更新日:2019/12/09
21歳の誕生日には自動車保険の年齢条件を変更すべき!?その理由とは
21歳になったらまずすべきこと、それは自動車保険の年齢条件変更です。20歳と21歳じゃ保険料相場はかなり変わってきます。25歳から26歳になる時にも同じことが言えますね。「これ以上こんなに高い自動車保険料は払えない!」って?そんなあなたに、朗報です。
目次を使って気になるところから読みましょう!
21歳になると自動車保険の保険料が大幅に安くなるってホント?
20歳までの自動車保険は大変だったでしょう。一生の中で一番保険料の高い時期を過ぎてやっと少し楽になりますね。
大学生や社会に出たばかりの子供にはとても払えない額ですので、親御さんが代わりに支払っていたかも知れませんね。
まだまだ若い時期なので気を許せない額ですが、ひとまずはホッと一安心です。
しかし、もっともっと安くする方法があるのをご存知ですか?
そこで今回のこの記事では、21歳の自動車保険について、
- 21歳になるとどうして自動車保険が安くなるのか?
- 次にもっと安くなる時期はいつか?
以上のことを中心に説明します。
この記事を読んでいただけたら、21歳からの自動車保険の事情が良く分かりますのでぜひ最後までご覧ください。
自動車保険の保険料シミュレーションをどうぞ!
21歳からの自動車保険がどのくらいの額になるかを知るために、まずは当サイトのシミュレーションをどうぞ!
どうですか?かなり安くなってますよね。
10代から車に乗って自動車保険をかけていた人は、21歳になるとかなり保険料が下がります。
無事故であれば、6から始まった等級も上がっているため、、21歳くらいで目に見えて大きな割引となります。
その他、自動車保険の保険料を決めている要素は以下のものがあります。
- 等級
- 車種(料率)
- 年齢
- 年齢条件などの割引制度の利用
保険料を決める要素は様々あるのですが、21歳で保険料が大きく下がる最大の理由は「年齢条件」への適用が可能になる点です。
年齢条件は自動車保険の各社で必ずある制度です。しかし割引率は各社で微妙に違います。
自動車保険各社で見積もりを取り、少しでも安いところを探して乗りかえてしまうのも節約術です。
しかし一社一社見積もりを取るのは手間もかかりますので、一括比較を利用して各社一斉に見積もりを取ってみるとすぐに一番安い自動車保険がわかりますのでおすすめです。
自動車保険の保険料が下がるキーワードは「年齢条件」
年齢条件とは「21歳以上」「26歳以上」「30歳以上」「35歳以上」を対象に設けている運転者限定特約です。
21歳以上補償をつけると、それ以下の年齢の人がその車で起こした事故は補償しないと約束したことになります。
わかりやすく言うと「自分以下の若い人には車を貸さないように」と暗に釘を差されているようなものです。
若い人ほど事故を起こしやすいので出来るだけ事故を減らし、保険金支払いのリスクを下げたいわけです。
それに加入してリスクを下げてくれた人には保険料の大幅割引を行っています。
年齢条件ごとに21歳の自動車保険料の相場を比較してみた
年齢条件をつけるとどのくらい安くなるのかをわかりやすくするため、各年齢条件の相場を比較してみました。
条件はいずれも
- 新規契約で6等級
- 年間距離3000km
- 免許の色ブルー
- 運転者限定:本人
でシミュレーションしてみました。
保険料(年間) | 前年齢との差額 | |
---|---|---|
20歳以下(年齢条件適用なし) | 114,500円 | ー |
21歳以上補償 | 57,500円 | -57,000円 |
26歳以上補償 | 34,700円 | -22,800円 |
30歳以上補償 | 33,200円 | -1,500円 |
20歳までの年齢から比べると大きく減額されてるのがわかりますね。
もし今、全年齢の年齢条件になったままでしたら、すぐに条件の変更を行いましょう。
約半額になる割引は受けないと損です。
保険料はどうしてそんなに安くなるの?その理由とは
しかし、どうしてこんなに大幅に安くなるのでしょう?
