更新日:2019/12/09
26歳の誕生日には自動車保険の年齢条件を変更すべき!?その理由とは
26歳になったらまず、自動車保険の年齢条件を変更しましょう。25歳と26歳では保険料相場が大きく変わります。30歳、35歳の誕生日も自動車保険料が安くなるチャンスなので、合わせて覚えておいてください。もし保険料を過払いしていたら返金があるかも!?徹底解説です。
目次を使って気になるところから読みましょう!
26歳になったら大幅に自動車保険の保険料が安くなる!?
自動車保険の世界では26歳はひとつの節目で、成熟した大人として認められる年齢です。
では、26歳になると自動車保険の相場はどのくらいになるのでしょう?相場を調べたことはありますか?
もしなければ当サイトのシミュレーションを活用してください。
シミュレーションをしてもらった上で今回のこの記事では、26歳からの自動車保険事情について、
- 26歳の自動車保険の相場はどのくらいか?
- その相場をもっと安くする方法
以上のことを中心に説明します。
この記事を読んでいただけたら、26歳からの自動車保険事情が良く分かりますのでぜひ最後までご覧ください。
25歳以下より圧倒的に安くなる!シミュレーションをどうぞ!
シミュレーションをまずはやってみましょう!
事故歴もなく等級も順調に上がっているなら、かなり低い金額が出たんじゃないでしょうか?
25歳以下の保険料はこれよりも2万~3万円ほど高かったですよね。
しかしシミュレーションというものは、多くの人の平均的な金額を出すため、盛り込めていないデーターがあります。
シミュレーションをやってみて気付かれた方もいると思いますが、保険料の値段に直結する「車種(料率)」の情報が盛り込まれていません。
その他、割引サービスの内容も算出には使われていません。
シミュレーションでは正確な保険料を知ることはできませんので、もし正確な金額を知りたい場合は各社の見積もりを一斉にできる一括比較で結果を見てみるといいでしょう。
もっともっと安い金額が出るかも知れません。一番安い自動車保険に乗り換えるのも賢い節約術です。
26歳の自動車保険の保険料相場!いくらぐらい安くなる?
ところで、20代前半の保険料と26歳からの保険料はどのくらい違うのでしょう?
それぞれの年代で、よくある条件でシミュレーションしてみました。
年齢条件あり | 年齢条件なし | |
---|---|---|
20歳以下 | ー | 114,500円 |
21歳以上補償 | 57,500円 | 114,500円 |
26歳以上補償 | 22,100円 | 73,000円 |
30歳以上補償 | 17,700円 | 61,100円 |
年齢条件の特約をつけるのとつけないパターンを比較してみました。
20歳以下は年齢条件の適用はありません。
20代前半の保険料に比べるとかなり安くなるのがわかります。しかしポイントは、年齢条件なしと年齢条件ありの保険料の差に注目してください。
ありとなしでは50,900円も差がついてしまいます。
次に、その年齢条件について詳しく解説します。
そもそも保険料って何をもとに決まってるの?
自動車保険の保険料は様々な要素が折り重なって決まっています。
- 契約者の年齢
- 車種(料率)
- 免責金額
- 割引ができる特約
このような条件で決まっているのですが、自分で調整できるものとできないものがあります。
契約者の年齢は動かせません。車種もお気に入りの車を変えてまで節約する人も少ないでしょう。
保険料を安くしたいなら免責金額と特約を見直してみましょう。
免責金額とは車両保険に付帯しているもので、車両修理の補償をどのくらい自己負担するかをあらかじめ決めておくものです。
初回の事故の修理代自己負担額を増やすほど保険料は下がります。
そして特約ですが、その中には年齢条件という特約があります。
26歳になる人は、現在自分の自動車保険の年齢条件がどうなっているのかをチェックしましょう。
大きな要素として「年齢条件」がある
年齢条件とは、21歳以上、26歳以上、30歳以上、保険会社によっては35歳以上になった時に適用になる特約で、その年齢以下の人の事故は補償はしませんよと約束するものです。
先ほどの表でも説明しましたが、年齢条件を全年齢補償にしている人は大きな減額になりますので、26歳になるこの機会に「26歳以上補償」をつけましょう。
現在、21歳以上補償をつけている場合も、年齢が上がったからといって自動では繰り上がりませんので、自分で「26歳になったので26歳以上補償に切り替えてください」と連絡をしないといけません。
35,000円近くの割引が適用になりますので、26歳になったら必ず保険会社に連絡しましょう。
なんでそんなに安くなる?年齢条件が存在する理由
自動車保険は割引をしないと保険料が高額で、誰も手が出せない保険となってしまいます。
