生命保険の特約ってなに?おすすめの特約をFPが紹介

生命保険の選び方において重要な要素として特約があります。特約をつけることで保障を手厚くすることはできますが、その分保険料は上がり、結果的に損をしてしまうケースは少なくなりません。そこで生命保険のおすすめな特約の選び方についてFPの方に回答していただきました。

内容をまとめると

  • 特約はあくまでオプション。単体での契約はできないが、主契約(基本保障)にプラスすれば、保障内容をカスタマイズできる
  • 保障を自分に合わせつつ複数の保険をまとめることもできるので、実は保険料が安くなることもある
  • 契約がわかりにくくなって、見直しもしにくくなる点に注意が必要。
  • 生命保険の特約には、保障を手厚くするタイプ・医療保障を追加するタイプ・その他保障に関係しないタイプに分かれる。
  • FPの口コミで評判なのはリビング・ニーズ特約。それ以外は必要ないこともあるので検討が必要。
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アンケートにご協力いただいたFPの方々(50音順、敬称略)

ファイナンシャルプランナー
下澤 純子
保険営業歴20年。現在は生命保険営業専門のコンサルタントで、保険営業さんを対象に、営業のやり方、集客の仕方を教えています。著書『働く女性がしたたかにしなやかに生き抜く仕事術』『成績のいい人はモテる人』。7月発売予定『身の丈セミナー講師入門(仮)』

FPアンケート【生命保険の特約のなかでおすすめな種類は?】

今回の記事では、現役のファイナンシャルプランナー(FP)の9名の方にアンケートを受けていただき、その回答を元に記事を作成しています。 
生命保険を選ぶとき、保障内容などをチェックする方は多いです。しかし実は、つけられる特約もしっかりと見ておくべきです。特約をうまく使えば、自分にぴったりの保険にできるからです。

しかし「どんな特約があったらいいの?」と疑問に思われる方も多いでしょう。保険に詳しくないから特約を選ぶコツがわからない、という不安の声もよく耳にします。

生命保険につけるおすすめの特約があれば知りたいですよね。

ここでは、
  • そもそも特約って?
  • つける前に知りたい!特約のメリットとデメリット3選
  • 生命保険に多い特約の種類3選
  • 保険のプロ・FPがおすすめの特約は?FPの口コミと評判
  • 生命保険の特約の特徴と注意点
を解説します!

保険選びでファイナンシャルプランナー(FP)の意見が聞けたら、とても参考になりますよね。おすすめの特約や選び方のコツなどもご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。


ほけんROOMではこのほかにも生命保険や保険相談窓口の選び方など、保険選びで知っておきたい記事を公開しているので、保険に悩んでいる方はぜひそちらもご覧ください!

そもそも特約ってなに?


保険を調べると「特約」という言葉を目にしますよね。保険を考えるときに知っておいてほしい言葉です。


保険は主に

  1. 主契約(基本保障)
  2. 特約
で成り立っています。

簡単に説明すると以下の通りです。


内容
主契約
(基本保障)
その保険に入るなら絶対についてくる
特約つけるかどうかを選べるオプション
追加料金がかかることが多い
特約だけでは保険に入れない
ある生命保険を例にとると、死亡時の保険金を主契約(基本保障)として、

  • リビング・ニーズ特約
  • 保険料払込免除特約
などをつけられます。これらの特約をつけると、余命6ヶ月と判断されると保険金をもらえたり、条件を満たすとその後の保険料が免除になったりします。

特約にはさまざまな種類があり、特定の保障を手厚くできたりもします。

主契約は必要最低限のサポートになっていることが多いので、基本保障で足りない部分を特約で補いましょう

特約を追加するメリットとデメリット


特約をうまく活用すれば、自分にぴったりな保障にカスタマイズできます。ですが選び方を間違えると保障が不十分だったり、無駄に保険料が高くなることも。そこで特約を検討するときに知っておきたいのが、メリットとデメリットです。


ここでは、特約をメリット・デメリット3選をご紹介します!

簡単に説明すると
メリット(1)保障のカスタマイズ
(2)複数の保険をまとて管理が楽になる
(3)追加料金が安くてお得
デメリット(1)契約がわかりにくくなる
(2)保険の見直しがしにくい
(3)特約だけの契約ができない

特約をつけてから後悔しないよう、保険や特約を選ぶ際には必ず知っておくことをおすすめします!

