痴漢冤罪保険とは?「この人痴漢です!」から守る弁護士保険を解説

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「弁護士が呼べる痴漢冤罪保険って?」「この人痴漢です!と痴漢をでっち上げられたらどう対処すべき?」と思う人は多いはず。確かに痴漢冤罪で示談金や損害賠償を払ったり、現行犯逮捕されるのは怖いですよね。今回は名誉毀損で裁判にする痴漢冤罪対策や、痴漢冤罪の詐欺事件、痴漢冤罪保険を解説します。

痴漢冤罪保険ってなに?免罪へと導く弁護士保険を解説します

「痴漢冤罪」、それは電車通勤をしている方であれば誰もがは自分がその当事者になりうる冤罪です。


実際のところ、痴漢冤罪は起訴・逮捕された場合には有罪率が99%とも言われており、ただ気を付けるだけでは「防ぎようがない」という絶望的な気持ちになるのも無理はありません。


そこで今回は、

  • 痴漢冤罪保険とは?
  • 痴漢冤罪保険で実際に何が補償される?
  • 痴漢冤罪保険に加入していないとどうなる?
  • 痴漢冤罪の当事者とならないように注意できることとは?

以上の点を取り上げていきます。

痴漢冤罪保険で何を対処・対策できる?弁護士費用などの補償内容を解説

保険会社が販売する様々な保険の中には「少額短期保険(ミニ保険)」という、ピンポイントで病気や傷害に備えることができる保険があります。


そして、現代でニーズが急増している「痴漢冤罪保険」もその少額短期保険の一つです。


まさに痴漢冤罪「捕まったらどうしよう」、「疑われたらどうしよう」という悩みを持っている方のための保険であり、実際に痴漢冤罪の当事者となってしまったときに様々なことを補償してくれます。


しかし、痴漢冤罪のための保険といっても、実際に何を補償してくれるのかピンとこない方も多いでしょう。


では次から実際に存在する痴漢冤罪保険(ジャパンインシュアランス社)を具体的に挙げて、どのようなことを補償してくれるのかを紹介していきます。

痴漢冤罪保険で弁護士費用はいくら補償される?

痴漢冤罪において最も重要と言えるのが「弁護士を味方に付ける」ということです。


しかし、保険に加入せずに弁護士を雇おうとするとかなりの弁護士費用がかかります。


そこで痴漢冤罪保険には、

  • 法律相談費用
  • 弁護士費用
などが付帯されており、補償の範囲内であればどれだけ費用がかかっても保険で補償してくれます。

これにより、「冤罪の疑いを掛けられたけどお金がかかるから弁護士には相談できない」という問題が発生することを避けられます。

また、今までは弁護士費用の補償対象が「事件発生後から48時間」という制限がありましたが今はなくなり、経過時間に関係なく弁護士費用が補償されることになります。

痴漢冤罪保険は月額590円!痴漢の示談金と比較!

痴漢冤罪保険への加入を考えている方の多くが、保険料はどのくらいかかるのかを気にしておられることでしょう。


男を守る弁護士保険(ジャパンインシュアランス社)」では、保険料は月額590円と安く設定されており、他の痴漢冤罪保険も、およそこのあたりが保険料の相場と言えるでしょう。


なぜ保険料が一般的な傷害保険に比べて安いのかというと、あくまで痴漢冤罪保険は「少額短期保険」であり、

  • 医療保険の補償は80万円以下
  • 死亡保険の補償は300万円以下
  • 傷害死亡保険の補償は300万円以下
  • 損害保険の補償は1,000万円以下

このように様々な制限があるからです。


月額590円であれば年間では7,080円、30年間払い続けても約21万円の負担となりますが、逆にそれだけの保険料で一生を棒に振るかもしれない痴漢冤罪で有罪になるリスクを下げられるのです。


しかし「お金を払って示談にすればいいのだから、いちいち保険に加入しなくても示談すれば良いのでは?」と思われる方もいるかもしれません。


示談に必要な金額というのは決まっていませんが、場合によっては50万円以上の金額が提示されることもあります。


痴漢では当事者の合意による示談が成立しないことが多く、たとえ示談としてお金を払ったとしても「冤罪である」ことの証明ができておらず、払い損、泣き寝入りのような状態となってしまいます。


そもそも、訴えている側が示談に応じてくれなければ意味がありません。


ですから示談金を支払うよりも安い痴漢冤罪保険に加入しておくのは、コスト的にも正しい選択だと言えます。

痴漢冤罪ヘルプコールの使い方って?

