海外駐在と現地採用で差があるの?海外旅行保険について正しく知ろう

海外駐在と現地採用は同じように聞こえますが、実は海外旅行保険の観点から見ると全く異なります。どちらも海外旅行保険を契約はできますが、現地採用者の場合のみ実は色々とハードルがあります。正しい保険の知識を手に入れて、夢の海外生活を実現しましょう。

現地採用が決まった時点で知っておきたい海外旅行保険に関する情報まとめ

現地採用が決まって、夢の海外生活がスタートできる。誰もが憧れるようなストーリーですね。

私の場合は、自国での採用でしたが新生活が始まるときはワクワクしました。


もしその新生活が海外であった場合、いろんな危険と不安があると思います。


そのリスクを少しでも和らげることができる海外旅行保険というものをご存知でしょうか?


クレジットカードに付帯されているので、多くの方が聞いたことがあると思います。


ただそれはおおよそ3ヶ月しか使えません。


では、現地採用における海外旅行保険について説明します。ぜひ最後までご覧ください。

現地採用だと海外旅行保険に加入するのは難しい

これは読んで字の如く、当たり前です。

日本で働くフランス人が、フランスの海外旅行保険に加入できると思いますか?


きつい言い方になってしまうかもしれまでんが、現地で仕事をするために採用されており、海外旅行として現地へ行くわけではございません。


そのため、海外旅行保険は現地採用(日系企業の海外法人や現地企業での採用)では適用されにくいです。

海外旅行保険は帰国を前提とした保険なので現地採用者は対象でない

海外旅行保険=海外旅行期間中の損害保険です。

そのため、永住目的で海外へ行く人や永住権をすでに獲得している人は海外旅行保険から除外されます。


こう聞くと、海外子会社への出向で何年か経てば日本の本社へ帰任するはずなので、海外旅行保険は適用されるはずだと感じる方もいらっしゃるでしょう。


海外駐在という扱いになるので、海外旅行保険は対象となります。


但し、必ず出国前にきちんと契約をすることが必要なので適切に対処をお願いします。


下記サイトなどで海外駐在者用の保険を調べることができるので、参考にされてみてください。

株式会社アイ・エフ・クリエイトのi保険のページはこちらです。

ただし行ってから帰る期間をハッキリ伝えることができれば海外旅行保険にも加入できる

と、ここまで現地採用の方へは海外旅行保険に加入できないと記載してきました。


それは、冒頭でも述べた通り「現地で仕事をするために採用されており、海外旅行として現地へ行くわけではございません。」という理由からです。


日本に帰ること、現地企業(現地採用)からどうやって帰任するのかをきちんと説明できれば

話を聞いてくれる保険会社もあるでしょう。


困った際はまずは最寄りの保険代理店などで相談してみてください。

住民票などを移して海外旅行保険に加入している現地採用者は年金を受け取れるのか

海外で働く人は、年金は自分次第でどうとでもできます。

海外にいても国民年金保険は支払うことはできます。


海外にいても私的保険を契約することはできます。


グローバル化が進んできた現代では、保険も働く場所も自由に選べます。


自分が老後にどれぐらい欲しいのか。


そこから逆算して、保険選びをしてみて下さい。

年金を払っていない分だけ将来貰える額が少なくなる

これも、読んで字の如く、当たり前です。

逆に言うと年金をきちんと支払えば将来も安心してお金がもらえます。


採用された企業で、厚生年金に入って入れば国民年金+αで年金受給額が増えます。


若いうちは正直、年金はもらえなくなるんだろうとか、払っても自分に返ってこないのだから意味がないと嘆くときが多くあります。


ただ、日本という社会を考えたときに国民皆保険を採用している国は珍しく、国民への福利厚生がこれだけ充実している国は少ないです。


こうした社会基盤の礎があるからこそ、安心安全な日本という(海外から見た)ブランド価値というものが生まれているのだと思います。

まとめ

海外駐在現地採用の差について少しは理解できたでしょうか。


海外旅行保険についても正しく知ることはできたでしょうか。


現地採用が決まり、現地での新生活を始めるにあたって、海外旅行保険又は海外保険について


十分に事前準備を備えた上で採用してくれた企業で働きましょう。


海外で働くことはいずれあなたの力になるはずです。


人には出来ない経験をすることができるからこそ、あなたの力になります。


海外企業で一人の社会人として大いにご成長して頂き、日本企業や日本の産業のためになることで

あなたを夢見る次の社会人が育って行きます。


これから先、未来はわからないことだらけではありますが不安になった際は、この記事を読んでいる自分の姿を思い出して見てください。


きっと今より成長したなぁと感じることができるでしょう。


皆様の世界でのご活躍を心より応援しております。

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