しかしリスクを度外視すると、統計上の数字で自動車保険側のリスクが高まるのがわかっているので、なんとか安く提供できる方法はないかと編み出されたのが、年齢条件や運転者限定特約です。
26歳以上ともなると事故率も下がって、保険会社側はぜひとも加入継続して欲しい年代に突入します。
だから割引率をアップして継続しやすくしてくれますので、そのサービスはぜひとも受けておくべきです。
すでに26歳になっているなら今すぐに自動車保険に連絡して年齢条件を変更しましょう。
まだ26歳になってないなら、誕生日が来たその日に電話して年齢条件を速攻で切り替えておきましょう。
車に乗り始めてからずっと同じ自動車保険を利用してるなら、もっと安いところはないか、この機会に一括比較を利用して見ておくこともおすすめします。
より安い保険会社への鞍替えは、保険料節約のためによく行われていることです。
若い人は一般的に事故率が高いから
まずはこの表を見てください。
警視庁が発表している年齢層別の交通事故件数(10万人あたり)の統計です。
年齢別交通事故数 | |
---|---|
~19歳 | 1888 |
20~24歳 | 1144 |
25~29歳 | 814 |
30~34歳 | 616 |
35~39歳 | 554 |
40~44歳 | 547 |
45~49歳 | 528 |
50~54歳 | 497 |
55~59歳 | 516 |
60~64歳 | 522 |
この表を見るとよく分かると思いますが、26歳より下の年齢は事故率がとても高く、保険会社にとってはリスクそのものです。
25歳からは数字がグンと下がってきますが、35歳になるまでは、まだまだ事故率が高い年齢層でもあります。
だから年齢条件に「21歳、26歳、30歳、35歳」と区分を設けて、リスクの高い年代に備えようとしているんです。
「あなたの年齢以下のもっと危険な年代には補償しません!」ということですね。
しかしそれは、リスクを恐れる保険会社側の希望ですので、その条件を飲んでくれた人には保険料でお返しをしてくれるんです。
それが年齢条件という特約です。
他にも自動車保険が安くなるタイミングはないの?
26歳になって26歳以上補償をつけると後はもう割引はないの?と思う方もいるかもしれませんね。
実は、年齢条件の説明でもご説明した通り、次は30歳、そして保険会社によっては35歳の年齢条件を設けているところがあり、そこでさらに割引を受けられます。
その他にも自動車保険を割引できる要素がありますのでお話します。
30歳、35歳になるタイミングに注意!
自動車保険業界は2019年に改定を行い30歳以上の区分を撤廃しました。30歳をすぎると事故率は一律になると判断したんですね。
ですので、「21歳、26歳、30歳、35歳」と区分されていた今までの年齢条件は変わっていく傾向にあります。
現在はまだ移行期で、30歳、35歳の年齢条件を継続している保険会社もありますが、30歳、35歳の年齢条件をなくした保険会社もあります。
30歳は残して、35歳を廃止した保険会社もあって、各社の対応はバラバラです。
もしかしたら、あなたが30歳になる頃には年齢条件はなくなっているかも知れないことは頭の隅に置いておいてください。
30歳以上補償が残っているなら、平均4,000円ほどですが割引は受けられます。
年齢条件がなくなっても大丈夫!
もし30歳以上補償が撤廃されても、まだ「等級」があります。年齢条件をなくした分を等級の割引率アップで補填する可能性は大です。
しかし、30歳をすぎると等級以外の割引が効くサービスは少なくなります。保険料は等級に応じた一定の金額になり面白みがなくなってきます。
そこで、今26歳の時からもっとお得に自動車保険を継続するために、一括比較で30歳、35歳と仮定した見積もりを取って、一番安いところに乗り換えておくのです。
これなら、将来的にも保険料は安くてなんとなく安心しませんか?
ぜひ一括比較を利用して、最安の自動車保険に乗り換えましょう。それが一番の節約方法です。
まとめ:26歳の自動車保険の保険料について
26歳からの自動車保険について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事のポイントは、
- 26歳から保険が安くなるのは事故率が低くなるから
- 26歳の自動車保険の相場は約2万円前後
- しかし年齢条件を付けないと7万円台まで上がる
- 26歳からは年齢条件が保険料節約の大きなポイント
- 年齢条件は必ずつける!
でした。
自動車保険会社は勝手に年齢条件を切り替えませんので、26歳の誕生日に自分で連絡して条件の更新をしておきましょう。
そして一度、一括比較を試してみてください。割引率は各社で違いますので、もっと安い保険会社が見つかるかも知れません。
ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。