【保存版】20歳以下の自動車保険を安くする方法を徹底解説!

20歳以下で自動車を持とうとすると、大変自動車保険が高額になりますよね。どうしたら安くなるのでしょうか。今回は、20歳以下の方が自動車保険を安くできる7つの方法を紹介しました。ぜひ自動車保険にしっかり入って、いいカーライフを楽しんでください。

20歳以下の自動車保険を安くしたい!

自動車学校へ通って無事に免許を取得、念願のマイカーデビュー!と思ったら、自動車保険の保険料を見て愕然とした…という経験をした20歳未満の方は少なくないのではないでしょうか。


20歳以下、つまり免許の取得が可能な18歳から20歳までの若い世代が自動車保険に加入する際に保険料が高くなってしまう理由としては、

  • 運転者の年齢を限定することで割引となる「21歳以上限定特約」を適用できない
  • 他の世代と比較して事故発生率が高いため、相場よりも保険料が高く設定されてしまっている
といったことが挙げられます。


若いうちから高額の保険料を払うことは大変ですし、マイカー取得費用の月々の返済なども合わさって、さらに大きな負担になってしまうかもしれません。そこでこの記事では、そんな20歳以下のドライバーの方が自動車保険の保険料を相場より少しでも安くするための方法についてご紹介していきます。

そもそも18歳~20歳は事故率が高いから自動車保険料が高い!

18歳から20歳の若い世代は年齢的に運転経験が少ないため、平均して事故発生率も高くなります。18歳から20歳は自動車保険会社側からするといい顧客とは言えず、保険料を上げざるを得ないのです。


人数の少ない10代の事故件数は少ないのですが、割合からみると事故率が高くなっています。18歳から20歳の免許を取り立ての慣れないうちはどうしても事故が起きやすいものです。


平成27年度の警視庁の統計データによると、20歳以下の運転者の100人に1人程度が事故を起こしているようです。免許取得後はどうしても運転技術が未熟ですので、事故に遭わなくても壁や塀にぶつけたり、こすったりする物損事故が多いのです。  

20歳以下が自動車保険の保険料を安くする方法7選

21歳以上であれば利用できる「年齢限定特約」が付けられず、どうしても相場よりも保険料が高くなってしまう20歳以下の方ですが、以下のような工夫や補償の見直しをすることで、より安く自動車保険に加入することができます。

  • 親の車を運転する場合には「家族限定特約」を付けるだけで補償対象に
  • 親の自動車保険の等級を引き継ぐ
  • 親名義で保険を契約して「セカンドカー割引」を受ける
  • 車両保険を付けない
  • 免責金額を設定したりドライバーを本人に限定したりして補償を控えめにする
  • 保険料がより安い軽自動車を選んだり、初めは中古車に乗る

ここに挙げた方法について、1つずつ見ていきましょう。

20歳以下の自動車保険を安くする方法①家族限定特約

自分の車ではなく親の車を運転するという場合には、親の保険の「運転者の範囲」を確認してもらう必要があります。運転者が「限定なし」であれば問題ないのですが、「本人限定」や「本人と配偶者限定」となっていると、子供が運転して事故を起こしたときに補償の対象外となってしまうためです。


その場合、運転者の範囲を「本人と配偶者、同居の親族と別居の未婚の子」まで拡大する「家族限定特約」に変更してもらいましょう。


なお、等級にもよりますが、「限定なし」から何らかの「限定あり」に変更した場合、保険料の差額が1万円を超えることも珍しくありません。親が支払う月々の保険料も安いに越したことはないですから、ぜひ「家族限定特約」を付けてもらいましょう。


また、「年間のうちこの数日間だけ限定を外したい」という場合には、保険会社へ相談することで、日割り計算で算出してもらった保険料を追加で支払って補償を受けることもできます。

20歳以下の自動車保険を安くする方法②家族から等級を引き継ぐ

新たに契約する自動車保険の等級は通常6等級から始まるため、等級が高い契約と比較して保険料が割高になってしまいます。1年間事故を起こさなければ翌年以降に1等級ずつ上がっていきますが、家族から等級を引き継ぐことで、何年も待たずともすぐに同じ等級で契約することができます。


ただし、等級を引き継ぐことができるのは「同居の家族からのみ」という点には注意が必要です。なお、亡くなってしまった家族からも同居であれば等級を引き継ぐことができます。

20歳以下の自動車保険料を安くする方法③親名義にする

同居している親の契約が11等級以上であること、などの一定の条件を満たすことによって「セカンドカー割引」を利用することができます。これが適用されると通常6等級からのスタートが7等級からになり、保険料が抑えられます。


セカンドカー割引は基本的に親名義での契約が条件となっていますが、新しく契約する保険が同居の子ども名義であれば同じように割引が適用される保険会社が多く、親名義の場合と保険料も変わりません。

