更新日:2018/08/03
自賠責保険での休業損害の支払基準とは?計算式や給付条件について!
自賠責保険の休業損害ってどれくらいもらえるの?自賠責保険における休業損害の補償金額には支払い基準があります。この記事では、休業損害の補償金計算方法や、給付対象条件、請求時の注意点などについて解説します。ぜひ最後までご覧ください。
目次を使って気になるところから読みましょう!
自賠責保険を利用して請求できる休業損害をご紹介
- 『休業損害』によって、どのくらいの金額を、何日間補償してくれるの?
- 自賠責保険の『休業損害』の対象となる人の条件ってなに?
- 自賠責保険で『休業損害』を請求するとき注意するべきこととは?
休業損害の補償金額は原則として決まっている
補償金額は日額5,700円となっている
または、1日あたりの収入額×休業日数で計算される
ただし、症状や状況によっては補償金額が減額される場合もある
- 休業(治療)期間は40日だが、症状は30日ぐらいにはすでに改善されていたので、その後の日数分を、何割分か減額する
自賠責保険の休業損害が対象となる人
収入を得ていない主婦(主夫)や家事従事者や学生も対象となる
- 安定した給料を得ている会社員
- 短時間で働いている非正規雇用者
- 特定の組織に属していない、自営業や個人事業主など
- ある程度長期間パートタイムで働いている学生
- 家事に従事している主婦または主夫
収入を得ていない場合の計算方法
- 治療のために入院しており、全く家事ができなかった期間は何日間か?
- 症状が固定するまでの期間、何%の割合で家事が行えないような状態であったか?
- 1日目~30日目 → 5,700円 × 100%
- 30日目以降 → 5,700円 × 50%
自賠責保険で休業損害を請求するときの注意点
通勤中や勤務中のケガや病気は労災保険の対象となる
自賠責保険と労災保険の両方からの請求はできない
高すぎるバイク保険に加入していませんか?
バイクに乗っている方であれば、自賠責保険だけではなく、バイク保険(任意保険)にも加入しているのではないでしょうか。
自賠責保険だけでは賄えないたくさんの補償をしてくれるので、必ず入るべきですよね。
ただ、その保険料について見直したことはありますか?バイクを購入する時のショップで言われるがままに加入していたりしませんか?
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まとめ
- 休業損害保険の保障額は一日あたり5,700円で、それに休業日数を乗算したものが基本の計算式として用いられる
- 裁判では、過去の収入額平均である「基礎収入」が計算に用いられる場合がある
- 休業損害の対象となる人は、正規雇用、非正規雇用を問わず収入を得ている人であり、主婦やパートタイマーの学生も対象となり得る
- 自賠責保険と休業損害、両方から補償を受けることはできない