特約のメリット

メリットは次の3つです。

  1. 自分に合った保障内容にできる
  2. 複数の保険をまとめられる
  3. 追加料金が安いのでお得
それぞれ解説します。

(1)自分に合った保障内容にできる

主契約(基本保障)は必要最低限だけになっていることが多いです。そのため、人によっては「万が一のときにお金が足りない」ということになりえます。

その人の家族構成や経済状況によって、本当に必要なサポートは違います。特約を使えばその人に合わせたカスタマイズができます。

(2)複数の保険をまとめられる

特約な種類が豊富です。そのため、特約を使えば異なる保険に入る必要がなくなります

例えば、生命保険に入院保障やがん保障の特約をつけることもできます。すると、わざわざ別の医療保険に入らずとも、必要な保障がカバーできます。

1つの保険で幅広くサポートすれば、入る保険を絞ることができます。

(3)追加料金が安いのでお得

また特約は保険料がお得です。そのため、うまく活用すれば保険料がお得になります。


例えば、がん保険に入るより、生命保険のがん特約をつける方が、結果として保険料が安くなることがあります。

特約のデメリット

もちろん特約にもデメリットがあります。
  1. 契約がわかりにくくなる
  2. 保険を見直しにくい
  3. 特約だけで契約しておけない
この3つについて解説します。

(1)契約がわかりにくくなる

特約をいくつもつけると、契約する内容が複雑になります。そのため、
  • どのときに保障される?
  • どの保障が適用される?
といったことがわかりにくくなります。

保険金を請求し忘れないように、本当に必要な特約に絞って入りましょう。

(2)保険を見直しにくい

保険は定期的な見直しが大切です。これは、ライフイベントに応じて必要な保障が変わるからです。

しかし特約だけを見直す機会はあまりありません。そのため、ライフイベントにあわせた見直しはしにくいでしょう。

もし特約の組み合わせではなく、単体の保険に複数入っているなら、ピンポイントで保険を見直しすることが可能です。そのため、
  • 長期的に入った場合に必要な保障になっているか?
  • 見直しするときには「いつ」「どのように」すればいいかを確認しておく
と良いでしょう。

(3)特約だけで契約しておけない

最後に、特約はあくまでオプションです。そのため主契約(基本保障)の保険を解約すると特約もなくなります

「基本保障はいらないけど特約の保障内容だけ残しておきたい」という場合には、再度単体の保険に乗り換える必要がある点に注意しましょう。

生命保険の特約の種類


生命保険に多い特約は、3種類です。

(1)
万が一のため
死亡したときの保障を手厚くする
(2)
病気・ケガに備える 
医療保険を兼ねられる
(3)
その他
リビング・ニーズなど

ここではこの3種類を簡単に説明しますが、もちろん

  • つけられる種類や条件
  • もらえる金額
  • 保障を受けられる期間

保険会社や商品で変わります。気になる商品のパンフレットなどをよく確認してください。


なお、保障(保険)期間は以下の4種類のいずれかが多いようです。

期間
(1)
主契約と同じ
最も一般的
※死亡保障は一定の高度障害で保険金がもらえるが、その時点で契約が終了する
(2)
主契約の保険料払込期間と同じ
期間後の特約継続には、期間後の特約保険料の一括払いが必要
(分割払や年払もある)
(3)
一定の年齢まで
終身型保険の疾病入院特約や災害入院特約に多い
(4)
一定の期間(10年など)
健康状態を問わず更新可能

特約の内容や期間はよく確認してからつけるようにしましょう。

特定期間の万が一に備えるための特約

年齢が上がるにつれて、家族構成や経済状況が変わります。このような変化に伴って、必要な保障も変わります。


特に、まだ小さな子どもがいたり養う家族がいたりするときは、自分が亡くなったときの保障を手厚くしておきたいですよね。この希望に備えるのがこれらの4つの特約です。

  1. (家族)定期保険特約
  2. 収入保障特約
  3. 特定疾病保障特約(三大疾病特約)
  4. 災害割増特約


(1)(家族)定期保険特約

これは、主契約に定期保険をつけます。掛け捨てなので貯蓄性はないものの、定期(一定期間)の保障が手厚くなります。


基本的には、年齢が進むにつれて亡くなったときの保障は必要なくなります。そこでこの特約を使えば、基本保障を最低限にしつつ手厚い保障が必要なときに集中して備えられます。


またメインの被保険者の配偶者・子どもに、一定期間保障をつけたいときに使えるのが、家族定期保険特約です。例えば、「子どもだけの保険に入るほどではないけど、子どもの万が一に保障はつけておきたい」という人におすすめです。


