車両保険の加入率は低いのはなぜなのか?その理由を徹底説明!

車両保険は所有車両が事故などにより修理する場合におりる補償です。自動車保険の中において車両保険の加入率は高い、というイメージの方は多いでしょう。実際は車両保険の加入率は46.6%とけして高くありません。それは何故なのかを紹介していきます。

車両保険の加入率は46.6%と低い理由を解説

車両保険をつけるかどうかを考えているときに、意外と調べてみたら、車両保険の加入率が低いことに驚く方もいるのではないでしょうか。


もちろん、自動車保険の加入率自体は低くはありません。しかし、車両保険の加入率は46.6%と半数を切っています。

この記事では、車両保険の加入率がどうして低いのかについて、その理由を解説します。

早速ですが、自動車保険の任意保険である車両保険の加入率が低い理由として6つ挙げられます。

  1. 保険料が高くなる
  2. 修理費として利用しないケースがお得な時もある
  3. 免責の設定によっては利用できない場合もある
  4. エコノミータイプだと補償範囲が狭くなる
  5. 年々補償金額の上限が下がる
  6. 車対車の時、過失割合が発生しない場合は相手の補償でまかなえる

この1から6までは後程詳しく説明をしていきます。


自動車保険の中にある車両保険は、所有車両が事故などにより壊れてしまった場合に使える補償です。車両保険をつけておくことによって自分の愛車の修理ができます。

まずは車両保険のそもそのも補償内容はどのようになっているのかを見ていきましょう。

車両保険の補償内容とは?

車両保険とは、前述してきたように事故や故障により、所有車両を修理するときに使える補償となります。一見するとても頼りになる補償に思えますが、使用条件を満たさないと使うことができない補償です。

車両保険には、2つの補償内容があります。


  1. フルカバータイプ(一般型/一般タイプ)
  2. エコノミータイプ(限定型/限定タイプ)

1のフルカバータイプでは、自損事故、当て逃げ、墜落、転覆、所有車両の盗難被害、洪水、台風被害、雹災、飛び石、火災、爆発、車対車の衝突により、所有車両を直す際に車両保険を使うことができます。


2のエコノミータイプでは、自損事故、当て逃げ、墜落、転覆だけは保証対象外となります。それ以外は一般型と同じく補償がおります。


また、注意が必要なのは、車両保険は地震、噴火、津波による天災は一般タイプでもエコノミータイプでも保証対象外となります。ですが、定額50万までを支払うことができる「地震・噴火・津波全損時定額払」という特約もあります。


車両保険の一般型とエコノミー型の補償内容の比較
一般型エコノミー型
ほかの自動車と接触
当て逃げ×
盗難×
火災・爆発×
台風・洪水
竜巻・高潮
×
落書き・イタズラ
飛来物・落下物
電柱などに衝突×
転覆・転落×
自転車と接触×

車両保険の加入率が低い6つの理由

ではどうして車両保険の加入率が低いのか、先にも述べてきた6つの理由を詳しく解説していきます。


理由1:保険料が高い

車両保険の加入率が低い最大の理由は保険料が高いから、と言えます。実際に自動車保険の見積もりを出すときは、車両保険をつけるつけないでは、保険会社によっては倍違ってきます。

車両保険はそもそも、所有車両が事故や故障により修理する際に使える補償です。実際に、板金や修理で車を直すとなると、かなり高額な金額になります。特に最近の車はパール系の色を使った車が増えています。板金するにしろ、塗装を塗り直すにしろパール系の板金は特別塗装色になるので直す時もお金がかかります。


そういった理由もあることから、車両保険を付けると月々の支払いは増えてしまいます。特に若い方は月々の保険料が高額になります。例えば、代理店型保険で、18歳でグリーン免許の方は年間で約40万するところもあります。ですので、車両保険をつけることによって金額が高くなることから車両保険への加入率は低いのです。

理由2:修理費として利用しないほうがお得なケースがある

所有車両の事故修理や板金などをした場合、保険で直すか、現金で直すかの2通りに別れます。修理費として利用しないほうがお得なケースは後者の現金で支払う方法です。

例えば、フロントバンパーの凹みに3万円かかるとします。3万円という金額であれば現金で払うようにしてください。何故かと言うと、車両保険を使って直すと次年度の更新の際に等級が3等級下がってしまからです。


等級は1年に1等級しか上がっていかないのに、車両保険を使うと1年で3等級落ちてしまうのです。これはとても勿体ないです。月々の保険料の支払いもかなり増えてしまいます。


ですので修理費用を現金で支払える人は、車両保険に加入する必要性が低いため加入率はあまり見込めないということになります。

理由3:免責金額の設定によっては、利用できない可能性もある

車両保険には免責金額という言葉があります。免責金額は、車両保険を使って所有車両を修理する際に自己負担金を出します、というものです。

例えば、免責金額を5万とします。その場合、修理費用が4万だったら自己負担金よりも低い額になるので車両保険は使う事ができません。あくまで車両保険は自己負担金よりも多くなった時に使える補償となります。


