室に連れて行かれた後に逃げ出してビルの屋上から自殺したという事件も発生しています。


というわけで、身に覚えがないのにもかかわらず痴漢をでっち上げられてしまった場合でも、絶対に無理やり逃げたり線路内に立ち入ってはいけません。

補足1:痴漢詐欺のような悪質な場合は慰謝料が請求できる

満員電車内で痴漢と疑われてしまうことは大変不名誉なものです。

「この人痴漢です」と大勢の人の前で言われてしまったら、恥ずかしさでいっぱいになり、名誉や自尊心をも傷つけられてしまうでしょう。


とはいえ、女性側としては被害にあったことを主張するというのは正当な権利であり、犯人を間違って取り押さえてしまったとしても、すぐには不法行為とは捉えられません。


ただし、痴漢詐欺のような示談金目的で悪質な場合は、慰謝料を請求することが可能です。

その場合は女性と男性の間での直接の解決は難しく、最終的には民事裁判を行うことになります。

支払われる慰謝料の相場とは?

痴漢詐欺事件に巻き込まれた場合、名誉毀損で訴えて慰謝料を請求することができますが、その金額は大体いくらくらいになるか気になるところですよね。


実際のところ、ケースバイケースで、その金額は10万円位から最高でも100万円程度と言われています。

慰謝料がどのような基準で決められているかというと、事件発生時の状況や当事者の社会的地位、身体拘束の有無に加え、仕事や家庭へどのような影響をもたらしたかなどが考慮されて決まるようです。


とはいえ、実際の裁判では男性側に主張立証責任が課されるため、訴えを認められるのは難しいケースもあります。

まとめ:痴漢でっち上げ事件の事例と対処法

痴漢でっち上げ事件の具体的な実例と対処法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?


今回の記事のポイントは

  • 痴漢でっち上げ事件は女子高生やカップルの痴漢詐欺、美人局、ムカついたから腹いせにやるといったものがある
  • 痴漢をでっち上げられたら冷静にやっていないと主張するほか、繊維鑑定やDNA鑑定をお願いしたり、弁護士を呼ぶのも有効である
  • 痴漢をでっち上げられたとしても、決して無理やり逃げたり線路内に立ち入ってはならない
  • 痴漢詐欺といった悪質な場合は慰謝料を請求することもできる
  • 痴漢をでっち上げられた時は初動の対応が肝心なので、「痴漢冤罪保険」に加入しておくとより安心
でした。

自分に全く身に覚えがなくても、痴漢をでっち上げられるという可能性は男性でしたら誰にでもありうることです。
その時に冷静に対処するために、正しい知識をつけ、備えておきたいものです。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険の記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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