注意してほしいのが、メインの被保険者が亡くなると特約が消え、家族の保障もなくなります。


(2)収入保障特約

決めた期間のうちに被保険者が亡くなったりしたとき、保険金がもらえます。ただし、年金のような形になっているので、毎月の収入の代わりとして活用できます。


こちらは万が一のときに遺された家族の生活を支える役割を果たします。生活保障特約・家族収入特約という名前になっていることもあります。


(3)特定疾病保障特約(三大疾病特約)

日本人の死因で特に多い

  • がん
  • 急性心筋梗塞
  • 脳卒中

に特化しています。これらの病気が原因で特定の状態になったとき、保険金がもらえます。


ただし、この「特定の状態」は保険ごとで変わります。入る前に必ず確認しておきましょう。またがんは種類によってお金がもらえないこともあります。


(4)災害割増特約

こちらは、災害で死んでしまったりしたときに保険金額が増えます。


災害には交通事故や伝染病・感染病なども含まれます。対象になる災害は保険によって違うので、きちんと確認しておきましょう。


こういった災害に遭う確率は高くありませんが、偶然に起こるため万が一の備えができていないことがほとんどです。そういったときの金銭的サポートが得られるのは心強いでしょう。

病気やケガに備えるための特約

生命保険に病気・ケガに備えた特約をつければ、わざわざ別の医療保険に入る必要がなくなり、管理がしやすくなります。ここではよくある医療特約を説明しますが、保険によって名前や内容は違うので、気になる特約はパンフレット等を確認するようにしましょう。


(1)入院特約

入院で保険金がもらえます。対象となる入院の種類で、以下のように分かれます。

  • 疾病入院特約
  • 災害入院特約
  • 長期入院特約
  • 女性疾病入院特約
  • がん入院特約

一般的なのが疾病入院特約です。がんに特化したい、女性疾病に特化したいなど、自分に必要な保障に合わせて選びましょう


今は短期入院が増えているので、日帰り入院からサポートされるかどうかをチェックすることをおすすめします。


(2)通院特約

通院治療を受けると保険金がもらえます。つけるなら、

  • どのような通院が対象か?
  • どのくらいの期間が保障されるか?
を必ず確認しましょう。

今は通院治療が増えているので、期間が長いものだと安心です。

(3)先進医療特約

医療保険では多くの人がつけています。

先進医療が必要になる確率は高くありませんが、治療費が高額になりやすいのが特徴です。こちらの特約は毎月の保険料があまり高くないので、こだわりがないのであればつけておくことをおすすめします。

(4)生活習慣病特約

不健康な生活習慣でかかりやすくなる病気を生活習慣病と言います。これらの病気が原因で入院・手術をするとお金がもらえます。
  • がん
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 脳血管疾患
  • 心疾患
このように、日本人がかかりやすい病気に対応しているので、不安を感じている人なら追加を検討すると良いでしょう。

(5)特定損傷特約

これは事故での特定のケガで治療すると、お金がもらえます。事故から180日以内に受けた治療が対象になることが多いようです。

またこのほかにも、災害割増特約と同じような傷害特約があります。

その他の特約

最後に、多くの生命保険でつけられる3つの特約をご紹介します。

(1)リビングニーズ特約

こちらは保険料無料でつけられることがほとんどです。余命半年と宣告されたときに、死亡保険金を先取りでもらえます

もらったお金の使い道に制限がないので、残された期間のうちに自由に使える点がポイントです。

(2)指定代理請求特約

こちらも保険料がかかりません。保障を追加するタイプの特約ではありません。

基本的に保険金の請求は被保険者が自分で行いますが、万が一意思表示できないような状態になったときに、代わりに請求できる人を指名する特約です。

(3)保険料払込免除特約

特定の病気・身体状態になったときに、それ以降の保険料を払わなくてよくなる特約です。こちらは保険料がかかることが多いようです。

こちらはつけるかどうか迷う方も多いでしょう。入る保険の種類や入る年齢によって、お得かどうかが変わりますので、心配な人は保険のプロに相談すると良いでしょう。

(4)介護特約 

こちらは要介護状態になったときにお金がもらえます。この特約をつけるときには、判定基準となっている介護状態をよく確認しましょう。

要介護認定は思っているよりもおりにくかったりするので、自分が必要とする保障と合致しているかどうかを確認しておくことをおすすめします。

各FPのコメントはほとんど原文のまま掲載しています。ぜひ参考にして見てください。(敬称略) 

FPの方たちの「生命保険の特約」のアンケート結果!

下の図が、アンケート結果です。



  • リビングニーズ特約:9人中6人
  • 収入保障特約:9人中3人
  • 特約はつけないほうが良い:9人中2人
  • 家族定期保険特約:9人中1人
  • 特定疾病払込免除特約:9人中1人
では、それぞれのFPの方の意見を見ていきましょう。

FPのほとんどがリビングニーズ特約以外は基本的には不要と回答

保険について詳しい方は少ないものです。誰に聞けばいいのか迷ったら、FPの意見を参考にしてみてはいかがでしょうか?

