更新日:2022/01/04
女性のがん保険は掛け捨てがおすすめ!貯蓄型との違いは?
がん保険は、がんの治療など経済的な負担をカバーする保険で、女性のがんに特化した保障内容が備わっているものがあります。女性のがん保険と医療保険の女性特約にも掛け捨て型と貯蓄型がありますが、掛け捨てがおすすめな理由を解説します。
内容をまとめると
- 女性のがん保険は掛け捨て保険がお得
- 掛け捨てのがん保険にもデメリットはある
- 掛け捨てのがん保険は年齢が低いほど保険料が安い
- 貯蓄型にもメリットはある
- どんなに些細なことでもがん保険について疑問があるなら、いますぐマネーキャリアを利用するのがおすすめ!
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目次を使って気になるところから読みましょう!
- どうして女性のがん保険は掛け捨てがお得なの?
- コスト・保障・自由度の面から女性のがん保険は掛け捨てがおすすめ!
- 掛け捨てのがん保険のコスト
- 掛け捨てのがん保険の保障
- 掛け捨てのがん保険の自由度
- 掛け捨て型がん保険のメリット・デメリット
- 掛け捨て型がん保険のメリット
- 掛け捨て型がん保険のデメリット
- 掛け捨てのがん保険の保険料相場を紹介
- がん保険のタイプによって保険料が違う
- 年齢によって相場が違う
- 掛け捨てでない貯蓄型がん保険とは?
- 貯蓄型がん保険の仕組み
- 貯蓄型がん保険のメリット
- 貯蓄型がん保険のデメリット
- 男女別に見るがんの罹患者数
- 男女別に見るがんの罹患者数を紹介
- 女性特有のがんと年齢別の罹患率を紹介
- 掛け捨て型なら経済的に無理なく女性特有のがんに備えられる
- まとめ:女性はがん保険の掛け捨て型に若いうちから入るべき
目次
どうして女性のがん保険は掛け捨てがお得なの?
30代を超えて家族ができたりして自分の生活環境が変わり始めると、やはり気になるのは病気に対しての備えですよね。特に女性の方は結婚や出産そして育児に日々生活が変化していくことで、自分のことにまで手が回らなくなるのも30代ではないでしょうか。
特にがんに対して女性は30代を超えた頃から女性特有のがんの罹患率も高くなることで、病気に対しての不安もあり、がん保険への加入がとても多くなっています。
またがん保険は、がんに特化していて経済的に掛けられるということも大きな人気となっていて、30代を超えるとがん保険への検討を始める方も多いはずです。
ただがん保険を選択する際に気付くのは掛け捨て型がとても多いということです。
貯蓄型のがん保険が少ないということは、それだけ人気がないからなのか、それとも損になってしまうからなのか、実際には知らない人の方が多いでしょう。
そこでお得ながん保険を見つけるためにも、女性のがん保険について詳しく解説していきます。
コスト・保障・自由度の面から女性のがん保険は掛け捨てがおすすめ!
女性ががん保険を検討する際にはどのような選び方をしているのでしょうか。ここでは、どういったことを重視してがん保険を選択していけば良いのかを見ていきましょう。
- コスト
- 保障
- 自由度
掛け捨てのがん保険のコスト
掛け捨て型のがん保険を検討したことがある方はご存知だろうと思いますが、とにかく保険料が安く設定されています。特に20代のような年齢の若い方はとても安い保険料でがん保険に加入することができます。
毎月の保険料のシュミレーションをしてみればわかりますが、とにかく「えっ?これだけ?」と驚くほど安い保険料の商品も存在しています。
掛け捨てですから当然と言えば当然ですが、がん保険に関して言えば一般的な医療保険と比較しても変わらないくらい保険料が安く設定されています。特に年齢が低ければ低いほど保険料は安いため、女性だけでなく男性も思い立ったらすぐにでも加入することをおすすめします。
掛け捨てのがん保険の保障
がん保険の見積もりなどを経験された方はご存知だと思いますが、掛け捨て型のがん保険の保障内容は保険会社によってさまざまとなっています。
以下はがん保険の主な保障ですが、この内容や金額を選択していくことで保険料が決まります。このほかにも商品によっては細かい保障が用意されている保険もあります。
- がん診断給付金
- がん入院給付金
- がん手術給付金
- がん通院給付金
- がん先進医療給付金
- 抗がん剤治療給付金
- 退院後療養給付金
- 女性特有がん入院給付金
- 通院治療給付金
- 自由診療給付金