20歳以下の自動車保険を安くする方法④車両保険をつけない

事故やイタズラ、飛び石などが原因で自分の車に損害が出てしまった際に利用することができる車両保険ですが、事故の内容によっては、保険を使うことによってかえって損をしてしまう場合もあります。


車両保険を使って車の修理をすると、事故の内容によって翌年の等級が1もしくは3ダウンするため、当然支払う保険料は高くなってしまいます。


1等級ダウンの場合は1年間、3等級ダウンの場合には3年間「事故アリ」の保険料が適用されるため、翌年以降の保険料割り増し分と車の修理費用を比較すると、割り増し分のほうが高くなってしまう場合もあります。


特に20歳以下の契約の場合、車両保険を付けないことで同年代の平均よりもかなり安い保険料で加入することもできる場合があります。せっかく補償をつけていても、トータルで考えると自分で修理代金を支払ったほうが安く済む、というようなこともありますので、車両保険は付けない、というのも一つの選択でしょう。

20歳以下の自動車保険を安くする方法⑤免責金額を設定しよう!

車両保険は免責金額を設定することで大幅に保険料を抑えることができます。免責金額とは、保険会社が保険金を支払う場合に、その損害額に対する補償のうち補償を受けられるほうが自己負担する金額のことをいいます。


保険会社から見ると、賠償しなければならない保証総額から、設定した金額を支払い免除するものです。つまり免責金額を高く設定すると、保険料の節約になります


しかし、保険料は安くなりますが、その分リスクも大きくなります。自損事故での自己負担額が必要になってきます。


相手のいる事故は自分一人では防ぐことはできませんが、自損事故に関しては安全運転を心がけることで防ぐことができます。


18歳から20歳の運転に慣れてきたころが一番危ないと言いますが、事故は起こさないように基本を忘れずに運転してほしいものです。免責を割り引かれる金額は、保険料に対して割引で引かれるため、保険料が高くなる18歳から20歳の方には効果的なのです。 

20歳以下の自動車保険を安くする方法⑥買う車種を工夫しよう!

自動車保険は契約する「車種」と「型式(グレード)」が保険料に大きく影響してきます。一般にスポーツカーや高級車は保険料が高く、ファミリーカーや軽自動車は安くなる傾向があります。その理由としては、平均して「事故を起こす確率が高い」、「修理代が高い」、「盗難に遭いやすい」ことがあげられます。 

18歳から20歳の若い人たちはスポーツカーなどかっこいい車を好む人が多いと思いますが、特にこだわりのない方は軽自動車や中古車を購入するといいでしょう。

20歳以下の自動車保険を安くする方法⑦運転者を限定しよう!

運転者の限定をすることで保険料は安くなります。

20歳以下で補償範囲の限定条件をつけられるのは「ドライバー限定」(本人限定)だけです。限られた人しか運転できない車になるので、容易に運転を変わってもらうことができなくなります。


車の持ち主は限定された範囲の車の管理をしっかりしなければいけません。

また、21歳を過ぎてからの契約更新の際には忘れずに「21歳以上限定特約」を付けて、保険料を安くしましょう。

コラム:保険料を安くするもう一つの方法

18から20歳の方の保険料を安くする方法を解説してきましたが、保険料を安く抑えるには何よりも様々な保険会社で見積もりを取ってその中から最も良い条件の保険に加入することで、より安く、補償も充実した保険に加入することが可能です。


ですが、保険会社は全部で30社以上もあり、その中から一つの保険を選ぶのは時間的にも難しいですし、何よりも面倒ですよね。


しかし、自動車保険の一括見積サービスを利用すれば、スマホやPCで簡単5分で自動保険見積もりができ、その中から自分に最も適した自動車保険を選ぶことができるんです! 


ちなみに利用料は無料、見積もりだけでもOK!多くの方々が利用し自分の車に合わせて、最大で5万円もお得に自動車保険を利用しています。 

まとめ

ここまで、20歳以下の方がどのようにして自動車保険の保険料を安く抑えることができるか、7つの方法を見てきました。

  1. 「家族限定特約」を付けた同居の親の車に乗る
  2. 同居の家族から等級を引き継ぐ
  3. 親名義の契約に「セカンドカー割引」を適用する
  4. 使うかわからない車両保険は付けない
  5. 自己負担する「免責金額」を設定する
  6. 軽自動車や中古車など、より保険料が安い車種を選ぶ
  7. 運転者を本人に限定する

これらを参考にしてなるべく安くて良い保険に加入できるよう、それぞれの保険会社の月々の保険料や補償内容をよく見て比較検討してみましょう。


この記事が、20歳以下の若いドライバーの皆さんの安心・安全なカーライフの一助になれば幸いです。

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