生命保険への特約としてFPが選ぶのが「リビングニーズ特約」です。

医療系や保障上乗せするものを付けておくと安心できそうですが、FPの意見はどうなっているのか気になりますよね。
  • コストのかからないリビングニーズ特約は付けておいても良い
  • 医療系の保障が欲しい場合は単体で加入しておいた方が良い
などが主な意見となっています。

では、実際のFPの方たちの意見を紹介します。

20代女性

入院保障型の特約はいらない

基本、入院保障系の特約は付加しなくていいです。

死亡保険には終身保険のように解約前提なものもあり、入院保障系の特約を付加してあることで、終身保険解約時にその保障も消滅します。

また、定期保険の場合も、その保障満了と同時に特約は消滅します。

付加すべき特約としては、医師から余命6ヶ月の宣告を受けたときに上限3000万円まで先に受け取ることのできるリビングニーズ特約(掛け金無料)です。


(下澤 純子) 

40代女性

死亡保険に特約は不要

死亡保障がメインであるのなら、特約は特に必要ないと思われます。

医療の保障が気になるのなら、別途医療保険への加入を。

その中で、リビングニーズは、余命宣告を受けたあとに亡くなる前に保険金を受け取れるため、最後にやりたいこと、託したい人へと自分の意志が反映できるのでよいと思います。
 
(正田 きよ子)

30代男性

コストは大事

リビング・ニーズ特約は特にコストがかかりませんので、付けておいて良いかと思います。 

(林 健太郎)

30代女性

保険はお守り、保障は付けすぎない

特約で保障を追加していくと、特約だけを残したい時に残せず、ライフプランの変更時に自由な組み替えができない事がデメリット。

医療系(入院、手術、通院、三大疾病、がんなど)は、保障が必要なら単体の保険で加入すれば良い。特約は付ければ付けるほど保険料が上がり、月々数千円が何十年も積み重なると数十万円になってしまう。

保険はあくまで「お守り」と考え、保障を厚くしすぎない事が大切。 

 (冨士野 喜子)

30代女性

必要な保障は単体で

場合によっては、保険料免除特約を付けた方がよいケースもありますが、必要な保険は単体で用意してください。

必要な保険期間が異なる場合が多く、特約だと、主契約の保険期間に左右されてしまいます。

リビングニーズ特約以外の特約はつけない方がよいでしょう。 

(横川 由理)

30代男性

基本的に特約は必要ない

保障の目的ごとに保険契約をわけているので、死亡保障の定期保険にいろいろ付けるようなことは基本的にしていません。

リビングニーズは保険料が別途かかるわけではなく、付けても将来使うかどうかの選択ができるので、基本的に付けています。

他には特定疾病で一定の条件になったら以後の保険料払込が免除になる保険料払込免除特約は、保険契約をわけることができないこともあり、保険期間等の商品内容次第では提案することもあります。 

(松浦 建二)

30代女性

死亡保障が必要な時期は限られている

死亡保障に特化し、特約は付けない方が無難です。

必要なら他の保険にはいりましょう。

死亡保障が本当に必要な時期は結構限られている期間です。

子供が成人したあとは死亡保障期間が必要なくなるでしょう。

特約を何か付けていると死亡保障がなくなったあと、特約も消えてしまうのです。

必要のない死亡保障を続けるか、特約の種類の高年齢で保険に入り直さなければならないからです。 

(拝野 洋子)

30代男性

死亡保障は死亡保障金額だけ考えればいい

さまざまな特約を付けることにより、保険料は格段に値上がりします。

死亡保障は、死亡保障額だけを考えればいいだけで、特約保険料をばっさりカットし、カットした部分を自己啓発や、視野を広げる旅行などに活用した方が有意義とまで言えます。 

(鳥海 光夫)

子供がいるなど一定期間の保障を手厚くしたい方は、収入保障特約をつけるのもアリ(9人中3人)

子どもがいる家庭などでは、子どもが小さい間だけ保障を手厚くしておきたい、と考えますよね。このような家庭におすすめなのが、「収入保障特約」です。


FPの方たちの意見は、

  • 明確な目的があるなら収入保障保険へ加入をすすめるが、契約状況によっては特約の利用もあり
  • 一定期間手厚くしたい場合、収入保障特約がおすすめ

などがありました。


また、他にも特定疾病払込免除特約をおすすめする意見も見られました。


実際のFPの方たちの意見をご紹介していきます。

30代男性

しっかりと設計されているならば収入保障特約を付けるのもあり

収入保障特約は特約としてつけるよりは、目的が明確になっているのであれば収入保障保険を直接契約するのがいいと思います。

ただ、廉価な終身保険に収入保障特約をつけるような契約もそれで保障がきちんと設計されているのであれば一概に悪いとは言えないと思います。 

(林 健太郎)