もちろん、免責金額の設定は幅広くあり、免責金額指定なしもあれば5万、10万、20万と設定ができます。各保険会社によって設定できる金額は異なる場合がありますので、免責の金額は加入している自動車保険担当の方と相談しましょう。


理由4:保険料が一般タイプより安いエコノミータイプだと補償範囲が狭い

車両保険は2つのタイプに分類されると述べてきました。車両保険はエコノミータイプだと補償範囲が狭まります。その分、金額は安くなりますが、自損事故を起こしやすい人にとってこのエコノミータイプはあまり需要がありません。そのため、両保険の加入率が低いといえます。逆に一般タイプにしても、保険料が上がってしまいますので、車両保険の加入率は伸びていない状況です。

理由5:年々補償金額の上限が下がる

車両保険の加入率が低い理由の最も大きい要因の1つは、年々補償金額の上限が下がってしまう事です。車両保険の補償額は新車で購入した時が一番高く設定されていますが、年を経るごとに補償金額は下がっていきます。

そうなると、1年目で100万だった車両保険の補償金額が5年目で30万、修理するより新しく購入したほうがお得となります。最初のうちは車両保険に加入していても、年数が経ってくると車両保険を外す人の割合が多くなるのです。

理由6:車対車の事故のときに過失割合がないなら、相手の保険から補償してもらえる

ひとえに車の事故といっても、様々なケースがあります。中でも自分の過失がない事故の場合は相手の保険を使って自分の車を直すことができます。一番多いのは、赤信号で止まっていた時に後ろから突然追突されてしまう、そういった事故の時は自分の車両保険を使う必要がないからです。

車両保険が必要な車と不要な車とは?

車両保険はつけておくと安心な補償ではありますが、全部の車に付帯すべきかと言うとそうではありません。

車両保険をつけておくべき車

  • 新車
  • 外国車
  • 高級車
  • 輸入車

車両保険をつけなくても良い車

  • 中古車


このように車によって車両保険をつけるべき車、つけなくて良い車があります。それは次項で詳しく述べていきます。

新車や輸入車、高級車には車両保険をつけたほうが良い

ここで車両保険をつけるべき3つの理由を紹介します。


  • そもそも車両価値が高いので直すときも高くなる
  • 外国車や輸入車は交換部品が高い
  • 高級車は車両価値がかなりの高額となるので直すときは自腹では無理



新車や輸入車、高級車、外国車のように車両そのものの金額高い車は必ず車両保険をつけて下さい。特に外国車や輸入車は事故に遭った時に修理する部品が高くついてしまいます。日本で作られた車であれば日本での部品が使えますが、ボルボやプジョーなどの外国車は部品が取り寄せとなるからです。

新車も少なくても最初の3年だけでも車両保険はつけて下さい。また、高級車の場合もそうです。ランボルギーニなど高級車は車両価値が物凄く高いです。そのため年間の保険料は100万超えもあります。


ただし、注意をしてほしいのはランボルギーニやカイエンなどの高級車は自動車保険会社によっては受け入れてくれない場合もあります。


中古車には車両保険は不要

中古車でも、特に年式が古い車は車両保険をつける必要はありません。というのも、中古車といっても中には新古車も含まれます。新古車や年式が2年前の車の場合は車両保険をつけましょう。

年式が古い車は、車両価値もかなり低くなるため、車によっては補償金額が10万ということもあります。10万をかけてその車を直すよりも新しく購入してしまった方がお得となります。

参考:他の任意保険の加入率

では車両保険だけでなく他の保険の加入率はどうなのかを見ていきましょう。車両保険の他には、対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者傷害保険、人身傷害保険があります。


対人賠償保険

全国で約74%の加入率となっています。補償内容は、対人に対する保険になりますので、相手をひいてしまった時や相手に怪我を負わせてしまった時に使える補償です。


対物賠償保険

全国平均約70%以上の加入率です。補償内容はコンビニにつっこんでしまったり、人のお家へぶつかってしまったりという対物にたいして下りる補償です。


搭乗者傷害保険

全国平均約29%の加入率となっており、かなり低い数字です。補償内容は、契約車両に乗っている人全員が事故により怪我をしてしまった時、一時金がでる補償です。ただこれは定額払いとなります。


人身傷害保険

全国平均65%以上の加入率で半分の人が付帯している補償となります。内容としては車に引かれてしまったり、車に搭乗中(契約車両だけでなく他車でも有効)に事故に遭い、怪我をしたときにおりる補償となります。補償内容、範囲が上の搭乗者傷害保険とは異なります。


1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?

皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?


もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。


  • 加入してから一度も自動車保険を見直していない
  • 車を購入する代理店で加入した
  • 会社の団体割引で自動車保険に加入している

が1つでも当てはまる方は要注意!
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。

心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。


以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!

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まとめ

車両保険への加入率が低い理由が分かりましたでしょうか。

車両保険は一般タイプとエコノミータイプでは補償範囲も金額もことなります。


また、車両保険以外にも対人、対物賠償保険や人身傷害保険など様々な補償があります。


まずはきちんと見積もりを出してみてから、車両保険への加入を検討してみてくださいね。

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