がん保険に入るときは夫婦型と本人型のどちらが良いの?詳しく解説!

がんになる確率が高くなっている現在、がんに備えておくことは大切です。ですからがん保険は必要ですが、加入する際の契約の仕方が問題です。がん保険には夫婦型や本人型など契約の仕方に幾つか種類がありますが、夫婦型・本人型などそれぞれの特徴を理解しておくことは重要です。

本人型とは異なる夫婦型・家族型のがん保険とは

日本人の実に2人に1人が診断されるといわれている病気が「がん」です。


2人に1人ということであれば、夫婦のどちらかががんにかかってもおかしくないということになります(あくまで統計上ですが)。


そうなると、気になってくるのがご自身や、パートナーが加入しているがん保険の保障内容ではないでしょうか?


がん保険を考えるにあたって、「うちのがん保険は夫婦型となっているけど、どういった仕組みだっただろう?」「がん保険に改めて入るとしたら、個人型と夫婦方のどちらがいいの?」といった疑問をお持ちになる方も多いはず。


そこで、この記事では


  • 夫婦型・家族型のがん保険のメリットはどんなところ?
  • 夫婦型・家族型のがん保険のデメリットはどんなところ?
  • 夫婦型・家族型のがん保険に加入するときの注意点

について解説していきます。

この記事を最後まで読んでいただくと、「がん保険において、夫婦型(家族型)を選ぶか、個人型にするか」という疑問の解決につなげていただけると思います。

ぜひ最後までお付き合いください。 

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夫婦型・家族型のがん保険のメリット

がん保険に関わらず、保険というものは加入するきっかけがいくつもあります。


昔からの販売形式として、会社に保険の営業職員が販売に来ることもありますし、会社の団体保険で加入することもあります。


その際はがん保険として別枠で加入することもありますし、生命保険などの特約として加入することもあります。 


このように加入する方法はいろいろありますが、本人型と夫婦型・家族型の保障には共通していることもあれば、全く違った特長を持つ場合もあります。


それらの違いのうちメリットとデメリットを理解して加入することが大切です。




個人型よりも1人分の保険料が安い

夫婦型・家族型のがん保険のメリットの一番にあげられることは、なんと言っても個人型よりも保険料が安いことです。


普通の商品でも保険料が高くなると割引されることがありますが、それと同じで夫婦型・家族型のがん保険は人数が増えることになり、一つの保険としてくくった場合、保険料が安くなる場合があります。 


あくまで一例ですが、終身がん保険の夫婦型における妻分の保険料と、本人型における女性の保険料の目安で比べてみたデータをご紹介します。


例えば、30歳で見てみると、夫婦型の妻の保険料が約2,800円であるのに対し、本人型の女性では約3,000円となっています。


月々で見ると200円の違いですが、保険は基本的に長くかけ続けるものであり、80歳までかけ続けたと考えると、200円×12ヶ月×50年間=120,000円ということになり、大きな差となってきます。


費用の点から考えると、夫婦だけでなく、家族全員分となれば、さらに差額は大きくなるといえます。

1つの契約で夫婦・家族の保障がされ管理がしやすい

夫婦型・家族型のがん保険のもう一つのメリットは管理を行いやすいということがあります。


例えば、夫婦が本人型にそれぞれ別々にがん保険に加入する場合は保険の数は2つになってしまいますが、夫婦型もしくは家族型でがん保険に加入するなら保険の数は1つで済みます。


保障内容も、基本的にはメインの被保険者に順ずるか、その保障に近いものとなりますので、理解しやすいという点もメリットの一つです。

家族型の場合、子供が多いほどお得

これまでは夫婦型・家族型のがん保険のメリットを紹介しましたが、家族型だけに絞ったがん保険のメリットを紹介するなら、それは「子供が多いほど得をする」ということがあげられます。


つまり、家族型の場合、特約としての保険料は一くくりになっていますので、子供の人数が多ければ多いほど割安になるのです。


実際問題として家族型のがん保険ではなくお子さんが人数分だけがん保険に加入するのでは合計しますとかなりの保険料になりますので割安になることは家計が助かることになります。

夫婦型・家族型のがん保険のデメリット

これまでは夫婦型・家族型のがん保険のメリットを説明してきましたが、反対にデメリットもあります。


どんなことでもそうですが、メリットを裏側からみますとデメリットになることがあります。


それは仕方のないことですので、そのことををしっかりと理解していることがとても大切です。


夫婦型・家族型のがん保険のデメリットをきちんと理解して加入するならデメリットが大したデメリットにならないこともあります。


ここからは、夫婦型・家族型のがん保険のデメリットについて解説していきます。

離婚や主契約者の死亡で、保障が継続できない可能性あり

夫婦型・家族型のがん保険で一番のデメリットと考えられることは、主となる被保険者(保険がかかっている人)が死亡したり、離婚に至ってしまったときに保障の継続が困難になる確率があることです。


