学資保険の医療特約と共済や医療保険はどちらが優秀なのかを徹底解説

学資保険には貯蓄と生命保険のような保障という2つの機能を持っています。しかし医療特約を付けなければ学資保険に入院や手術の手伝いはできません。この学資保険の医療特約というものは共済や医療保険に別途加入した方がお得です。その理由についてご紹介します。

学資保険には医療特約が存在する

学資保険というのはメインとしては子どもの教育資金を貯めるという貯蓄機能になります。指定されたときまでに契約者から預かった保険料を保険会社が運用しきっちりと返戻することで契約者は教育資金の準備を別にして家計を考えることができます。

更にこの学資保険には生命保険と同じような保障機能までついています。契約者や被保険者が重大な事態に直面したときに学資保険としては保険料を支払ったり払込免除特約などの特約によって経済的なサポートを行うのです。

この二つの機能を備えることで学資保険は日本の教育を平等なものにする一助をになっているとも言えるでしょう。


このように2つの機能を持っている学資保険ですが、この保険には医療保険のような入院保障や手術保障というものは付加されていません。子どもというのは大人であればいかないところ、やりそうもないことに手を出してしまい思わぬケガや病気にかかることもあります。

そうした子どものための医療保障がついていないのは何かと不安です。


しかし、そのような不安を鑑みて学資保険にも医療特約というものがあります。特約ですのでつけるのは契約者の自由ということになります。重要なのはその医療特約に価値があるかということです。


医療特約に価値があるのかを判断するためにその保障内容についてみておきましょう。



学資保険の医療特約の保障内容

学資保険の医療特約の中身としては入院保障と手術保障がメインとなります。がん保険などのように一つの治療に対して特化したものではなく幅広い医療に対して有効なものが多いです。

ただし先進医療特約や女性のための特約と言ったものはなく、一般的な医療保険の主契約に似ていることが医療特約の特徴です。

学資保険にはもともと貯蓄機能と生命保険のような保障機能まで着いているのですから、そこに医療特約まで付けることで3つの機能を備えることができます。


一つの保険でさまざまな場合に備えることができ、保険料に関しても一括で管理できることは学資保険の医療特約の魅力ということになります。

生命保険もそうですが医療保険というものは説明が難しくいざと言う時に使えないということも起こりかねません。しかし、学資保険の医療特約であれば内容がシンプルですので管理もしやすいです。

学資保険の医療特約は中途半端

医療保険としては保障が不十分

学資保険の医療特約はその内容のシンプルさが売りとなっています。そのため医療保険としては物足りない内容となっていることも否めません。もちろん万全の状態を備えた医療保険というものはありませんが、それを踏まえても医療特約の中身だけでは不安が残ります。

医療特約は先ほどもお伝えしたように医療保険のメインとなる部分だけとなっています。しかし、医療保険に関してもメインだけでは不安が残ります。がん特約や先進医療特約あるいは女性のための特約などをしっかりと盛り込んでいなければ医療保険としていつでも使えるとは言い難いものとなってしまいます。


つまり学資保険の医療特約だけでは実際に起こるような事態に対応しきれず、残った部分を負担しなければならないためあまり効果が望めません。

学資保険に医療特約をつけると返戻率が落ちる

学資保険のメインの仕組みは貯蓄機能と保障機能です。実はこれだけでも学資保険というのは無理をしている仕組みであり、返戻率というのは低くなっています。

返戻率というのは支払った保険料に対して満期金(祝い金や満期返戻金の合計額)が支払われる割合のことです。この返戻率が100%であれば支払った分だけ帰ってくるということになります。これではタンス預金と同じですので貯蓄機能は0ということになります。

学資保険の返戻率というのは5%~17%程度であり、10%以上であれば相当優秀な運用をする学資保険ということになるでしょう。


そこに医療特約を付けるということは貯蓄機能に余計な負荷をかけることになります。なぜなら貯蓄、生命保険、医療保険の3つの積み立てをしなければならないため運用する元本というものが分散されてしまいうまく運用ができないことになります。

そのため学資保険の医療特約を付ける場合は元本割れを引き起こすリスクが非常に高いと言われています。

医療保障を充実させるなら

医療特約に加入する方というのは子どもの医療保障を手厚くしたい方と考えられます。もちろんそうした加入者の方多いのですが、具体的にはどのような保障を目的とされているのでしょうか。

その目的が決まっているのであれば医療保障を手厚くするための方法はいくらでもあります。


ただし、先ほどもお伝えしたように学資保険はそれ自体だけでも無理をしている保険ですので学資保険にそれ以上の機能を持たせるのではなく、保険を分散させて医療保障を固めていくことをおススメします。


また、別個に保険というものを組み立てることにより充実した医療保障を獲得するだけでなく、保険料に関しても安く済む場合があります。学資保険に荷物を持たせすぎて他の機能まで共倒れさせるよりも分散させて賢く使ってみることをおススメします。

共済もしくは医療保険

まず掛金についてを重視していくのであればやはり共済ということになります。『全労済』『co・op共済』『全国共済』が販売している子ども用の医療保障なら、通院(事故)ありプランで月々1,000円程度となっており保障内容を見ても大変リーズナブルな価格になっています。


医療保険は加入時に0歳であれば共済と同等の価格帯で販売していますが、共済の場合は満18歳未満であれば一律の価格となっており焦る必要はありません。

また共済には毎年の決済で余剰金が出た場合は加入者に還元される『割戻金制度』があるため実際の掛金よりも安くなる場合が十分考えられます。


共済は医療保険とほぼ同じ保障をしてくれる保険です。一般的に入院給付金の保障限度日数はもとより、事故による通院保障、死亡共済金、後遺障害共済金、長期入院に対する追加保障など、医療保険では特約を付けないと支払われない保障が標準で付いています。子の保障内容については商品によって異なりますので各保障がついているのかをお確かめください。


しかし、共済は終身保険ではないため子供の将来を見据えているとは言い切れません。その点についてカバーしたいのであれば医療保険の終身タイプに加入するとよいでしょう。

家計に余裕がない家庭にはおすすめ

学資保険の医療特約については医療保険の主契約程度の保障しか期待できないため加入してもその保障内容は十分ではありません。

そのため家計に余裕がない場合は学資保険ではなく共済に加入することをお勧めします。共済の場合では18歳までの保障となり終身保険のように将来を見据えたとは言い切れませんが、医療保険とのかね合わせということになると学資保険に医療特約を付けた場合よりも高額になる恐れがあります。


そのため学資保険と共済の組み合わせが一番家計に優しい組み合わせということになるでしょう。

学資保険の医療特約のみを解約することは可能か

学資保険における医療特約というのは主契約に乗っかっているオマケみたいなものであり、主契約を継続しながら医療特約を解約することができます。

ただし、医療特約だけを残すということはできません。


また特約でも一度解約してしまえば保障機能を失ってしまうのでご注意ください。

まとめ

学資保険には医療保険のような機能はついていません。しかし、学資保険というものはそれだけで無理をしているような保険ですのであまり詰め込まない方が良いでしょう。また別個に保険を組み合わせることでオリジナルの良い保険ができることもあります。

まずは自分が必要としている保障がどのようなものなのかを考えてみて、それを学資保険につけるべきか検討してみてはいかがでしょうか。

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