痴漢冤罪保険に加入する重要なメリットが、「ヘルプコール」サービスの存在です。

痴漢に間違われたらすぐにスマートフォンから「ヘルプコール」を行うことで、すぐに弁護士と連絡を取ることができ、指示に従うことによって賢い行動ができます。

「ヘルプコール」利用の仕方は、
  1. スマートフォン等で契約時から作成される個別のページにアクセス
  2. 「ヘルプコール利用(またはそれに準じる表示)」ボタンをタップ
  3. 登録された弁護士に緊急メールが一斉送信される
  4. 弁護士からすぐに連絡が来るので、指示通りに行動する
  5. 必要な場合、弁護士が現場まで駆けつけてくれる
このような手順で行います。

たとえば「男を守る弁護士保険(ジャパンインシュアランス社)」では、朝の7時から10時、夜の17時から24時まで利用できるので、通勤・帰宅時間に問題が発生した場合でも、すぐに弁護士が対応してくれます。

また後ほど説明しますが、痴漢と間違われた、またはでっち上げられた場合、すぐに弁護士に連絡をして指示を仰ぐのが最も良い方法です。

痴漢冤罪保険における「ヘルプコール」は契約者であればすぐに弁護士を呼べるので、これより心強い痴漢冤罪対策はありません。

痴漢冤罪保険に加入するその他のメリット

痴漢冤罪保険に加入する、その他のメリットはあるでしょうか。


たとえば、

  • 安心して通勤できる
  • 電車通勤をしている家族や友人に勧められる
  • 小額で大きなリスクに備えることの大切さを学べる

このような点がメリットとして挙げられます。


痴漢冤罪は基本的に「個人賠償責任保険」では補償されません


ですから、万が一痴漢に間違われるようなことがあったとしても、この保険に加入していればそのための準備ができていることになるので、非常に心強いでしょう。

痴漢冤罪保険で補償されないものもあるので注意が必要

ここまでは加入すればメリットしかないように見える痴漢冤罪保険ですが、場合によっては補償の対象外となる場合もある点には注意が必要です。


たとえば補償の対象外となるのは、

  • 裁判で有罪となった場合の裁判・弁護士費用
  • 勾留期間中の生活保障や給料の補填
  • 被告と被害者間で行う示談金の補償
このような事柄です。


最初から痴漢容疑を否認し、たとえ弁護士に対応してもらっても、最終的に裁判で有罪となる可能性は0ではありません。


状況証拠だけでなく、物的証拠によっても有罪判決が下される場合があります。


ですから、痴漢冤罪保険に加入しているからといって、100%無罪になるわけではない、ということを覚えておきましょう。

痴漢冤罪保険に入ってないとどうなる?痴漢をでっち上げられた場合

電車通勤をする多くの男性が恐怖している「痴漢冤罪」ですが、ここまで問題視されるのには単に「痴漢冤罪が多い」以外の原因もあります。


実質的に痴漢事件では「推定無罪」が無効化されている現状と、科学捜査における冤罪の立証をその場で果たして実施してくれるのかどうか、という点が曖昧であることなどが挙げられます。


女性専用車両のほかに男性専用車両を設けることなども議論されており、そういった報道によりなおさら電車利用者の恐怖が助長されているとも言えます。


では、もしも痴漢の罪をでっち上げられたとして、痴漢冤罪保険に加入していなければどのような事態になってしまうのでしょうか。自分と置換えて考えてみてください。

痴漢の冤罪で逮捕され捕まったらどうなる?痴漢の有罪率は高い?

すでに取り上げられたように、日本における「痴漢冤罪」の問題は海外と比較しても重大です。


男性側が「痴漢に間違われる」だけでなく、金銭を搾取することを目的として女性が痴漢をでっち上げるような事件も発生しているからです。


実際のところ、

  1. 現場での取り押さえ(私人逮捕も含む)
  2. 警察による取り調べ
  3. 検察側への書類送検
  4. 勾留(拘置)
  5. 検察による起訴
  6. 裁判での判決
このような順序において行われる痴漢事件については、どの段階であろうと訴えられている側が罪を認めてしまったら、その段階で有罪の可能性は非常に高くなります。


また、すでに取り上げたように痴漢の裁判における有罪率は99%とも言われており、不利な状況から無罪を勝ち取り撃退するというのは非常に難しいのです。


ですから、有罪にならないためには1から3の初期段階でどのような行動(言動)を取るか、という点が非常に重要となります。

痴漢冤罪で現場から逃げるのはNG!逃げた場合のその後って?

