トヨタ・ヴィッツの自動車保険料はいくら?保険料を紹介/比較!

日本国内のみならず世界でも人気を誇るコンパクトカーのヴィッツ、海外ではヤリスの名前で販売されているヴィッツの保険料は他の乗用車の中でもかなり安い部類に入ります。この記事ではヴィッツの保険料の相場価格と他の車種との比較、また更にヴィッツの保険料を安くする方法も紹介します。

トヨタのヴィッツにはいろいろな自動車保険や車両保険があります

ヴィッツはトヨタのコンパクトカーとして人気のある車種になります。ヴィッツの購入を検討している方や、すでにヴィッツに乗っている方も多いと思います。


そこで気になるのが、ヴィッツの保険料ではないでしょうか。これから乗るヴィッツの保険料の相場はどれくらいなのか、また、すでに加入しているヴィッツの自動車保険の保険料は相場よりも高いのか、気になる方も多いと思います。


ヴィッツの保険料の相場は44,120円程(30歳・15等級・車両保険有り)になります。しかし、様々な理由でヴィッツの保険料は変わってきます。


ここでは、

  • トヨタ・ヴィッツの保険料はかなり安い方?
  • トヨタ・ヴィッツの保険料が安い理由
  • トヨタ・ヴィッツの保険料の条件別の相場
  • トヨタ・ヴィッツの保険料を安く抑える方法は?

についてご紹介します。


この記事をお読みいただければ、トヨタ・ヴィッツの保険料の相場や、保険料を安く抑えるコツについて詳しくお分かりになるかと思います。ぜひ最後までお読みください。

トヨタ・ヴィッツの自動車保険料は乗用車の中でトップクラスに安い?

先ほどトヨタ・ヴィッツの保険料の相場をご紹介しましたが、この保険料は乗用車の中でもトップレベルに安くなるようです。どれくらい安いのか、他の車と比較してたいと思う方もいるかと思います。


ここでは、

  • ヴィッツと他の車との保険料の比較
  • ヴィッツの保険料はなぜ安いのか

について詳しくご紹介します。


保険料を見積もる際の条件として、

  • 年齢:30歳
  • 等級:15等級
  • 事故有係数:0年
  • 運転者限定:本人または配偶者のみ
  • 年齢条件:30歳以上
  • 年間走行距離:5,000㎞以下
  • 車両保険:有り・一般型

は共通の条件とし、ソニー損保で見積もりを行いました。

トヨタ・ヴィッツの自動車保険料を他の乗用車と比較

まずはトヨタ・ヴィッツの保険料を、アクア・ノート・ソリオと比較してみましょう。車種以外はずべて同じ条件で見積もりを行いました。車の種類が違うくらいで、それほど保険料に差はないのでは、と思う方もいるのではないでしょうか。


見積もりを行った結果が以下のようになります。

車種保険料
ヴィッツ44,120円
アクア50,990円
ノート62,280円
ソリオ46,830円

このように、4車種の中ではヴィッツが一番保険料が安い、という結果になりました。一番差の大きかったノートと比較すると、16,000円以上も差があることが分かります。


同じ車の保険で、なぜここまで大きな差があるのか、疑問に感じる方も多いかと思います。なぜヴィッツはこれほどまでに保険料が安いのでしょうか?ヴィッツの自動車保険の保険料が安い理由の一つが、「型式別料率クラス」になります。詳しくは以下でご説明します。

トヨタ・ヴィッツの自動車保険料はどうして安い?

トヨタ・ヴィッツの自動車保険料がかなり安く設定されている理由の一つが、「型式別料率クラス(保険料率)」になります。


型式別料率クラスは1~9の数字で表され、この数字が低いと保険料も低くなる仕組みになっています。ヴィッツの場合、型式別料率クラスがかなり低く設定されているため、保険料も安くなります。


参考までに、ヴィッツ・アクア・ノート・ソリオの型式別料率クラスをご紹介すると、以下のようになります。

車種(型式)保険料率(対人・対物・搭乗者傷害・車両保険)
ヴィッツ(NHP130)4・4・4・3
アクア(NHP10H)4・5・4・4
ノート(HE12)4・5・4・6
ソリオ(MA26S)4・4・4・4

