更新日:2018/09/06
自賠責保険とlac基準の関係について!弁護士費用の支払い注意点
皆様はlac基準とは何かご存知ですか?実は、弁護士費用特約を利用した賠償金請求を考えている方は、lac基準について知らないと、トラブルに巻き込まれる可能性があります。この記事では、lac基準と自賠責保険との関係や弁護士費用に関する注意点について解説しています。
目次を使って気になるところから読みましょう!
自賠責保険とLAC基準の関係について!
- LAC基準とは何か、どういった状況で使われるのか
- LAC基準を使って、どのように弁護士費用は決まるのか
- 自賠責保険とLAC基準の関係とは
自動車保険の弁護士費用特約を付帯している方は知っておきたい知識!
LAC基準とは?弁護士費用は保険金でどれだけ払われる?
LAC基準は弁護士保険の保険金(弁護士費用)支払い基準
- あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
- AIG損害保険株式会社
- au損害保険株式会社
- 共栄火災海上保険株式会社
- セゾン自動車火災保険株式会社
- 全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)
- 全国自動車共済協同組合連合会
- 全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)
- ソニー損害保険株式会社
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社
- そんぽ24損害保険株式会社
- 大同火災海上保険株式会社
- Chubb損害保険株式会社(チャブ保険)
- チューリッヒ保険会社
- プリベント少額短期保険株式会社
- 三井住友海上火災保険株式会社
- 三井ダイレクト損害保険株式会社
- 楽天損害保険株式会社
LAC基準での保険金支払い額は、弁護士の介入で増額できた経済的利益で決まる
- 経済的利益が125万円以下…10万円
- 300万円以下…経済的利益の8%
- 300万円を超え3000万円以下…経済的利益の5%+9万円
- 3000万円を超え3億円以下…経済的利益の3%+69万円
- 3億円超…経済的利益の2%+369万円
- 経済的利益が300万円以下…経済的利益の16%
- 300万円を超え3000万円以下…経済的利益の10%+18万円
- 3000万円を超え3億円以下…経済的利益の6%+138万円
- 3億円超…経済的利益の4%+738万円
日弁連LACとの協定損保会社と弁護士はLAC基準を尊重することになっている
自賠責保険の請求を弁護士に頼む場合に気を付けるべきこと!
協定損保会社でないとLAC基準に準じない可能性がある
弁護士費用がLAC基準を上回った部分は自己負担
簡易な自賠責保険の請求だと手数料方式になる
高すぎるバイク保険に加入していませんか?
バイクに乗っている方であれば、自賠責保険だけではなく、バイク保険(任意保険)にも加入しているのではないでしょうか。
自賠責保険だけでは賄えないたくさんの補償をしてくれるので、必ず入るべきですよね。
ただ、その保険料について見直したことはありますか?バイクを購入する時のショップで言われるがままに加入していたりしませんか?
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まとめ
- LAC基準とは「弁護士保険における弁護士費用の保険金支払基準」である
- LAC基準による弁護士の報酬は、弁護士の介入で増えた分の金額で決まる
- 原則として自賠責保険の請求は手数料のみがかかり、着手金や報酬金は発生しない