
更新日:2023/01/23
Apple Care+は本当に必要か?iPhoneユーザーが入るべきか徹底解説!

Apple Care+とはAppleが提供している保証サービスです。サービス内容を確認すると本当に必要かどうかが分かります。Apple Care+を必要と感じなかった方でも他のスマホ保険に加入することはおすすめしているので、そちらに関する記事をご覧ください。
内容をまとめると
- Apple Care+とはAppleが公式に提供している製品保証サービス
- 購入から1年間は無償でユーザーサポートと製品保証を、Apple Care+で2年まで延長が可能
- 購入から30日以内であればいつでも申し込むことが可能
- Apple Care+に加入することがおすすめな人は、iPhoneの使用頻度が高く、修理費用を安く抑えたい
- Apple Care+に加入することをお勧めできない人は、手厚いサポートを必要としていない、または購入時の費用を抑えたい人
- Apple Care+以外の保険を検討するのもおすすめ
目次を使って気になるところから読みましょう!
Apple Care+とは?
Appleが公式に出している保証サービスのことです。
iPhoneに限らず、iPadやMacbookやApple WatchなどすべてのApple製品には購入後1年間はハードウェア製品の限定保障と、90日間の無料テクニカルサポートがついています。
「Apple Care+」に加入することで、製品保証とユーザーサポートを延長することができます。
そして、Apple製品に詳しいスペシャリストへのチャットや電話でのテクニカルサポートを、優先的に受けることができるサービスがあります。
加えて、「Apple Care+」加入時の、過失や事故での修理費と同額で、新しいiPhoneやiPadなどのに交換してくれるサービス、「エクスプレス交換サービス」が加入者限定で受けることができます。
「Apple Care+」にはバッテリー交換補償が補償内容に含まれています。他のスマホ保険や携帯通信会社の保証でも補償されることは少ないので、「Apple Care+」の特徴の一つと言っていいのではないでしょうか。
保証期間
「Apple Care+」に加入することで、最初の無償保証期間と加えて一度の契約で最大2年間に製品保証を延長することができます。
対象期間中は、ハードウェア製品保証や、Apple認定技術者によるユーザーサポートはもちろん利用することができます。
加えて、ハードウェアだけでなく、iOSやクラウドなどのソフトウェアに関するサポートも必要であれば利用できます。そして過失や事故の修理、保証を利用することもできます。
これらのサービスはいつでも利用することができます。
保証対象機種と料金表
補償の対象となるiPhoneを購入した30日以内に申し込むことで先ほどのサービスを受けることができます。
以下が機種と「Apple Care+」と「Apple Care+盗難・過失プラン」のそれぞれの料金プランです。
料金プラン「Apple Care+」
月払い | 一括払い | |
---|---|---|
iPhone 14Pro iPhone 14Pro Max | ¥1,480 | ¥29,800 |
iPhone 14 Plus | ¥1,350 | ¥26,800 |
iPhone 14 iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 12 | ¥1,180 | ¥23,400 |
iPhone SE(第3世代) | ¥580 | ¥11,800 |
「Apple Care+盗難・紛失プラン」
月払い | 一括払い | |
---|---|---|
iPhone 14Pro iPhone 14Pro Max | ¥1,600 | ¥31,800 |
iPhone 14 Plus | ¥1,450 | ¥28,800 |
iPhone 14 iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 12 | ¥1,280 | ¥25,400 |
iPhone SE(第3世代) | ¥700 | ¥13,800 |
盗難や紛失の際の保証には利用制限があり、1年間に2回まで利用することができます。
Apple Care+は必要か?:Apple Care+の加入がおすすめな人
これまで「Apple Care+」の補償内容、料金プランなどについてご説明しました。
ここからは、どのような方に「Apple Care+」が必要かを解説します。本当に「Apple Care+」はすべての人に必要か気になりますよね。以下が加入することをおすすめしている人になります。
- 加入がおすすめな人:①スマホ等のデバイスの使用頻度が高い
- 加入がおすすめな人:②故障したときの修理費を安く抑えたい
加入がおすすめな人:①iPhoneの使用頻度が高い
当然ですが、iPhoneの使用頻度が高いまたは、使用時間が長いと、バッテリーの消耗は激しくなります。
バッテリー交換を行う際に、「Apple Care+」に加入していなければ、iPhone 14Proの場合、
14,900円の修理費用が発生します。
先ほども説明したように「Apple Care+」に加入していれば、バッテリー容量が80%未満になった場合、無償で交換してもらうことができます。
iPhoneのバッテリー容量の確認方法は、設定を開いて、バッテリーを選択します。そしてバッテリーの状態をタップすると確認することができます。
加入がおすすめな人:②故障したときの修理費を安く抑えたい
みなさんは誤ってiPhoneを地面に落としてしまって、画面が割れた経験はありませんか?
フロント画面の修理費用は、iPhone 14Proで50,800円もの修理費用がかかります。
「Apple Care+」に加入しているとここまでの高額な修理費用を支払う必要はありません。
「Apple Care+」加入していると、機種に関係なく、フロント画面が割れた際に3,700円で修理してもらうことができます。
画面割れ以外の過失や事故による損傷、盗難・紛失の際は12,900円で補償がされます。
また、メーカー保証になっているので修理の際も正規メーカーが行ってくれます。そのため安心感はあります。
Apple Care+は必要か?:Apple Care+の加入がおすすめできない人
こちらでは反対に、「Apple Care+」の加入が必要ないと感じる方をご紹介します。
- 加入がおすすめできない人:①ここまでの手厚い保証を必要としていない
- 加入がおすすめできない人:②スマホ購入時の費用を抑えたい
加入がおすすめできない人:①ここまでの手厚い保証を必要としていない
「Apple Care+」のサービスには先ほども説明したように、製品保証のサービスに加えて、製品に関するテクニカルサポートもついてきます。
しかし、機械に詳しい方や、元々iPhoneを使用していて操作に問題が無いという方は、Appleのユーザーに対するテクニカルサポートも必要ないのではないでしょうか?
加えて、購入後90日間であれば、どなたでもテクニカルサポートを受けることができるので、90日間で問題が解決できるといった方も加入する必要が無いように感じます。
加入がおすすめできない人:②iPhone購入時の費用を抑えたい
最近は円安の影響もあり、iPhoneはより高額な商品になってきています。
それに加えて、故障したときの保証でここまで高額な保証料金を支払うとなるとかなりの料金になります。
例えば、iPhoneの公式でiPhone 14Proを購入し、「Apple Care+」に加入する場合、料金はなんと179,600円(36回払いで4,988円/月)もかかることになります。
スマホは今や必需品となっていますが、決して安い買い物ではありません。そのため少しでも料金を抑えたいという方はApple Care+に加入する必要はないのではないかと思います。
Apple Care+以外のiPhone保証
ここでは、「Apple Care+」についての解説、「Apple Care+」がどんな人に必要かどうかのご紹介をしました。
ここからは「Apple Care+」以外のiPhoneの保証を4つご紹介します。
- ①スマホ保険
- ②モバイル保険
- ③スマホの保険証
- ④各携帯電話会社の保険
以下簡単な表になりますので、一度こちらをご覧になってから詳しい説明をご覧ください。
スマートフォンの保証比較表