このように、ヴィッツは料率クラスが低く、保険料も安くなります。ヴィッツの料率クラスは、軽自動車を除く乗用車の中でもトップクラスに低くなるようです。

トヨタ・ヴィッツの自動車保険料の相場価格を条件ごとに紹介

トヨタ・ヴィッツの相場価格をご紹介しましたが、自動車の保険料は年齢等級などの条件によっても大きく変わってきます。先ほどご紹介した保険料は、30歳・15等級のものでしたが、自分の年齢や等級ではどれくらいなのか、気になる方も多いと思います。


ここでは

  • 年齢
  • 等級
  • 型式
  • 車両保険の有無

の条件ごとに相場を調べてみたいと思います。


共通する条件としては、

  • 事故有系数:0年
  • 運転者限定:本人または配偶者のみ
  • 年間走行距離:5,000㎞以下

とし、ソニー損保で見積もりを行いました。

トヨタ・ヴィッツの自動車保険料を年齢や等級ごとに紹介

それではヴィッツの保険料を年齢ごとにご紹介します。等級は7等級、車両保険有りとしました。


年齢ごとの自動車保険料は以下のようになります。

年齢保険料
20歳185,400円
21歳以上101,980円
30歳以上63,690円
40歳以上63,210円
50歳以上64,600円
60歳以上69,450円

40歳が一番保険料が安い、という結果になりました。


年齢が若い、特に20歳以下の場合、事故率が高くなるため、保険料はかなり高額に設定されています。


次に等級ごとのヴィッツの保険料をご紹介します。年齢は40歳、車両保険は有りとしました。1等級からご紹介したかったのですが、1等級は見積もりが行えず、2~3等級は車両保険が付けられないため、4等級から4等級おきにご紹介します。

等級保険料
4等級89,100円
8等級53,960円
12等級46,560円
16等級42,860円
20等級32,700円

見積もりを行った結果、以上のような結果となりました。


等級が上がると、かなり保険料が安く抑えられるようになります。20等級と4等級を比較すると、56,000円以上の差があることが分かりました。

トヨタ・ヴィッツの自動車保険料を型式事に紹介

実は車の保険料は、同じ車でも「型式」が違うと保険料も変わってきます。ヴィッツの他の型式の保険料はどの様になっているのでしょうか?

  • 年齢:30歳
  • 等級:15等級
  • 車両保険有り

の条件でヴィッツRS(型式NCP131)の見積もりを行いました。


以下の表をご覧ください。

型式保険料
NHP13044,120円
NCP13149,540円

このように、同じ車種ですが、保険料が5,000円以上違うと言う結果になりました。


先ほどもご紹介しましたが、保険料は型式別料率クラスの値によって違いが出てきます。型式別料率クラスは車種ごとに設定されているのではなく、車の型式ごとに設定されているため、同じ車でも型式が違うと保険料が変わってくる、ということになります。


参考までに、NCP131の保険料率をご紹介すると以下のようになります。

車種(型式)保険料率(対人・対物・搭乗者傷害・車両保険)
ヴィッツ(NHP130)4・4・4・3
ヴィッツRS(NCP131)5・4・4・4

このように、料率クラスが上がると、保険料も上がる、という仕組みになります。

車両保険の有無で自動車保険料はどれくらい変わる?

自動車保険には車両保険を付けるかどうかも決めることができます。車両保険を付けると保険料は高くなり、付けないと保険料は安くなります。


では、車両保険の有無で保険料はどれくらい変わってくるのでしょうか?

