更新日:2019/04/28
高い自動車保険料を安くする方法!見直しやおすすめ割引制度とは?
自動車保険料の負担は大きいので、安くする方法を考えたいですよね。自賠責保険料や自動車保険の維持費を含めると出費は意外と大きくなりますよね。今回ここでは、自動車保険を安くする方法をいくつかご紹介します。補償内容や割引制度もあるので、ぜひ参考になさってください。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 自動車保険料を安くする方法とは?見直すべき点についても解説!
- 自動車保険料を安くするなら補償内容に注目
- 人身傷害保険を自分への補償のみにする
- 自動車の運転者の範囲を限定する
- 補償限度額についても見直しておこう
- 自動車保険に付帯している無駄な特約を外す
- 18歳〜20歳の自動車保険を安くする方法
- 自動車保険の保険会社の見直し・変更を検討しよう
- 自動車保険を安くする方法として割引制度も活用しよう
- 自動車保険を毎年乗り換えて新規割引を利用する
- インターネットで申し込む「ネット割引」
- 契約始期日前のタイミングで申し込む「早期契約割引」
- 友人や知り合いに紹介をする「紹介割引」
- 免許証の色で安くなる「ゴールド免許割引」
- 家族から車を譲り受けるなら等級の引き継ぎ
- まとめ:高い自動車保険を安くする方法を活用しよう
目次
自動車保険料を安くする方法とは?見直すべき点についても解説!
自家用車を持っている人であれば、毎年憂鬱になるのが自動車保険の更新の時期ではないでしょうか?
とはいえ、任意の自動車保険に加入しないというのは、事故等が起こったときに、非常に大きな問題になることも事実です。
そんな自動車保険が、少しの工夫や知識を得ることによって、より安くする方法があるとしたらいかがでしょうか?
そこで、この記事では
- 自動車保険を安くするためには、どんなところに注目すればよいの?
- 自動車保険の保険会社の見直しで保険料が安くなるって本当?
- 保険料の割引制度にはどんなものがあるの?
自動車保険料を安くするなら補償内容に注目
自動車を日常的に運転する場合、任意の自動車保険に加入しておくことは、いざという時を考えると非常に重要なことといえます。
しかし、毎年更新の時期が来るたびに、その保険料の支払いを考え、憂鬱になるという方も多いものです。
そんな自動車保険ですが、保障内容に注目し工夫することにより、安心感はそのままに保険料を安くすることも可能になります。
ここからは、自動車保険の保険料を安くするための工夫の一つである、「補償内容」に注目し、保険料を安くする方法について解説していきます。
人身傷害保険を自分への補償のみにする
自動車の運転者の範囲を限定する
次に注目したいのが、「運転者の範囲」です。
同じ車を複数の家族が共有する場合は、運転者の範囲は広い方がよいのですが、当然のことながら保険料は高くなります。
そのため、見直しを行う時に、その車の運転状況を確認し、運転者の範囲をできるだけ限定することにより、保険料を安くすることができます。
特に、子供の独立や親が運転をしなくなり免許を返納した時などは、運転者の範囲を見直し、限定する良い機会となります。
補償限度額についても見直しておこう
自動車保険の保険料を安くする方法としては、「補償限度額」を見直すという方法もあります。
この補償限度額については、以下の3つの補償に大きく分けることができます。
- 人身に対する補償
- 対物に対する補償
- 車両(自分が運転する車両)
人身に対する補償
これは他人を死傷させてしまった時の補償であり、できる限り「無制限」であることが望ましいといえます。
対物に対する補償
これは相手の車や壁、電柱など他人の物を壊してしまった場合の補償となり、これについても「無制限」がおすすめといえます。
車両(自分が運転する車両)
この補償については補償限度額を見直す余地がある場合が多く、保険料を安くする方法の一つとなります。
そもそも車両に対する補償は、契約対象の車両が事故等によって損害を受けた時に支払われる補償であり、車両保険とも呼ばれています。
車両保険の補償金額は契約時の該当所領の時価相当額で計算されますので、自由に設定することはできません。
しかし、ある程度の幅を持って設定することは可能とされています。
例えば、200万円~250万円といった具合に幅があり、その範囲内で設定することになります。
つまり、この幅の中で最も安い設定にすることが、保険料を安くする方法の一つとなるというわけです。
自動車保険に付帯している無駄な特約を外す
加入している自動車保険の商品にもよりますが、場合によってはその自動車保険の補償内容の中に不要な特約が付いている場合もないわけではありません。