夫婦型・家族型のがん保険の契約の仕方で最も多いパターンは、夫が主な被保険者となりその契約に付随する形(特約という形)でがん保険に加入するパターンです。


ですので、なんらかの理由で主となる被保険者との関係が途切れたときに保障がなくなってしまうことがあります。


そのことを理解しておくことはとても重要です。 

付随する者の保障額が主契約者より少ない

がん保険に限ったことではないのですが、基本的に夫婦型・家族型の保険の特徴として、主となる被保険者よりも付随する人の保障額は同じか、少なく設定されています。

あくまで主となる被保険者の保障に重きをおいていますのでそのようになるのですが、例えば妻の保障額を夫の保障額よりも高くできないことが場合によってはデメリットとなることがあります。

夫婦の年齢差に制限がある

夫婦型・家族型のがん保険のデメリットのうち、特に注意が必要なのは夫婦の年齢差に制限があることです。


生命保険というのは死亡率が関係する保険ですが、生命保険の一種であるがん保険も死亡する確率が大きく影響します。 


一般的に、夫婦に年齢差があるということは、それだけ年齢が高い方のほうが死亡の確率が高くなるということになります。


そういった意味から、がん保険の夫婦型に加入する際は二人の年齢差に制限が設けられています。

生命保険料控除の対象者はどちらか片方のみ

生命保険の保険料は、年末調整や確定申告の際に生命保険料控除として税額控除を受けることができます。

ですから、夫婦型・家族型のがん保険に加入する場合も、税金を安くすることができますが、夫婦型・家族型のがん保険の場合、契約者1人しか生命保険料控除を受けることができなくなってしまいます。 


生命保険料控除を受けられるかどうかは実は決して侮れないことで生命保険料控除を受けられないばかりに税金が徴収されることさえあります。


この差はとても大きなものがあり、税金を納める対象になってしまいますと、住民税も納めることになり、一気に税金が高くなります。


なにしろ住民税は10%もありますのでこのデメリットについてはしっかりと確認することが大切です。

夫婦型・家族型のがん保険に加入するときの注意点

夫婦型・家族型のがん保険は本人型よりも保険料が安くなるのは確かですが、場合によってはそのメリットを上回るデメリットが生じることがあります。


例えば、健康状態などに問題がある場合、なんらかの理由であとから別々の保険にわかれて加入しようとしても、加入することができないケースなども起きかねません。


そうした状況になることも想定しながら夫婦型・家族型のがん保険を選ぶことが大切です。 

がん保険には通常90日間の免責期間がある

夫婦型・家族型のがん保険で注意が必要なのは免責期間に関するものです。


免責期間とは「その期間は保険の対象期間ではない」という意味のものですが、夫婦型・家族型に限らず、がん保険は90日間の免責期間が設けられているのが一般的です。


つまり、契約後90日間はその期間は保険に入ってても、保険としての効力は発生していないことになりますのでその認識を持っておくことはとても重要です。 


免責期間の仕組みに関しては以下の図を参考にしましょう。


免責期間仕組み

免責期間仕組み


契約者が死亡すると保険料払込免除も消滅する

夫婦型・家族型のがん保険に加入する際に見落とされがちなのは契約者が夫のときに、夫が死亡したなら保険料払込免除も消滅することです。


つまり、夫が先に亡くなってしまいますと保障が終了することになりますので妻の保障だけを継続することができないことを意味します。


これについてはしつこく説明を聞くくらいの慎重さが必要です。 

参考:離婚してしまったら夫婦型のがん保険はどうなるの

近年、日本においても夫婦の3組に1組が離婚するという統計も出ています。


もし、離婚した場合、夫婦型で入っているがん保険はどのようになるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?


結論から言うと、主となる被保険者については、その保障は継続しますが、そこに付加されている被保険者(一般的には奥さま)についてはその保障から外れることなり、保険がなくなることになります。


もちろん、離婚後奥様であった方が、新しくがん保険に入りなおせばよいのですが、そこにはいくつかの問題点があります。


最も大きな問題となるのは、離婚する前に奥様であった方が「がん」にかかっていた場合です。


基本的に、がんにかかったことのある方は、がん保険に入ることはできません(保険会社によってはがんが完治してとみなされてからある一定の年数再発がなかった場合に加入できる場合もあります)。


また、最近では引受基準緩和型保険のように、がんにかかったことがあった人でも加入できる保険が発売されていますが、その分保険料が高めに設定されているなど、不利な点もあります。


そのほか、年齢と保険料の関係も問題となってくることがあり、高齢での離婚の場合、入りなおすための保険料が高くなることも考えられます。

まとめ:夫婦型・家族型のがん保険について

ここまで、「夫婦型・家族型のがん保険について」その特徴等を解説してきましたが、いかがでしたか?


この記事のポイントは、


  • 夫婦型・家族型のがん保険のメリットは、保険料の割安感と、管理のしやすさにある
  • 夫婦型・家族型のがん保険のデメリットは、見直しの難しさと、死別・離婚といった場合に保険継続ができないことにある
  • 夫婦型・家族型のがん保険に加入するときには、保険料だけでなく、夫婦や家族の将来像を考えて保険設計する必要がある

でした。

がん保険を検討する際、「夫婦で同じ形の保険に入ったほうが管理がしやすい」「夫婦型や家族型の保険は保険料が割安」といった点から、夫婦型・家族型のがん保険を選ぶケースも多いと思われます。

そのようなメリット・デメリット、注意点などを理解した上で、後悔のない保険選びにつなげたいものですね。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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