25歳以下だと自動車保険の保険料はどうなる?保険料を抑える方法は?

自動車保険の保険料は25歳以下だと、全年齢の保険料平均よりかなり高めになってしまいますよね。保険料を抑えるためにどんなことができるか知っていますか?この記事では25歳以下の自動車保険の保険料がどのくらいなのか、保険料を抑える方法は何なのかについて解説します。

まずは保険料のシミュレーションをどうぞ!

25歳以下の自動車保険の保険料を知るには、まずシミュレーションを試してみましょう。


おそらく、かなり高い金額が出るかと思いますが、できればもう少し抑えたいと思いますよね。


そこで今回のこの記事では、25歳以下の自動車保険の保険料について、

  • どうして25歳以下の自動車保険は高いのか?
  • どうすれば25歳以下の自動車保険を安くできるか?

以上のことを中心に説明します。


まずはシミュレーションを試してみてください。


そしてこの記事を引き続き読んでいただけたら、25歳以下の自動車保険料を安く抑える方法が良く分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。

シミュレーションをして、自分の保険料との違いはどうでしたか?


これより高いお金を払っている方も少なく払っている方もいるのではないでしょうか。


実は、このシミュレーションは正確なものではないので、もっと安くなるのです!


正確な比較がしたい方は以下のボタンからどうぞ!

25歳以下の自動車保険の保険料は?高めって本当?

シミュレーション結果はいかがでしたか?


かなり高い金額が出たはずですが、これが25歳以下の自動車保険の相場です。


しかし、この金額は決定ではありません。自動車保険を決める条件は多岐にわたり、シミュレーションではすべてを盛り込めていません。


そこで、ここからは自動車保険の保険料減額のポイントを解説します。よく読んで、払いすぎることがないようにしましょう。

25歳以下の自動車保険は一番ではないがかなり高い

まず、自動車保険の保険料を決める条件ですが、

  • 車種
  • 料率クラス
  • 年齢
  • 使用目的
  • 等級
  • 新車、ゴールド免許、運転者限定などの割引
  • 免責金額の額

このような細かい条件で決まります。


同じ車でも各個人の条件により保険料は変わってきます。シミュレーションではこういった条件を細かく拾えませんので、大まかな平均的金額しか出せないようになっています。


しかし年齢だけは年代によりおおよその相場が決まっています


10代の運転者が保険料が一番高く、次いで26歳になるまでの20代も保険料が高く、中年層が一番安く、高齢者になるとまた少し高くなるという相場となります。


25歳以下はどうしても自動車保険料が高い年齢区分になるのですが、操作できる条件でなんとか少しでも安く抑えることはできます。

25歳以下だとなぜ自動車保険の保険料が高いのか

ところで、どうして若いほど自動車保険は高いのでしょうか?その理由は「若者の事故率が高いから」です。


ふわっとした世間の印象で決まるのではありません。統計により出ている数字でそのように定義されています。


これ年齢層別の交通事故数をは人口10万人あたりの数字に換算したものです。

事故を起こした人数
20~24歳1516人
25~29歳1101人
40~44歳634人
65~69歳499人
70歳以上405人

最近は高齢者の事故がピックアップされて、高齢者が起こす事故のほうが多い印象を受けます。しかし統計では常に若者のほうが事故率は高く推移しています。


個人個人を見るとそうとは限りませんが、傾向としては精神的にまだ未熟で判断力が幼く、興奮しやすいという特徴を持っています。この性質は車の運転においてはリスク以外の何物でもありません。


自動車保険は、事故を起こしやすい条件を持っている人を「リスク」と捉え、保険料を高額にする保険です。


とは言っても、こればかりは年齢を重ねるしかない条件なので、年齢である程度決まる自動車保険の相場は動かせません。


その他の動かせる条件を操作して自動車保険料を安く抑えていきましょう。

25歳以下の自動車保険の保険料の相場は?

シミュレーションで大まかな相場はわかったと思いますが、ある保険会社で等級や免許の種類、走行距離を考慮したシミュレーションでは、25歳以下の自動車保険料は以下のようになります。


25歳以下、6等級、ゴールド免許、7000㎞以下(使用目的:通勤)

トヨタヴィッツホンダフィット
車両保険なし60,160円66,120円
車両保険あり124,650円131,260円

次に、25歳であれば、18歳で免許を取得して保険を使うことなく来て12等級あたりに達している人もいますので、12等級でもシミュレーションしてみました。


25歳以下、12等級、ゴールド免許、7000㎞以下(使用目的:通勤)