たとえば、ファミリーバイク特約や自転車障害特約などがその一例で、自分や家族にバイクや自転車を運転する人がいない場合には、特約のみを解約することで保険料を安くする方法の一つとなります。
また、車内携行品保障特約といって、車内にある貴重品に対しての補償をする特約も、車内に貴重品を置かなくすることによって解約することができる特約の一つといえます。
18歳〜20歳の自動車保険を安くする方法
自動車保険に加入する際、18歳~20歳の新規加入が最も保険料が割高となっています。
これは、この年代の事故率がほかの年代に比べ極めて高いことが統計的に示されているためです。
つまり、保険会社としては、各年代に比べ、保険金を支払う確率が高くなるため、必然的に加入時の保険料を高く設定せざるを得ないという事情があるのです。
この18歳~20歳の自動車保険を安くするのは、他の年代に比べ簡単ではありませんがいくつか安くする方法があります。
親の自動車保険の等級を引き継ぐ方法
親がある程度長く自動車保険に加入している場合、一般的には最も高い等級になっており、保険料も最大限に割り引かれている場合があります。
その場合、この自動車保険の契約者変更をし、子供に譲ることにより、子供は親の等級を引き継ぐことができ、保険料を安くすることができます。
その際、親が車を引き続き運転する場合は、親自身が新たに自動車保険に入りなおす必要があります。
親の保険に入れてもらうという方法
親が持つ自動車保険の運転者の年齢範囲を拡大することで、その保険に入るということです。
現在親が持っている自動車保険の補償範囲が広くなることで、その保険自体は多少保険料が高くなりますが、新たに自動車保険に入るよりは安くて済むということになります。
自動車保険の保険会社の見直し・変更を検討しよう
自動車保険を安くする方法の一つとして、思い切って保険会社の見直し・変更を検討してみるという方法もあります。
最近では、インターネットで申し込みを行うネット型と呼ばれる自動車保険をはじめ、様々な会社から、それぞれ特徴を持った自動車保険が発売されています。
もちろん、今の自動車保険を続けなくてはいけない特殊な事情(親や親戚、友人がその会社に勤めている等)があれば仕方がないかもしれません。
しかし、そうでなければ、保険会社に連絡したり、インターネットで見積りを取ってみると、意外なほど保険料が安くなる場合があります。
ただし、保険会社の見直しや変更を行う場合、自分が必要としている補償内容や、補償額をしっかり吟味したうえで変更することが重要となります。
自動車保険を安くする方法として割引制度も活用しよう
ここまで、自動車保険の保険料を安くする方法として、いくつかの方法をご紹介してきました。
しかし、事情によっては、これまでご紹介した方法が使えなかったり、さらに割引となる方法が知りたいという方もいらっしゃるかと思います。
昨今、多くの保険会社から、さまざまな特徴を持った自動車保険が発売され、加入者数獲得に鎬を削っています。
そのような状況の中、顧客獲得や継続のために取られている方法として、さまざまな割引制度があります。
この割引制度を知り、上手に活用していくことは、自動車保険の保険料を安くする方法の一つといえます。
ここからは、そんな自動車保険を安くする方法としての「割引制度の活用」についてご紹介していきます。
自動車保険を毎年乗り換えて新規割引を利用する
現在、各自動車保険の会社からは、さまざまな特徴を持った自動車保険が発売されています。
しかし、いくら良い保険であっても保険料が高ければ加入してもらえないのも現実です。
そこで、各自動車保険会社は様々な割引制度を準備し、新規顧客獲得を図っています。
その割引制度の一つが、「新規割引」という制度になり、これは、初めて自動車保険に加入する場合はもちろんのこと、他社からの乗り換えにも対応しています。
そのため、今加入している自動車保険を安くする方法として、この新規乗り換えを上手に活用するというのも一つの方法です。
この乗り換えの場合でも、前の保険の等級はきちんと引き継がれることになっていますので安心です。
最も上手に活用する方法としては、毎年の更新時期に見積もりを取り、毎年この新規割引を活用するという方法もあります。
この時に気になるのが、毎年ごとに保険を切り替えることによるペナルティーのようなものがあるのではないかという点かと思われます。
実際には、毎年自動車保険会社を切り替えても、何の問題も、ペナルティーもありません。
そのため、手続きが面倒でなければ、毎年自動車保険を乗り換えて、その都度新規割引を活用するのも、保険料を安くする方法の一つといえます。
インターネットで申し込む「ネット割引」
自動車保険に関しては、保険会社の店頭で申し込んだり、営業マンに自宅に来てもらって申し込みをするというのが今までの一般的な方法でした。
しかし、インターネットが普及した昨今、自動車保険もインターネットで申し込めるようになっていますし、それを売りにしている保険会社もあります。
