CMで話題の「スマホケ」の評判とは?デメリットまで徹底解説!

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※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。

CMで話題になっているワランティ少額短期保険会社が運営している「スマホケ」。自身が必要だと思うプランだけを選び、月額100円から加入することができます。そんな「スマホケ」にもデメリットがあります。デメリットと共にここでは、他社スマホ保険との比較もしていきます。

この記事を読んで欲しい人
  • スマホの保険スマホケに興味があり、保証内容を知りたい人
  • スマホケのデメリットについても押さえておきたい人
  • 他のスマホ保険と比較を考えている人
内容をまとめると
  • スマホケはワランティ少額短期保険株式会社が提供する保険
  • スマホケは自分に合わせたプランのカスタマイズができる
  • スマホケは最大で10万円までの補償が可能
  • スマホケではバッテリー交換補償が無いことがデメリットの一つ
  • 免責金額が5,000円あるのもスマホケのデメリット
  • 他のスマホ保険と比較して自分に合った保険委加入することがおすすめ
スマホ保険について詳しく知りたい方はこちらから!
監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

「スマホケ」を詳しく解説!


2022年の11月ごろにCMで評判になっている「スマホケ」。まず「スマホケ」が運営している会社、「スマホケ」がどういったサービス内容なのかについて詳しく見ていきましょう。

CMでやっていたから大丈夫だろうと保険に入ってみたが、思っていたのと違った。といったようなことにならないようにこちらの記事を読んで、デメリットなども理解したうえで「スマホケ」に加入することをおすすめします。

運営会社について


低額の保険料で入れることで評判のスマホの保険スマホケですが、いくら低額だからといって運営会社が信頼できない会社であれば、保険に加入するのを躊躇してしまいます。運営会社について見てみましょう。


スマホケの運営会社はワランティ少額短期保険株式会社です。2021年に設立された会社で、Warranty technologyの100%子会社。資本金7,500万円です。


現在のところ提供している保険商品はスマホケのみですが「スマートフォン保険を切り口に、様々なハードウェアに対して
ユーザー目線の保険をお手ごろな価格で提供します」と表明しています。


親会社のWarranty technologyは、様々な保証事業を行っている会社です。Warrantyには、日本語の保証の意味があります。


2012年に設立されていて、資本金は1億2,020万円。修理や補修から物流やカスタマーセンター管理まで、ワンストップで受託・運営することを特徴としています。

「スマホケ」ってどういった保険サービスなの?


ここからは、スマホケのメリットやデメリットについて具体的に解説していきますが、その前に手続的なことについても簡単に紹介します。


スマホケの申込みはネットで行えます。まずプランを選択して、マイページの発行を申請します。


マイページが使えるようになったら、登録情報を入力します。

申込み内容に不備がなければ、申込完了日の翌日午前0時から補償が開始されます。 


 保険金の請求もネットで可能です。 


 故障などの事故があった場合、スマホの写真を撮り、メーカーやキャリアショップに修理を依頼します。


修理の際には、修理明細書と領収書を忘れずに受け取るようにしてください。


マイページに事故内容などを入力して、スマホの写真と修理明細書、領収書の写真を登録します。 


 審査が行われ問題がなければ、銀行・電子マネー口座に保険金が支払われます。電子マネーは、LINEPayによる支払いのみ可能です。


簡単な手続で、申し込みや保険金の請求ができます。


手続面の解説は以上です。引き続きスマホケのメリットについての解説に移ります。


スマホケには、主に以下のような3つのメリットがあります。

  • 誰でも保険に入れる
  • 必要に合わせてオプションを追加する料金プラン
  • 補償は年間10万円まで
  • スマホ以外の端末も補償可能
いずれの点もスマホケの保険としての使いやすさに繋がっています。評判の保険ですから、是非チェックしてみてください。

①誰でも保険に入ることができる!