年齢が21歳になるだけで減額できるならずっと安くしたらいいのに…と思いますが、21歳から安くなる理由があります。
その理由を次にお話します。
「全年齢担保」から「21歳未満不担保」へ
年齢条件のお話は先ほどもしましたが、年齢条件は「21歳以上補償」という言い方をするところもあれば「21歳未満不担保」という言い方をするところもあります。
「21歳以上補償」とは「21歳以上の人が運転した際の事故だけ補償するよ」という意味です。
「21歳未満不担保」とは「21歳未満の人が運転した際の事故は補償しませんよ」という意味で、どちらも年齢から見て補償する方としない方で言い方が変わるだけです。
要するに「年齢条件」を表す言い方が二通りあるよ、契約の際は気をつけましょうと言うことです。
とにかく、21歳になったら必ず年齢条件は変更しておきましょう。50%近い割引を見逃す手はありません。
そして、一括比較でより割引率の高いところを探すのも節約術です。便利に使って賢く節約しましょう。
年齢が上がると自動車保険の保険料が安くなるのはどうして?
しかし、ただ年齢が上がるだけでなぜ割引がされるのか、疑問が残りますよね。
これは21歳未満よりも21歳以上のほうが事故率がグンと下がるからです。これは印象で決まるのではありません。すべて統計上の数字で決められていることです。
21歳未満はまだ心も未熟で、無謀な運転や判断をしやすく、一旦事故を起こすと有り得ないほどの大事故を起こしがちです。
ところが、21歳以上になると事故率も下がり落ち着いてきます。とは言っても、26歳以上に比べるとまだまだ事故率は高い年齢です。
あと5歳歳を取らないと、統計上はまだ事故を起こしやすい年齢層に入っています。
一番高い事故率の年齢層ではなくなったので割引はするけど、もう少し年を取らないと適正な保険料にはできないということです。
なんだか理不尽ですが、事故を起こして自動車保険を使うと等級が3ランク下がり、また保険料が高くなります。
安全運転で毎年等級を上げて割引率をアップさせていきましょう。
自動車保険の保険料が安くなる他のタイミングはないの?
ここまで説明してきて、「21歳で大きく減額になるのはわかったけどそれ以降は減額しないの?ずっと4~5万円のまま?」と思っている方も少なからずいらっしゃるかも知れません。
実はあともう1回、大きく減額するタイミングがあります。
21歳だけでなく26歳の誕生日にも年齢条件変更を!
実は、先ほど紹介した「年齢条件別の差額」の表でも触れているんですが、26歳以上補償の年齢条件特約に移行するタイミングがあります。
21歳以上補償の50%割引には負けますが、2万円近く下がりますので必ず変更するようにしましょう。
26歳以上補償がすぎると、保険会社によっては30歳以上補償という特約がありますが、ここでは上記の表の通り、1,500円ほどの減額です。
26歳以上は事故率もかなり下がり、事故を起こしにくい年代に入っていきますので保険料はほぼ一定額となります。
割引はずっと続く!
事故なし | 事故あり | |
---|---|---|
1等級 | ー | +64% |
2 | ー | +28% |
3 | ー | +12% |
4 | ー | -2% |
5 | ー | -13% |
6 | ー | -19% |
7 | -30% | -20% |
8 | -40% | -21% |
9 | -43% | -22% |
10 | -45% | -23% |
11 | -47% | -25% |
12 | -48% | -27% |
13 | -49% | -29% |
14 | -50% | -31% |
15 | -51% | -33% |
16 | -52% | -36% |
17 | -53% | -38% |
18 | -54% | -40% |
19 | -55% | -42% |
20 | -63% | -44% |
まとめ:21歳の誕生日に初めにすることは「年齢条件変更」
21歳から自動車保険が安くなる理由にについて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事のポイントは、
- 21歳以上補償を付けると保険料は約半額になる!
- 今までは全年齢補償になっているはずなので必ず切り替える!
- 次に26歳以上補償で大きく減額する時が来る
- それまでにも等級のアップで年々保険料は安くなる
- 安全運転で事故を起こさないのが最大の節約術
でした。
21歳の誕生日が過ぎたら、必ず自動車保険に連絡して年齢条件の変更を行ってください。
もっと割引率が高い自動車保険が気になるようでしたら、一括比較を利用して各社一斉に見積もりを取りましょう。
ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。