インターネットであれば、自分の好きな時間に、自分の好みに合わせて(営業マンから誘導されることなく)保険商品を選ぶことができます。
また、インターネットを通じての申し込みのもう一つのメリットが、「ネット割引」と呼ばれる保険料の割引にあります。
インターネト割引の場合、保険会社側は、人件費や書類作成における用紙代などの中間費用が省けることから、費用を安くできるという側面があるのです。
契約始期日前のタイミングで申し込む「早期契約割引」
自動車保険については、一年ごとの更新となり、その保険期間の満了日がきちんと決まっています。
つまり、その時期には最低でも自動車保険の更新を行わなくてはならないことになります。
その満了日から一か月以上前に新しい保険を契約することで、「早期契約割引」という保険料割引制度を用意している保険会社もあります。
この早期契約割引制度については、通信販売やインターネットを通じて加入できる、いわゆる「ダイレクト型」と呼ばれる自動車保険の取り扱いが主なようです。
友人や知り合いに紹介をする「紹介割引」
自動車保険を安くする方法の中には、友人や知り合いを紹介する「紹介割引」制度というものもあります。
この制度は、自分が加入している(加入した)自動車保険を友人や知人に紹介し、その友人・知人が契約になった場合に、両者の保険料が割り引かれる制度です。
もし、友人・知人との会話の中で「自動車保険の割引」についての話が出た場合、こういった制度を紹介し、お互いに納得したうえで、割引を受けるという方法もあります。
免許証の色で安くなる「ゴールド免許割引」
自動車保険の保険料は、事故を起こす確率(リスク)が低ければ低いほど保険料設定は安くなります。
その一つの指標となるのが、ブルー・ゴールドで分けられている免許証の色ということになります。
ゴールド免許とは、5年間無事故無違反であった場合に与えられる「優良運転者」としての証になります。
ですので、ゴールド免許であるということが証明できた場合(有効期間内であることが必要)保険料が割引されるということになるのです。
このゴールド免許割引については、自動車保険契約の際に原則提示(インターネット等では申告)が必要となります。
家族から車を譲り受けるなら等級の引き継ぎ
自動車保険に新しく加入する理由の一つとして、家族から車を譲り受けるというものがあります。
その場合、もしその車を運転していた人が運転をしなくなるということが理由であれば、自動車保険の等級を引き継ぐということができます。
長く運転している場合で、事故等がなく、自動車保険を使用したことがない場合、自動車保険の等級は最大となり、割引も最大となっている場合があります。
ちなみに、自動車保険に加入して、最高等級になるまでには、一般的には15年以上かかるとされています。
そういった意味からしても、最初の等級から始めるより、親等から等級を引き継ぐことは、保険料を安くする有効な方法と言えるでしょう。
1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?
皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?
もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。
- 加入してから一度も自動車保険を見直していない
- 車を購入する代理店で加入した
- 会社の団体割引で自動車保険に加入している
が1つでも当てはまる方は要注意!
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。
心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。
以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!
まとめ:高い自動車保険を安くする方法を活用しよう
ここまで、「高い自動車保険を安くする方法」をテーマに解説してきましたが、いかがでしたか?
この記事のポイントは、
- 自動車保険を安くするためには、保障内容に注目することがポイント
- 保険会社を見直すことで、保険料を安くすることができる
- 保険料の割引制度としては、「ネット割引」「早期契約割引」「紹介割引」「ゴールド免許割引」等がある
でした。
新しく自動車保険に加入する場合、その補償内容もありますが、一番気になるのはその保険料ではないでしょうか?
自動車保険の保険料については、工夫次第で意外と安くできる方法があります。
自動車保険の保険料は意外と高いものですので、少しでも安くする方法を知り、しっかりとした補償の保険に安く加入したいものですね。
ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。