  • 年齢:30歳
  • 等級15等級

でそれぞれ見積もりを行った結果が以下のようになります。

車両保険の有無保険料
有り44,120円
無し22,720円

車両保険を付けない場合、2万円以上も保険料が安くなります。


しかし、車両保険を付けておけば、自損事故盗難いたずらなどでも保険を利用することができます。車が新しい間や、免許を取ってすぐで自損事故を起こしやすい時期の場合、車両保険を付けておくことをおすすめします。


運転に慣れていても、もしもの時の補償を手厚くするためにも、車両保険に加入することを検討してみて下さい。車両保険には一般型以外にもエコノミー型という保険料が抑えられたものもあります。それぞれ補償範囲が違うので、自分に合った車両保険を検討してください。

トヨタ・ヴィッツの自動車保険料を抑えて手厚い保証を付ける方法

トヨタ・ヴィッツは保険料の安い車になりますが、もっと保険料を安くしたい、と考えている方も多いのではないでしょうか。


保険料は安くしたいけれど、補償範囲が狭くなってしまっては意味がありません。保険料を抑え、なおかつ手厚い補償を付ける方法はあるのでしょうか?


ポイントは

  • ダイレクト型自動車保険への加入
  • 一括見積サービスを利用する

などになります。


ダイレクト型自動車保険と一括見積サービスについて、それぞれ詳しくご紹介します。

ダイレクト型自動車保険へ加入する

自動車保険の販売方法には2種類あることをご存じですか?代理店型ダイレクト型です。


代理店型は契約時に代理店へ行くのが特徴で、対面式のため、詳しい説明やアドバイスを受けることができます。


一方ダイレクト型はネット型・通販型自動車保険とも呼ばれ、インターネットなどで手軽に契約できるのが特徴です。


もし現在加入している自動車保険が代理店型であった場合、ダイレクト型自動車保険へ乗り換えるだけで、保険料を安く抑えることができます。なぜダイレクト型自動車保険は、代理店型自動車保険よりも保険料が安いのでしょうか?


下の図はダイレクト型自動車保険と代理店型自動車保険の違いを表しています。ダイレクト型自動車保険は代理店型自動車保険と違い、社費代理店手数料が少ないのが特徴的です。ダイレクト型は代理店を持つ必要が無く、その分保険料を安く抑えることができるのです。


ダイレクト型は保険料が安いため対応が悪い、などと言った話もありますが、実際にはそのようなことはありません。一度ダイレクト型も検討してみることをおすすめします。


自動車保険の一括比較見積もりサービスを利用する

自動車保険の一括見積サービスも自動車保険の保険料を抑えるのにとても便利です。


自動車保険の乗り換えを考えている場合、他の保険会社に保険料の見積もりを依頼して、保険料の比較をしたいですよね。


しかし、保険会社は沢山あります。気になる保険会社にいちいち連絡して自動車保険の条件を伝えたり、インターネットで一社ずつ見積もり条件を入力するのはかなり大変です。


そこでおすすめなのが一括見積サービスです。見積もり条件を1度入力すれば、保険会社に自動的に条件が送られ、一気に見積もりができる便利なサービスになります。保険料も色々な会社のものが分かるので、安い保険会社も一目瞭然です。


さらに、一括見積サービスを利用することで、プレゼントを貰えるキャンペーンを行っていることもあるので、乗り換えを検討している方は、是非一度自動車保険の一括見積サービスを利用してみて下さい。

まとめ


いかがでしたか?ここではトヨタ・ヴィッツの自動車保険の保険料についてご紹介しました。


ここでご紹介したことは、

  • ヴィッツの保険料の相場は44,120円程
  • ヴィッツの保険料は他の車種に比べて16,000円程安くなることもあり、乗用車の中でもかなり安い
  • ヴィッツの保険料は20歳では185,400円と高額になり、40歳で63,210円と安くなる
  • ヴィッツの保険料は等級が上がるほど安くなり、20等級は4等級よりも56,000円程安くなる
  • ヴィッツの保険料は型式が違うだけでも5,000円程の差が出る
  • ヴィッツの保険料は車両保険無しの場合22,720円とかなり安くなる
  • ヴィッツの保険料を抑えるには、ダイレクト型自動車保険にする・一括見積を行う

になります。


ヴィッツの自動車保険や車両保険にはいろいろな種類があり、保険会社によってサービス内容や料金設定もさまざまです。人身傷害保険や車両保険の付保・弁護士費用特約などを利用することができたり、サービス内容を見直すことによってコストを下げることが可能です。


一括見積を行うだけでも保険料を抑えることができる可能性があるので、興味のある方は一度一括見積を行ってみて下さい。


ほけんROOMでは他にも自動車に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

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