そしてがん保険は保障内容を選ぶとともに、保険期間を定期かそれとも終身かを選んでいきます。当然これら全ての保障を付随しようとした場合には、たとえ掛け捨てと言え保険料は高くなっていくこととなります。
掛け捨てのがん保険の自由度
また掛け捨てのがん保険は自分で自由に設計することもでき、欲しい保障を必要最低限にしたりすることもできます。
一昔前までのがん保険では入院と手術に対しての保障しかありませんでしたが、今のがん保険では下記のように、個人のニーズに合わせて必要な保障を必要なだけといったスタイルになっています。
- 入院保障よりも通院保障に特化している
- 先進医療に手厚い保障が選択できる
- 自分に合った保障を自由にカスタマイズできる
自分自身で必要な保障だけを選ぶことができれば、必要以上の保険料を支払うこともありませんから、お得にがん保険に加入することができます。
また、この保障はできるだけ手厚く保障してもらいたいと考えていたり、女性特有のがんには特に重視しておきたいと思われる方にも、自由に設計することができますので、自由度が高いと言えるでしょう。
そのうえ、先進医療や自由診療などにも実費を保障してくれる商品もありますので、もしもがんになってもこれさえあれば安心と思える保険になるのではないでしょうか。
さらに掛け捨てであれば見直しの際にはすぐに乗り換えられるということも自由度が高いと言えます。
掛け捨て型がん保険のメリット・デメリット
掛け捨て型のがん保険にはメリットがあるからおすすめするのですが、もちろんデメリットがないわけではありません。そこで、
- 掛け捨て型がん保険のメリット
- 掛け捨て型がん保険のデメリット
現在販売されているがん保険は比較的掛け捨て型が多いはずです。そのため、メリットだけでなくデメリットも知っておくことが大切です。
その上で自分には掛け捨て型のがん保険が合っているのかどうかを見極める必要があるはずです。どちらを選ぶにしても、今の自分の生活環境や長期的に見たらどちらが得かということまで考えて選択すると良いでしょう。
掛け捨て型がん保険のメリット
がん保険といえば掛け捨て型と思うほど、最近ではほとんどのがん保険が掛け捨てタイプとなっています。掛け捨て型がん保険が主流になったということは、掛け捨て型がん保険には多くのメリットがあるということがわかります。
- とにかく保険料が安い
- がんの保障に特化しているので安い保険料で大きな保障を備えることができる
- 保険の見直しをしやすい
また途中でもっと自分に合ったがん保険を見つけたときには、乗り換えをしても払込む保険料が安いためそこまで損をした気分にもならないはずです。掛け捨て型のがん保険に加入している方は、掛け捨てだからと割り切って加入している方も意外と多いのではないでしょうか。
掛け捨て型がん保険のデメリット
掛け捨て型のがん保険が主流になっているということは、掛け捨て型のがん保険にデメリットはあるのでしょうか。
- 途中で解約することとなっても解約返戻金はない
- 定期型の場合は保険期間によって満了時には見直しを考えなくてはならない
そして掛け捨て型のがん保険には定期型と終身型が存在します。終身型の場合はそのまま保険料も変わりませんから、もしも解約したとしてもそこまで損をした気分にもならないはずです。
ところが定期型のがん保険の場合、5年や10年で契約していると、更新時にはどうしても保険料が上がってしまいます。そのうえ契約当初はその度に安いがん保険を探そうと考えていても、実際にその年にはうっかり忘れていることもあるかもしれません。
そう考えると、定期型のがん保険は少し面倒だと思われる方もいらっしゃるでしょう。せっかく契約時には終身型より保険料が安いからということで定期型を選んでも、更新の度に保険料が上がるとなると、年数が経った時には掛け捨てなのに結局保険料が高くなってしまったということも考えらえます。
掛け捨てのがん保険の保険料相場を紹介
ここでは掛け捨て型のがん保険の保険料相場を見ていきましょう。掛け捨て型がん保険の大きなメリットである保険料の安さは、誰もが保険加入の際には重視しているはずです。
- タイプによって保険料が違う
- 年齢によって相場が違う
がん保険のタイプによって保険料が違う
掛け捨てのがん保険は各保険会社で多くの商品が販売されています。そして保険会社によってや商品によってさまざまな保険料が展開されています。
ここでは実際の保険料をみていくことにしましょう。全て掛け捨て型のがん保険ですが、払込期間が定期になっているタイプと終身タイプのものとではどれくらいの差があるのかもみておきましょう。以下は30歳の女性の場合の例を挙げてみました。