3つのメリットの1つ目は、加入できる範囲が広いことです。このことは、スマホの保険の評判が良いことの理由の一つになっています。


NTT docomoやau、ソフトバンクといったキャリアの保証やAppleCare+のようなメーカーの保証の場合、基本的に新規に購入したスマホが対象になります。


中古ショップで購入したり、購入から数年経っていたりするスマホは、多くの場合保証の対象になりません。


これに対してスマホケは、スマホであれば幅広く保険の対象に含まれます。


加入条件としては、日本国内で販売されたメーカー純正の製品移動体通信事業者(仮想移動体通信事業者を含む)により日本国内で販売された製品のいずれかであれば足ります。


例えば

  • 格安SIMのスマホ
  • SIMフリーで購入したスマホ
  • 中古ショップで購入したスマホ
  • オークションサイトで購入したスマホ
  • 購入してから数年経ったスマホ
上記はいずれもスマホケに加入できるスマホです。

また契約期間中にスマホの機種変更をしても、登録情報を変更して保険を継続できます。SIMフリー端末を購入して格安SIMに乗り換えるというような場合にも便利です。

②オプションごとに選べる料金プラン!

2つ目のメリットは自由度の高い料金プランです。スマホケが評判になる要因の1つにもなっています。

スマホケは、月額100円のベースプランの加入は必須ですが、オプションプランの「破損」「水濡れ」「盗難」については自由に選択して加入できます。それぞれのオプションが月々+100円の保険料です。

注意点としては、スマホケでは故障は「外来的な事故によらない電気的または機械的な事由」により正常に動作しなくなることとされています。

画面割れのような落下や衝撃による故障は「故障」ではなく「破損」に含まれます。

したがってオプションプランを選ぶ際には、画面割れなどの破損が心配な場合は「故障」+「破損」で契約すれば良いということになります。そうなった場合の保険料は月額200円となります。

様々なトラブルに総合的に備えたい場合は「故障」+「破損」+「水濡れ」+「盗難」と全てのオプションを付けることも当然できます。この場合でも月額400円と低額です。

自分が必要と感じるオプションだけを付けることができます

保険金額や免責金額については後で解説しますが、表にまとめると以下のようになります。

破損

(ベースプラン)

破損・水漏れ・盗難
(オプションプラン)
月保険料100円100円~300円
保険金額最大10万円
(オプションプランも含めた通算)
最大10万円
(ベースプランも含めた通算)
免責金額0円5,000円

③年間最大10万円まで補償

上記の通り、スマホケは月100円から最高でも月400円で補償が受けられる保険です。低額な保険料ですが、補償は最大年間10万円です。保険料の割に補償額が高いと評判です。


ハイエンドのスマホでは、画面割れの修理に5万円以上かかってしまう場合も珍しくありませんが、保険金が通算で10万円に達するまで補償を受けることができます。


スマホの修理が可能な場合には、修理代金が補償の対象になり、交換修理の場合も含みます。故障の際にスマホを買い替えても保険金の支払い対象にはなりませんから、注意してください。


修理が不可能な場合は、故障したスマホを購入した際の購入金額が補償されます。盗難の場合も同様に、スマホの購入代金の補償です。


なお「破損」「水濡れ」「盗難」の場合には、いずれも5,000円の免責金額があります。免責金額に関する詳細はデメリットの項目で解説します。

④スマホ以外の端末も補償可能


2023年4月からサービスの拡大がされ、スマホ以外の端末でも加入できるようになりました


補償対象となる端末は、スマホ、パソコン、タブレット、ワイヤレスイヤホン、ゲーム機、スマートウォッチです。しかし、日本国内で販売されているものに限るので注意してください。


「スマホケ」はプラン内容を加入者自身が決めることが特徴の一つと解説しましたが、パソコンやタブレットで加入する場合は、故障・破損・水濡れ、盗難全てのオプションを含んだセット1プラン(400円のみ)となります


補償内容など詳しいことが気になる方は、「スマホケについて」からご覧ください。

「スマホケ」のデメリットは?


