自動車保険の解約後における再契約について!~お得な制度をご紹介~

自動車保険の解約後に再契約する方法って?今まで積み上げた等級は全部無駄になるの?この記事ではそんな疑問にお答えします。また、中断証明書の等級保存機能についてや注意点についても詳しく解説していきます。自動車保険を解約後に再契約する方は必見の記事です。

自動車保険を解約後に再契約した場合について解説!

廃車や譲渡などで車を手放した時に自動車保険を解約したら、どのようにして再契約ができるのでしょうか?

その際、等級はどうなる?


はじめからだったら再契約しなくても・・・等級が変わらなかったらお得かも等々色々と気になりますよね。


そこで、今回のポイントは、

  • 解約後に再契約をする方法
  • 再契約に期限はあるのか?
  • 等級を維持するための方法で再契約

以上の3点をふまえて、自動車保険を解約後、再契約の際に等級を引き継げる方法を解説いたします。


この記事を読んでいただければ、自動車保険の解約のシーンで役立てることができます。


ぜひ最後までお読みください。


自動車保険を解約後の再契約により”等級を引き継ぐことが可能”

自動車保険の解約後に再契約をするとなると、以前の積み上げた等級からではなく、新規の6等級から始めなくてはならないというパターンが一般的です。

しかし、もったいないけど仕方ないなって思っていませんでしたか?


実は、自動車保険の再契約の時、等級が解約時の等級で始められる方法があるんです!


自動車保険を解約する前に、無事故で年々積み上げた等級、解約のために無駄にしたくないですよね。


最大で20等級ですと、約60%以上の割引率で保険料を節約できるので、最終的にはそこを目指したいですよね。


では、どうのように等級を引き継ぐことができるか、その方法をご紹介いたしましょう。

解約前に”7等級以上”の場合、中断証明書を申請しておくと等級を引き継げる

その方法とは、中断証明書を発行することです。

条件はあるものの、非常に画期的な制度です。


発行を依頼する順は大きく分けると簡単3ステップです。

  1. 車を廃車、譲渡、海外渡航等のため手放す
  2. 手放した車の自動車保険を解約する
  3. 保険会社に中断証明書を発行してもらう

このように、中断証明書を発行することで、その等級は最長10年保存できます。


この間に再加入すれば解約時の等級が引き継げるんです!


配偶者や同居の親族でも引き継ぐことができるんです!


ただし、自動車保険の解約時の等級が7等級以上という条件があります。


例えば、中断証明書を発行したのはA保険会社だったのですが、再契約する時、他のB保険会社でも契約できるのでしょうか?

中断証明書の手続なしで解約すると、積み上げた等級がなくなる 

大変残念ですが、中断証明書を発行しないで解約してしまった場合、せっかく積み上げた等級が切れてしまいます。

通常は、6等級から始まるのですが、6等級の場合「19%割引」です。


最高の20等級は何と「63%割引」なんです。


※保険会社により多少異なる場合があります。

※事故歴がある場合は割引率が変動します。


毎年毎年、事故もなく積み重ねてきた等級がリセットされてしまうのはあまりにも惜しいですよね。


このように自動車保険の解約時には、中断証明書を発行して再契約をする将来のために備えましょう

再加入する自動車保険会社と中断証明書の”発行元が異なる場合も適用される”

実は、中断証明書を発行したA保険会社からB保険会社に再契約しても等級は引き継ぐことができます

これはいろいろな事情でA保険会社で再加入できない場合にB保険会社に変えるしかない、または一括見積等でより安いB保険会社を選ぶというのもありですね。


このように、自動車保険の等級が引き継ぎができるので、B保険会社に再契約しても保険料は割り引かれるのです。


ただ、保険会社それぞれ仕様が違っていたりしますので中断証明書を利用する時は、保険会社に問い合わせてみると良いでしょう。


しかし、中断証明書を発行して再契約の場合、注意しておきたい点があります。

ただし、自動車保険の再契約で”中断証明書について”注意点

自動車保険を解約し、中断証明書を発行したのち、再契約した場合の注意点を2つクローズアップします。

その注意点とは、下記のとおりです。

  • 中断証明書には期限がある 
  • 中断証明書の発行期日は定められている 

それでは、以上の内容を解説していきます。


中断証明書には”10年の期限”があり、再契約日までの利用が必要

自動車保険の中断証明書には、利用期限があります

発行されてから最長で10年です。


再契約をする計画がある場合はもちろん、予定はなくてももしかしたら再契約する可能性はあります。


ですから、中断証明書を発行しておきましょう。


中断証明書は、10年以内に自動車保険の再契約をしないと無効になってしまい、等級は引き継ぐことができなくなってしまいますので注意が必要です。


10年と言えば、長いですが、この中断証明書を紛失しないようにしてくださいね。

中断証明書の発行は自動車保保険”解約後から13ヶ月”以内に済ませておくこと

自動車保険を解約してから中断証明書を発行する期限は13ヶ月です。

中断証明書は今後に役立つかもしれないのでぜひ発行たいものです。


そこで、期限に注意しましょう。


13ヶ月というとおよそ1年間。(一部の保険会社では5年間)


結構時間があるように見えて意外とあっという間に来てしまったりします。


うっかり忘れてしまうと中断証明書は発行できません。


忘れてしまいそうな方は、解約時に同時に発行するのがおすすめです。


中断証明書発行には以下の書類が必要です。

  • 廃車や譲渡、リース返還等の証明書 
  • 中断証明書発行依頼書 
  • 旧自動車保険証券の写し

※保険会社によって異なる場合があります。

コラム:解約後の自動車保険、どうする?

自動車保険を解約した場合、車の運転を続ける方は万が一に備えてまた新たな自動車保険に備えると思います。 


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まとめ

今回は、自動車保険の解約時、将来の自動車保険の再契約について解説いたしましたが、いかがでしたでしょうか?

今回の記事のポイントは、

  • 自動車保険の解約後に再契約する場合は、中断証明書の発行で等級が引き継げるので、保険料が節約できる
  • 中断証明書は、発行期日(13ヶ月)と使用期限がある(最長10年)
  • 中断証明書を発行しないと、再契約時は等級は引き継ぐことができない

やはり、自動車保険解約をする際は、まだ見ぬ将来を見据えて中断証明書を発行しておいた方がいいですね。


紛失と期限に気をつけて、お得なカーライフしませんか?


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