①スマホ保険
こちらはMysurance株式会社が運営している「スマホ保険」というiPhoneの保険です。
月払いのみで月額料金470円のスタンダードプラントと、月額料金200円のライトプランから選ぶことができます。
こちらの保険には「Apple Care+」、「Apple Care+盗難・紛失プラン」の保証にはないデータ復旧も保証されます。補償金額は最大10万円で自己負担金は3,000円です。
注意点といて、こちらは格安SIM専用の保険になっていますのでご注意ください。
Mysuranceの「スマホ保険」について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
②モバイル保険
さくら短期少額保険株式会社が提供している「モバイル保険」という保険サービスです。
月額700円で、特徴はなんといっても上限の10万円以内であれば自己負担金がかからない点です。
また1契約で3端末まで登録することができます。
加えて、こちらに登録できる端末はスマホだけでなく、Wi-FiやBluetothに接続可能な無線通信端末であれば登録することができます。
注意点としては、2、3端末目に登録している副端末については2台の合計で30,000円までの補償になります。
またこちらの保険は、国内でのトラブルにのみ対応しているので、例えば海外旅行中に起きたトラブルについては補償対象外になります。
スマホ以外のデバイスをお持ちの方はぜひこちらの保険をご検討ください。
「モバイル保険」のデメリットや評判を含めた詳しい解説は以下の記事になっているのでご覧ください。
③スマホの保険証
株式会社ギアが運営している「スマホの保険証」というスマートフォンの保険サービスです。
月額料金900円で、上限10万円以内であれば、何度も利用することが可能です。
先ほどのモバイル保険は1契約につき3端末まで登録可能でしたが、こちらのスマホの保険証は1契約につき5端末まで登録することができます。
また修理する際に、正規店に持ち込む必要が無く、お近くの修理店で修理をしていただいても、保証の対象となります。
ご家族が多い方はこちらの保険も検討してみてはどうでしょうか!
「スマホの保険証」の詳しい説明についてま上記の「スマホ保険」、「モバイル保険」同様、別記事で公開しています。以下がその記事になっていますので是非ご覧ください。
④各携帯電話会社の保証
最後は各携帯通信の会社が運営している保険です。
au、docomo、Softbankそれぞれが「Apple Care+」とは別で提供している保険サービスがあります。まずは、こちらの簡単な比較表をご覧ください。
各携帯通信会社のスマホ保険比較

auは「故障紛失サポート」というサポートがあります。こちらは月額418円~で、故障、紛失、盗難などへの保証がされます。
特徴としては、東京23区内、大阪市全域からの申し込みであれば、3時間以内にお持ちの機種と同じ、交換機種を届けるサービスです。
補償内容は、水濡れ、紛失、全損などを自己負担ありになりますが、保証していただけます。
最後は、Softbankの「あんしん保証パックプラスwitn Apple Care Services」です。iPhoneが適応されるSoftbank独自の保険は無く、Apple Care+のサービスをSoftbankも提供しています。

まとめ
今回は「Apple Care+」の概要と本当に「Apple Care+」が必要かどうか、必要でない人そして最後にその他のiPhoneの保証についてご紹介しました。
今回の記事のまとめが以下になります。
- Apple Care+とはAppleが公式に提供している加入者限定の有償保証サービス
- 補償期間は2年間で、対象商品の購入から30日以内であれば申し込み可能
- 月払いと一括払いが可能で機種により料金が異なる
- iPhoneの使用頻度が高い人、修理費を抑えたい人には加入がおすすめ
- Apple Care+のユーザーサポートが必要ない人、機種購入時を安く抑えたい方には必要が無い
- Apple Care+以外にもスマートフォンに関する保険がある
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