さきほど挙げた裁判までの手順において、実は1よりも前の段階があります。


たとえば、「痴漢だと間違われて被害者(または周りの人)に取り押さえられた」ような場合、どのような行動を取るのがベストでしょうか。


よく賛否両論となる行動が「『この人痴漢です』と言われて疑われたらその場からすぐに逃げる」という行動ですが、よほどの理由がない限りすぐ逃げるのは避けた方が良いでしょう。


なぜなら、「逃げる」という行動は、

  • 痴漢行為を認めている(ような心象を与える)行動となる
  • 逃走時に負傷したり、他人を負傷させて別の罪に問われる可能性がある
  • 捜査が行われ、後日改めて逮捕される可能性がある
  • 裁判において「逃げた」という事実が被告側に不利にはたらく
このようなリスクをあるからです。

確かに、痴漢においては基本的に「現行犯(での私人逮捕)」が認められてしまうために、捕まったら最後だと思いとっさにその場から逃げるしかない、と語られる意見もあるでしょう。

しかし、自分が「痴漢をしていない」ことを明確に証明させる目的であれば「逃げる」よりも、駅員室へは決して行かず、その場で弁護士を呼ぶという方法がベストな方法だと言えます。

そして痴漢冤罪保険に加入しているからこそ、それが最も現実的かつ安全な方法となるのです。

現行犯逮捕の可能性!多額の示談金や罰金、損害賠償を請求される

痴漢冤罪において最も高いリスクは「現行犯逮捕される」ことです。


基本的に「逮捕」という行為には、

  • 通常逮捕:警察官による逮捕
  • 現行犯逮捕:逃走のおそれがある容疑者を民間人が取り押さえられる権利
  • 緊急逮捕:嫌疑に足りる十分な証拠がある前提で行われる逮捕
この2種類があり、痴漢においては「駅員室に同行した」ことにより現行犯での私人逮捕が成立してしまう可能性があります。

駅員によってごく自然に駅員室に連れて行かれる可能性がありますが、それを許してしまった時点で物事はすでに、疑われた側に不利に働いています。

また、まれに被害者本人と示談を行うことにより解決することもありますが、示談金や損害賠償という名目でを多額のお金を払わされる可能性もあり、実際に金銭目的の冤罪詐欺事件も発生しています。

有罪かどうかに関わらず、痴漢の容疑者となってしまうことでビジネスマンが突然職を失ったり、家族や友人、同僚や恋人との人間関係が崩壊することもあります。

確かに「すぐに逃げる」というのはリスクの高い方法なのですが、「逮捕されたら終わり」という現状を否定できないのも、痴漢冤罪における問題点だと言えます。

痴漢冤罪の事件は多い!実際の逮捕事件や裁判の判例を紹介

痴漢冤罪事件は痴漢冤罪と違い、件数が統計化されていませんので、数字で実情を知るのは困難です。

参考:東京都内における性犯罪の発生状況(平成29年度)


しかし実際に冤罪で逮捕・有罪になった人はおり、身近なところでも家族や上司が痴漢と間違われたという経験が数多く上がっています。


実際の判例としては、実際に痴漢容疑で逮捕されて男性が実刑判決を受けた後に、女性側の虚偽申告が判明した判例がいくつかあります。


また、実際に問題視された事件として、2017年5月に起きた事件では、痴漢だと疑われた男性が身の潔白を証明した後その場から逃走しようとして、電車と接触して死亡したという事例もあります。


痴漢冤罪は実際の痴漢事件と比べて報道されにくいため実情を理解しづらい現実がありますが、実際に発生していることを考えると電車を利用する誰でもそのリスクがあることが分かります。

痴漢冤罪を未然に防ぐ方法と痴漢に間違われた時の対処法

ここまで、痴漢冤罪における重大なリスク等について取り上げてきました。


保険に加入することは確かに根本的な対処法ではありますが、それは冤罪をかけられることそのものを防止する効果はありません。痴漢と間違れない、通報されないためには電車を利用するそれぞれの個人にも適切な予防策が求められます。


