生命保険ALL

生命保険の必要性

生命保険の選び方

生命保険の見直し

【FP回答】生命保険の加入経路「インターネットVS担当者」

生命保険に加入する際に、インターネットで加入するか、担当者の方を通して加入するか、迷うかと思います。インターネット経由か、もしくは担当者経由か、それぞれメリット・デメリットがありますが、どちらが良いのかFPの方たちに回答していただきました。

アンケートにご協力いただいたFPの方々(50音順、敬称略)

ファイナンシャルプランナー
下澤 純子
保険営業歴20年。現在は生命保険営業専門のコンサルタントで、保険営業さんを対象に、営業のやり方、集客の仕方を教えています。著書『働く女性がしたたかにしなやかに生き抜く仕事術』『成績のいい人はモテる人』。7月発売予定『身の丈セミナー講師入門(仮)』

FPアンケート【生命保険はネットが良いか担当者を通して入るべきか】

今回は現役の(フィナンシャルプランナー)FPの方9名のアンケートを受けていただき、その回答を元に記事を作成しています。

生命保険は、人生の中で住宅の次に大きな買い物とも言われ、重要な選択を迫られます。 


また生命保険を選ぶときに何を利用して加入するかでも様々な違いが出てきます。


その中で大きく分けるとインターネットで生命保険に加入する保険ショップや代理店の担当者を通して入るかの2つがありますよね。


どちらが良いのか悩むと思います。


昔はインターネットで保険に加入するようなことはできませんでしたが、ライフネット生命であったり、ダイレクト型であったりと、最近はネットで加入できるようになりました。


FPの方のネットによる加入と担当者を通した加入について意見を掲載したので、ぜひ最後までご覧ください。


そこで、まずは、インターネットの加入と担当者を通しての加入についてメリットとデメリット、その違いを説明します。

ネット加入と担当者を通した加入の違いとメリット・デメリットとは?

インターネットでの加入のメリットとしては、保険料が比較的安いケースが多いことが挙げられます。


これは、担当者を通さないことにより、担当者の人件費や管理費などのお金が発生しないことが理由の一つです。(ただし、保険商品によっては対面販売の商品と保険料が変わらない、もしくは高いケースもあるので、注意しましょう。)


それ以外にも、ネットで加入するということで、保険内容がシンプルであることが理由として挙げられます。


ただ、この保険内容がシンプルというのは、逆に保険の種類が少ないというデメリットとも捉えられやすいです。


一方、担当者を通した加入の場合は、保険料が高くなりますが、家計の事情に合わせた保険を相談して決められるというメリットがあります。


保険の種類にもよりますが、例えば生命保険など保険期間の長いものであると、営業員の方やFPの方に相談してから決めたいと思う方も多いかと思います。


インターネットの加入と担当者を通しての加入についてメリットとデメリットとその違いをまとめると、以下のようになります。


  • インターネット加入のメリットとデメリット
    メリット:(商品によるが、)保険料が比較的安いケースが多い、自分のペースできめられる
    デメリット:保険の種類が少ない、保険内容に制限がある 
  • 担当者を通した加入のメリットとデメリット
    メリット:家計の事情に合わせた保険を相談してきめられる
    デメリット:保険料が高くつく    

では、インターネット加入と担当者を通した加入について、FPの方にコメントを見てみましょう。


各FPのコメントはほとんど原文のまま掲載しています。ぜひ参考にして見てください。(敬称略) 

FPアンケート結果「生命保険はネットが良いか担当者を通して入るべきか」の結果

下の図が、アンケート結果です。




  • 9人中2人がネットでの生命保険への加入 
  • 9人中1人が担当者を通しての生命保険への加入
  • 9人中6人がケースバイケース 

 では、それぞれのFPの方の意見を見ていきましょう。


ネットでの生命保険への加入が良い

アンケートで生命保険の加入する方が良い答えたFPの意見がこちらです。

  • ネットで生命保険に加入します。

    やはり保険料が安いことが大きいです。

    ネットでも資料をかなり細かく読めば必要な情報を得ることができます。

    何のための保険でどんなときにいくらでるか、保険料は毎月どのくらいなのか・・・。

    もし、質の悪い担当者だと、そのあたりで正しい情報が来ないことも考えられます。

    ネットの場合は、すべて自分の目で確かめ、電話でもわからない部分は聞けるので生命保険加入でネットは充分あり、の選択です。

    (拝野 洋子)

  • 保険に限らず金融商品の販売と全体設計は今後分けていくべきと考えます。

    FD(顧客本位)を突き詰めていけば、金融商品販売によるインセンティブと、ライフプラン等による全体設計等のアドバイスとは分離するのが一つの理想と言えます。

    となれば保険等の金融商品を扱わないFPがライフプラン設計を行い、その設計結果を元に経済合理的な生命保険を契約すれば良いといえます。

    その際、保険販売担当者による設計は不要ですのでネットで加入することに合理性があると考えます。

    ただしこれはあくまでも一つの考えであり、他のルートがあってもそれはいいと思います。

    (林 健太郎) 