保険会社A | 保険会社B | |
---|---|---|
がん診断給付金 | 100万円 | 100万円 |
がん入院給付金 | 1万円 | - |
がん先進医療給付金 | - | 2,000万円まで保障 |
保険料払込期間 | 終身 | 10年 |
保険料 | 1,440円 | 1,842円 |
さらに貯蓄型のがん保険の保険料もみておきましょう。
保険会社C | 保険会社D | |
---|---|---|
女性特定がん診断給付金 | 100万円 | 100万円 |
がん無事故給付金 | 2年ごとに5万円 | - |
女性特定がん以外診断給付金 | 20万円 | - |
保険料払込期間 | 終身 | - |
がん保険料払込 | 免除 | - |
保険料 | 3,180円 | 3,150円 |
70歳時健康還付給付金 | - | 1,512,000円 |
このように、がん保険は商品によってさまざまな工夫がされていて、以前のように全く同じ保障内容というのは少なくなっています。
加入者によって必要な保障のみをという観点から各保険会社がいろいろと考えられていることがわかります。
年齢によって相場が違う
がん保険などの場合は、できるだけ早めに加入することが推奨されています。これはがんになってからでは遅いということもありますが、終身がん保険の場合は、生涯保険料が変わらないということもあり、年齢が若ければ若いほど保険料の設定も安くなっています。
なるべく早くがん保険に加入する方がお得だとわかっていても、まだまだ20代ではがん保険を意識することは少ないはずです。けれどもできるだけ早めの検討を始めることをおすすめします。
掛け捨てでない貯蓄型がん保険とは?
では掛け捨てではない貯蓄型のがん保険について、こちらも同じように、
- 仕組み
- メリット
- デメリット
まず貯蓄型にはどのような特徴があるのか、さらにはメリットやデメリットも知っておけば、がん保険を選ぶ際の材料になるはずです。
貯蓄型がん保険の仕組み
貯蓄型のがん保険は、がんの保障ができてそのうえ貯蓄もできるという保険となっています。そのため掛け捨てのがん保険より保険料も高くなります。さらに、もしも解約するとなったときには解約返戻金を受け取ることもできます。
これは毎月の保険料の中から積立がされる昨日が備わっていて、将来のための貯蓄がされているのです。そのため、もしも途中でどうしても解約しなければならなくなった時でも、積立てあった解約返戻金が戻ってきます。
こういった貯蓄型の保険の仕組みは終身保険などに多く見られていて、医療保険やがん保険の場合には貯蓄をしようとすれば毎月の金額が大きくなってしまうため、最近では少なくなっています。
ただどうしても貯金をしたいけれど自分にはできないとか、保険料を支払う感覚で貯蓄ができるのならという方はこういった仕組みを利用しても良いのではないでしょうか。
貯蓄型がん保険のメリット
- 保険で貯蓄ができる
- 解約しても保険料の一部が戻って来る
貯蓄型がん保険のデメリット
- 掛け捨て型よりも保険料が高い
- 途中で解約してしまうと保険料の一部が戻ってくるとはいえそこまで率が高くないので、一度加入してしまうと保険の見直しがしにくい
- 途中で加入中の保険会社が倒産してしまうと解約返戻金が戻ってこないことが多い
男女別に見るがんの罹患者数
ここまで見てきて掛け捨て型のがん保険と貯蓄型のがん保険の違いが、より詳しくおわかりになったのではないでしょうか。そこでここでは、男性・女性別にがんの罹患者がどのくらいいるのかをデータで見ていきましょう。
- 男女別のがん罹患者数
- 女性特有のがんと年齢別の罹患率
男女別に見るがんの罹患者数を紹介
ここではがんの罹患者数を男女別にみていきましょう。このデータは厚生労働省の2017年の全国がん登録報告書を抜粋したもので、上皮内がんを含んでいます。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
がん罹患者数 | 613,172 | 480,093 |
参照:厚生労働省「全国がん登録報告書」
総数で見るとこのように男性の罹患者数が多いことがわかります。
もちろんこれは女性特有のがんも含まれていますので、部位ごとの罹患者数をみておきましょう。ただしこちらの数は上皮内がんを含まない数となります。
部位 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
乳房 | 648 | 91,605 |
子宮 | ー | 28,183 |
子宮頸部 | ー | 11,012 |
