がん保険の加入率はどれくらい?気になる30代はどのくらいの割合で入ってる?

2021年までのがん保険の加入率はどのくらいなのでしょうか。この記事では、2017年・2018年・2019年と年ごとに全体の加入率を比較しつつ、20代や30代、40代といった年齢、ライフステージ、年収、住宅の種類などによる加入率についてもを比較していきます。

目次を使って気になるところから読みましょう!

がん保険の加入率とその推移

がん保険の加入率【2021年以前】

がん保険の加入率【2020年】


がん保険または、がん特約に加入している割合はどのくらいなのでしょうか。初めにがん保険とがん特約の違いについて解説していきます。


がん保険とは、がんと診断された場合に下記のような給付金を受け取ることができます。

  • 診断一時金
  • 入金給付金
  • 手術給付金
  • がん治療給付金
などがあり、がんの保障に特化している保険のことを言います。

がん特約とは、がん保険とは違う別の生命保険や医療保険に加入している場合に特約として付帯することで、がんの保障を得ることができる特約のことを言います。

上記のような、がん保険やがん特約のいずれかに加入している人の割合は、2019年の調査では43%程度で、3人に1人ががんの備えをしているということになります。

上記の表を見ても分かるように、年々加入率は緩やかではありますが、上昇傾向にあるようです。

がん保険の加入率をセグメント別に見てみる

がん保険の加入率は年々上昇傾向にあると上記で解説しましたが、セグメント別での加入率はどうなのでしょうか。


そこで下記では、

  • 男女・年齢別に見たがん保険の加入率
  • ライフステージ別で見たがん保険の加入率
  • 年収別にみたがん保険の加入率
  • 住居種類別に見たがん保険の加入率
について、詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

男女・年齢別に見たがん保険の加入率

男女・年齢別にみたがん保険の加入率

男女・年齢別にみたがん保険の加入率


男女の年齢別に見た場合、男女ともに20代のころと比べると30代になると一気に加入率が上がっています。また、50代を境に加入率が減少しています。


これは一般的に30代から40代は、結婚して子育てをしている世代であり、教育費などにもお金がかかるため、万が一がんになったときの備えとしてがん保険やがん特約に加入していると言えるでしょう。


また、20代のころよりも30代以降には収入面でも少し余裕が見えてきたり、健康面に関しても見直すタイミングであるため、加入率が上がってきます。


そして、50代以降には加入している生命保険のがん特約の保障期間が終了してしまうことによって加入率が低下しています。

ライフステージ別にみたがん保険の加入率

ライフステージ別のがん保険加入率

ライフステージ別のがん保険加入率

※子供については、末子の年齢で判断しています。


ライフステージ別に見た場合には、未婚の場合が29%と加入率が圧倒的に低く出ています。しかし、子供が生まれてから大学生までの間の加入率は50%を超えています。そして、子供の卒業以降にまた40%台に下がっています。


これは、一般的に結婚や出産を経験する年齢である30代に、生命保険や医療保険などに加入した時に、同時にがん保険に加入したり、がん特約を付帯する人が増えていることで、加入率が上がっていると考えられています。


また、子供が卒業したり、結婚する頃になると、がん特約の保障期間が終了してしまうなどの理由で加入率が下がるとされています。

年収別にみたがん保険の加入率

世帯年収別にみたがん保険加入率

世帯年収別にみたがん保険加入率


年収別に見た場合には、300万円未満は27%と加入率が一番低くなっています。500万円以上の年収になると50%を超えていて加入率に大きな差はありません。


では、年収とがん保険にどのような関係があるのでしょうか。それは、がん保険を契約する際に「保険料が高い」と感じた方が多くいることと関係しているようです。


年収が低いと、保険料の高いがん保険への加入を躊躇してしまう傾向にあり、結果加入率が下がってしまうのです。


しかし、年収が低い場合や貯蓄額が少ないからこそ、万が一のときの備えが必要になります。がんにかかるリスクは誰にでもあるので、今の年収でも無理なく加入できる保険に加入しましょう。

住居種類別にみたがん保険の加入率~住宅ローンは?~

住宅種別に見たがん保険の加入率

住宅種別に見たがん保険の加入率


住居種類別に見た場合、持ち家のローンありが一番加入率が高く49%で、次に持ち家でローンなしが43%です。一番低いのが持ち家別名義で33%となっています。


持ち家ローンありの加入率が高い理由として、ローン返済をするにあたって万が一がんになった場合、収入が減ってしまったり治療費が嵩んでローンの返済が滞ってしまうことを考えて加入している場合が多いようです。


また、持ち家ローンの場合には、ライフステージが変わって結婚して子供がいる家庭も多くなるので教育費などのことを考えて、お金の出費が多くなる世代は、万が一の時の備えの為にがん保険やがん特約に加入したと考えられます。

がん保険に加入するメリット

がん保険に入るきっかけというには、もちろん『がんへの備え』としてという考え方が一番多いと思います。


がんにかかると治療費の負担や、精神的なダメージがかかる可能性があります。


ですので、基本的にはがん保険に加入することでこのような心配は解消できることでしょう。


万が一、がんを発病したとき、がん保険に加入しているとこのようなメリットがあります。

  1. 経済的な負担が軽減される
  2. セカンドオピニオンを受けられるサービスがついている場合は、治療方法などについて専門家のアドバイスを受けることもできる
  3. 精神的にも安心感を得られる
がん保険入ったほうが良い理由についてはこちらでも解説していますので、ぜひ読んでみてください。

【参考】がん保険の選び方

世の中には実に多くのがん保険が存在します。


実際にがん保険に加入しようと思った時、自分にはどのがん保険が合っているのか悩んでしまう人も多いでしょう。


そこで、がん保険を選ぶ時の1つの基準として、給付金の支払い条件の違いに注目することが大切です。


どのがん保険も、同じような保障内容に見えても実際は細かい支払い条件が違っているのです。


例えば診断給付金(一時金)の給付条件が「がんと確定診断が下りた時」と「がんの治療を受けた時」では大きく違います。


がんの治療にはさまざまな方法があり、もし診断された時点でまとまった給付金が支払われれば、その後の治療方法の選択肢が広がります。


しかし「治療を受けた時」という条件の場合、診断された時点で手元に資金がないとに高額な治療を受けられない可能性が出てくるのです。


また、がんが再発や転移してしまった場合に備え、診断給付金は複数回受けられるか、2回目以降の支払い条件はどうなのか、確認しておくことも大切です。


2回目の支払い条件として「初から2年以上経過していること」という項目があるがん保険が多いですが、商品によっては1年経過でも支払われる場合もあります。


契約前にそれらの条件を細かく確認し、理解したうえで加入しましょう。

がん保険の加入率のまとめ

がん保険の加入率について解説していきましたがいかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • 結婚や子育て、住宅ローンなどがある世代は加入率が高くなる
  • 独身や若い世代は加入率が低い
  • 子育てが一段落したり60歳以上になると加入率が下がる
  • がん保険の一時金が下りるタイミングがいつなのかを確認しておく
です。

近年では、がんは治療すれば治るとされ、不治の病ではなくなりつつあります。しかし、がんの治療費はかなり高額になり、長期間の治療が必要になるものもあります。

万が一、がんにかかってしまった場合、治療費以外にも家庭を持っている場合は教育費やローン返済などもあり、お金が必要になってきます。

しかし、がん保険やがん特約に加入していれば一時金などを受け取るとこができるので、安心して治療に専念することができると思いますので、加入することをおすすめします。

がん保険の必要性が知りたい方はこちらの記事もご覧ください

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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