40代女性

一定の期間だけ保障を手厚くしたいなら、収入保障特約なども

子供が大学を卒業するまでなど、一定の期間に大きな保障が必要な人に、家族定期保険特約、収入保障特約の付加をおすすめします。 

(下澤 純子)

30代女性

特約を付ける場合内容確認をしっかりと

ただし、保障内容をよく確認して、本当に必要かどうかを見極めたほうがよいでしょう。 

(前佛 朋子)

生命保険の特約の特徴や注意点

生命保険に特約を付ける場合や更新を行う際に、どのような事に注意するべきなのでしょうか?知っておくべき特約の特徴などはあるのか疑問ですよね?

  • 特約のみでは加入できない
  • 主契約の保障終了と同時に特約も終了する
  • 不要と判断した場合は外すことを検討する

などが注意点として挙げられます。


それぞれ詳しく解説していきます。

特約のみの加入はできない

なかには特約を契約したいと考える方もいらっしゃるかもしれません。生命保険に加入している場合は問題はありません。付ければいいのです。


しかし、生命保険に加入していない場合は注意が必要です。特約だけの利用はできません


あくまでも基本となる主契約があって、付けられるのです。もととなる生命保険を契約しないと、それに付帯される特約の契約も不可能なのです。


生命保険が木、特約がりんごだと考えると、イメージしやすいかもしれません。りんごだって木がないと実を付けることはできませんよね。


特約の内容が気に入ってしまった場合、似ている内容の保険を探し、契約するしかないのです。

主契約の保障が終了すると特約の保障も終了する

生命保険の契約では、種類によって一定期間で保障期間が終了するものがあります。定期保険などが当てはまりますよね。 


ここでポイントとなるのが、主契約の終了と同時に、特約の保障もなくなってしまう、ということです。


定期の場合は決まった期限があります。付帯している特約も同様です。


保障終了時期がいつなのか、終了しても問題がないかどうかなども把握しておくようにしましょう。


特約の内容を続けたい場合は、似た保険を探して契約するなどの対応が必要になります。

特約が不要だと思ったら外すことも検討しよう

契約時には必要だと思っていた特約も、環境の変化などで不必要になる場合もあります。不要だと判断した際は、思い切って外すことも大切です。


無料で付帯できるものもありますが、多くの場合有料です。保険料を抑えるためにも不要な特約は外してしまいましょう。


しかし、種類によっては外すことができないものもあります。保険会社にもよりますが、契約時にしっかりと確認しておくようにしましょう。


また、その逆に、あとから付けることができない場合もあります。あとで必要だったと後悔することのないよう、特約選びは慎重に行うようにしてください。

まとめ


ここまで生命保険の特約について、種類や保険のプロであるFPの口コミ・評判を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?


この記事のポイントは、

  1. 特約はあくまでオプション。単体での契約はできないが、主契約(基本保障)にプラスすれば、保障内容をカスタマイズできる。
  2. 特約のメリットは3つ。保障を自分に合わせつつ複数の保険をまとめることもできるので、実は保険料が安くなることもある。
  3. 特約のデメリットは3つ。契約がわかりにくくなって、見直しもしにくくなる点に注意が必要。
  4. 生命保険の特約には、保障を手厚くするタイプ・医療保障を追加するタイプ・その他保障に関係しないタイプに分かれる
  5. FPの口コミで評判なのはリビング・ニーズ特約。それ以外は必要ないこともあるので検討が必要。
でした。

特約はついつけたくなるものですが、実際は過剰な保障になってしまうこともあります。ただいし、後から特約をつけられなかったり、外せなかったりすることもあります。

そのため、保険を選んだり見直ししたりするときから、特約についてもよく検討しておくようにしましょう!

生命保険の選び方が気になるという方はぜひこちらを読んでみてください。

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ファイナンシャルプランナー
下澤 純子
保険営業歴20年。現在は生命保険営業専門のコンサルタントで、保険営業さんを対象に、営業のやり方、集客の仕方を教えています。著書『働く女性がしたたかにしなやかに生き抜く仕事術』『成績のいい人はモテる人』。7月発売予定『身の丈セミナー講師入門(仮)』

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