子宮体部 | ー | 16,724 |
膀胱 | 17,294 | 9,389 |
食道 | 21,145 | 4,338 |
大腸 | 87,019 | 66,170 |
胃 | 89,331 | 40,144 |
白血病 | 8,038 | 5,782 |
肺 | 82,880 | 41,630 |
皮膚 | 12,119 | 11,604 |
参照:厚生労働省「全国がん登録報告書」
数字だけで比較すると男性の罹患者数が多いことがわかりますが、女性の場合女性特有のがんの罹患者数がとても多いということもわかるはずです。
女性特有のがんと年齢別の罹患率を紹介
女性特有のがん罹患者数が多いということがわかったので、女性特有のがんは何歳ぐらいに多く罹患しているのか、年齢別の人口10万人に対しての罹患率をみてみましょう。
乳房 | 子宮 | 子宮頸部 | 子宮体部 | |
---|---|---|---|---|
20〜24歳 | 1.7% | 1.5% | 1.0% | 0.5% |
25〜29歳 | 7.7% | 7.9% | 6.1% | 1.7% |
30〜34歳 | 27.2% | 25.1% | 18.9% | 6.2% |
35〜39歳 | 69.4% | 38.6% | 27.9% | 10.7% |
40〜44歳 | 149.9% | 47.5% | 27.2% | 20.2% |
45〜49歳 | 231.8% | 65.1% | 28.5% | 36.3% |
50〜54歳 | 222.3% | 84.3% | 24.2% | 59.9% |
このように、年齢が高くなるにつれ罹患率も高くなる傾向が見られますが、特に乳がんに関しては40代から急激に高くなっていて、40代後半がピークのようにも思われます。そして女性特有のがんは、30代になると罹患率が高くなっていることもわかるはずです。
こうして実際の罹患率を見ると、がんになったときの備えは必要だと感じられるのではないでしょうか。
掛け捨て型なら経済的に無理なく女性特有のがんに備えられる
女性特有のがんに備えるためにも、がん保険を真剣に考えなければと思われる方もいらっしゃるでしょう。ここまで述べてきたように、掛け捨て型のがん保険には魅力的な要素がたくさんあることがわかりました。
そして掛け捨て型のがん保険には、保険会社によってさまざまな保障内容が展開されています。そのためがん保険に加入の際には、自分に合った保障内容などを慎重に選んでいく必要があるでしょう。
けれどもいろいろな保険会社のHPで、がん保険の保障内容を確認しながら自分に合った保険を見つけるのも一苦労ですし、実際空き時間で見つけられるというわけでもないはずです。
そんなときは、マネーキャリアの無料保険相談を活用してみてください。マネーキャリアでは保険のプロがあなたに合ったがん保険を取扱保険会社である40社以上の中から見つけてくれます。相談時にがん保険に対する要望などを伝えておくだけで、お得な保険を探し出してくれるのです。
さらにがん保険について、わからないところや不安な要素があるならば、何でも質問に答えてくれるはずです。対面でもオンラインでも要望に応じてもらえますので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ:女性はがん保険の掛け捨て型に若いうちから入るべき
女性が加入できる掛け捨て型のがん保険について解説してきましたが、これからがん保険に加入しようと思っている方、または乗り換えを検討中の方には参考になったのではないでしょうか。
がんの罹患率からいっても30代からの女性は、がん保険は必要不可欠ということもわかったはずです。そして掛け捨てがん保険をいかに安い保険料でお得に加入するかというと、少しでも若いうちから加入しておくべきということもわかりました。
さらにいまの掛け捨て型のがん保険の保障内容は、保険会社各社でいろいろな保障が展開されていますので、自分にはどれが必要で不必要なのかを見極めていく必要があるでしょう。
マネーキャリアのような無料保険相談を賢く利用しながら、自分に合ったがん保険を見つけることが大切です。自分にがん保険だけで良いのか、それとも医療保険が必要なのかを相談をすることで、不必要な保険を選ぶ必要も無くなるはずです。
あなたもぜひこの機会にがん保険の保障内容などを確認してみてはいかがでしょうか。
がん保険の選び方が知りたい方はこちらの記事もご覧ください
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