更新日:2022/12/06
忖度したからこそできた歯科治療の補償がついた留学保険について
海外に行くときに海外旅行保険の中で、ワーホリや留学など長期滞在を視野に入れた留学保険です。通常は海外旅行保険・留学保険ともに虫歯などの歯の治療費は補償されていないが、歯科治療に特約をかけることで歯科治療を保険で受けることができます
目次を使って気になるところから読みましょう!
留学前に知っておくべき治療に関する留学保険の情報
また海外に馴染みがない人が大半であるため、海外での様々なトラブルに巻き込まれることが予想されます。
そういったトラブルに対応するため海外旅行保険に加入する人が多く、中でも長期滞在を視野に入れた留学保険に加入する人が少なくありません。
基本的な留学保険は通常の海外旅行保険の補償に加えた補償内容になります。
- 携行品損害補償:手荷物や貴重品など携行品の破損や盗難に対応した補償
- 傷害補償(賠償責任):誤って人やモノに危害を加えていまったときの補償
- 死亡補償:万が一契約者がなくなってしまったときの補償
- 治療費補償:ケガや病気になり治療するための補償
この中でも注目してほしいところが治療費補償です。
治療費補償は、病気によって補償の対象が細かく分けられていて、歯科治療(虫歯など)の補償について、よく勘違いされます。
なので今回は、歯科治療による留学保険の補償はどう適用されるのか詳しく説明します。
留学保険では基本的に歯科治療は補償されないので
身近な歯の病例とされる虫歯や歯肉炎や歯周病なども保険が適用されないため、実際に現地で治療をしたとするとイタリア・カナダでは3〜5万円、アメリカでは治療費が十数万円もの治療費かかると言われています。
なので歯科治療については、他の手段で治療することが現実的です。
海外留学に行く前に歯の治療は終えて行きましょう
自身で気づかない歯の病気も診てくれるので海外での歯の病気にかかるリスクを減らしてくれます。
また国内で病歯科治療を行うことで国民健康保険で差し引かれた3割値で治療をすることができるため、数百円〜数千円と安い料金で治療をうけることができます。
歯の疾病予防をしっかりする
日本でおなじみの痛み止めや湿布などは海外では処方されることがあまりないので、適量の薬を持参しておくことをオススメします。
留学先で歯の状態が深刻になったときは、一時的に帰国して歯科治療を受けるまでの一時的な治療として使うことも少なくないです。
日本人は、虫歯になる人が多いです。
その理由として予防策である歯間ブラシの使用率が海外と比べて圧倒的に低いことが考えられるため、根本的な改善に自身あった歯間ブラシを使用することをオススメします。
ただし留学保険で歯科治療を補償する歯科治療費特約というものがある
歯科疾病治療費の特約を受けるための条件や制限があるため考えている人を必見です。
保険期間の初日から90日を経過した日の翌日から補償される
実際に歯の病気が発覚したとき保険期間より前に起こったものとみなされ、補償を受けることができなかった例もあるので十分な注意が必要です。
また6ヶ月(180日)以上の留学期間から特約がつけられるので短期留学の人は残念ながら対象となりません。
留学保険の歯科治療費特約の補償対象
留学保険の歯科治療費特約の補償内容として、主にX線や薬剤費や歯科の治療費の補償を受けることができます。
この特約は虫歯や歯肉炎や歯周病などの治療も補償されます。
しかし、歯の健康診断・矯正・義歯や貴金属の使用を含む治療・審美歯科治療といった内容は歯科治療費特約の対象外なので、万能な特約ではないということを頭に入れておきましょう。
留学保険の歯科治療費特約による補償額
例えば、歯の治療費が合計4万6千円としたとき、半額である2万3千円まで保険金がおりますが、もう半額の2万3千円は自己負担ということになります。
先ほども記述した通り海外での歯科治療費は、数万円〜十数万円にまで及ぶ可能性があるため半額であったとしても1万円以上は自腹で払う必要があるため、できる限りの予防策を施すことが1番の対処法だと考えられます。
まとめ
今回は留学保険の歯科治療事情について説明しました。
- 基本的に留学保険では治療費として補償されない
- 事前に国内での診療や痛み止めなどの持参がオススメ
- 留学保険の歯科治療特約で補償されるが条件が厳しい
またその他の海外旅行保険並びに留学保険の補償内容についてほけんROOMのホームページが閲覧できます。
最後までご覧にいただきありがとうございました。