更新日:2020/05/12
電車内の痴漢被害が多い!満員電車での対策や痴漢冤罪の対策まで紹介
通勤電車や通学電車の満員電車において、痴漢被害にあわれた方はいると思います。実際に、路線が重なる電車は、満員電車になりやすいため、隠れて痴漢する悪い方が多いようです。今回、痴漢被害の多い路線から、痴漢被害の対策、男性向けに痴漢冤罪の対処法まで紹介します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
電車の痴漢が多い!対処法や痴漢被害の多い路線とは
電車内でよくある痴漢事例
電車内での痴漢被害にあった女性の多くは、痴漢にあっても恥ずかしさや不安があり、大半が声を上げず我慢してしまう傾向にあります。
一説によれば、実際の痴漢被害は、報告されている痴漢被害の約10倍近くあるとも言われています。
では、電車内での痴漢被害は具体的にはどのようなものなのでしょうか?
ここからは、電車内でよくある痴漢被害の実例について、解説していきます。
電車内で密着して座られる
電車内で混んでいないのにもかかわらず、ぴったりと横に座られて、時に身体を揺すったり、太ももを触られたりする被害は多く報告されています。
その他、寝てるふりをしてもたれかかったり、耳元でささやく、腕組みしている手や肘で偶然を装って胸や脇の下を触るといったケースも。
どのケースも女性側としては痴漢なのかどうかはっきりしないために、自意識過剰なのかなと気にしてしまって、声を上げずに我慢してしまうことが多いようです。
電車内での痴漢被害は満員電車で起こることが多い傾向にありますが、密着して座られるケースでは、空いた電車内でも発生しているので注意が必要でしょう。
股間を押し付けられる
満員電車の中で、女性が後ろに立った男性から股間を押し付けられる被害は最も多く報告されています。
そして時には、男性が股間を押し付けて女性が抵抗しないと、同意したとみなされて、お尻を触られたり、スカートをめくられたりと行為がエスカレートしていきます。
中には狙いを定めて電車に乗り、繰り返し同じ行為をしている男性もおり、嫌がっていてもなかなか声を上げられない女性の心理を逆手取った卑劣な行為と言えます。
満員電車内で、身体と身体が密着してしまうのはなかなか避けられないことでもあります。
どこからが痴漢行為でどこから偶然起きたことなのかがはっきりしないだけに、こういった行為が常習化しやすいのかもしれません。
電車内の痴漢被害の多い駅は、満員電車になりやすい駅!
ここまでは電車内での痴漢被害の実例について見てきました。
では、痴漢被害が多い電車にはどういった特徴があるのでしょうか?
ここで、痴漢が発生している駅をランキングで見ていきましょう。
順位 | 駅名 |
---|---|
1 | 駒沢大学駅 |
2 | 新宿駅 |
3 | 池袋駅 |
4 | 東京駅 |
5 | 渋谷駅 |
これらの駅の特徴は満員電車になりやすい駅です。乗り換え駅や終点から他の線へ乗り入れている電車は混雑しやすく、痴漢被害も多くなっています。
また、これらの駅を利用する男性にとっては、痴漢冤罪を疑われる可能性もあります。
痴漢冤罪を疑われて取り押さえられると、場合によっては拘束されて家庭や仕事に大きな影響を与える場合があります。
そういった被害に遭わないために、「痴漢冤罪保険」に加入しておくのも手です。
痴漢冤罪保険は、「痴漢冤罪ヘルプコール」というものがあり、痴漢を疑われた時にいち早く弁護士のアドバイスを受けることができます。
駒澤大学駅(東急田園都市線)
痴漢被害の最も多い駅が東急田園都市線の「駒澤大学駅」です。
意外と思った方もいらっしゃるかもしれません。
東急田園都市線は渋谷駅と中央林間駅を結んでおり、東京と神奈川を結ぶ最も混雑している通勤電車として知られています。
地下鉄や東武鉄道の乗り入れもしていたり、朝晩の通勤時間帯では渋谷に近づくあたりで最も混雑してくるので、駒沢大学駅が第一位になっていると考えられます。
また、都心に向かう電車の中では比較的長距離の電車であるため、混雑時には駅ごとの人の出入りがそれほど多くなく、痴漢しやすい環境になりやすいためとも言えるでしょう。
新宿駅(多くの路線)
第二位は多くの路線が乗り入れている「新宿駅」です。
ご存知の通り、新宿駅は日本最大のターミナル駅で、乗降客数は世界一を誇ります。
特に、新宿駅は隣接する県からのJR線が複数乗り入れており、痴漢被害が多く発生しています。
特にJR埼京線は混雑率も高く、これまで1号車での痴漢被害が多く発生していました。
というわけで、JR埼京線では、2010年から先頭車両に防犯カメラを設置しています。
ですが、痴漢被害は女性が声を上げなければバレることはないと加害者側は考えるようで、痴漢被害はなくならないのが現状です。
身動きのできない満員電車内での痴漢行為は、被害者の女性の心に大きなダメージを与えてしまう卑劣な行為です。
池袋駅(多くの路線)
第三位は同じく多くの路線が乗り入れている「池袋駅」です。
池袋駅は新宿駅と並ぶ、都内では主要なターミナル駅です。
2018年のJR池袋駅の乗車人数は新宿駅に続き第二位で、1日あたり約56万人が池袋駅で乗車しているということになります。
これには降車人数は含まれていないのですが、乗車人数だけを見ても、ものすごい数の人が池袋駅を利用していることが分かります。
池袋駅でも新宿駅と同じように痴漢被害が多く報告されており、痴漢と疑われた男性が線路内を逃走したという事件も発生しています。
複数の路線が乗り入れているだけに、そういった事件が起こった時はダイヤの乱れなど、大きな影響が出ます。
そういった背景もあり、警視庁は各鉄道事業者と連携し新宿駅や池袋駅で「痴漢撲滅キャンペーン」を定期的に開催しています。
電車内の痴漢対策事例を紹介
では、車内で痴漢被害に遭わないために、女性はどのような対策をしたら良いのでしょうか?
