更新日:2022/12/06
海外旅行保険の受取人は指定できる?指定しなかった場合の受取人は?
被保険者が海外で死亡した場合の海外旅行保険の保険金受取人は、海外旅行保険の契約時に指定できます。保険金受取人を指定しなかった場合は、法定相続人が保険金受取人となります。ただし、インターネットで契約する場合は保険金受取人を指定できない場合があります。
目次を使って気になるところから読みましょう!
万が一、旅先で死亡してしまった場合に海外旅行保険の保険金受取人ってどうなるの?
海外に行く際には、さまざまなリスクに備えて海外旅行保険に加入するのが一般的です。海外旅行保険に加入していれば、万が一海外で死亡した場合でも保険金が受け取れますが、保険金受取人は誰になるのでしょうか?
この記事では、海外旅行保険と保険金受取人について説明します。
契約時に、海外旅行保険の保険金受取人は指定できる
また、被保険者と保険金受取人の続柄や他の保険契約の有無によっては、保険金が制限されたり、保険金受取人を指定できない場合があります。
保険金受取人を指定できる場合には、被保険者が手続きをしなければなりません。保険金受取人を指定するには、どのような手続きが必要なのでしょうか?
受取人を指定するには、被保険者の同意が必要
受取人を指定していなかった場合は、法定相続人となる
死亡した人の遺産は親族で相続すると思われがちですが、親族が複数いる場合に誰がどのような配分で遺産を相続するか定められていなければトラブルになってしまいます。そのような事態を避けるために、遺産相続に関する優先順位や配分比率が法律で定められているのです。
ただし、遺言書で相続人を指定している場合は遺言書の内容が優先されます。
海外旅行保険の受取人に関する注意点
保険金の受取人の変更はできない
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の場合、受取人を指定できない場合がある
保険金受取人を指定できない場合は、法定相続人が保険金受取人となります。
インターネット上の契約の場合、受取人を指定できない場合がある
保険受取人を指定するためには被保険者が保険受取人を指定することに同意したことを証明する書類が必要になるため、インターネット上での契約では法定相続人が保険金受取人になることがほとんどです。
まとめ:もしものときを考えて、自分に合った受取人の選択をする
自分の身に万が一のことが起きた場合に、残された家族の生活を考えて海外旅行保険に加入しておくのは大切なことです。
海外旅行保険では保険金受取人を指定することができる保険会社もあります。保険金受取人を指定しなかった場合は、法定相続人に保険金が支払われますが、事情があって法定相続人以外の人を保険金受取人にしたい場合は、海外旅行保険に加入する際に保険金受取人を指定しましょう。
クレジットカードに無料で付帯している海外旅行保険もありますが、クレジットカード付帯の海外旅行保険は死亡補償額が低いため、十分な補償が受けたい場合は保険会社の海外旅行保険に加入すると良いでしょう。
海外に行く際には、万が一の場合に備えて海外旅行保険に加入しておきましょう。