【2024年最新】自賠責保険の保険料や解約返戻金の月割り早見表を紹介

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2018年の自賠責保険料の早見表を紹介します。また自賠責保険は長期契約すると保険料の負担が軽減されます。自賠責保険を解約した場合は月割りで返戻金が計算され保険料が払い戻されますが、廃車にしただけでは返戻金を受け取れないなど、手続きに注意点が多くあります。

自賠責保険を月割りでみてみよう

自動車を所有しているならば、どなたでも必ず加入しなければいけない保険が「自賠責保険」です。これは新車や中古車であっても同様です。

納めた保険料は、自動車を廃車にして返金手続きをすればお金を返してもらえます。

余分に支払ったお金が戻ってくるなら、忘れないようにしっかりと返金手続きを行いたいものですね。


しかし、自賠責保険で支払った保険料の返金を希望する際には、注意しなければいけない点があることもご存知でしょうか。

そこで今回は、「自賠責保険の保険料および返金の月割り」について
  • 2018年度の自賠責保険が定める保険料
  • 保険料返還の月割り計算と注意点
  • 自賠責保険の保険料をお得に納めるためのコツ
以上のことを中心に解説していきます。 

この記事を読んでいただければ、自賠責の保険料・返金の月割りの条件や手続き、その注意点を知ることに役立つと思います。 

ぜひ最後までご覧ください。

2019年度の自賠責保険が定める保険料の早見表

自賠責保険の保険料は、車検の時にあわせて支払います。

車検は2年ごとに行うので、その度に車検料金と一緒に支払うことになります。


沖縄県、離島などの一部地域を除く、自家用乗用車と軽自動車の自賠責の保険料について、下の一覧表を参照してください。

早見表 37ヶ月契約 36ヶ月 35ヶ月 34ヶ月 33ヶ月 32ヶ月 
自家用乗用車 36,780円 35,950円 35,110円 34,270円 33,420円 32,580円 
軽自動車 35,610円 34,820円 34,000円 33,190円 32,380円 31,570円  

31ヶ月  30ヶ月 29ヶ月 28ヶ月 27ヶ月 26ヶ月 
自家用乗用車 31,740円 30,890円 30,050円 29,210円 28,360円 27,520円 
軽自動車 30,760円 29,940円 29,130円 28,320円 27,510円 26,690円 

25ヶ月 24ヶ月 23ヶ月 22ヶ月  21ヶ月 20ヶ月 
自家用乗用車  26,680円 25,830円 24,970円 24,110円 23,260円 22,390円 
軽自動車  25,880円 25,070円 24,240円 23,410円 
22,590円 21,760円 

19ヶ月 18ヶ月 17ヶ月 16ヶ月 15ヶ月 14ヶ月 13ヶ月 12ヶ月 
自家用乗用車  21,530円 20,680円  19,820円 18,960円 
18,100円 17,240円 16,380円 15,520円 
軽自動車   20,930円 20,100円 19,270円 18,440円 17,610円 16,790円 15,960円 15,130円 

自賠責保険の保険料は、2018年と同様に改定はない

前記した早見表は平成29~31年度の保険料を対象にしています。つまり平成29年度の保険料がそのまま据え置きとなり、平成31年度の保険料となっています。


なお、平成32年度(2020年度)の保険料は、平成31年2月に発表されることになります。

来年1月になったら確認しておきましょう。

自賠責保険料は一律としているが、毎年値上がりしていた

自賠責保険の保険料は全国一律(沖縄・離島を除く)で、毎年値上がりしていました。
しかし、この2年間は全く変わっていません。


また自家用乗用車と軽自動車の平成28年度の保険料と比較すると次の表のようになります。

自家用乗用車の場合
37ヶ月
24ヶ月12ヶ月
平成28年度40,040円
27,840円
16,350円
平成29~30年度
36,780円25,830円15,520円

軽自動車の場合

37ヶ月24ヶ月12ヶ月
平成28年度37,780円26,370円15,600円
平成29~30年度35,610円25,880円15,130円

平成29~30年度の方が平成28年度より自家用乗用車も軽自動車も共に軽減されており、表を見れば470~3,260円も安くなっています。

ただし令和元年度以降もこの傾向が続くかどうかはわかりません。

バイク保険料の場合、排気量が大きく関係する

バイクの保険料は排気量が大きく関係します。

下表を参考にしてください。

軽二輪(125cc超え250cc以下)原動機付自転車(125cc以下)
60ヶ月22,510円16,990円
48ヶ月19,140円14,690円
36ヶ月15,720円12,340円
24ヶ月12,220円9,950円