少ない保険料でスマホの様々なトラブルに関する費用が補償され、評判も良いスマホケですが、メリットばかりではありません。


他の保証や保険などと比較するとスマホケのデメリットと考えられる点も見えてきます。


スマホケのデメリットについて以下の2点を解説します。

  • バッテリー交換は補償されない
  • 5,000円の免責金額がある場合がある

①バッテリー交換保証が無い

スマホを使用していると徐々にバッテリーが劣化していきます。使用に支障をきたすほどにバッテリーが劣化すれば「故障」といえそうな気もします。


例えば、iPhoneを購入した際にAppleCare+に加入していれば、バッテリー修理サービスとして、本来の容量の80%未満になったバッテリーは無償で交換してもらえます。


スマホキャリアの保証に関しても見てみると、NTT docomoのsmartあんしん補償の場合は、バッテリー交換は上限3,300円で行ってもらえます。


ソフトバンクのあんしん保証パックは、電池パック1個無料または交換修理代金の3,300円割引があります。auの故障紛失サポートでは、上限が5,500円です。


いずれも何らかの形でバッテリーの交換保証が含まれています。


これらに対して、スマホケの場合は、経年使用による劣化は保険金支払いの対象ではないとされています。


したがって、バッテリーの交換費用は補償されません。ただし基本的にスマホ保険にはバッテリー交換費用の補償はないのでそこまでのデメリットにはならないのかもしれません。


スマホ保険にバッテリー交換が無い理由については以下の記事で解説をしているので、そちらをご覧ください。


スマホ保険にバッテリー交換が無い理由とは?

②破損、水濡れ、盗難のプランには一律5,000円の免責金額がある

免責金額とは、その金額までは保険会社に保険料の支払い義務がないことを意味します。


つまり、加入者の側から見れば、5,000円までは修理費用を自費で支払う必要があるということです。


スマホケの場合、ベースプランの「故障」には免責金額はないので、修理費用が5,000円以下であっても修理代金が補償されます


しかしオプションプランの「破損」「水漏れ」「盗難」に関しては、修理代金5,000円未満は保険金が支払われず、5,000円を超えた場合も修理代金から5,000円を差し引いた金額が支払われます。


例えば「破損」の修理代金が3,000円の場合は保険金は支払われず、修理代金が80,000円の場合は75,000円が支払われます。


また免責金額は「破損」「水濡れ」で修理が不可能な場合や「盗難」の場合も適用されます


既に解説したように修理不能の場合や「盗難」の場合は、スマホの購入代金が補償の対象になります。


いわゆる1円スマホのような低価格のスマホの場合、5,000円までは補償対象にならないので、保険金は支払われないことになります。


なお「故障」については修理不能の場合でも免責金額はないので、1円スマホなら1円が保険金として支払われます。

他のスマホの保険とも比較してみよう

スマホケも評判が良いスマホの保険の一つですが、保険加入を検討する際には、他の会社のスマホの保険と比較することも重要です。


スマホケは、最低月100円からと保険料が安く自分に合わせたカスタマイズができることなどが特徴です。


これに対して、他の保険会社のスマホの保険は、保険料はスマホケよりも高めな場合が多く、プラン選択の幅もスマホケほどではない場合が多いです。


ただ補償内容を見ると、1つの契約で複数の端末が補償対象になったり、スマホだけでなくタブレットやゲーム機も補償できたりというように、スマホケよりも充実している保険もあります。


保険料や補償内容、加入者の評判などについて十分に比較を行って、自分に合った保険を選びましょう。


スマホの保険についてもっと詳しく知りたい人は、スマホの保険を比較した記事がありますから、そちらもご参照ください。

スマホ保険について詳しく知りたい方はこちらから!

まとめ

評判が良いスマホの保険の一つであるワランティ少額短期保険株式会社のスマホケについて解説しました。


低額の保険料でスマホのトラブルに備えることができるスマホの保険は、最近話題になることも多い保険です。


スマホケは、自分に合ったプランをカスタマイズできる点や最高でも月400円の安い保険料が特に評判になっています。


最新のスマホはかなり高価ですから、保険に入って万一の場合に備えておくと安心です。


この記事も参考にして、スマホの保険への加入について検討してみてください。

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