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車両保険が1等級に?デメリットとリセット・再加入方法について

車両保険の割引制度として「等級」があります。契約期間内に車両保険の使用が続くと、最終的に1等級まで下がることもあります。1等級になってしまった場合、保険料の割増しや引受拒否、新規契約ができないなど様々なデメリットが発生します。

車両保険の1等級に関する情報まとめ

車両保険が1等級になってしまった場合、保険料の割増しや引受拒否、新規契約ができないなどのデメリットが発生します。


しかしながら、例え1等級になってしまったとしても車両保険に加入する方法は存在します。


そもそも1等級になってしまう人の特徴は?1等級のデメリットや1等級でも車両保険に加入・更新する方法についてご紹介していきます。

1等級になってしまう人の特徴

1等級になってしまう人の特徴として
  • 等級が低い状態での保険の使用
  • 1年間に2回以上の保険の使用

があげられます。


等級が低い状態は若年層のドライバーに多く、純新規契約の場合6等級or7等級スタートになりますので、1回の保険使用で3等級ダウンの影響は大きいものになります。


また、1年間に2回以上の保険使用がある人も、計6等級以上のダウンとなりますので影響は大きくなります。

車両保険が1等級になってしまうデメリット

車両保険が1等級になってしまうデメリットとして
  • 保険料が割高になる
  • 次年度の更新ができないことがある
  • 新規契約ができないことがある

が挙げられます。

自動車保険料が割高になる

等級が1等級になってしまうと、保険料が大幅に割増しされます。


現在の保険料の64%が割増しされますので、高額な保険料になってしまいます。


修理費用と保険料の値上がり分を計算し、むやみやたらと保険を使用することは控えた方が良いかもしれません。



車両保険の引受拒否になって次年度の更新ができないことがある

1等級の人は保険会社からしてみると「事故を起こすリスクが高い」と判断されてしまいます。


保険会社は事故を起こした人への保険金の支払いを生業としていますので、保険金の支払いが生じれば、それは損失へと繋がります。


事故を起こすリスクが高い人とはなるべく契約をしたくありません。


ですので、1等級になることによって引受拒否による更新ができなくなることがあります。

車両保険の新規契約ができないことがある

1等級の人が引受拒否によって更新ができなくなることがあるのと同様に、新規契約も契約できないことがあります。

理由は同じく「事故を起こすリスクが高い人」と判断されているからです。


現契約のある保険会社から更新を拒否されてしまったために、別の保険会社で新規に契約しようとしても、車両保険の等級情報は損害保険協会情報が管理されているため、各保険会社が加入者の情報を共有できるようになっています。

車両保険の1等級から車両保険に加入する方法

車両保険が1等級になってしまった場合でも、以下の様な車両保険に加入する方法があります。
  • 13ヶ月無保険状態で待ちリセットする
  • 名義変更で新たに車両保険に加入する
  • 一括払いの年払いで車両保険に申し込む
  • 条件付きで車両保険に加入する

13ヶ月無保険状態で待ちリセットする

1等級になってしまい、次年度の更新ができず契約が満期を迎えてしまった場合、13ヶ月無保険状態で待ち、14ヶ月以降に新たに新規契約をする方法があります。


車両保険は前契約の満期日から13ヶ月が経過するまでに次の契約をしなければ1等級の等級は引き継がれないというルールになっています。


この方法だと、新規契約は6等級となり1等級はリセットされます。


ただし、この方法だと無保険で運転することになるので、期間中、万が一事故を起こしてしまった場合、保険会社からの保障はありません。


出来る限り運転することは避け、どうしても運転しなければならない場合は、1日保険を契約したり、保険が掛けられているレンタカーを借りる、家族の自動車を使うなどでカバーしましょう。

名義変更で新たに車両保険に加入する

車両を増車することで、新しいクルマを6等級で加入することができます。


例えばご夫婦で運転をする場合、仮に奥様が1等級の場合には、旦那様の名義で車の保険を新規で契約し、等級は6等級からという事になります。


奥様が1等級でも旦那様の車に家族限定などの条件をつけることにより、奥様も旦那様の車を運転できるようになり、その場合6等級の保険料で済むという事になります。


しかし、代替えではなくあくまで増車である必要があり、13ヶ月は増車の状態を維持する必要があります。


もし、1等級の代替車とみなされた場合は、等級を引き継いだことになりますので1等級に訂正されます。

一括払いの年払いで車両保険に申し込む

車両保険の支払い方法には「年払い」と「月払い」がありますが、年払いの方が月払いよりも保険料を安くできます。月払いには5%の手数料が掛かっているためです。


1等級の人は事故を起こすリスクが高いとみられてしまいますが、月払いで払うよりも年払いで一括支払いができることで信頼できるとみなされることもあります。


保険会社によっては引受可能な場合もあるようです。


ただし、1等級は保険料の64%が割増しされますので、無理のない金額で契約をしましょう。

条件付きで車両保険に加入する

1等級になってしまった場合、保険契約を引き受けてくれるのは基本的には現契約のある保険会社しか引き受けてくれません。

どうしても運転しなければいけない人は保障の限定をして現契約のある保険会社に相談してみましょう。


ただし条件付きで加入したとしても受けられる保障が手薄であったりすることも大いに考えられます。1等級であることで支払う保険料もとても高くなりますので十分に注意をしましょう。

注意:車両保険の1等級は隠しても無駄である

前述したように車両保険の等級情報は損害保険協会情報が管理されています。

そのため、各保険会社が加入者の情報を共有できるようになっています。


保険契約時に虚偽の申告をした場合、後で保険会社にばれて結果的に等級訂正になります。

参考:1等級ダウン事故とは

車両保険を使った場合、原則として「3等級ダウン」しますが、事故の内容によっては「1等級ダウン」で済む場合もあります。

1等級ダウン事故

  • 契約車両の盗難被害
  • 台風や洪水などの天災
  • 落書きなどのいたずら
  • 窓ガラスの破損 など

契約者に落ち度はないが、車両保険を使い保険金が支払われた場合には、更新時に1等級ダウンとなります。


等級ダウン事故を起こした人には、保険料が割高になる等級表が適用され、等級の事を「事故有等級」などと言い、適用される期間を「事故有り係数期間」と言います。


例)11~14等級の等級表

等級11等級
12等級13等級14等級
無事故等級47%48%49%50%
事故有等級25%27%29%31%

仮に、現在13等級で1等級ダウン事故の場合、更新時には12等級へ下がりますが、同じ12等級でも無事故等級と事故有等級では約20%も割引率に差があります。

まとめ

車両保険が1等級になってしまうことは、車を所持していく上で大きなデメリットとなってしまいます。保険料が割高になるだけならまだしも、契約そのものを引き受けてもらえない可能性もあります。


事故をおこした場合、必ず車両保険を使用しなければいけない決まりはありません。1等級になる前に、修理費用と保険料の値上がり分を計算し、車両保険を使用するのかしないのかの判断が必要になります。

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