では、痴漢冤罪を未然に防ぐための具体的な対処法とは何でしょうか。


痴漢冤罪を防ぐためには「弁護士を呼ぶ」方法がベストであると紹介しましたが、そもそも「犯人に間違われない」ことが何よりも大切です。


痴漢冤罪を回避するために個人でも可能な方法として、

  • 手すり・つり革を両手で掴む
  • 女性の側(背後)にはできるだけ近づかない
  • 満員の電車は可能な限り避ける
  • 自動車通勤に切り替える
このような自衛手段が挙げられます。

万が一でも痴漢と疑われるような動作はできるだけ避けるべきでしょう。

自分がそのような状況に巻き込まれることを可能な限り防ぎたいのであれば、そもそも「満員電車・列車で通勤しない」という選択肢は極論ではありますが最も有効な方法です。

それが難しいという方でも、明確に潔白を証明できるような環境をあらかじめ作っておくことが自衛手段として重要です。

否認が得策?電車で「この人痴漢です!」と言われたら

皆さんが電車に乗っている途中、突然「この人痴漢です」と言われたらどうするでしょうか。


最も大切なのは冷静に行動することですが、実際は突然の事態に慌てふためいて、言われるがまま電車から降りて駅員室に行ってしまう場合が多いでしょう。


では、電車を降りた段階で強引に引っ張られて、駅員室へ連れて行かれるような状況はあり得るのでしょうか。


そのような状況はあり得ますが、痴漢をしたという事実が確定していない状態で強引に駅員室に連れて行ったり、電話させないようにすることは違法です。


ですから、「この人痴漢です!」と言われた段階で、冷静にその場で「ヘルプコール」ができるかどうかがカギとなります。


そういった場面を想定して、痴漢冤罪保険に加入し、いつでもヘルプコールができるように普段からシミュレーションしておきましょう。


ちなみに、疑いを掛けられた時点で相手に対して謝罪してしまう方がいますが、これも「罪を認めている」と捉えられかねないため、推奨できません。


何よりも先に自分はやっていないことを表明し、「自分は弁護士を交えて身の潔白を証明できる」という意思をはっきりさせることが大切です。

痴漢冤罪保険の加入者の声・口コミを紹介

今回取り上げている「痴漢冤罪保険」について、実際の加入者はどのようなメリットを感じているのでしょうか。


ある男性は実際に電車に乗っていたところ、両手を上げていたのにも関わらず突然女性から痴漢の疑いをかけられ、女性や駅員から詰問されるような状況に陥ってしまいました。


そこで男性は自分が痴漢冤罪保険に加入していたことを思い出してすぐに弁護士と連絡を取り、適切な行動を取ったおかげで、交番で微物検査がすぐに行われるだけで済み、結果的にその日のうちに開放されることとなりました。


痴漢冤罪保険に加入しており弁護士をすぐに呼べたことで、最も大切な「初手」の段階を乗り切ることができたのです。



このように、万が一のことがあってもその場で弁護士に相談できる、そして弁護士に相談するための費用が補償されるという心強さは、痴漢冤罪保険における大きなメリットと言えるでしょう。

まとめ:痴漢冤罪保険は男を守る弁護士保険!安心して電車通勤しよう

今回は増加する痴漢の冤罪と「痴漢冤罪保険」について様々な点を取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは、

  • 痴漢冤罪保険とは、痴漢に間違われた方がサポートを受けられる少額短期保険
  • 痴漢冤罪保険の加入者は弁護士相談費用等の補償や、「ヘルプコール」が使える
  • 逮捕されてから痴漢の疑いを晴らすのは難しく、有罪になる可能性は非常に高い
  • そもそも痴漢に間違われないために、普段から対策を実践しておくことは重要

以上の点です。


実際に痴漢の被害に遭っている方がいるからこそ難しい、この「痴漢冤罪」問題ですが、きちんと対策を立てておくなら「間違われたら終わり」では決してありません。


電車通勤をしている方は、ときには人生にかかわるリスクにもなり得る痴漢冤罪を避けるために、保険に加入してみてはいかがでしょうか。


また、今回触れませんでしたが、痴漢冤罪保険の告知や詳しい補償と口コミなどが気になる方は、下記リンクからご確認ください。

痴漢冤罪保険(ジャパン少額短期)/男を守る弁護士保険の評判・口コミ

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