担当者を通して生命保険の加入を決めるのが良い

担当者を通して生命保険に加入する方が良いと答えたFPの意見がこちらです。


  • 20年、保険に関わっていて分かることですが、お客様が保険に加入する際のポイントで一番多いのは担当者です。
     
    信用できる担当者がいることでお客様が安心できます。

    信用できるというのは、担当者が小さな疑問にもすぐに答えてくれる存在であること。

    給付になるなんて思っていなかったことが実は給付の対象で、それを担当者が教えてくれたらとても嬉しいですよね。

    お客様は商品の比較より実は保険営業を見ているようです。この人に担当者になってもらいたい、そんな思いで保険を選んでいるというのが事実です。

    このようなことからも、保険営業はお客様を裏切ってはいけません。

    信用できない保険営業が多いからネットを利用して加入する人も増えてきたとも言えます。

    (下澤 純子)

ケースバイケースで決めるのが良い

生命保険に加入する目的によって決めた方が良いとするFPの方の意見がこちらです。 

  • ネットでの加入の場合、保障内容などが限られたり、加入できる保険の種類が少なかったりするため、選択肢が狭くなるかもしれません。

    しかし、自分のペースで保険を選ぶことができ、見積もりや他社との比較も簡単なので、目的の保険があればネットで加入しても良いかもしれません。

    担当者を介して加入する場合、家計の状況なども考慮した保険を選んでもらえます。
    また、保険商品の疑問も直接確認することができます。

    自分主体で保険を選ぶか、詳しく教えてもらいながら保険を選ぶか、自分に合った方法を選べばいいと思います。

    (前佛 朋子)

  •  ネットでの生命保険加入は保険に詳しい人に向いています。

    インターネット経由で生命保険に加入する場合、申込者は保険会社と直接手続きをします。

    保険会社や保険代理店の営業担当者経由で加入する場合は、初歩的な質問から疑問点や保険料比較までいろいろできるのに比べて制約が多いです。

    また加入した事実を家族等に伝えておかないと、いざと言う時に請求できないかもしれません。

    その為、ネットでの加入は保険をある程度理解できている人や、仕組みが複雑ではない商品の加入等に向いているのではないでしょうか。

    (松浦 建二)

  • 保険加入者による。

    ネットで加入した方が、保険料が安くなるケースもあるが、加入できるものに限度がある。

    加入者の体況によるリスク細分化の保険や、特約をつける、外すといった保障をカスタマイズするには、担当者を通した方がよりよいケースもあるから。

    (正田 きよ子)

  • 自分で理解できるなら、ネットでも可。

    担当者から加入すると、定期的に情報提供などをしてもらえるので良い面もあるが、新たな商品の勧誘もあり、不要な商品を勧められる事もある。

    担当者の見極めが大切。インターネットだから安い、ということもないが、担当者がいることが煩わしいなら、インターネットからの加入も良いと思う。

    ただし、インターネットの保険はシンプルな事が多く、種類は少ないので、保障を厚くしようと思うと、インターネット以外を選択した方が良い。

    (冨士野喜子)

  • 主体性をもって加入できるためネットの方がよい。

    でもネットで加入するためには知識が必要です。

    いずれにしても担当者や販売員と対等に話せるくらいの知識がないと、必要でない保険に契約してしまうかもしれませんよ。

    本当によい担当者が見つかればベストですが、難しいようです。

     (横川 由理)

そもそも生命保険に加入するべきでは無い

今回のアンケートで生命保険に加入することをオススメしない意見がこちらです。
  • 生保各社の保険商品自体、無駄となる可能性がある。

    ネットで生命保険の加入では、保険営業への人件費を削減していることを喧伝しているが、広告費にカネを使っているケースが多く、どちらも保険料10,000円あたりに対する純保険料の割合が低いケースもある。

  • (鳥海 光夫)

まとめ

いかがでしたでしょうか。 

多くのFPの方に共通していたのは、


  • 被保険者に保険の知識があるならインターネット加入でも良い
  • しかし、知識に自信がなければ担当者の方が安心
  • ただ担当者の質にも依存することにも注意

ということでした。


保険ROOMには、他にも読んでおきたい記事があるので、ぜひご覧ください。  

ランキング

  • 保険の見直しで生命保険にするか共済にするかで悩んでいる方に
  • 理解できていますか?生命保険と県民共済の違いや共通点をおさらい
  • 生命保険の約款には何が書かれている?特に注意すべきことは?
  • 生命保険は中世ヨーロッパが始まり! 生命保険の成り立ちを解説
  • 分かりにくい、とても面倒、だけど重要な生命保険の主契約の見直し方
  • 今更聞けないけれども、必ず知っておきたい生命保険の特約の全情報
  • 生命保険(医療保険)に入院保障は必要?入院給付金についても解説!
  • 10年満期の生命保険で100万円受け取るのは、お得なの?損なの?
  • 生命保険の終身型と掛け捨て型を相場から見る、自分に合った保険選び
  • 生命保険の貯蓄型は老後に有利?貯蓄型生命保険で賢く資産形成しよう
  • 低解約返戻金型の生命保険を最大限活用すると、こんなにお得!
  • 生命保険料を毎月払いと前納って何が違う?メリットやデメリットは?
  • 残高証明書は生命保険会社に請求しなければ発行してもらえません
  • あなたは大丈夫?無駄のない生命保険の入り方を生活スタイル別に解説