自賠責保険では保険料の返戻金は月割りで計算される

自賠責の保険料の返金額は、自動車を廃車にして返金手続き(解約)をした翌月から、保険の契約期間までの月割りで算出されます。


返金手続きの流れは次の通りです。

  1. 自動車の廃車手続きを行います。その際、一時抹消登録の場合なら登録識別情報等通知書を、永久抹消登録の場合なら登録事項証明書等を受け取ります。
  2. ご自分の加入した損害保険会社または共済へ解約の手続きをします。解約に必要な書類を収集・必要事項を記載後、加入していた損害保険会社等に書類を持参するか、郵送で提出します。
  3. 損害保険会社等から、ご自分の指定する銀行口座に返戻金が振込まれます。
ここで注意しなければいけないのは、廃車手続きをしただけでは返金手続きにならないという点です。

返金手続き(解約)に必要な書類は次の通りです。

  • 自賠責保険証明書
  • 登録識別情報等通知書、登録事項証明書等の廃車証明書類
  • 運転免許証、健康保険証、パスポート等の本人確認書類
  • 金融機関の口座番号
  • 印鑑

自賠責の保険期間が1ヶ月以上の未経過分があると返金される

自賠責保険で戻るお金は、返金手続き(解約)した月の翌月からの加入期間分を月割りで返還してくれます。

逆に言えば、1ヶ月未満の未経過分については返金が行われないことになります。


そのため、廃車にした後、速やかに自賠責保険の返金手続き(解約)をしないと、手続きをするまでの期間分のお金が無駄になるおそれもあります。

自賠責保険の月割りごとの返戻金早見表

月割り毎の返戻金の早見表は次の通りです。こちらでは、自家用乗用車と軽自動車の月割り毎の返戻金を一覧にしました。


月割り毎の返戻金早見表(平成29年4月1日以降)

自家用乗用車軽自動車
24ヶ月20,840円20,080円
18ヶ月15,580円15,010円
12ヶ月10,310円9,940円
6ヶ月5,160円4,970円
3ヶ月2,580円2,490円
1ヶ月860円830円

返戻金額は前述した契約保険料の単純な月割りではなく、自賠責保険加入時の保険料から基本料を差し引いた金額の月割り分となります。表のように月割りで残り1ヶ月になると、自家用乗用車でも軽自動車でも返戻金は900円未満となります。

自賠責保険の残り期間が少なくなるにつれ、戻ってくるお金がどんどん減っていきます。

そのため、自動車をもう運転しないと決めたら、なるべく早く自賠責保険を解約しましょう。解約が早ければ、その分月割りで戻ってくるお金も多くなります。

自賠責保険の保険料をお得に加入するためには、長期契約を検討してみて

自賠責保険の料金は、前述した「2018年度の自賠責保険が定める保険料の早見表」を見てもわかりますが、契約期間が長いほど保険料は安くなっています。

気に入っている車なので長く運転したいという場合には、自賠責保険を長期で契約しておきましょう。

保険料の負担の軽減にもつながります。

高すぎるバイク保険に加入していませんか?

バイクに乗っている方であれば、自賠責保険だけではなく、バイク保険(任意保険)にも加入しているのではないでしょうか。


自賠責保険だけでは賄えないたくさんの補償をしてくれるので、必ず入るべきですよね。


ただ、その保険料について見直したことはありますか?バイクを購入する時のショップで言われるがままに加入していたりしませんか?


実は、バイク保険は少し条件を見直すだけで年間の保険料が1万円近く安くなることがあるのです。


ただ、自分で多くの保険会社で見積もりをして比較するのは大変ですよね。


そんな時は一括比較サービスを利用してみましょう。一括比較サービスであれば、一度の入力で多くの保険会社の見積もりを取ってくれます。


しかも何度利用しても無料です。一度利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

自賠責の保険料および返金の月割りについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。 

今回の記事のポイントは
  • 自賠責保険の保険料は車検の時にあわせて支払うが、長期契約をした方が保険料負担は軽減される
  • 自賠責保険で支払った保険料は返金手続き(解約)をすると、その月の翌月からの加入期間分を月割りで返還してもらえる
  • 自動車をもう運転しないと決めて、なるべく早く自賠責保険を解約すると、その分戻ってくるお金も多くなる
でした。

自賠責保険は強制加入ではありますが、解約すればそれなりの金額が月割りで返還されます。ただし自賠責保険の保険期間が残りわずかになると、戻ってくるお金も少なくなります。

廃車にした後は速やかに解約の手続きも行いましょう。

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