いくつか対策を紹介します。
まず1つ目は、「おとなしそうに見せない」こと。
パンツスタイルや個性的なファッション、目立つファッションをしていると狙われづらいです。
短いスカートは狙われやすいので、ロングスカートの方がベターでしょう。
マスクや帽子などで表情が悟られないようにするのも有効です。
2つ目は、「ドアの近くや車両の端に立たないこと」です。
ドアの近くや車両の端は万一、痴漢被害にあった時に逃げにくいので避けるようにしましょう。
また、乗車前にホームで整列するときは、なるべく女性の近くに並ぶようにしましょう。
さらに、毎日同じ車両を利用すると顔を覚えられて狙われやすくなるので、注意しておきたいです。
注意:この電車と路線に頻繁に乗る方は、痴漢冤罪も!
前に述べた痴漢被害の多い電車や路線に頻繁に乗る男性にとって、痴漢冤罪は心配事となるでしょう。
身に覚えがなくても、痴漢を疑われて取り押さえられる可能性は、男性でしたら誰しもあるわけです。
特に、痴漢冤罪で取り押さえられて通報され駅員室へ行ってしまうと、現行犯逮捕されてしまう場合もあり、実際に痴漢をしていないとしても罪から逃れることは難しくなります。
というわけで、通勤などで満員電車に乗る方は「痴漢冤罪保険」に加入しておき、トラブルにあった際の備えをしておくと安心です。
痴漢冤罪保険は「痴漢冤罪ヘルプコール」がついているのが大きな特徴です。
痴漢冤罪ヘルプコールとは、痴漢を疑われて取り押さえられてしまった場合に、弁護士の方に電話することで現場に駆けつけてくれると言う補償です。
痴漢冤罪保険の保険料
痴漢冤罪保険の保険料は「痴漢冤罪ヘルプコール」と「弁護士費用保険」、「賠償責任保険」がセットになって月額590円です。
保険期間は1年で、年払いだと6,400円になります。
痴漢冤罪で取り押さえられた際は、できるだけ早い段階で立ち去ることが重要になります。
そのためにも、ヘルプコールで弁護士からすぐに適切なアドバイスを受けられたり、場合によっては代わりに弁護士が駅員や警察と直接電話で話すことができるのは、大きなメリットと言えます。
また、離婚や遺産相続など困り事について弁護士無料相談が3回受けられる他、自分が偶然的な事故に巻き込まれてしまった際の弁護士費用保険金、自分が事故を起こしてしまった際の個人賠償責任保険金なども含まれている、大変手厚い保険です。
まとめ:電車内の痴漢には対策を!
痴漢被害の具体的な実例と対処法、そして男性にとって心配な痴漢冤罪の対処法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回の記事のポイントは
- 電車内での痴漢被害は隣に密着して座られたり、股間を押し付けられたりといったものが多い
- 痴漢被害の多い駅は順に駒沢大学駅、新宿駅、池袋駅といった、満員電車になりやすい駅である
- 痴漢被害に遭わないための対策として、おとなしそうに見せないようにしたり、ドアの付近や端に立たないことである程度防げる
- 男性は痴漢冤罪を疑われる場合があるので、痴漢冤罪保険に加入しておくとより安心
でした。
痴漢被害は女性にとっては中々声を出しづらく、一方、男性にとっては痴漢冤罪をかけられる可能性があります。万一のために知見を持ち、備えておくことが大事でしょう。
ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険の記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。
「電車内で痴漢被害にあった」「嫌な思いをしているのに嫌と言えなかった」
そんな経験をしたことのある女性は意外と多いのではないでしょうか?
また、「痴漢冤罪にあったらどうしよう」と不安に思っている男性もいらっしゃるのではないかと思います。
そういった電車内でのトラブルに女性として、男性としてどのように対処していけば良いのでしょうか?
そこで今回は、「電車内での痴漢被害について」
以上のことを中心に解説していきます。
痴漢冤罪は、毎年約3,500件ほどの被害があります。
たとえ冤罪であっても実刑、拘束などを回避することができません。その結果、会社をクビになったり、実名報道されてしまいます。
そうならないためにも現場で対処する必要があります。
一番の対処法は弁護士に現場に来てもらうことですので、弁護士に対処してもうことが一番の解決策と言えます。
月額590円で加入できる痴漢冤罪保険では、いざとなった場合に、現場に来てもらうことが可能です。
また、その他の日常のトラブルでも無料で相談に乗っていただける弁護士保険ですので、気になる方はHPにてご確認ください。
この記事を読んでいただければ、痴漢でっち上げ事件のための具体的な対策・注意点について知ることができるはずです。
ぜひ、最後までご覧ください。