トヨタヴィッツホンダフィット
車両保険なし29,880円32,970円
車両保険あり63,420円66,850円

このシミュレーションで条件が違うのは「等級」だけです。


等級とは、運転者が事故を起こし自動車保険を使用した経歴を1~20の数字で表し、自動車保険各社共通で把握できるものです。


自動車保険に初めて加入した時は等級6が一律で与えられ、その後1年保険を使わなければひとつ等級が上がります。


事故を起こし保険を利用すると3等級ダウンして、次年からの3年間は「事故あり」扱いになり、自動車保険は高くなります。


このように、等級ひとつでもこれだけ保険料が変わってきます。


そして車種でも金額が変わっているのにお気づきでしょうか。


ホンダフィットはヴィッツよりも人気があり大勢の人が乗っている車です。売れている車ほど事故率が高く、料率クラスというものが変わり保険料に影響します。


料率に関しては後ほど詳しく説明します。

25歳以下の自動車保険の保険料を抑えるおすすめの方法

25歳以下の自動車保険の保険料を抑えるポイントは、

  • 運転者限定特約をつける
  • 免責金額を設定する
  • 親から等級の引継ぎをする
  • 料率を考える

となります。ひとつずつ詳しく解説します。

運転者限定特約をつけよう

運転者限定特約とは、運転する人を限定して保険が適用する範囲を狭めるものです。


もちろん、誰が乗っていても補償される設定はできますが、運転者を限定することで保険会社のリスクが低下しますので、その分保険料を安く抑えることができます。


運転者限定は以下の4つに設定することが可能です。

  • 運転者を限定しない
  • 運転者を家族に限定(配偶者、同居している親族、未婚の子供)
  • 運転者を夫婦二人に限定する
  • 運転者を本人に限定する

運転する人が減るほど保険料は安くなります。


運転者限定特約はいつでも見直しが可能ですので、状況に応じて運転者は限っていくほうが保険料はお得です。

車両保険に免責金額を設定しよう

免責金額とは「自己負担額」のことです。


例えば事故を起こして車両の修理に20万円かかったとして、免責金額を10万円に設定している場合、自己負担で10万円、自動車保険で10万円を補償してもらうという設定にするものです。


保険会社からすると補償金額が減るので大歓迎です。その分保険料を減額してくれます。


免責金額を表す時には多くの保険会社は

  • 10-10万円
  • 5-10万円
  • 0-10万円

このように表すことが多いでしょう。


これは1回目の事故の免責金額ー2回目以降の免責金額という意味で、初めての事故を自己負担するかしないか、額はいくらかで保険料が変わってきます。


免責金額を設定しなければ保険料は高くなり、1回目の事故の免責金額が多いほど保険料は安くなります。


事故を起こさない!と固く決意をして、免責金額の1回目は高く設定しておきましょう。

家族から等級の引継ぎをしよう

等級で保険料はかなり変わるとお話しましたが、親の等級を引き継いで25歳以下の高い保険料を大きく減額する方法があります。


等級の引き継ぎは親子が同居中に限りますが、25歳以下でしたらまだ同居している人も多いでしょう。ぜひ親に頼んで等級を譲ってもらいましょう。


親は長年車に乗っていて事故率も低い中高年に達していますので、20等級に達している人が多くなります。その等級を子に譲り、親は子の車のセカンドカー扱いで7等級から加入し直す形になります。


等級を入れ替えない場合と、入れ替えた場合の保険料の違いは以下の通りです。親は30歳以上補償、子は21歳以上補償を設定していると仮定します。

等級を入れ替えない場合保険料(年間)
親 20等級42,640円
子 7等級(セカンドカー登録)153,500円
合計196,140円
等級を入れ替えた場合保険料(年間)
子20等級56,510円
親 7等級(セカンドカー登録)67,310円
合計123,820円

なんと年間72,320円もお得になります。この制度は利用したほうが賢明でしょう。

車両料率が低い車を選ぼう

車両料率クラスとは、

  • 対人
  • 対物
  • 傷害(人身に与えた傷害)
  • 車両

この4つに1~9までの数字で危険度を当てはめ、数字が高いほどその車は事故率が高いことを示すものです。


損害保険料率算出機構というところが算出しているもので、保険会社からのデーター提供を受けて毎年数値を更新しています。この数値により保険会社は保険料を算定しています。


最近はプリウスの事故をよく聞きます。プリウスはスポーツカーではありませんので料率は落ち着いた数字だったはずですが、今はスポーツカーのマークXより料率が高くなっています


このように事故率によって保険料が逆転することもありますので、車を選ぶ時には車種の料率にも気を配りましょう


ちなみに、コンパクトカーとスポーツカーの料率の返金は以下のようになっています。

コンパクトカースポーツカー
対人36
対物35
傷害44
車両35

※これは一例で、車種によって少しずつ変わってきます。


現在のところ、軽自動車には料率は存在しません。しかし、2020年1月には軽自動車にも料率が導入される見込みです。

25歳以下のゴールド免許割引はどのようになっている?

25歳ともなれば免許の更新も経験してゴールド免許になっている方も多いでしょう。ゴールド免許は保険料の割引対象になりますので、割引制度を適用させましょう。


25歳以下であれば「21歳以上補償」という、年齢別に区分した運転者年齢条件を設定できます。運転者年齢条件とは、運転する人の年齢を限定して保険料の割引を適用するものです。


21歳以上保証をつけてゴールド免許である場合、保険料は約7%の割引を受けられます。

少々割引率が低い会社も存在する

自動車保険各社は様々な割引サービスを用意して顧客獲得を狙っていますが、
割引率は保険会社各社で変わりますのでよく確認して、少しでも安いところに加入するようにしましょう。


25歳以下は保険料が高く、少しでも安い保険会社を見つけて加入することも保険料節約の大きな材料です。


シミュレーションである程度の金額はわかったものの、正確な数字が出ないことには判断することができません。


そこでおすすめなのが一括比較です。自分の条件を細かく記入して、一括で保険料を比較するシステムがありますので、ぜひ利用して少しでも安いところを見つけましょう。

まとめ:25歳以下でも自動車保険にお得に加入しよう!

25歳以下の自動車保険の節約法について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは、

  • 25歳以下の自動車保険料は若さのせいで高くなる!
  • 安く抑えるポイントは運転者限定、免責金額、等級の引き継ぎ、料率を考える
  • 各社が用意している割引サービスを大いに活用する
  • 一番安い保険会社を探すには一括比較を利用する!

でした。


26歳になると自動車保険はぐんと安くなります。それまでの我慢ですが少しでも安くしてしのぎましょう。


そのためにも一括比較でシビアに見比べることが賢明です。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。

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